町田康のレビュー一覧

  • 生の肯定

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    意味は分からない。飲み込まれるというほどの感受性も持ち合わせていない。しかしそれでも読んでしまうのは面白くて、おれでも分かるようなことを時々挟んでくれるからである。

    どつぼ超然から始まり、この世のメドレーにつながった余3部作がここに完結します。この世のメドレーが1番読みやすかったかな。

    田宮(熱海?)に住んでいる余は、横浜美術館に行こうとして、特急踊り子に乗り込むが…

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    2017年12月29日
  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    短篇集。面白いのとパッとしないのとあるんだけどその辺は好き嫌い次第かな。独特の文体が活きてる作品は普通の文体の作品にはない面白さがある。「一般の魔力」とその前後の作品が面白かった。一番最初のは個人的にはぱっとせず。読み進むと面白い作品に遭遇。文体の珍妙さに依るところが大きいのでそのへんを楽しめるかどうかが鍵かな。

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    2017年12月18日
  • 珍妙な峠

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    ネタバレ

    これバイ貝の続編なんか。バイ貝読んでないわ。
    マックブックまでのくだりと、最後家をDIYしだしてからラストまでのたたみかけるとこがよかった。特に最後は町田康の雰囲気めっちゃ出てた。
    パソコンピューだのパーソナルコンピだの響きのよい(?)ことばをぶちこんでくるし、町の喩えなども素晴らしいです。ほんとにいつ何を読んでもことばの組み合わせが凄まじい。

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    2017年11月29日
  • 走る?

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    未読の作家のたくさんつまったオムニバス。それぞれの作家の傾向と実力の片鱗がうかかわれて楽しい読書だった。
    走るということは苦しいけど楽しい。そんなテーマに集まった作家たちの目の付け所がみどころか。

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    2017年09月15日
  • 夫婦茶碗

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    町田康「くっすん大黒」がものすごく面白かったので続けて読んでみた。でもこれはそんなじゃなかった。
    一人称で独白?独り言?が延々続いていたし、なんか荒んでた、万事塞翁が馬というか転んでもタダではすまないあたり。でも勢いと軽快な感じがいいね。

    くっすん大黒よりも更に落語感が増してて、芝浜?を思い出した。しょうもない夫と、真面目な妻のかけ合い。

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    2017年09月12日
  • 宿屋めぐり

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    著者の猫エッセイに魅せられて本書を購入したは良いが、普通の文庫本なら2、3冊はありそうな厚みに手を出せなかった。江戸時代とも現代ともつかぬ設定は『銀魂』のよう。不条理、ナンセンスな物語の進行に、あらすじを引いて感想を書くのも詮無い気がする。解説も本書の書きぶりを踏襲するような表現で、これが解説? と疑問を抱くと同時に、ただでさえ本編で満腹なのに、さらに追加料理が出てきた感じ。

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    2017年08月26日
  • 走る?

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    Number Doに連載されていた
    「走る」をテーマにしたアンソロジー

    ある意味読書の対極にあるものが題材ということで、
    なかなかおもしろい切り口だなと思い。

    14本の短編のうち、良かったのベスト3は
    「パン、買ってこい」 中田永一
    「ベランダと道路」 柴崎友香
    「リスタート」 恒川光太郎
    ですね。結局はどれも気持ちよく走ってる感じだったから!

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    2017年08月20日
  • 走る?

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    「走る」をテーマに14人の作家が競作。
    日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)

    14本どれもが個性的で、未知の作家さんとの出会いも。もちろん、苦手な話もありましたが、それも出会いです。
    お気に入りは「パン、買ってこい」(中田永一)、「桜の並木の満開の下」(遠藤徹)、「誰にだって言いぶんはある」(桜井鈴茂)


    人生の半分は現実ではないと彼は思う。
    なぜならば精神が摂取するものの半分以上が、現実では

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    2017年08月16日
  • この世のメドレー

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    超然として暮らしたいと思いつつ、結局一番世俗的なところが恥ずかしくって残念な人の話。相変わらずの文章力もあいまって一瞬で読んでしまった。本気でやって失敗するって苦痛だよね。できれば超然としてすべてを下に見ながら生きたいね。でも無理だよね。人の本気を笑うな!

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    2017年02月27日
  • 珍妙な峠

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    バイ貝の続き。2冊続けて読むのはちょっとつらかった。おもしろくてもつらい。バイ貝の方がおもしろく読めたな。

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    2017年02月01日
  • 実録・外道の条件

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    町田康を読むのは久しぶり。
    外道あるあるというか、居るいる。何処にも誰にも。
    最後のしゅず子はいい気味だと思いつつも不気味なエンディング。仄暗い余韻を遺す。

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    2016年12月24日
  • 人間小唄

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    何て乱暴で不条理な話なんや…
    町田康ていつもは踏んだり蹴ったりな側視点ばかりやったような気がするんやけど逆側なんもしんどい原因やと思った。
    でも安っぽいラーメンを食べたくなった。

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    2017年03月30日
  • パンク侍、斬られて候

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    読み終わってまず思ったこと。それはなんだこりゃ?ということ。とにかくぶっとんでるんだけど、人間観察の見事っぷりというか、ああこんなやついるよね、とか、ああこれは俺のことだな、とか。すごくいい。ストーリーはよくわからんけどすごくいい。

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    2016年09月13日
  • 人間小唄

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    わけ分かんねぇ。まぁ、クスってなるとこいっぱいあったけど。

    関係ないけど解説でジャン・ジャック・ルソー(人間不平等起源論の人)の「社会や法律は金持ちが貧乏人騙して反抗させないための偽の仕組みだ」って言葉が出てきてて、おおーってなった。

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    2016年05月22日
  • 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集

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    内容よりは資料的価値だろう。

    町田康が訳した宇治拾遺物語は秀逸。
    自由自在過ぎて、言葉もない。

    千年経っても人間は何も変わらない。というか、千年前の人間たちのなんと奔放なことか。

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    2016年03月21日
  • 猫とあほんだら

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    町田康さんの猫ちゃんエッセイ第三弾。
    町田さんの自宅と作業部屋で飼っている猫たちのことを綴るエッセイ。

    町田さんのクセの強い文章が面白く、「猫にかまけて」「猫のあしあと」と読んできて結構楽しみに読んだ今回。
    何故だろう。
    今迄面白く読めていたのに、今回は町田さんの文章が鼻について仕方ない。
    内容としては、相変わらず多くの猫に囲まれて、呑気そうな町田さんとしっかり者の奥様とのかけ合いもいつも通り、猫との関係や付き合い方も変わっておらず、不愉快な要素はない。
    それだのに、何故なのだろう。
    読んでいくと、何とも言えずイヤな気持ち。
    腹が立つとか読むに耐えないという程ではないのだけれど、うん、やっぱ

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    2016年03月18日
  • 浄土

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    (*01)
    単純に面白い、という言葉が最も似合う小説は、現代において町田氏の書くものがその先端を走っているのではないだろうか。ナンセンス、言い回しの妙などからこの文字の笑いをいくらかは解説できるのかもしれないが、どう解説しても難解にはなるだろう。
    一言主の神については以前に読んだ事があったが、そのほか2000年代前半に書かれた6つの短編については初見であった。赤塚不二夫から漫画太郎氏まで引き継がれているような擬音のギャグを文で描写した様な節もあり、もちろん落語や文学の特異な言い回し(*02)の援用のほか、今回読んだ限りでは星新一の皮肉でブラックなショートショートが生活感に塗れて立ち現れた様な感

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    2016年02月23日
  • 夫婦茶碗

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     どうしようもない屑男が出てきてその芯からのどうしようもなさがとても笑えるのに、どこか切迫感が伝わってきてちょっと泣きそうになったのが不思議。笑いと狂気と哀しさが全部同居してて本当に面白かった。

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    2017年12月18日
  • 人間小唄

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    ネタバレ

    初めて触れた町田康の文章は強烈。時代感不明な言葉遣いやぶっ飛んだ想定。こういうのもアリなんやと、読み物の幅を広げてくれた一冊。

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    2015年12月03日
  • きれぎれ

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    きれぎれにいらいらすることありますよね。
    なんでおまえそんなにスイカべったりタッチ
    なんだよと。もう体、改札とおっとるがなと

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    2015年08月18日