町田康のレビュー一覧

  • 私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?

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    ネタバレ

     12回に亘って語られた内容を文章化したものです。
     
    「オートマチックでない言葉遣い」で「脳のバリア」を突破することが重要とのことでした。

     あとは、クスクス笑える語り口はさすがだなあと。本書でもよく笑いましたw
     
     それにしても表紙の町蔵さんかっけえ。アラーキー撮です。

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    2023年08月15日
  • くっすん大黒

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    推理小説かと思ったら文芸書でした。それでも惹きつける力は本物で、すぐに読めました。
    結局、大黒様はどうなったか知りたい。


    三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない金属の大黒、今日こそ捨ててこます―日本にパンクを実在させた町田康が文学の新世紀を切り拓き、作家としても熱狂的な支持を得た鮮烈のデビュー作、待望の文庫化。賞賛と悪罵を浴びた戦慄のデビュー作
    大黒様を捨てようとして始まる日常の中の異次元世界。ユーモラスな語り口と奇妙な形で噴出する鬱勃たる感情が話題を呼び、日本文学史に衝撃的に登場した芥川賞作家

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    2023年08月06日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    作家さんそれぞれの回答にユーモアがあって、楽しく読めました。
    読んだことのない作家さんもいたので、小説も読んでみたいなと思いました。

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    2023年07月28日
  • くっすん大黒

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    町田康の文壇デビュー作。ミュージシャン・俳優時代(町田町蔵)と比べて、ブレが一切ないのが頼もしい。殺伐としているのに愛くるしいのだ、この人は。

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    2023年07月21日
  • 100万分の1回のねこ

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    長くかかってようやく読み終わった。絵本「百万回生きたねこ」をもとに書かれた短編集。
    個人的に好きだったのは
    江國香織、岩瀬成子、井上荒野、町田康の作品。江國香織はやっぱり私の好みドンピシャだ〜。

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    2023年03月25日
  • つるつるの壺

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    感想
    思念の暴走。脳内の電気信号は止まらないが外に出るのは恥ずかしがる。無理矢理紙に落とし込めば。もはや自分の内側にあったものとは違う。

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    2023年03月22日
  • 湖畔の愛(新潮文庫)

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    支配人の新町のような人がいたら、好きになる。そんな人間臭くて愛おしいキャラ。
    バカバカしくてくだらない。何も考えなくて良し。

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    2023年02月28日
  • 猫のエルは

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    自分は猫飼ったことないけど猫ってこんな感じなんだろうなというのと、著者の猫に対する愛情がビシビシと伝わってきた。かと言って優しい話では全くなく人間に対する皮肉も描かれていて、猫の目線のSFっぽい架空の少し変わった短編集。ヒグチユウコさんの挿絵が物語にピッタリで素敵。

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    2023年02月27日
  • パンク侍、斬られて候

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    江戸時代。街道沿いのある茶屋で、牢人が盲目の娘を連れた巡礼の老人を切り捨てた。居合わせた藩士に理由を問われた牢人・掛は、その老人が「腹ふり党」という世を乱す宗教団体の一員であるというのだが……。


    映画化もされた時代小説。……時代小説?
    裏表紙のあらすじには、「江戸時代」を舞台にした「時代小説」であると明記されているのですが、そこを期待して読むものではないと思いました。
    とにかくバンバン出てくる外来語に、荒唐無稽、出鱈目で無茶苦茶なストーリー展開。スパン、と断ち切られるようなラスト。私は今何を読んでるのかと疑問に思いながらも、小説って勢いだけでここまで読ませられるんだなと感心しました。わけが

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    2023年02月26日
  • ふたつの波紋

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    詩・朗読・古典の翻訳・…どの話題でも噛み合わない、噛み合わない、噛み合わない。あわやケンカ勃発か?!
    様々な表現者としての顔を持つ2人が描く現代詩のその先とは。

    自分らしい(その人らしい)表現を求めるのか、無意識に作り上げられていくものなのか。
    答えは出ないが、誰かと一緒に考えたい。

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    2023年02月21日
  • きれぎれ

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    ☆3.5 駄目男
     中学か高校の頃に読んで感銘を受けたが、内容を忘れ、昔の感想を読んでも意味不明なので再読した。

     のべつ幕なしに情景と、主人公の駄目男の語りが入り乱れる。そのリズム感・グルーヴ感に踊らされ、酔ったやうになるのがこの小説の醍醐味だ。決してストーリーで感銘を与へるタイプではない。

     芥川賞の銓衡は、池澤夏樹と宮本輝が相変らずだが、石原慎太郎がほめてゐるのは意外な気がしてしまった。選評《それぞれが不気味でおどろおどろしいシークエンスの映画のワイプやオーバラップに似た繋ぎ方は、時間や人間関係を無視し総じて悪夢に似た強いどろどろしたイメイジを造りだし、その技法は未曾有のもので時代の

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    2023年02月04日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    大人が読んでも楽しかったです。
    ちなみに夏休みの宿題はわたしは早めに終わらせるタイプでしたが会話のマナー的にはなってないのかな笑。

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    2023年01月25日
  • くっすん大黒

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    なんかよくわからんまま終わってしまった。

    けど、よく分からんくても最後まで読めてしまったのは文章表現が面白かったからであるしなんだかんだで最後まで気になってしまった。

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    2023年01月07日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    7人の作家によるエッセイアンソロジー。
    もともと『考えるマナー』『楽しむマナー』という本の中からエッセイを抜き出して、子どもの悩みや質問に対する回答という形式で再編集されている。
    サブタイトルに「迷回答」とあるが、そもそも質問に答えるために書かれた文章ではないため、答えになっていない「迷回答」になるよね、とは思う。
    子どもの素朴な質問に対して作家が答えてくれた本だと思えば肩透かしを食らうし、一方で様々な作家たちの気軽なエッセイだと思えば楽しめる一冊。

    好きなエッセイは
    三浦しをんの「ボウリング最弱王決定戦」
    高野秀行の、ありがとうを言わない民族と褒めることについて。
    角田光代のクヨクヨしてし

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    2023年01月06日
  • くっすん大黒

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    ネタバレ

    全く飾りっ気が無くて本能のまま書かれてる感じがして読んでいて気持ちいい。何気ない燻んだ毎日の実在感を出すのがめちゃくちゃ上手いなぁ。
    特に「河原アバラ」の方は作中に羅列される細々とした小物の生活感がすごかった
    石を「大事なものよ卵」と言って大事に洗う少年に対する気持ちを「やれん。」の3文字で表現する所とかカッコ良すぎて痺れる。

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    2023年01月02日
  • 私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?

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    私の文学史
    なぜ俺はこんな人間になったのか?

    著者:町田康
    発行:2022年8月10日
    NHK出版新書681

    小説家の町田康氏が、NHK文化センター青山教室で、2021年10月~22年1月にかけて12回にわたって行った講義をもとに、修正・加筆して書籍化したもの。この作家はエッセイを読むとギャグにこだわっているから、真面目なこの手の話にあまり期待せずに読んだ。まあ、部分的には面白かったし、さすがに勉強にはなった。とくに「詩」について語った回は、具体性があって整理できていた。これで詩が書けるかどうかは別問題だけど。

    最初の本格的な読書体験は、小学校の時に買った「物語日本史2」(学研、1967

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    2022年11月21日
  • 私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?

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    氏の著作には数作触れただけなんだけど、それだけでも、独特の世界観は垣間見える。それが好きかというと、そこはまた別問題なんだけど。本書も当初は読むつもりはなかったけど、やはり書評で見かけて、その内容に惹かれて入手。やはり独特の文学論で、氏が世界観を入手するに至る経緯を、面白おかしく追体験できるという結構。一切カッコつけず、真実だけを突き詰めていけば、それは面白い作品になる、ってのはなるほどって感じ。すごい難しいけど。

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    2022年10月24日
  • くっすん大黒

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    面白い。文字を追ってるだけで楽しい類の小説だ。ストーリィに関しては正直言えばどうでもいいというのが本音だが、登場人物に愛着を持てて、まあ読んでて楽しい。これからどうなるんだろう? というワクワクは少なく、登場人物がどう救われたのかイマイチよく分からんが、なんとなく気持ちが良かったからよい。そんなもんでいい。ただ改行が少なくて普通に読みづらかったかなという印象がある。勿論その効果も現れているとは思うが、単純に。

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    2022年10月09日
  • くっすん大黒

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    ネタバレ

    異世界(クルッテイル)の世界に入り込んだ感覚を覚えます。
    出てくる人がとびぬけておかしい(誉め言葉)で
    どこまで行ってもカオスだからね。

    表題作はダメ男が出てくる作品。
    そして添え物は頭がイカレテいる人物。
    こうしか表現できないの。
    まるでああいう音楽の中にいる感じ。

    この手のが合わない人は一発拒絶反応もの。

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    2022年09月09日
  • 100万分の1回のねこ

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    ほぼ皆猫が出てくる話を書いているのに、一人だけ主題に重きをおいて猫が出てこない話を書いていて、その表現も内容も面白かった。世にも奇妙な物語みたいな内容で、才能を売りますと言ったら本当に才能が売られてしまう話。人間、その場所にある畑を耕すしかないんだなと思った、内容まんまだけど笑

    最後の谷川俊太郎さんの、本文前の作者コメントみたいなところにあった、見果てぬ夢、という表現が、とても好きだと思った。

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    2022年09月06日