町田康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どこまで読んだところだったかな。
「あっ」と気づいて反射的に思い浮かんだ。
人間失格、であると。
それからは、もう頭から離れない。目眩く、展開に次ぐ展開の最中にあって「これは」と。
もともと著者の作文ついて、そのように連想されていることは知っている。
それにしても…。
とはいえど、このことについて追求したところで、あまり意味がないだろう。本質から逸れる。
この辺にしておく。
感想だなんてあらたまったところで、ぼくの感想は、けっしてぼくを超えない。何かしら書き連ねて、何ごとかを成した気になってしまう。
行き当たりばったりと計算尽く。
分析なんて、きっと不要なんだ。
剥き出し。あるがまま。なすがまま。
本来、人は誰しも、そのように生きる。
“人間失格”?どこが?なにが?
合格も失格も、ラベルを貼らなきゃ理解できないなんて。ラベルごときで理解するなんて、理解できた気になるなんて。そんなだから人間関係などは、こじれてしまう。こじれるだけこじらせておいて、修復も改善も、回避も解答もない。理解不能なんて、とっくに意識の外。見ないふり。
あまりにも容易い。安易。軽視。
意識の外、見ないふり。
きっと現実のことじゃないと思ってる?
夢か何かの話だと。
『きれぎれ』
こんなリアルはないんじゃないのかな、と思いながら読み進めた。読む手が止まらなかった。
けっして行き当たりばったりなものか。これほどまでに緻密な“計算”尽く、見たことがないと思った。
生きてゆくかぎり、止まらない、止められない物語。人生行き着く先なんて、知らない。
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Posted by ブクログ
『告白』に続いて町田康作品2作目の読書。
なにこれ?ふざけてるのか…?と思ったらふざけてた。
めちゃくちゃふざけてて笑っちゃった。
『告白』もふざけてる節はあったけど、まだ重さというか現実味がある話だった。
これはもうふざけ倒してる。
町田康、どんな脳味噌してんの?
よく本になったなぁと少し呆れながらも途中から受け入れてギャグとして読んだ。笑
おもしろかったけど、最後は訳わかんなくなってた。
これ好きな人はすごい好きだろうな。銀杏BOYZ好きな人とか。
無理な人はほんとに無理だと思う。笑
再読したいようなしたくないような、微妙な気持ち。
でも本棚には置いちゃうんだろうな。 -
Posted by ブクログ
西村賢太が褒めた戯作
完全に『ホサナ』と同じノリなのだが、しかしホサナと違ふのはこっちのほうがおもろいからで、ホサナみたいにぬめぬめはしてない。が、あとでぬめぬめしてくる。
しかし町田康はストーリーを考へないで書いてると思ふ。
が、いつのまにか、「真と贋」が作品の主題みたいになってきてをり、この世の欺瞞。を主人公がひしとこの身で体感。盗人、殺人者、放火魔、爆弾魔、などにされた挙げ句、これをひたすら遁走。正直者が馬鹿を見るっつうか、馬鹿が馬鹿を見るっつうか。主人公にも悪いところはあるっつうか。
ま、あんま考へないで読めるので、好っきゃっなあ。燦州ポポポ呪師。
しかし、やはり長い。と思ふ。