岡崎琢磨のレビュー一覧
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人生に絶望した主人公・美織が、見知らぬ老紳士から「3週間、毎日短編小説を読んで感想を書く仕事」を任される物語。
1週目は、いろいろな種類の物語。毎話ごとに主人公の感想が短く綴られていて、私もその通りの感想を抱きながら読み進めた。
2週目は、なんだかちょっと胸糞悪い結末の物語ばかり。この仕事をさせる目的は何だろうと訝しる。
そして3週目。幸せな物語が多く、そして主人公の感想にはある1文が毎回綴られるようになる。
最後、仕事を任せた老紳士の正体と、その目的を知らされる。
この世界にはたくさんの「愛の形」がある。
たったひとつの愛なんてない。
短編集なのでさくさく読み進められた。 -
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・中学生の頃知り合った女性、眞子と再会した「アオヤマ」。コーヒーに興味を抱くきっかけともなった彼女をタレーランに連れていったりするが。
・眞子の愛読書「源氏物語」が今回のイメージ。
・全編を通してひとつのストーリーであり短編集でもあるという形式。
・「アオヤマ」の鈍さに読者はイライラすることだろう。お話上しかたないが。
・なんか表紙イラストの雰囲気が変わったような気もする。口絵にイラストとしては初登場になるのかな? オーナーや「アオヤマ」も描かれている。
▼タレーランに関する簡単なメモ(いくらか累積)
【アオヤマ】理想のコーヒーをタレーランに見た青年。後に美星と互いに憎からず思うようにな -
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(軽いネタバレあり)
・あい変わらずのミスリードを誘う記述、あるいはあえて記述されてなかったことを楽しむ本。
・「パリエッタの恋」はとある「葉桜~」を早いうちにたまたま思い出したのでひっかかれなかった。
・行方不明になったダーツはどうやらあのアオヤマが、たぶん美星からプレゼントされたものらしい。
・スランプに悩む美大生のクロッキー帳に突如現れた小人の絵は?
・タレーランの庭にある木と、亡くなった奥さんが美星を救う。
・他に小さい話が二つ。
▼タレーランに関する簡単なメモ(いくらか累積)
【アオヤマ】理想のコーヒーをタレーランに見た青年。後に美星と互いに憎からず思うようになる? ブルマンに -
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ネタバレ何をやっても裏目に出て、ただ生きているだけで負債が溜まっていく。追い詰められた佑は入社2年で会社を辞めた。
偶々行った地元の九十九書店で、彼の悩みを見抜いた店長のトワコさんに誘われて、書店でアルバイトをすることになり。
九十九書店の地下にはバー・タスクがあり、そちらの店長でもあるトワコさんから、佑は奇妙な仕事を受けることになる。
佑が淡い気持ちを抱く、幼なじみの晴美との関係。
ペットが突然居なくなったと涙する美女のペットとは。
近所の証券会社の不倫の二人を別れさせる仕事、上手くいくの?
トワコさんの過去がやってきた。九十九書店はどうなるのか。
挫折でどん底な佑がトワコさんからの仕事を受けて、