村上春樹のレビュー一覧

  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹さんのエッセイって、引っかかりなくサラサラ読める…が良い方向に作用してて好んで読んでしまいます。
    こちらはエッセイだけでなく、祝電や受賞の挨拶、インタビューなども収められていて楽しかった。
    「ビリー・ホリデイの話」は物悲しい煌めきが素敵でした。エルサレム賞のスピーチはこれは伝説になるでしょうねと思ったし、スティーヴン・キング評が嬉しいです。「彼の考える恐怖の質は『絶望』」。
    あとやっぱり「アンダーグラウンド」関連もの凄い。オウム真理教を始め、カルトにはまる人たちの心理を的確に掴んでると思うのは村上春樹さんだけな気がしています。最近の旧統一教会関連のニュースでもカルトにはまる心理とは…み

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    2023年02月26日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    さて、最後どのような形で終わるのか。。全く想像がつかない。青豆の子どもはどうなるのか?青豆と天吾は出会うのか?戎野先生は核心に迫っているのか?

    ここにきて牛河のパーソナリティが明らかになってきた。一人現実的に着実に物事の確信に迫っていてこれがなかなか優秀でやっかい。恐怖。登場してきた時は謎が多い不思議なキャラクターだったがちょっとイメージ変わってきた。

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    2023年02月24日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    春樹くんにしては意味のわかる短編ばかり。
    普通に面白くて一瞬で読めてしまう。
    特に『プールサイド』や『ハンティング・ナイフ』など、凡人が書いたら小話にもならないような平々凡々な話を小説に昇格させているのは天才としか言いようがなく、自分には小説は書けないと読めば読むほど強く思う。

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    2023年02月23日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一気に読み終えた。だんだん謎が少しずつだが明らかになってきた。青豆と天吾の距離もどんどん近くなってきた。でもこれから何が起こるのか全く想像がつかない。リーダーをなくしたリトルピープルはどうするのか?青豆や天吾やふかえりにどんなことが起こるのか?完全に月2つの1Q84の世界に引き込まれている。

    説明しないと分からないことは説明しても分からない。
    明るい言葉は鼓膜を明るく震えさせる。

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    2023年02月18日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    村上春樹の紀行文、いくつか読みましたが
    こちらがいちばんハード(かつタフ)な印象を受けました。

    日本に住んでいて想像できうる「ハードな旅行」を遥かに超越した別世界を見せてくれます。
    ギリシャ編はまだ楽しむ余裕があるのですが、トルコ編は「おお…」とちょっと引かざるを得ないような描写があります。(1988年の事なのでだいぶ違いはあることを差し引いても…)

    自然の美しい描写と、なんと言っても現地の人々の描写が生き生きしていて読み応えがあります。写真も、現地の空気が伝わってくるようなものばかりで見応えがありました。

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    2023年02月14日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    芥川賞作家の川上未映子さんが村上春樹氏に4回にわたりインタビューする対談集。内容は、主に村上氏の小説の書き方、文章へのこだわり、スタンス、特にインタビュー直前に発行された「騎士団長殺し」について、様々な角度から切り込む形である。
    村上氏は過去の著作をあまり振り返って読まないそうで、その理由は今ならもっとうまく書けるのにと思ってしまうからとのこと。本書の中でも、「え、そんなこと言ったっけ?」とか、小説の登場人物の名前を忘れたり、覚えていないこともたくさんあった。
    私はわりと最近「村上さんのところ」を読んだので、彼の人柄や考え方は入っていた。基本的なところは一貫している。
    本書では、川上未映子さん

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    2023年02月13日
  • プレイバック

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    チャンドラー作品六作目。あの有名な台詞はこちらに収録されていました。終始なにが起きているのかわからず…(中・終盤あたりでわかってくるので安心してくださいw)。しかし、独特な描写で読者を離さないチャンドラーはさすがだなと。訳もマッチしててとても好きだ。

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    2023年02月13日
  • やがて哀しき外国語

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    「村上春樹」のエッセイ集『やがて哀しき外国語』を読みました。

    「村上春樹」作品は2年前に読んだ短篇小説集『レキシントンの幽霊』以来ですね。

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    「村上春樹」の魅力の世界
    プリンストン通信久々の長篇エッセイ アメリカより愛をこめて

    「F・スコット・フィッツジェラルド」の母校プリンストン大学に招かれ、アメリカでの暮らしが始まった。
    独自の大学村スノビズム、「スティーブン・キング」的アメリカ郊外事情、本場でジャズについて思うこと、フェミニズムをめぐる考察、海外で悩み苦しむ床屋問題――。
    『国境の南、太陽の西』と『ねじまき鳥クロニクル』を執筆した二年あ

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    2023年02月07日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    軽い文体で読みやすい。
    ポップな内容だが、その背景には膨大な知識量が顔を覗かせる。
    示唆に富んだ表現も多く、読み返したくなる一冊。

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    2023年01月22日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    小澤征爾さんが言う音楽がすとんと入ってくる…というような境地。すごいなぁ。居住まいを正したくなる本。

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    2023年01月15日
  • 更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち

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    この手の続編は、1冊目と比べて質が落ちがちであるが、本書に関してはそれがほぼない。

    クラシック音楽の楽曲が膨大であることと、氏がそれだけ音楽を聴いているためだろう。

    取り上げている楽曲もそこまでマニアックではない。

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    2023年01月15日
  • TVピープル

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    「TVピープル」はつまらなかったが、「眠り」はとても面白い。時間、女性という性、死、などの要素が複合的に混ざり合っている。

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    2023年01月12日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今回は名義を見ればわかると思いますが
    画伯の存在はちょっとしかないです。
    なのでファンの方は回れ右かも…

    意外だったのは著者は英語の翻訳はできるけど
    しゃべることは実に不得手ということ。
    これ気持ちわかるな。
    私もある程度は文章は理解できるけど
    しゃべることができないのよ。
    本当に悲しみ…

    あとは生まれていない時代のお話だったので
    わからないけど白子と黒子の広告って
    斬新だな、と思いましたね。

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    2023年01月12日
  • 遠い太鼓

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    あまり村上春樹の本を読んだことがないのですが、旅行記ということで読んでみました。
    イタリア、ギリシャを中心に国として、地域の特徴を上げつつ、様々な個性豊かな人物が登場します。

    時折文中の主語が国となり、いささか大げさに聞こえるものの、1つの国でも様々な人物が出てくるので結局国で判断はできないということを暗に示しているように感じました。

    とりあえず、ワインやホットブランデーを飲みたくなります。

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    2023年01月06日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

    購入済み

    大好きな本

    紙の書籍をずっと大切に読んでいた。
    電子書籍化され、いつでもどこでも好きなタイミングで持ち運べることに深く感謝

    #深い #感動する

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    2023年01月01日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    すぐに読み終わった。村上春樹が普段どんなことを考えてるのか知りたかったから買った。案外普通のおじさんだとも思ったし、やっぱり天才なんだなぁとも思った。

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    2022年12月30日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今回は画伯はあまりいじ…られてたや。
    対談で結局いじられる画伯…

    まあひどい名前にされたある人よりはましじゃないかしら。

    おもしろかったのは意味深な人探し。
    そりゃあ自分の名前部分が出ていれば
    なんのこっちゃと思うことでしょう。
    (結局真相は闇の中だったようです)

    それと著者は高所恐怖症の模様。
    ピサの斜塔を3回でリタイアでは重症ですなぁ…

    今回は1話題当たりのページ数が少し多めです。

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    2022年12月17日
  • やがて哀しき外国語

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    自分が経験したアメリカ生活で見たこと、感じたことをぽろぽろ思い出しながら読んだ。
    本を置いた後も、ひとつの記憶からまた違う記憶も引っ張り出されて、忘れかけていたあの頃の思考が呼び戻される。忘れてたのではない。今の思考に大きく影響しているはずで、そう考えるようになった背景やきっかけを思い出してきた、というのに近い。

    それに加えて、細かな記憶も。私は癖のある毛質を持つので、やはり向こうで過ごした7年間、どの美容院へ行くか真剣に試行錯誤したなぁ、とか。
    クラスで、やたら女性にドメスティックなイメージを植え付けるような50年代のエンターテイメントに対して激しくpro/ conで議論していたのを引いた

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    2022年12月15日
  • 国境の南、太陽の西

    購入済み

    20年振りに

    歳を重ねてから読むのも良いと思う。

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    2022年12月04日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    キャッチャーに惹かれる理由がなんとなくわかる対話だった。結局のところ、寂しさとか孤独があるから共感できるんだろうし、あれほどタラタラ文句言う本もそうそうない気がするから言いたいこと言ってくれたみたいな感じがあってスッキリするのかもしれない。

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    2022年11月23日