村上春樹のレビュー一覧
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ネタバレ村上春樹さんのエッセイって、引っかかりなくサラサラ読める…が良い方向に作用してて好んで読んでしまいます。
こちらはエッセイだけでなく、祝電や受賞の挨拶、インタビューなども収められていて楽しかった。
「ビリー・ホリデイの話」は物悲しい煌めきが素敵でした。エルサレム賞のスピーチはこれは伝説になるでしょうねと思ったし、スティーヴン・キング評が嬉しいです。「彼の考える恐怖の質は『絶望』」。
あとやっぱり「アンダーグラウンド」関連もの凄い。オウム真理教を始め、カルトにはまる人たちの心理を的確に掴んでると思うのは村上春樹さんだけな気がしています。最近の旧統一教会関連のニュースでもカルトにはまる心理とは…み -
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芥川賞作家の川上未映子さんが村上春樹氏に4回にわたりインタビューする対談集。内容は、主に村上氏の小説の書き方、文章へのこだわり、スタンス、特にインタビュー直前に発行された「騎士団長殺し」について、様々な角度から切り込む形である。
村上氏は過去の著作をあまり振り返って読まないそうで、その理由は今ならもっとうまく書けるのにと思ってしまうからとのこと。本書の中でも、「え、そんなこと言ったっけ?」とか、小説の登場人物の名前を忘れたり、覚えていないこともたくさんあった。
私はわりと最近「村上さんのところ」を読んだので、彼の人柄や考え方は入っていた。基本的なところは一貫している。
本書では、川上未映子さん -
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「村上春樹」のエッセイ集『やがて哀しき外国語』を読みました。
「村上春樹」作品は2年前に読んだ短篇小説集『レキシントンの幽霊』以来ですね。
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「村上春樹」の魅力の世界
プリンストン通信久々の長篇エッセイ アメリカより愛をこめて
「F・スコット・フィッツジェラルド」の母校プリンストン大学に招かれ、アメリカでの暮らしが始まった。
独自の大学村スノビズム、「スティーブン・キング」的アメリカ郊外事情、本場でジャズについて思うこと、フェミニズムをめぐる考察、海外で悩み苦しむ床屋問題――。
『国境の南、太陽の西』と『ねじまき鳥クロニクル』を執筆した二年あ -
Posted by ブクログ
自分が経験したアメリカ生活で見たこと、感じたことをぽろぽろ思い出しながら読んだ。
本を置いた後も、ひとつの記憶からまた違う記憶も引っ張り出されて、忘れかけていたあの頃の思考が呼び戻される。忘れてたのではない。今の思考に大きく影響しているはずで、そう考えるようになった背景やきっかけを思い出してきた、というのに近い。
それに加えて、細かな記憶も。私は癖のある毛質を持つので、やはり向こうで過ごした7年間、どの美容院へ行くか真剣に試行錯誤したなぁ、とか。
クラスで、やたら女性にドメスティックなイメージを植え付けるような50年代のエンターテイメントに対して激しくpro/ conで議論していたのを引いた