町田康のレビュー一覧

  • 猫のエルは

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    猫への愛が存分に伝わってきて、猫好きとしては共感し尽くす。
    町田さんの独特な文体がスパイスになっていて、おもしろおかしく、愛おしく読んでいました。

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    2024年11月25日
  • 口訳 古事記

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    町田康の古典訳は『宇治拾遺物語』でも楽しく読んだ。プリミティブな勢いのある古事記との相性もよろしい。特異な芸風だけにマンネリ感がなくもないのだが、スルスルっと読んでしまった。なお、場面々々の情景が、こうの史代の絵柄で脳内上映されました

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    2024年11月24日
  • 夫婦茶碗

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    二つの話からなる本だったが、どちらとも引くくらい屑な男が主人公だった。仕事や目の前の大切人から逃げ、刺激を求めていく生き方。自分に真似できないと感じた。しかし、その生活をしていくと普通の人では味わえない刺激や感動もあるのかもしれないと思った。自分にはない世界観からこそ学ぶことは多いのかもしれない。

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    2024年11月06日
  • くっすん大黒

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    デビュー作ですか
    町田康色々読んだけどデビュー作からこんな感じね
    このわけのわからん世界に連れてってくれるの大好き

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    2024年11月04日
  • くっすん大黒

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    初め

    え?わけわからない

    と思うのに
    なんだか惹かれる…

    これがバンドマンなんですよね

    世界観が唯一無二な感じが好きです

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    2024年10月17日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』。インパクトの強い緑色の瞳をしたオスのトラ猫が表紙の絵本です。おそらく子どもの頃にも読んだことがあったと思うんですが内容はほとんど記憶になく、大人になって改めて読んでグッときました。

    1977年に発売されて以来、今なお多くの人に読まれ続けている大ロングセラーであるこの絵本への、13人の作家によるトリビュート短篇集です。

    佐野洋子さんの息子さんで絵本作家の広瀬弦さんや元旦那さまの谷川俊太郎さんも執筆されています。結構著名な作家陣ばかりですが、私は読むのは初めましてな作家さんが多かったですね。

    どういうこと?と理解が追いつかないお話もあれば、ちょっと不思

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    2024年09月16日
  • 口訳 古事記

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    神々のセリフがおもしろくて、思わず笑ってしまう。
    どこかで読んだことがある、見たことがあるエピソード、だいたい古事記が出典だったw
    古事記初心者におすすめ。

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    2024年09月07日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    面白かった。でも読みにくかった。内容を難しく感じた。あと読めない漢字が多くて不便だった。予備知識があればもっと楽しめたのかもしれない。なので置いてけぼりにされたような寂しさを感じた。ただそれは町田さんに対する自分自身の過大評価なのかもしれないし、本当に計り知れない知識量が必要なのかもしれないので、結果、面白かったけどよくわからんと言う感想になってしまい、星3つ。

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    2024年08月31日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。
    子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。
    だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかどうかは、微妙だった笑。
    作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。
    子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。

    一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美

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    2024年08月23日
  • 生の肯定

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    特急券買って電車に乗って横浜まで行くのに、そこまで追求してまう?!笑笑
    マジで疲れまっせ、心配なるけど、まぁそれが普通なんでしょーな、余aka町田康センセイ笑
    何したらそないなことになるん?ひつこいてマジで笑
    INU時代、メシ食うなの歌詞が大好きですが
    お前らメシばっかり食いやがってのくだり、若い時からもうアレやったんやなと、、、
    やからひつこいて笑

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    2024年08月10日
  • 口訳 古事記

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    古事記ってはるか昔に学校の授業ってちょっと名前くらい聞いたかな程度の知識しかなかったけど、
    これは読みやすくて、あーこれ知ってるやつ!って思ったりしながら読めて面白かった。
    それにしても神様ってこんな感じなんだ…(笑)

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    2024年06月12日
  • 特別試し読み版 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集

    購入済み

    臨界前に訳した日本昔話

    この「特別試し読み版」は、中世前期に鎌倉時代が成立した頃にできた『宇治拾遺物語』のなかから「瘤取り爺さん」を抜粋し、現代作家によるその翻訳を読めるようになっている。これは誰でも子供のときから知って記憶してるお伽話の一つだ。ただ、現代の日本人で中世当時鎌倉時代の世相がわかる者はほとんどいない。そこで現代の風俗を入れたようにして翻訳する意味は大きい。ここでは登場する鬼どもは、赤や青のほかに黒い皮膚のがいてそいつはゴールドのふんどしを締めていたりする。カラフルである。今、都会の繁華街の外国人らの路上飲みが問題になっている。派手な衣装で髪の色も肌の色もさまざまで酔っ払った彼ら彼女らに囲まれたりするとち

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    2024年06月11日
  • 猫のエルは

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    猫のことをよく知っていてとても愛してる人が書いたんだなとほっこりする短編小説。
    特に動物会議のやつは面白くて思わず読みながら笑ってしまう話でした。

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    2024年06月08日
  • 口訳 古事記

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    口語訳で読みやすい・・・とはいえ、砕けすぎだろ??
    河内弁?関西の人間ではないので途中で飽きた。出雲も大和も熊襲も相模もみんな河内弁じゃなくて違う言葉でも良かったのに。てか、"草生える"とか現代スラングでも面白かったかもね。
    最後に言いたいのは武内宿禰お疲れ様でした!!
    ちょー長生きの大王何代にも仕えてて大変だったよね。

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    2024年06月05日
  • 入門 山頭火

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    大好きなさ自由律俳句の俳人二人のうちの一人。尾崎放哉については、吉村さんが「海も暮れきる」という名作残しているが…。大分、赴きは異なるが、これも伝記?つまらないギャグ、ダジャレは辟易だけど、俳句に関心のない若い人には逆に取り付きやすいかも。面白い試み。酒好きの二人だから通じるものがあるのだろうな。「分け入つても分け入つても青い山」「まつすぐな道でさみしい」「解くすべもない惑ひを背負うて」「どうしようもないわたしが歩いてゐる」「現代人でもひとりで山登りをすると魂が身体から滲み出ていくような感覚に見舞われることがあるが…」「人にバカにしられて腹が立つのは自分の中に人を見くだす心があるから」心しない

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    2024年05月31日
  • 宇治拾遺物語

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    ネタバレ

    TBSラジオはじめ音声メディアで、画期的な現代語訳であることを聞いていた。
    まあ町田康の手にかかればそうだろうと予断はあった。
    伊藤比呂美に書かしめた「町田、コロス」という一節も、強烈な一文として予断に含まれていた。
    が、な、なるほどー!

    ひたすら下ネタ。糞。セックス。下半身。陰茎。猥談。スケベ。
    くはは、笑かせよる。
    なんでも197話ある宇治拾遺物語のうち、ピックアップされたのは33。
    このセレクト自体が訳者による編訳ということなんだろうな。

    通称「こぶとりじいさん」「わらしべ長者」のもとはこんな話だったのかーという発見と、
    芥川龍之介作品の「鼻」「好色」「芋粥」の元ネタってこんな話だっ

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    2024年05月20日
  • 口訳 古事記

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    古文漢文赤点な理系人間として、古事記はなかなか原典が読みづらいものの代表だった。この作品は口約と銘打っているが、その実は関西弁いや河内弁というよりヤンキー色の強い言語によって「ワレ何さらしとんねん」「いてこましたろか」といった表現がなされている。そしてそれが無秩序状態にある古事記の世界観に怖ろしくフィットしている。

    須佐之男命なんて半グレが結婚して子煩悩パパになった典型だし、大国主神も何度も●されるただのパシリだったのがやたら女性にモテて国造りの神様になったチャラ男だ。そして事あるごとに下ネタが登場する古事記は、まともに堅い文章で読んでいたら発狂してしまいそうだ。

    その実は、長らく物語とし

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    2024年05月08日
  • 入門 山頭火

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    少し前に「口訳 古事記」を読んだ。ややこしくて読み切れなかった。
    山頭火は予備知識もあるし、興味もあるし。
    出生から、生い立ち、亡くなるまで述べてある、が、そうであろうとか、こう思うとか、作者の推測によるものが多い。
    また随所に出てくる、関西弁の感想や、話がめちゃくちゃな妄想劇?が少しうざったい(すみません)関西に馴染みのない人が読んだら意味不明な言葉多々あり。
    思うに、芭蕉や西行など俳人や歌人は往々にして旅に出ます。山頭火も然り。
    でも先のお二方とは何かが違う・・・
    旅と放浪? 目的? 人生観? 作品への思い?
    とてもモヤモヤしています。

    最後に私の好きな山頭火の句。
    〈生死の中の雪ふりし

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    2024年05月06日
  • 宇治拾遺物語

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    私の卒論テーマ宇治拾遺物語と町田康、私得すぎてびっくりした。

    訳し方というか文章の感じが好き。「インディーズ系僧侶」とかおもしろすぎる。

    お願いだから全編訳してほしい。

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    2024年04月24日
  • 入門 山頭火

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    町田康氏とたどる山頭火の生涯。
    『ギケイキ』や『口訳古事記』みたいな町田節が炸裂…!
    それらとちょっと違うのは地の文に完全に町田氏が入り込んでいる分、よりパンクロッカーとか実際の経験をたくさん盛り込んでいるところ。

    山頭火の生い立ちは恵まれていたのに、親の手腕が及ばず崩れていっており、それらも生きることに対するやるせなさに影響していて、一方で自分でも押さえきれない真面目さに振り回されている…。そんな生きるのに不器用な人だなぁと思いました。
    そこにお酒が入ってきて、何もかもがめちゃくちゃに…。

    山頭火の人生がつらつら描かれていても入り込めなかったと思うのですが、町田氏が自分と山頭火を重ねなが

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    2024年04月06日