町田康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『告白』に続いて町田康作品2作目の読書。
なにこれ?ふざけてるのか…?と思ったらふざけてた。
めちゃくちゃふざけてて笑っちゃった。
『告白』もふざけてる節はあったけど、まだ重さというか現実味がある話だった。
これはもうふざけ倒してる。
町田康、どんな脳味噌してんの?
よく本になったなぁと少し呆れながらも途中から受け入れてギャグとして読んだ。笑
おもしろかったけど、最後は訳わかんなくなってた。
これ好きな人はすごい好きだろうな。銀杏BOYZ好きな人とか。
無理な人はほんとに無理だと思う。笑
再読したいようなしたくないような、微妙な気持ち。
でも本棚には置いちゃうんだろうな。 -
Posted by ブクログ
西村賢太が褒めた戯作
完全に『ホサナ』と同じノリなのだが、しかしホサナと違ふのはこっちのほうがおもろいからで、ホサナみたいにぬめぬめはしてない。が、あとでぬめぬめしてくる。
しかし町田康はストーリーを考へないで書いてると思ふ。
が、いつのまにか、「真と贋」が作品の主題みたいになってきてをり、この世の欺瞞。を主人公がひしとこの身で体感。盗人、殺人者、放火魔、爆弾魔、などにされた挙げ句、これをひたすら遁走。正直者が馬鹿を見るっつうか、馬鹿が馬鹿を見るっつうか。主人公にも悪いところはあるっつうか。
ま、あんま考へないで読めるので、好っきゃっなあ。燦州ポポポ呪師。
しかし、やはり長い。と思ふ -
Posted by ブクログ
☆2.5 ひねくれ者
この小説を読む者はまづ洗礼を受ける。ルビのない漢字趣味、ひねた視点、わけのわからぬ展開。
主人公の視点がひねくれすぎである。中年金持ちのボンボンを想定してゐるやうだが、ひとを蔑んだり、あらぬことを想像したりして妙にねばっこく厭な人間である。しかし、そのひねた世間のズレが妙におもしろいのである。
小説は「一回目のバーベキュー」から本性あらはしてきたが、つぎの「現報」の章がいちばん長く、試練が待ってゐる。
その、「現報」の悪霊とか怨霊とかのオカルトがもっともキツく、くだらないので、ぴえええええええええええええっとなってしまうこと請け合ひである。なんやねん怨霊って。主 -
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ネタバレ町田康の文章は、一般的な文章と違い、そこに町田がいるように錯覚してしまうほど口語的な雰囲気がある。深夜寝床で頭に思い浮かぶすべてを記したように要約の逆を行く形ですべて書いてある。故に、要点が掴みづらく、抽出されたニュアンスが印象に残る雰囲気の創り。
当然の如く、一般的なチップスというより、町田流のやり方、町田節の書き方である。町田作品を書くとき氏の頭の中はこういう感じになってるんだなと思うための書である。
インプットとしては、起承転結がしっかりしていて、読みやすく結末がハッピーエンドといった綺麗に終わる物語より、どこかツッコミどころがあり、理解できない部分がある物語の方が、気になって何度も -
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〔!〕猫には人間が大事にしているものや意識を集中している物を瞬間的に察知する機能があるように思えてならない。(p.208)
〔内容〕猫の仕事は寝ることと、狩猟/猫はニンゲンのように見栄や虚栄心や煩悩にとらわれることはない/猫はニンゲンよりたぶん上位の存在。
〔感想〕この著者には前から興味はあったのだけど読むに至らずとりあえず猫エッセイからと日和ってみました/猫の下僕であることを楽しんではるようです。まあ、猫好きはみんなそうか/動物ものに必ずあるのがその喪失で、この本にもやはりあるのだけど、客観視できなくなるからか、そのときだけはごく普通の文章になっていて、やっぱりぼくらとおんなじなんやなぁと、 -
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Posted by ブクログ
「くっすん…って何よ⁈」
実際書店で手に取るも、しばし逡巡…。
タイトルからして不穏な雰囲気、とは僕の思い過ごしだったと、読み終えた今なら、安心してそう言える。雰囲気ではなく、物語の展開自体や、いつか「どこかで見たような」既視感すら抱くなど、不穏そのものだったから。
俳優の、吉岡里帆さんのラジオ番組の、ポッドキャストを愛聴しています。
「今日のゲストは町田康さん」
彼女が“レジェンド”と称した“作家 町田康”…吉岡里帆さんは、日本のパンクシーンに興味津々とのこと。彼女の興味は、僕の興味でもあるわけで、つまり彼女の言及は僕の、何よりのブックガイド、著者の本に手が伸びるのは必然、というわけです -
Posted by ブクログ
「こぶとりじいさん」こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」の他、「腰折れ雀」こと「雀が恩義を感じる」など、古典『宇治拾遺物語』より腹筋崩壊級の面白さの新訳33篇を収録。
『宇治拾遺物語』の町田康さんによる新訳集。
「こぶとりじいさん」や「わらしべ長者」など誰もが知っている昔話のもとになった話から、芥川龍之介の『芋粥』『地獄変』などの題材となった話、諸々の艶話……というにはかなり下ネタに寄った話などが、かなり砕けた現代語で読めます。
あまりに砕けすぎていて、途中(いや、昔も読んだことあるけど本当にこんな話だったか……?)と自問自答してしまいました。大筋はともかく、ディティールはかなりアレンジが入っ