村上春樹のレビュー一覧
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7つのうち、最初の短編の「蛍」で、「僕」は「彼女」と中央線の電車の中で偶然に出会い、四ツ谷駅で降りる。その後、彼女は何も言わずに歩き始め、僕は、そのあとを1メートルほど離れながら歩く。四谷から飯田橋、飯田橋から神保町の交差点を経てお茶の水、さらには本郷に抜けた後で、駒込まで、僕は彼女のあとをついて歩く。そして、彼女は僕に「ここはどこなの?」と聞く。「駒込」と僕が答えると、彼女は「どうしてこんな所に来たの?」と尋ね、僕は「君が来たんだよ。僕はあとをついて来ただけさ」と答える。
グーグルマップで調べてみると、四ツ谷駅→飯田橋駅(2.1km、徒歩27分)、飯田橋駅→神保町交差点(1.2km、18分) -
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村上:ほくは夢というのもぜんぜん見ないのですが
河合:それは小説を書いておられるからですよ。谷川俊太郎さんも言っておられました、ほとんど見ないって。そりゃあたりまえだ、あなた詩を書いているもんって、ぼくは言ったんです。
村上:夢を見ないものなのですか、別の形で出していると。
河合:やっぱり見にくいでしょうね。とくに「ねじまき鳥クロニクル」のような物語を書かれているときは、もう現実生活と物語を書くことが完全にバラレルにあるのでしょうからね。だから、見る必要がないのだと思います。書いておられるうえにもう無理に夢なんか見たりしていたら大変ですよ。
創造力が必要な職業の人とは逆に、きつい現実社会にい -
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またしてもどこまでもキザなハードボイルド小説。
私立探偵フィリップ・マーロウのシリーズ。
刑務所から出所したばかりのムース・マロイが
かつての恋人ヴェルマを探してロスのバーを訪れる。
しかしバーは黒人専用店に変わっており、
情報が得られず逆上したマロイは店主を殺害して逃亡。
偶然現場に居合わせ、事件に巻き込まれたマーロウは
警察の依頼でヴェルマの行方を追うことに。
それと同時に舞い込んでくる翡翠のネックレスを巡る謎の依頼。
複雑な人間関係と謎が絡み合う、そんなストーリー。
『ロング・グッドバイ』とはまた違った渋さ。
だが勿論のこと、そのキャラクター性と物語の内容は
今回もコッテリと味が濃い -
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テーマで言うと、恋愛における孤独や、自死、浮気・不倫について深く考えさせられる物語だった。
思春期特有のむず痒い心情だったり、恋愛に揺れ動く描写が大胆に描かれていた。
作中では、資本主義社会に対する問いかけのようなものも感じた。
主人公が結婚して、子宝にも恵まれ、安定した生活を手にする。
ただ、果たしてその幸福はどこから転がってきたのか。
主人公はひたすら悩み、もがく。
自分の目的のためには手段を選ばず、周囲の人間に傲慢な態度を取る。
そして、過去の自分の行為を振り返って、内省する。
後半は、足にハンデを持つ元恋人、島本さんに対する過去の恋心に揺さぶられる。
徐々に離れてしまった彼 -
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戦争を繰り返す人類の揶揄絵本
以下、公式の説明
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なぜ人間は戦争を繰り返すのか?
わたしたちは戦争のない未来をつくることができるのか?
第二次世界大戦開戦直前に描かれた、今を生きるわたしたちに託された平和への切実な願い。世界で読み継がれてきたロングセラーを、村上春樹の新訳で復刊。
【内容紹介】
第十二次世界大戦が起きた世界。文明は破壊され、町も都市も、森も林も消え去った。残された人間たちは、ただそのへんに座りこむだけの存在になってしまった。ある日、ひとりの若い娘がたまたま世界に残った最後の花を見つけます。その花をひとりの若い男と一緒に育てはじめます。す