村上春樹のレビュー一覧
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戦争を繰り返す人類の揶揄絵本
以下、公式の説明
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なぜ人間は戦争を繰り返すのか?
わたしたちは戦争のない未来をつくることができるのか?
第二次世界大戦開戦直前に描かれた、今を生きるわたしたちに託された平和への切実な願い。世界で読み継がれてきたロングセラーを、村上春樹の新訳で復刊。
【内容紹介】
第十二次世界大戦が起きた世界。文明は破壊され、町も都市も、森も林も消え去った。残された人間たちは、ただそのへんに座りこむだけの存在になってしまった。ある日、ひとりの若い娘がたまたま世界に残った最後の花を見つけます。その花をひとりの若い男と一緒に育てはじめます。す -
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▼マーロウもののなかでも、「とにかく美女にもてまくる」要素満載ですね。ただ、チャンドラーさんが素敵なのは、ただたんにモテるというよりは、
・好感を持たれるけれど。
・基本、利用されまくり、騙されまくり、場合によっては殺されかかる。
・なんだけど、マーロウさんはぶつぶつ言いながらも大まか受け入れていく。
・それでもって、男女のカラダのコトには実はまったくもって及びません。キスがせいぜい。というか、<会話とキス>にこそロマンがある(笑)。
▼原りょうさんを再読したいなと思ったことから、
<マーロウ全部順番に再読して、原りょうさんも順番に再読しようプロジェクト>
が、発動。道半ばです。 -
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作者が人から語ってもらった話をもとに作られた短編集。「話してもらいたがっている」といわれるそれらの作集にはさまざまな人々の生き方や考え方が描写される。個人的に好きな話はプールサイド。私自身も水泳をやっていた経験があるのもあり、自分の人生の折り返し点を定めるという考え方はとても共感を得た。後5メートルを何回分、そんな気持ちで泳いだこともたくさんある中で、自分の人生を水泳に見立てるととりあえず今の時期を必死にもがくことの大切さや、もがきを繰り返すといつか振り返った時に道が後ろに見える、折り返しを定めることでもう一度奮起したり、終わりに向かってどのように生きるかを計画したり、できそうな気がする。
私 -
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春樹さんが、ボストン近郊のケンブリッジに住んでいた1993年夏からの二年間にわたる滞在期。連載されていたのはほぼ30年前となるけれど、いま読んでもあまり時代を感じさせないのは春樹さんのライフスタイルゆえなのかも。
安西水丸さんの絵日記風イラストと、奥さま撮影のスナップ写真がいっぱいなのもうれしい。地元の猫ちゃんたちかわいいな〜。
滞在中は地元ランナーとしてボストン・マラソンに出場したり、家の前の芝生で"ことおよびリス"を発見したり、中華料理アレルギー(!)なのに中国に旅行したり、通信販売にハマって「猫の喜ぶビデオ」を注文したり、年末には車が盗まれて困り果て、遅々としてすすま -
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この本を読んで、村上春樹が40歳を前に漠然とした不安を抱えていたことを知り、私自身も同じような不安を感じていると気づきました。
特に仕事において、40歳までにやりたいことが限られた時間で終わってしまうのではという焦りがありますが、その不安を自覚できたことは良い発見でした。
また、この本ではイタリアやギリシャなどさまざまな国の様子を垣間見ることができ、視野を広げることの重要性を感じました。
30年以上前の話ながら、異なる文化や人々を知ることが世界観の拡大につながることを再認識しました。
雑多な旅行記ですが、本の持つ深い意味を知ることができ、とても面白かったです。 -
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孤独や閉塞感、喪失感といった長編でもお馴染みの重いテーマが扱われており、読み応え充分の短編集。
以下、各話の感想や記録
「レキシントンの幽霊」
不思議な事を自然現象のようにサラリと綴る。村上春樹らしい作品。
「緑色の獣」
なんだろう。村上春樹の描く異形のものは何故か怖くない。どこか愛嬌ごあり、そこはかとなく悲しみを漂わせる。それに比べて女性は怖いな。って感想であってますかね?
「トニー滝谷」
同名の映画『トニー滝谷』の原作。映画は市川準監督、イッセー尾形、宮沢りえ主演。観たのは10年以上前だったと思う。
倉庫のような部屋で故人が残した膨大な服に対峙する宮沢りえが印象的だった。
空調の音 -
Posted by ブクログ
詩情溢れるメルヘン。そして残酷なラブ・ストーリー。
タイトルに“ballad”とあるとおり、人々が口伝えに繰り返し語り継いできたドラマに耳を傾けているかのよう。
冒頭でいきなり悲劇の結末は明かされる。
うらぶれた田舎町に住む、吝嗇で癖が強いが一目置かれてもいる人物であるミス・アミーリアに起きた、これまた風変わりな愛の行方と破局の物語だ。
なにもないいつもの夕方、訪ねてきたよそ者との出会いによってミス・アミーリアが変わり、その熱が生む磁場に引き寄せられるように町の住民も変わっていき、物語には幸福と高揚感が満ちてくる。
しかしそれと同時に、きっとなにかが起きるに違いないというカタストロフィの予