町田康のレビュー一覧

  • 走る?

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    「走る」をテーマに14人の作家が競作。
    日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)

    14本どれもが個性的で、未知の作家さんとの出会いも。もちろん、苦手な話もありましたが、それも出会いです。
    お気に入りは「パン、買ってこい」(中田永一)、「桜の並木の満開の下」(遠藤徹)、「誰にだって言いぶんはある」(桜井鈴茂)


    人生の半分は現実ではないと彼は思う。
    なぜならば精神が摂取するものの半分以上が、現実では

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    2017年08月16日
  • この世のメドレー

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    超然として暮らしたいと思いつつ、結局一番世俗的なところが恥ずかしくって残念な人の話。相変わらずの文章力もあいまって一瞬で読んでしまった。本気でやって失敗するって苦痛だよね。できれば超然としてすべてを下に見ながら生きたいね。でも無理だよね。人の本気を笑うな!

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    2017年02月27日
  • 珍妙な峠

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    バイ貝の続き。2冊続けて読むのはちょっとつらかった。おもしろくてもつらい。バイ貝の方がおもしろく読めたな。

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    2017年02月01日
  • 実録・外道の条件

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    町田康を読むのは久しぶり。
    外道あるあるというか、居るいる。何処にも誰にも。
    最後のしゅず子はいい気味だと思いつつも不気味なエンディング。仄暗い余韻を遺す。

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    2016年12月24日
  • 人間小唄

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    何て乱暴で不条理な話なんや…
    町田康ていつもは踏んだり蹴ったりな側視点ばかりやったような気がするんやけど逆側なんもしんどい原因やと思った。
    でも安っぽいラーメンを食べたくなった。

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    2017年03月30日
  • パンク侍、斬られて候

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    読み終わってまず思ったこと。それはなんだこりゃ?ということ。とにかくぶっとんでるんだけど、人間観察の見事っぷりというか、ああこんなやついるよね、とか、ああこれは俺のことだな、とか。すごくいい。ストーリーはよくわからんけどすごくいい。

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    2016年09月13日
  • 人間小唄

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    わけ分かんねぇ。まぁ、クスってなるとこいっぱいあったけど。

    関係ないけど解説でジャン・ジャック・ルソー(人間不平等起源論の人)の「社会や法律は金持ちが貧乏人騙して反抗させないための偽の仕組みだ」って言葉が出てきてて、おおーってなった。

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    2016年05月22日
  • 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集

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    内容よりは資料的価値だろう。

    町田康が訳した宇治拾遺物語は秀逸。
    自由自在過ぎて、言葉もない。

    千年経っても人間は何も変わらない。というか、千年前の人間たちのなんと奔放なことか。

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    2016年03月21日
  • 猫とあほんだら

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    町田康さんの猫ちゃんエッセイ第三弾。
    町田さんの自宅と作業部屋で飼っている猫たちのことを綴るエッセイ。

    町田さんのクセの強い文章が面白く、「猫にかまけて」「猫のあしあと」と読んできて結構楽しみに読んだ今回。
    何故だろう。
    今迄面白く読めていたのに、今回は町田さんの文章が鼻について仕方ない。
    内容としては、相変わらず多くの猫に囲まれて、呑気そうな町田さんとしっかり者の奥様とのかけ合いもいつも通り、猫との関係や付き合い方も変わっておらず、不愉快な要素はない。
    それだのに、何故なのだろう。
    読んでいくと、何とも言えずイヤな気持ち。
    腹が立つとか読むに耐えないという程ではないのだけれど、うん、やっぱ

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    2016年03月18日
  • 浄土

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    (*01)
    単純に面白い、という言葉が最も似合う小説は、現代において町田氏の書くものがその先端を走っているのではないだろうか。ナンセンス、言い回しの妙などからこの文字の笑いをいくらかは解説できるのかもしれないが、どう解説しても難解にはなるだろう。
    一言主の神については以前に読んだ事があったが、そのほか2000年代前半に書かれた6つの短編については初見であった。赤塚不二夫から漫画太郎氏まで引き継がれているような擬音のギャグを文で描写した様な節もあり、もちろん落語や文学の特異な言い回し(*02)の援用のほか、今回読んだ限りでは星新一の皮肉でブラックなショートショートが生活感に塗れて立ち現れた様な感

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    2016年02月23日
  • 夫婦茶碗

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     どうしようもない屑男が出てきてその芯からのどうしようもなさがとても笑えるのに、どこか切迫感が伝わってきてちょっと泣きそうになったのが不思議。笑いと狂気と哀しさが全部同居してて本当に面白かった。

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    2017年12月18日
  • 人間小唄

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    ネタバレ

    初めて触れた町田康の文章は強烈。時代感不明な言葉遣いやぶっ飛んだ想定。こういうのもアリなんやと、読み物の幅を広げてくれた一冊。

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    2015年12月03日
  • きれぎれ

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    きれぎれにいらいらすることありますよね。
    なんでおまえそんなにスイカべったりタッチ
    なんだよと。もう体、改札とおっとるがなと

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    2015年08月18日
  • 夫婦茶碗

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    短編2本。1本目はまだしも2本目の主人公は清々しいほどのクソっぷり。屑っぷり。
    まるで誰かに話しかけているかのような語り口調で進む作風は好きだけど、作者と年齢が離れているからなのか、言い回しが古臭いなと思うことが多々あったせいで、軽快に読み進めることは出来なかった。
    赤頭巾ちゃん気をつけての時も思ったけど、自分は昔の小説が苦手なのかな……

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    2015年07月20日
  • 猫にかまけて

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    自称パンク作家の飼い猫は主と普通に会話するらしい。はは、あほちゃうか。おもろ。と普通は嗤ってしまうところだが、あの妖怪めいた著者の存在感を思えばさもありなんとしばし黙考。相変わらず文章は抜群のグルーヴ感で思弁に思弁が転がり続ける面白さに溢れてるのだが、猫への愛情と喪失に直面した時、普段は見せない愚直さが顔を出している。対象へまっすぐと届けようとする、恥も外聞もない剥き出しの優しさ。それは主従関係ではなく1体の生物として猫と向き合っている姿勢から生まれてくる。やはりいつだって町田康は最高なのである。ずるい。

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    2015年06月18日
  • 夫婦茶碗

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    あれおかしいな、思ってた話と違うなと思ったら、夫婦膳哉と間違えた!
    何処までいっても屑、最後まで屑、しょーもないのにどんどん読んでしまって本当にしょーもない。
    薄いが文章量は多い。

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    2015年06月09日
  • 夫婦茶碗

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    実は初町田康。これは好き嫌いが別れる。あまりにどうしようもなく堕落したダメ人間が主人公の二編。自分的にはどちらかといえばほんわかした感じのパンク「夫婦茶碗」よりもだんだんと狂気を孕んでくる「人間の屑」のほうが面白かった、というより笑うしかない。「逸物ふざけたニューオーリンズ、腹這い野郎が毎日、砕けた土鍋で鍋物、八百屋のねぇちゃん不細工、白菜ばかりが能じゃねぇ、死ぬまで河豚を食いまくる、ゴーゴー(テッチリリ)ゴージョニゴーゴー(テッチリリ)」このジョニー・B・グッドの出鱈目歌詞のリズム感に嵌りそう。

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    2014年10月28日
  • きれぎれ

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    久しぶりに読んだ町田康。
    彼の作品はいつもぶっ飛んでるけど、その中でもこれはトップクラスだと思う。
    彼岸と此岸を行ったり来たりするような感覚。
    凡人の私にはちょっとついていけない。

    併録の「人間の聖」の方が好き。
    開脚し続けて体が裂け、脳天につま先が突き刺さるってどういうことよ…。

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    2014年10月12日
  • 権現の踊り子

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    生きるってことは、綺麗ごとじゃない。完全な善人なんていないし、善人ぶった人だって、面の皮の下では、何考えてるかわかりゃしない。何が現実で、どこまでが夢で、虚構との境目はどこか…なんて、実は誰もわからないのかもしれない。町田康作品は初めて。何だかよく分からないけど、引き込まれていく。自分の中の悪いものが引き出されそうで、さらけ出してもいいんじゃないかと思いそうで、怖いけど。残念なのは、漢字が難しすぎて、読めない字が多いこと。分からない単語を読み飛ばした英文読解のように、何となく雰囲気で味わった感じだが、町田康、ただならぬことは理解した。

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    2014年09月08日
  • 猫とあほんだら

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    うーん 独特の文体で最初は少々読みづらいけれどもリズムにのって読み進む
    縁あって拾ってしまった子猫2匹に加えて先住猫がたくさん…
    名前と姿が一致しないまま読み終わってしまった…
    都内の自宅に4匹 仕事場に6匹 そして移住を考えて物件を見に行った伊豆で生まれたばかりで弱っていた子猫を2匹。。。 大所帯の移住とそれぞれの生態を綴った一冊

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    2014年07月23日