村上春樹のレビュー一覧

  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    ナチス・ドイツ軍のポーランド侵攻から第二次世界大戦が勃発した年に刊行されている。
    人間は何度も同じ過ちを繰り返している…。
    兵隊さんや弁舌家さんたちはいらないのでは?
    国を牛耳ってる偉い人達にこそ読んでもらいたい
    「大人のための寓話」

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    2023年10月01日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    いい意味でゆるくて読みやすかった。

    執筆当時の80年代が、現在と変わらないものもあれば
    もう失われてしまったものもあり、私はどちらかといえば80年代がうらやましく感じた。

    さまざまな情報がリアルタイムで取得出来る現代と
    アナログでいろんな事が不便だった昔。
    どちらがいいかわからないけれど、
    お金なくても楽しくて、ささやかな事で幸せになれた80年代を20代で経験してみたかったな。

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    2023年10月01日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    村上春樹がこれまでに蒐集したTシャツたちを、写真とそのストーリー付きで紹介していくだけの本。
    それでも、物に附帯するストーリーひとつひとつが面白くて(トニー滝谷は特に良かった)、物に魂が宿るというのをすごく感じさせられた。

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    2023年09月30日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    心理学者の方は、確固とした強い心を持っているのではないかと思っていたけれども、映画の登場人物に感情移入して批評なんてできない、と言っていたのが印象的だった。
    二人とも全ての事象の本質を決めつけずに、様々な角度からものを考えていくスタイルが似ており、村上春樹の鋭い提案?を、河合隼雄が優しく包み込み、すーっと滑らかに結論づけていくようなイメージだった。

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    2023年09月23日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ★4?
    4年ぶりに読みましたが、上は割と覚えてて、ふむふむこんな展開あったよね〜ってなったけど、下はほとんどはじめて読んだかのような感覚やった
    星野青年がすき!
    今回読んだ時に特に印象的だったのは、星野くんの生き方や世界の見方が変わった(ナカタさんと出会ったことがトリガー。大松トリオを聴くようになったり)ところかな!人生において、これまでの自分とはまったく別のものにしてくれる人や出来事とのめぐり逢いは素晴らしいものです。

    前読んだとき、カフカは少年の時(若い時に)に読むのがいい本かと思ってたけど、今は確信的にそうはいえない。
    あと、1回目読んだ時は、佐伯さんもさくらも本当の母・姉かと思ってた

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    2026年01月18日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ジャズという音楽に浸りたいと、寄る年並みのせいか(?)思うようになった時に、この本を手にした。丁度、村上春樹作品を読み耽っていたタイミングと符合した。Apple musicのプレイリストに本にあった人らの曲を放り込んで、マイリストを作り終えた。音楽を聴きながら、もう一度読み返したいと思えた一冊。

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    2023年09月12日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    騎士団長はじめ、登場人物の背景が徐々に明らかになります。「肖像画を描いて欲しい」から始まった免色氏の企ては一体どこへ向かうのか、離婚が決まった元妻ユズとの関係はどう進むのか、次巻の展開に期待です。

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    2023年09月12日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    それぞれの

    お話しに、現長編作品のワードが出てきて
    影だったり、突然のダンスだったり、
    箱の闇への入り口だったり、

    相変わらずの性の描写もあり
    消化不良の未回収放置もあり、

    発刊当時に読んでいたら
    また違う感じ方をしていたかも知れなかったかな?

    #エモい

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    2023年09月06日
  • TVピープル

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    奇妙なお話の短編。
    やっぱり村上春樹は読みやすい。
    スーッと入ってくる。
    奇妙でも。

    「眠り」が一番記憶に残る。
    話の持っていき方が面白いし、世界観の広げ方が共感できる流れで好きだった。
    眠りと死について。
    その関係性について興味を持った。
    村上春樹にしてはファンタジー過ぎない。

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    2023年08月31日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    かなさんのレビュー拝見して手に取った本。
    荒廃した世界に最後の希望を見つけて復興が進む
    より良い世界を求め飽和状態になると
    弾けてしまい希望は絶望に
    想像と破壊が繰り返される
    一体何度繰り返せば学習するのだろう
    みんな忘れてしまう
    世界で最後の花に
    どう向き合うのがいいんだろう

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    2023年08月29日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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     今だからこそ読みたい、読んでおくべき作品だと感じました!そして、読んでよかったと思いました。作はジェームズ・サーバーさん作、訳を村上春樹さんが手がけられています。

     ストーリーは、第十二次正解大戦後の何もない世界からはじまります。何もない世界では、生きている人間も何も感じない無の世界…。そんな中、1人の女性が世界に残った最後の花を見つけ、その花を1人の男性と一緒に育てることになるのだが…。

     過ちを繰り返すのが人間…でも、繰り返さないようにできるのも人間なのではないでしょうか…。先の大戦も、今まさに起きているウクライナ侵攻も、何のためなんでしょう?そこにあるのは大きな犠牲だけ…みんなわか

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    2023年08月28日
  • 国境の南、太陽の西

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    現在の

    長編お伽噺とは違う現実的でちょっとだけ
    お伽噺も含まれる小説でした。

    そんな中でも、素敵でエッチな春樹節が
    随所に散りばめられて相変わらずの雰囲気。

    残り香程度のモヤモヤ感と、きちんと伏線回収
    されて読みやすかったです。

    ホントの禿げたかと禿げわしの違いを検索して
    スッキリしました。

    #エモい #シュール

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    2023年08月25日
  • パン屋再襲撃

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    これが村上春樹氏の作品なのですね! 初、村上春樹氏の作品に触れましたが、なんとも言葉選びが面白く、一話終わるごとに余韻に浸り、村上ワールドにのめり込みました。

    ファンの方にとったら、別作品とシンクロしたり、思わずクスりとしたりする演出が散りばめられているようなので、もっと深く知っていきたいと思いました。

    (私的な部分ですが、誕生日に配信されたということ、柳楽さんがナレーターであること、そして村上 春樹氏であることといくつものきっかけを生み、手に取らさせて頂きました。感謝です。)

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    2025年12月07日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    村上春樹と向き合う

     若い頃から、今まで村上春樹が苦手でした。
    私には、さっぱり意味がわからなかったからです。これから、縁のない作家だと思っていました。
     最近、オウディブルで、音声で聴く機会がありました。音声なら、言葉が自分に入ってくる、
    不思議な感覚でした。
     それからは、次が気になって、電子書籍を買い、読み進めています。まだ、途中ですが、かなり前に書かれた話なのに、新しいというか、現代の私達が読むべき物語だと思ってます。
     60歳を過ぎて、村上春樹と出会えました。生涯をかけで、読んでいこうと思っています。

    #切ない #深い #ドキドキハラハラ

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    2023年08月20日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    村上春樹にハマっているので、翻訳本にも手を出して読んでみた。
    この本には人々の不満や不足の感情がもたらす最悪な滅びの姿と、一握りの希望がもたらす繁栄とが大変わかりやすく描かれている。
    この本一冊でいろんなことが考えられると思う。

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    2023年08月12日
  • 遠い太鼓

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    小説以外の村上作品を読んだのはこれが初めて。旅行記ということであまり期待していなかったが、面白かった。むしょうにまたヨーロッパに行きたくなった。

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    2023年08月08日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    ネタバレ

    物語は、第12次世界大戦後の荒廃した文明、そして原始的な生活に回帰した人間たちの姿に始まる。 残されたただ1つの花を愛で、平和に暮らし始めた男女が家族を作り、さらに人口が増えて文明化した途端、また戦争を始める人間が現れ…

    絵は全体的にとぼけたタッチのラフな線描だが、兵隊が列を成して現れる場面は5ページにも渡り、破滅を予感させる不気味さが際立っている。

    「なぜ人間は戦争を繰り返すのか?」をテーマにしたこの絵本は、ナチスドイツがポーランドに侵攻した1939年に刊行されたという。
    日本では1983年に『そして、一輪の花のほかは…』という邦題で出版され、その後絶版となっていたものが、最近 村上春樹

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    2023年08月06日
  • アンダーグラウンド

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    読む前はページ数と二段組の構成に怖気をなしていたが、さすが村上春樹、非常に読みやすい文章。しかし本書は地下鉄サリン事件について「こうだからこうです」とわかりやすい結論や正解を与えてくれる本ではない。62人へのインタビューを通し、善良な市民と異常なカルト教団という二分化に走ってしまう私たちの認識が本当に正しい見方なのか、という揺らぎを与えてくれる内容。社会には本当にたくさんの人々がいて、それぞれの人生があり、色々な痛みを抱えているんだということに実感を持つことができたし、とても意味のある一冊だったと思います。あとは時代もあるのか、ラッシュアワーの地下鉄に乗る人々だからなのか、とにかく仕事を頑張る

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    2023年08月02日
  • アンダーグラウンド

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    転職してもうすぐ一年が経とうとする頃、職場の最寄駅に突然黒服の集団が等間隔で立っている。
    まさにそこが地下鉄サリン事件の舞台であった。
    物心つく前に起きた事件だったため、名前は知っていたけれど何が起きたかは全く知らなかった。普段何気なく歩いていた駅構内がまさにその場所であったと知った瞬間、この本を読むために自然と書店に足を運んでいた。 

    想像以上の解像度で何が起きたか知ることができた。事件に遭う遭わないの命運はいくつかの偶然が重なって別れたように思えるし、生死を分けたのも運であった気もする。(袋を破った近くに居合わせたかどうか、風上が風下か、偶然バスが遅れていつもより遅い電車に乗ったなど)

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    2023年08月01日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    村上春樹は、絶対悪とか、絶対善みたいな共通認識が固定されてしまうことをよくないと考える人なのだと漠然と感じた。

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    2023年08月01日