岡崎琢磨のレビュー一覧
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・中学生の頃知り合った女性、眞子と再会した「アオヤマ」。コーヒーに興味を抱くきっかけともなった彼女をタレーランに連れていったりするが。
・眞子の愛読書「源氏物語」が今回のイメージ。
・全編を通してひとつのストーリーであり短編集でもあるという形式。
・「アオヤマ」の鈍さに読者はイライラすることだろう。お話上しかたないが。
・なんか表紙イラストの雰囲気が変わったような気もする。口絵にイラストとしては初登場になるのかな? オーナーや「アオヤマ」も描かれている。
▼タレーランに関する簡単なメモ(いくらか累積)
【アオヤマ】理想のコーヒーをタレーランに見た青年。後に美星と互いに憎からず思うようにな -
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(軽いネタバレあり)
・あい変わらずのミスリードを誘う記述、あるいはあえて記述されてなかったことを楽しむ本。
・「パリエッタの恋」はとある「葉桜~」を早いうちにたまたま思い出したのでひっかかれなかった。
・行方不明になったダーツはどうやらあのアオヤマが、たぶん美星からプレゼントされたものらしい。
・スランプに悩む美大生のクロッキー帳に突如現れた小人の絵は?
・タレーランの庭にある木と、亡くなった奥さんが美星を救う。
・他に小さい話が二つ。
▼タレーランに関する簡単なメモ(いくらか累積)
【アオヤマ】理想のコーヒーをタレーランに見た青年。後に美星と互いに憎からず思うようになる? ブルマンに -
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ネタバレ何をやっても裏目に出て、ただ生きているだけで負債が溜まっていく。追い詰められた佑は入社2年で会社を辞めた。
偶々行った地元の九十九書店で、彼の悩みを見抜いた店長のトワコさんに誘われて、書店でアルバイトをすることになり。
九十九書店の地下にはバー・タスクがあり、そちらの店長でもあるトワコさんから、佑は奇妙な仕事を受けることになる。
佑が淡い気持ちを抱く、幼なじみの晴美との関係。
ペットが突然居なくなったと涙する美女のペットとは。
近所の証券会社の不倫の二人を別れさせる仕事、上手くいくの?
トワコさんの過去がやってきた。九十九書店はどうなるのか。
挫折でどん底な佑がトワコさんからの仕事を受けて、 -
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ネタバレシェアハウスを舞台とした,連作短編ミステリー.
登場人物が(少数の重なりはあるものの)次々と変わり,年代もそれにつれて移っていく.
第一話「メッセージ・イン・ア・フォト」 結婚する元カノに送った優しいメッセージ.結構泣けます.
第2話「シャワールームの亡霊」 howdunit と whydunit を考えさせるミステリー.最後,前田君がなかなか男前.
第3話「陰の花」 月下美人を使ったアリバイ作り.抱えている悩みやコンプレックスあるいは嫌悪感は,他人にはわからないし,誤解もされやすい(ミステリーとしてはこっちがメインか).
第4話「感傷用」 スツールハウスの主の謎が明かされる.素子にとって文鳥 -
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ネタバレ道然寺の住職の息子である一海さん視点の語りで物語が進みます。この寺に住む中学二年生の双子、ランとレンのふたりが一海さんの身の周りでおこった様々な出来事に対して推理をおこない事の真相を解き明かし当事者を救うという構成になっています。
双子による推理は事件の性質と二人の性格とも相まって、片方の推理にちょっとした誤りが含まれており、もう片方の推理がそれを正すという構図なのですが、1~3話まではいわゆる”安楽椅子探偵”の様相を呈しており、後から語られるほうの(=真相を言い当てている)推理がなぜそのように行き着いたのかの手がかりが乏しい、あるいはラン or レンだけが知っている事実によって推理が展開され -
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ネタバレタスクがタスクでタスクを頼まれるお話。
学校では成績優秀だった長原佑(ながはら たすく)は、勉強と違って正解が存在しない"仕事"というモノに付いて行けず、入社二年で会社を辞める。
実家に戻って、ふと出かけた書店で、店主に声を掛けられて…
1ST TASK『告白』 2ND TASK『飼育』
3RD TASK『破局』 4TH TASK『再生』
…と、だんだんと盛り上がりを見せる展開はいい感じ。
ただ、書店とバーの二足のわらじは、やっぱりどちらも物足りないものに思える。
たとえば、一人前に書店を回せるようになった、というくだりがあるけれど、書店員として成長するエピソードは書 -
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ネタバレさくさく読めました。
そんなに深い物語でもなく
登場人物とその人生背景も
わかりやすかったからでしょうか。
書店とバー。それぞれに私が愛する空間です。
人の生き方を変えるなにかが、そこにはあります。
十八子さんとの出会いが佑を変えますが
それは十八子さんに変えられたからではありません。
人には人を変える力などありません。
人が変わるのは、変わらなくてはならない時に
必然として出会う人を触媒として、自ら変わるのだと。
これは私自身の強い経験則です。
そうして書店やバーには、言うまでもなく出会いがある。
その強い契機をはらむ場としての強さを
もっと描きこんでほしかったです。
十八子さ