町田康のレビュー一覧

  • パンク侍、斬られて候

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    『告白』に続いて町田康作品2作目の読書。

    なにこれ?ふざけてるのか…?と思ったらふざけてた。
    めちゃくちゃふざけてて笑っちゃった。
    『告白』もふざけてる節はあったけど、まだ重さというか現実味がある話だった。
    これはもうふざけ倒してる。
    町田康、どんな脳味噌してんの?
    よく本になったなぁと少し呆れながらも途中から受け入れてギャグとして読んだ。笑
    おもしろかったけど、最後は訳わかんなくなってた。

    これ好きな人はすごい好きだろうな。銀杏BOYZ好きな人とか。
    無理な人はほんとに無理だと思う。笑
    再読したいようなしたくないような、微妙な気持ち。
    でも本棚には置いちゃうんだろうな。

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    2025年07月14日
  • 宿屋めぐり

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    西村賢太が褒めた戯作
     完全に『ホサナ』と同じノリなのだが、しかしホサナと違ふのはこっちのほうがおもろいからで、ホサナみたいにぬめぬめはしてない。が、あとでぬめぬめしてくる。
     しかし町田康はストーリーを考へないで書いてると思ふ。
     が、いつのまにか、「真と贋」が作品の主題みたいになってきてをり、この世の欺瞞。を主人公がひしとこの身で体感。盗人、殺人者、放火魔、爆弾魔、などにされた挙げ句、これをひたすら遁走。正直者が馬鹿を見るっつうか、馬鹿が馬鹿を見るっつうか。主人公にも悪いところはあるっつうか。
     ま、あんま考へないで読めるので、好っきゃっなあ。燦州ポポポ呪師。
     しかし、やはり長い。と思ふ

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    2025年07月06日
  • 夫婦茶碗

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    現実と妄想のバランスが不思議な『夫婦茶碗』に、クズではあるがどこか憎めない『人間の屑』。いずれも話の飛び方が独特で文章が面白く、思わず笑ってしまう表現も多数ある。

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    2025年06月29日
  • 耳そぎ饅頭

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    戦前生まれの人がタイムスリップしてきたような、悪くいえばかまととぶってるような無知を装いながら、それでいて日本語を巧みに操るこの表現方法を三十代半ば辺りですでに確立しているのがすごい。似たようなパターンは多いが、文章の面白さでなかなか読ませてくれる。

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    2025年06月23日
  • 外道の細道

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    町田節が冴えまくり、なんですが少し冗長に感じました。

    外道なメディア族の薄すぎる発言に翻弄されるロード小説。昔、近い経験をされたんでしょうか、、

    敬愛する作家ブコウスキーの足跡を辿り、作家「マーチダ」はメディア界隈の外道たちと旅に出る。『真説・外道の潮騒』文庫化。

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    2025年06月20日
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断

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    大伴旅人
     相変らず文章がうるさい、といふのはあるけど、そいでいてしかし真剣に、断酒、について語ってるやうでもあり、ふざけてもゐる。

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    2025年06月19日
  • 口訳 古事記

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    日本人なら知っておきたい古事記!読みやすいし面白かった!
    でも関西人じゃないから、関西弁読みにくくて、上之巻きで中退しました。ただ。神様の特徴と名前があたまにはいりました。

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    2025年06月12日
  • 俺の文章修行

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    自分はアホなのか?良く分からなかった。8章まではなんとかついていけたが、それ以降は???が頭に蠢いていた

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    2025年06月10日
  • ホサナ

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    ☆2.5 ひねくれ者
     この小説を読む者はまづ洗礼を受ける。ルビのない漢字趣味、ひねた視点、わけのわからぬ展開。
     主人公の視点がひねくれすぎである。中年金持ちのボンボンを想定してゐるやうだが、ひとを蔑んだり、あらぬことを想像したりして妙にねばっこく厭な人間である。しかし、そのひねた世間のズレが妙におもしろいのである。

     小説は「一回目のバーベキュー」から本性あらはしてきたが、つぎの「現報」の章がいちばん長く、試練が待ってゐる。
     その、「現報」の悪霊とか怨霊とかのオカルトがもっともキツく、くだらないので、ぴえええええええええええええっとなってしまうこと請け合ひである。なんやねん怨霊って。主

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    2025年06月21日
  • 口訳 古事記

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    初めての古事記に選んでみました。
    とっかかりとしてはいいと思いました。ただ、これだけで終わらせるべきではないかなと、他の古事記の本も読んでみようと思います。
    冒頭の怒涛の神々登場に心折れるかと思いましたが、意外となんとかなりました。
    (長い漢字の名前はなんとなくはじめの二三文字からニックネームみたいにして読みました。)
    全体的にシュールな笑いという感じ。
    ただ⚪︎⚪︎天皇が出てきたあたりから、急な展開に追いつけず、おそらく
    これは単純に自分の知識不足かと思います。

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    2025年05月24日
  • 俺の文章修行

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    ネタバレ

    町田康の文章は、一般的な文章と違い、そこに町田がいるように錯覚してしまうほど口語的な雰囲気がある。深夜寝床で頭に思い浮かぶすべてを記したように要約の逆を行く形ですべて書いてある。故に、要点が掴みづらく、抽出されたニュアンスが印象に残る雰囲気の創り。

    当然の如く、一般的なチップスというより、町田流のやり方、町田節の書き方である。町田作品を書くとき氏の頭の中はこういう感じになってるんだなと思うための書である。

    インプットとしては、起承転結がしっかりしていて、読みやすく結末がハッピーエンドといった綺麗に終わる物語より、どこかツッコミどころがあり、理解できない部分がある物語の方が、気になって何度も

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    2025年05月20日
  • 猫にかまけて

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    〔!〕猫には人間が大事にしているものや意識を集中している物を瞬間的に察知する機能があるように思えてならない。(p.208)
    〔内容〕猫の仕事は寝ることと、狩猟/猫はニンゲンのように見栄や虚栄心や煩悩にとらわれることはない/猫はニンゲンよりたぶん上位の存在。
    〔感想〕この著者には前から興味はあったのだけど読むに至らずとりあえず猫エッセイからと日和ってみました/猫の下僕であることを楽しんではるようです。まあ、猫好きはみんなそうか/動物ものに必ずあるのがその喪失で、この本にもやはりあるのだけど、客観視できなくなるからか、そのときだけはごく普通の文章になっていて、やっぱりぼくらとおんなじなんやなぁと、

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    2025年04月29日
  • 走る?

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    タイトル通り「走る」に特化したオムニバス
    青春、ノスタルジー、リアリティ、SF、不条理…色々な形の「走る」ストーリーがあり、短編集だから合わなくてもすぐに終わる
    コレを読んで走りたくなるかは貴方次第

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    2025年04月18日
  • きれぎれ

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    青空。
    きれぎれになって腐敗していて。


    これが町田康か。。
    狂言回し的言葉の連続。
    意味や内容ではなく、音やリズムを楽しむ本、なのかな。

    まだよくわからなかった。。

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    2025年04月13日
  • パンク侍、斬られて候

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    前半は会話が楽しく、後半はぶっ飛んでる感とハチャメチャな感じは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を彷彿とさせる。

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    2025年04月06日
  • パンク侍、斬られて候

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    相変わらずの町田節って感じだけど、今まで読んできたものよりはなんと言うかもっともっと感覚の部分で書いているような印象を受けた。
    武士の話なのにITがとか、イマジンがとか現代の言葉を混ぜてたり、起こる出来事が幻想を超えている度合いだったり。

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    2025年04月03日
  • くっすん大黒

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    「くっすん…って何よ⁈」
    実際書店で手に取るも、しばし逡巡…。
    タイトルからして不穏な雰囲気、とは僕の思い過ごしだったと、読み終えた今なら、安心してそう言える。雰囲気ではなく、物語の展開自体や、いつか「どこかで見たような」既視感すら抱くなど、不穏そのものだったから。
     
    俳優の、吉岡里帆さんのラジオ番組の、ポッドキャストを愛聴しています。
    「今日のゲストは町田康さん」
    彼女が“レジェンド”と称した“作家 町田康”…吉岡里帆さんは、日本のパンクシーンに興味津々とのこと。彼女の興味は、僕の興味でもあるわけで、つまり彼女の言及は僕の、何よりのブックガイド、著者の本に手が伸びるのは必然、というわけです

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    2025年03月30日
  • 宇治拾遺物語

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    「こぶとりじいさん」こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」の他、「腰折れ雀」こと「雀が恩義を感じる」など、古典『宇治拾遺物語』より腹筋崩壊級の面白さの新訳33篇を収録。


    『宇治拾遺物語』の町田康さんによる新訳集。
    「こぶとりじいさん」や「わらしべ長者」など誰もが知っている昔話のもとになった話から、芥川龍之介の『芋粥』『地獄変』などの題材となった話、諸々の艶話……というにはかなり下ネタに寄った話などが、かなり砕けた現代語で読めます。
    あまりに砕けすぎていて、途中(いや、昔も読んだことあるけど本当にこんな話だったか……?)と自問自答してしまいました。大筋はともかく、ディティールはかなりアレンジが入っ

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    2025年03月30日
  • 湖畔の愛(新潮文庫)

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    初めてこの作者の本を読んだ。
    古事記の方を触ったことがあったからぶっ飛んでるのは予想してたけど、案の定世界観が独特で他にはない味だった。
    私的には相性がいいぶっ飛び方で最初の謎言語の話とか雨女の終わり方とか好きだった
    くどいのにすっと読める不思議な文。
    古事記の方もちゃんと読んでみようと思う

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    2025年03月13日
  • 俺の文章修行

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    文章の書き方をテーマにした(たぶん)エッセイ。
    よい文章どうのについては、ともかく町田節読みたさで読んだ1冊。
    切腹サークルが面白かった(単語)。
    「ギケイキ」や「宇治拾遺物語」のエッセンスが随所に感じられて、あの本たちはこういう思考が裏にあって生み出されたのか〜とも思いつつ、面白い(町田氏風だと、おもろい)単語、表現は出てこないかとワクワク読み進めました。
    (ははっ、ていう乾いた感じの笑いも好き。)

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    2025年03月08日