町田康のレビュー一覧

  • 夫婦茶碗

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    ◆夫婦茶碗
    笑える。主人公頭おかしい。
    冷めた奥さんとのやりとりが面白い。
    小熊のゾルバのメルヘンを書こうとしている。
    話に脈略がないようにみえるけど、実際はストーリーがある。
    人間の思考ってこんななのかな。

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    2014年07月16日
  • 猫のあしあと

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    ペット飼育未経験者が読むと、ふたつの理由から疎まれる可能性が高そうな作品。
    闘病生活の生々しさ。猫飼い特有の、猫中心の生活の自虐。
    でも、今作はそれが正しい姿に思われる。
    なぜなら、安易にぬいぐるみ感覚で飼われて飼育放棄される動物が一匹でも減れば、この作品を書いた意義になるだろうから。

    作品のマイナス点は、文体のくどくどしさ、推敲の荒さが目立つ文体だ。
    か、句読点の打ち方が雑で、一文が8行に渡る文があった。これを適宜に切断して、「というわけで」を削除するだけで割と読みやすくなるはずだ。
    おそらく、原因は看取り終わってから書く、という執筆スタイルだろう。
    素人のブログなら及第点だけど、著者が兼

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    2014年06月22日
  • 人間小唄

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    面白いけど、読んでいて殺伐とした気分になりました。
    笑っちゃう箇所も多々有るのですが、底に流れているものが絶望というか。。

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    2014年02月13日
  • 人間小唄

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    怖えええ。こんな怖い町田康、読んだことない。

    ある日突然送りつけられてきた謎の短歌を、雑誌の原稿に無断で引用した作家・糺田。糺田に短歌を書き送った張本人である小角と、小角に協力する美女・未無。
    短歌の無断引用を理由に、糺田は小角と未無にどつきまわされるのであった。

    って言ったら、町田作品に親しんできた人は「ああ、この糺田とかいう奴はヘラヘラふにゃふにゃその日暮的な日々を送っていて、大方今晩の酒代に困るとかして盗作に及び、その報いを謎の男女から受けるに至るのだろうな。それはもうズタズタに。ボロボロに。はは、おもろ」なんて頭の中で町田文体っぽく思ったりするんじゃないかなと思う。と云うか、私はし

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    2014年01月24日
  • へらへらぼっちゃん

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    町田康の初期のエッセイ集。
    若干の初々しさや読みにくさはあるけれど、
    町田節は昔からブレてない。単純にあははと笑える。
    一日中時代劇を見て、昼間からお酒を飲んで、
    まっとうな人から見たらひどい生活ぶりだけど、
    こんな時期があったからこそ「告白」や「パンク侍、斬られて候」などの
    作品が書けたんだろうなぁ。そう思うと人生むだな経験なんて無いのかも。

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    2014年01月13日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    町田康は、たしか「夫婦茶碗」と猫のエッセーを読んだことがあるのだけれど、どうもついていけなくて挫折した覚えが。にもかかわらず、今回手に取ったのは、ひとえにタイトルに惹かれたから。

    しかし、やっぱり肌に合わなかった。最初の二編くらいまでは、ニンマリさせられたりしながら、まあ楽しく読んだのだけれど、後半はもう辛くなってきた。

    溢れ出てくる言葉のセンスは分かるのだが、根本を貫いている、“ひたすらいい加減”な感じが、ダメなのかな…。

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    2014年01月05日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    初めて町田康を読んだ。すごい文章。こういう文章力も文章力なんだと認識。ただ伝わるものと伝わらないものの差が激しく、そこはついて来いと言わんばかり。三つめの「一般の魔力」が一番わかりやすくもあり、面白かった。

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    2013年12月24日
  • きれぎれ

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    脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか?
    先に読んだ山下澄人の作品のような完全な脈絡の無さではなく、主人公が一段また一段と不条理の階段を上がっていく様子を体感することができます。それはもう、「今日、ママンが死んだ」の日本版を思わせる不条理のお話でした。脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか、あるいは、恥ずかしくないのか…考えてしまいます。
    ただ、話はとびとびのきれぎれで、この作品のあとはスカッと読みやすいのを読みたいです。

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    2015年03月18日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    短編集。
    全くわけのわからない話もいくてかあったが、人間の本性をありありと表現した作品だと感じた。

    登場人物の思考を独り言のようなタッチで描いているところが特に面白く感じて、共感する箇所も多かった。
    結局私も上辺だけ繕ったお腹の中は真っ黒な人間なのだ、みな誰しもがそうなのだ、と言われているような気がした。

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    2013年12月08日
  • きれぎれ

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    「くっすん」に劣るというか、どうも内容がスラスラ入ってこなかったんだよな・・。でも賞とってるんですよね。技法がすごいのかしら。

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    2013年10月14日
  • 猫のあしあと

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    町田さんの猫エッセイ第2弾。
    ゲンゾーの件について自分を責める町田さんの姿がなんとも切ない。
    動物を飼うのではなく、命を預かる。
    今は動物を飼っていないけど、またいつか生き物を飼うときは
    町田さんの姿勢を見習いたいと思った。

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    2013年09月05日
  • 権現の踊り子

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    町田康ならではの笑える部分よりも
    ちょっぴり切なく物悲しい気持ちが残る短編集。
    工夫の減さん・ふくみ笑い・逆水戸が特に好き。

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    2013年09月01日
  • 猫にかまけて

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    猫、欲しいけど、別れがつらいから、読んでごまかす。
    けど、一緒に暮らしたいなぁ。
    でも、つらいんだろうなぁ。
    自分が死んだみたいって
    きっとそうなんだろうなぁ。

    ココアとゲンゾーとヘッケと奈奈。
    家族だなぁ。

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    2013年07月15日
  • 浄土

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    『「まあ、あの、まあ六月ぐらいからですねぇ、ひどいっていうか、あんまり無茶苦茶な、ちょっとあれが続くものですから、どんなものかなー、って思ったっていうか、まあこんな感じが、いつまで続くんだろうか、みたいなことがちょっとあれだったものですから」自分でもなにを言っているのか分からない。』

    「私はあなたと別れます。なぜならあなたが途轍もない馬鹿だと分かったからです。私はあなたのことがほとほとに嫌になりました。足は臭いし、チンポが臭いくせにフェラチオしろと言うし」
    「わかりました。足とチンポも洗います。だから別れないでください」
    「一日何回洗うのですか」
    「足が一回、チンポが二回でどうでしょうか」

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    2013年06月08日
  • この世のメドレー

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    世界を睥睨し超然と生きよう。余を名乗り、生死を乗り越え、超然の高みに到達したはずだった。しかし超然境に浸る余を、ひとりの小癪な若者が、破滅への旅へ誘い出す。存在を賭した言葉の攻防。待ち受けるのは地獄か、それとも…。「どつぼ超然」待望の続編。

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    2013年06月01日
  • 猫のあしあと

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    猫に気を遣いながら、反省しながら、猫の機嫌を伺いながら
    猫と共に暮らす。わかるなぁ〜。
    いい人すぎやで〜町田康。
    この書は、出会った命と消えゆく命、命を見つめる記録でもある。
    一匹の猫の死を見送ったとき、人はこうも後悔にさいなまれる。
    町田康はその代弁者でもある。

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    2013年04月30日
  • 権現の踊り子

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    町田康さんの小説はほんとパンクだなあ~。妄想的で破滅的な文章でわーって押し寄せて来て、ここで終わり!?って感じでスパンと終了。なのになぜかいつまでも心に残る。いや滲みてくる感じ。
    ふくみ笑いを読んだら、羅生門の話を思いだした。何度も読みたくなる。

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    2013年03月02日
  • 猫のあしあと

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    このレビューを読んで不快な思いをなさる方もいるかもしれません。


    本編は非常に楽しめました。生き物を飼う大変さも再確認できました。
    ただ、本編、解説の動物愛護団体さまになんだか釈然としないものを感じたので書かせていただきます。
    まず、動物愛護の活動は素晴らしいことだとは思いますが、希望とは違う、それも病気であったり気性が荒かったりといった問題のある子をどんどん作者に押し付ける(という表現は適切ではないかもしれませんが)のは如何な物だろうかという感想を持ちました。
    作者は引き取って大事に育てていますが、その善意につけ込んでいるような印象を受けてしまったのです。あくまでも私の感想ですが。
    全員が

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    2013年01月30日
  • 夫婦茶碗

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    ネタバレ

    うまい具合に世の中と やっていくことが出来ない
    ろくでなしが一念発起すると ろくなことをしないというお話。
    呑気で楽天的、何をやっても失敗ばかりの落語の与太郎噺なのだけど、
    一人称で紡がれるので、可笑しみの中にも“近くの哀しみは悲劇”な お話です。

    常識と非常識を対比させているので、“堕ちていく感”は強まり、
    常識人は読んでて一層不安を掻き立てられます。
    でもね。軽妙な語り口と相まって、なんせ語り手が呑気な与太郎なもんだから、
    ははは、とあっけらかんと読めてしまうのですよ。
    主人公は、エレカシの宮本浩次のイメージがぴったりです。

    「夫婦茶碗」では良くできたかみさんが
    与太郎亭主に引き摺られ

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    2013年11月14日
  • 実録・外道の条件

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    なんですかね・・・。町田さん流の『すべらない話』的な物ですね。作者の小説を、読んだことが無い人がみたら、全く面白くもないでしょう。

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    2013年01月08日