町田康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ全体的にはやや冗長に感じる部分もあるが、その分とても読みやすく、古事記を初めて通して読むにはちょうどいい一冊だと思う。おそらく読み返すことはないが、いずれもう少し硬派な別の訳で、時間を置いて再読してみたいという気持ちは残った。
特に印象に残ったほは、冒頭のイザナミとイザナギの神話、次にスサノオのエピソード、そして大国主神からヤマトタケルによる日本統一の流れである。神話というより、もはや英雄譚や王朝の年代記に近い感覚で読めた。
古事記を読むメリットの一つは、地名や言葉の由来、さらには後世の文化作品の元ネタが分かることだと思う。
たとえば、
・神が東へ遠征する途中、現在の福島あたりで仲間と -
Posted by ブクログ
装画の月岡芳年の、スサノオノミコトが目を惹く。
450ページ以上あるも非常に読みやすく、口訳として面白く読んだ。
パワフルな神話、古代が、ヤンキーやヤクザ風味になっていたり、歌も上手くアレンジしていたり。
ただ何故、関西弁メインにしたのか。
そこがこの口訳古事記の肝でありつつも、例えば倭建命が西に行ったり東に行ったりするのに、そこの土着の人間も、関西弁なのはちょっとだけ抵抗も。
それを言い出せば神々、素戔嗚尊や大国主命、高千穂からの神武東征すらそうなるが。
これを言うのは野暮すぎるかも知れないが。
古事記の大枠を思い出すのには、ちょうど良かった。 -
Posted by ブクログ
どこまで読んだところだったかな。
「あっ」と気づいて反射的に思い浮かんだ。
人間失格、であると。
それからは、もう頭から離れない。目眩く、展開に次ぐ展開の最中にあって「これは」と。
もともと著者の作文ついて、そのように連想されていることは知っている。
それにしても…。
とはいえど、このことについて追求したところで、あまり意味がないだろう。本質から逸れる。
この辺にしておく。
感想だなんてあらたまったところで、ぼくの感想は、けっしてぼくを超えない。何かしら書き連ねて、何ごとかを成した気になってしまう。
行き当たりばったりと計算尽く。
分析なんて、きっと不要なんだ。
剥き出し。あるがまま。 -
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Posted by ブクログ
『告白』に続いて町田康作品2作目の読書。
なにこれ?ふざけてるのか…?と思ったらふざけてた。
めちゃくちゃふざけてて笑っちゃった。
『告白』もふざけてる節はあったけど、まだ重さというか現実味がある話だった。
これはもうふざけ倒してる。
町田康、どんな脳味噌してんの?
よく本になったなぁと少し呆れながらも途中から受け入れてギャグとして読んだ。笑
おもしろかったけど、最後は訳わかんなくなってた。
これ好きな人はすごい好きだろうな。銀杏BOYZ好きな人とか。
無理な人はほんとに無理だと思う。笑
再読したいようなしたくないような、微妙な気持ち。
でも本棚には置いちゃうんだろうな。 -
Posted by ブクログ
西村賢太が褒めた戯作
完全に『ホサナ』と同じノリなのだが、しかしホサナと違ふのはこっちのほうがおもろいからで、ホサナみたいにぬめぬめはしてない。が、あとでぬめぬめしてくる。
しかし町田康はストーリーを考へないで書いてると思ふ。
が、いつのまにか、「真と贋」が作品の主題みたいになってきてをり、この世の欺瞞。を主人公がひしとこの身で体感。盗人、殺人者、放火魔、爆弾魔、などにされた挙げ句、これをひたすら遁走。正直者が馬鹿を見るっつうか、馬鹿が馬鹿を見るっつうか。主人公にも悪いところはあるっつうか。
ま、あんま考へないで読めるので、好っきゃっなあ。燦州ポポポ呪師。
しかし、やはり長い。と思ふ