岡崎琢磨のレビュー一覧

  • 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】

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    久しぶりのタレーラン事件簿。アオヤマの中学時代の憧れの人、眞子との再会で湧き上がるいくつもの謎。中学時代の傘盗難、タレーランに来たときの水風船、鴛鴦茶と喫茶イーグルのマスターのクイズ、紀香が話すコーヒーを飲む人形、源氏物語とある手紙。そして、それらを豪雨の宇治川へとつないでいくクライマックス。ミステリー色には癖があって好まない人がいるかもしれないけど、これはこれでありだと思う。主人公の二人がいい雰囲気で終わったけど、まだ続編はあるのかな。もしあったらもう少し読んでいたい気もします。

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    2026年01月12日
  • 道然寺さんの双子探偵

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    なかなかよかった。あるときは性悪説でなされた推理を性善説で否定、またあるときは性善説でなされた推理を性悪説で否定する。人には両方の面があるということ。
    お寺さんが舞台ということで、どことなくほっこりとするお話になっています。仏教に関わる人全てがそうではないでしょうが、基本的にこの話でお寺に関わる人は心の優しい人ばかり。その点も、なんかほっとする。

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    2016年06月18日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

     京都を舞台とした日常の謎系ミステリ。恋人と喧嘩をした主人公が偶然に導かれて入った店で,理想的な珈琲と,魅惑的な女性バリスタである切間美星と出会うところから,物語が始まる。
     7つの短編からなる連作短編集。個々の短編の謎は,日常の謎系のミステリの中でもかなりしょぼい。読み終わっても,「え,今,謎解きが終わったの?」と思えてしまうほどの作品まである。ヒロインの切間美星と,主人公のアオヤマは,そこそこ魅力的なキャラクターとして描かれているが,切間美星の造形は、いかにも男性が考えた女性…っぽく,深みに欠けるように思えた。
     しかし,胡内波和という男の存在と,虎谷真実という二人の人物の存在が,この物語

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    2025年05月18日
  • 七つの大罪

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    キリスト教における七つの大罪である「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」をモチーフにしたアンソロジー。七に縁のある作家を集めてとのこと。ペンネームに七や7が入っていない人はどこ由来なんだろう?

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    2026年08月21日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】

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    2026 08/11
    コーヒーフェステバルで妨害事件が発生。タレーランも被害に合う。犯行の内容から犯人は出店している店の誰か。
    正直、犯人は目星がついたし動機も何となく察しがついた。それでも、面白く読めました。
    犯人の動機は身勝手で犯行を許容できるものではないけれど、そこに至るまでの心境は誰にでも芽生えるかもしれない。ちょっとしたきっかけで人は簡単に狂ってしまって一線を越えてしまうのかもしれない。そんなことを考えさせられる話でした。

    今回、地の文でのアオヤマさんが何かやたら僻みっぽいなと思っていたら、まさかの、、、
    散りばめられた違和感を回収して表れた事実に「えーっ!」て声出ちゃった。
    まあ

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    2026年08月12日
  • わたしの名店

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    実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。

    書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。

    余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。

    私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。

    コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱ

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    2026年08月02日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

    謎の香りはパン屋から がつまらなかったので、同ジャンル(と勝手に思い込んでいた)こちらもつまらないのではと身構えていたが、あれよりは楽しめた。
    日常系ミステリーにあまり触れないので知らなかったんだけど、こんなどうでもいい不思議を取り上げてるんだっけ??もっと日常で起こる突飛なシチュエーションの謎を解き明かすようなイメージがあって題材はやや肩透かし感。
    展開も察しの悪い僕ですら予測できる展開なので驚きもない。2人のバリスタの恋愛模様に特化した方が面白そう。

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    2026年07月29日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ネタバレ

    特に好きだったのはダイエットの回。
    妙にリアルというか、こういうことって今これを読んでいる時にもどこかで起こっていることなのかもしれない、と思うと少しゾッとするような、前を向けているなら安心するような不思議な感覚になる。

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    2026年07月28日
  • 珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて

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    2026 07/24
    後味のあまり良くない話もあったけど、短編なので重苦しくなり過ぎないのが良かったです。前回、前々回の話は本質的な部分が重くてすっきりしたとは言い難い読後感だったので、今作は登場人物の心情を深く考える前に次の話、次の話と読み進められたのが救いでした。
    あとがきにあるように、四本の短編は実際の出来事を題材にしているそうで、内容の大部分が作者の創作ということですが、それでも日常の謎として一つの作品に仕上げれるなんて、作家さんって本当にすごいなぁって思いました。

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    2026年07月27日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 6 コーヒーカップいっぱいの愛【電子版イラスト特典+あとがき付】

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    2026 07/14
    病に侵された昔の恋人から連絡が来たら、私なら一体どうするだろう。好きだったけど、事情があって別れた恋人。きっとずっと心に住んでいて、ふとした瞬間に思い出しては今どうしてるんだろうと考えて、長年の間、大事に抱えてきた想い。もう会うことはないだろうって思っていたのに、ある日、突然連絡が来る。戸惑う自分はいるけれど、もう若くないからこそもう一度だけ会いたい、と思うかもしれない。
    きっと、会いに行く。
    ただ、私なら「昔の恋人」を「懐かしい女友達」に置き換えて、結婚相手には説明してから会いに行く。喧嘩して家出して一週間も音沙汰無しの状態にはしない。
    会いに行くけれどどちらも傷付けた

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    2026年07月17日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】

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    2026 06/30
    アオヤマさんの初恋の相手(眞子)が、アオヤマさんが理想のコーヒーを探す原点だった。
    中学生のアオヤマさんの悩みを解決した眞子さんのやり方は、そんなに上手くいくかな?と思ったけど、物語を愛する彼女の行動は物語を現実に作り上げようとする姿勢に基づいている、という指摘で理解した。現在でもアオヤマさんを籠絡しようするし。
    ただ「なるほど。シナリオありきなのか」と納得しつつも、「えっ?それって自分のシナリオ通りに人を操るってこと?」ってなって、ゾッとした。

    最後は未来を見据えた終わり方になっていたけれど、振り切るには重過ぎる過去なんじゃないかと思う。前向きになれて良かったね、で終

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    2026年07月04日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    タレーランシリーズ9作目。

    前作を読んだのがついこの間のような気がするのに内容が全然思い出せない…と思ったら、実は3年以上も前のことでびっくり。
    思いがけずタレーランに月日の早さを感じさせられました。

    今回美星さんと青山が挑むのは、グルメ口コミサイトに投稿された悪質レビューを巡る謎。
    X氏の正体はなんとなく予想がついたけれど、そういう動機だったのかー。
    所々にこじつけ感というか無理を感じるところもなくはないけれど、口コミサイトの画面や赤川みぞれの手記を挟みながらお話が進んでいく構成や、美星さんによる謎解きが覆される展開はとても面白かったです。

    気軽に読めるライトなミステリとして好きなシリ

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    2026年06月27日
  • お夜食には謎解きを 5品の美味しいアンソロジー

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    ミステリー面白いな。
    短編集なので手を付けやすいけど、誰が誰なのか把握するまでに混乱してしまった。シリーズものを読むのも楽しそう。

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    2026年06月18日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで【電子版イラスト特典付】

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    2026 06/15
    少しの違和感が気になりつつ読んだら叙述トリックだった話が、面白かった。
    二話目と四話目が切なさを纏っていながら前向きな気持ちで未来を見る終わり方で、読後感が爽やかで良かった。強くしなやかに生きていく女性は見ていて気持ちが良い。
    今回の謎解きは、美星バリスタとアオヤマさんのいつものパターンばかりでなかったのが新鮮だった。
    謎解きってほどでもなかった檸檬の話も、人の優しさが立ち直る決意を促してくれる、とても温かい話で良かった。自分の為に手間と労力を惜しみなく使ってくれる。自分の為に時間を割いてくれる。それは当たり前のことではない。優しさを貰ったことに気付く物語だった。

    最後

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    2026年06月19日
  • 貴方のために綴る18の物語

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    ふむふむ

    テイストの違う短編ばっかり集めてあるな、
    とか、読後感サイテー、とか思いながら
    読み終えてこの様な感想。

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    2026年06月11日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    純喫茶の店主の美星が日常の不思議、事件を推理し解決するミステリー。今回は店への低評価口コミを書く客は誰かという話と大女優の死が交錯し、終盤になるにつれ面白くなっていった。ただ、美星の恋人であるアオヤマの視点で語られるのだが、人物としていまいち分からなく、私の読み解きが悪いせいでもあるが、シリーズでずっと読んでいても未だに引っ掛かる。そのせいで星はいつも3つにとどまってしまう。

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    2026年06月06日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは【電子版イラスト特典付】

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    2026 06/04
    様々な人たちの思惑が交錯する事件。
    優勝する為に人を陥れることに罪悪感を感じないのかな、と思うと人間って恐ろしい。私なら自己嫌悪に苛まれそう。
    今回は悲しかった。
    解決しても心が晴れない。
    ただ、“あの人”の行く末が穏やかなものでありますように。

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    2026年06月06日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    登場人物が少なく、それぞれのキャラクターが魅力的なので物語に入り込みやすい。掛け合いが辛辣だけれどもそのなかに優しさが感じられて珈琲のように温かくホッとできる雰囲気の作品だと思う。珈琲のうんちくも面白い。ラストの演出も好みだった。
    誰かの心の扉を開くのは難しいし好き勝手に入っていいとは思わないが、それでもそうできたらいいし、そうしてくれる相手に巡り合えたらいいと思う。
    なんでだろう、文体が少し読みにくかったかな。勉強しなくては。それとミステリーの部分が都合が良すぎるというか強引に感じる点が残念だった。

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    2026年06月02日