村上春樹のレビュー一覧
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予言がヒントをくれる 同姓同名の別人(ネコ)妻の服を着たほかの女 幻想の中で「今はまちがった時間です。あなたは今ここにいてはいけないのです」と言われる 幻想では、色々な部屋の入り口がある廊下をうろちょろした。そこにはトレーを持ったボーイがいる 鏡を見ると違うもの(アザ)が映っていた 前の住民その前の住民 クミコとクレタのドッペルゲンガー 憑き物がつきそれが剥がれる コーヒーとドーナツ 強烈な暴力を奮う 「ぼくはここで何をしているんだ? この女は誰なんだ?」馬が象徴するもの
クミコは居なくなった。また不思議な夢を見る。メイとビールを飲む。マルタから電話でマルタとノボルと三人で会うことを言われる -
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村上春樹もあとがきで書いていますが、誰が誰を殺したのかよくわからん。ですが、マーロウと周りの連中との減らず口のたたき合いや、独特なたとえなんかは相変わらずで、とても楽しめました。むしろそちらに集中していた感じで、チャンドラー節をみっちり味わえたまであります。
チャンドラー自身はあまり気に入っていない作品だったようですが、前に読んだ「高い窓」よりも良かったようにも思いました。最後のどんでん返しなんかは、かなりサービス精神を感じられました。
オーファメイが事務所を出ていったところで、きれいに終わっている感じがしたので、その後の展開はいらなかったかなぁ、と思う一方、最後のやり取りもなかなかに格好 -
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村上春樹に少し苦手意識があったけど、これはすんなり自分の中に入れられた。違いはなんだ?
ドラマが放送されるということで読んだ。
「かえるくん東京、を救う」も「神の子どもたちはみな踊る」もよかった。
村上春樹の本当に表現したいことが理解できたかは定かではないけど(というか多分できていないけど)、そういう分かりえる感情ばかりではないし、震災がどう誰に影響するのかも分からないし、何をもたらすかはわからないし、分からないことだらけなんだよなと思えた。
分からないことはなるべく面白い方に考えて、ユーモア溢れて生きたいなと、かえるくんを知って思った。
「かえるさん」を必ず「かえるくん」と訂正するのが好き -
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村上春樹が、ボストン近郊のケンブリッジという場所に住み、タフツ大学というが医学に所属している時にかかれたエッセイ。94年春から95年秋にかけて、「SINRA」という雑誌に連載されていたものに、加筆・修正を加えて1冊の本としたもの。
非常に軽い感じのテンポの良さを感じるエッセイ。
このエッセイが書かれている期間中、村上春樹は長編小説を執筆中だったらしくて、ご本人も書かれているが、ご本人にとっては、ある種の気分転換にもなっていたようだ。
私は、全体的に言えば、村上春樹は小説よりも、このようなエッセイや旅行記的なものが好きなので、本書も楽しく読んだ。 -
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ネタバレ天吾と青豆の物語が一気に動き始める。
1Q84の1・2では各章ごとに別々のモノとして描かれていた天吾と青豆が、宗教団体「さきがけ」を軸に、徐々に重なり合っていく。
老婦人から「さきがけ」のリーダーの暗殺依頼を受け、青豆を取り巻く環境・人々が被害に合いながらも、暗殺手前まで漕ぎつけた青豆。しかし、暗殺手前で「さきがけ」のリーダーからの驚きの提案が。
一方、「空気さなぎ」の執筆に関わった天吾も、周囲の環境・人々が被害に合い、彼自身もリトル・ピープルに命を狙われる形に。失踪していたふかえりと久々に再開し、2人で協力して立ち向かう事になる。(4話へ続く) -
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村上さんと柴田先生の対話で暴かれていく作家サリンジャーのひととなり、非常に興味深く読めました。物語への考察=サリンジャーの生涯に密に関わっていたんだという発見があり、サリンジャーの生き方をホールデンになぞらせたのではなく、サリンジャーがホールデンの生き方をなぞっていったというのは一種の狂気を感じた。大昔に野崎訳を読んだ後に村上訳を読んで比較したことはあったけど、当時の印象として前者のホールデンはとんがり少年で、後者は引きこもりがちな天邪鬼。この印象の違いは翻訳に取り掛かった時代の背景を訳者がうまく反映させていたからだというから感心しきりだったし、ひとつの文章がこんなに変わるものなのかと文学の多
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ネタバレすごいサクサク読める。
そして裏切らない。
よく、登場人物の伝聞がストーリーになっている気がするけれど、
ほんとうに、自分もその人の話を一緒に聞いているようで、
その親近感か何かがとても落ち着く、というか、
普段のテンションで、読める、というか、
ちょっと奇妙な、そんなこともあるんだ、みたいな、
いつのまにか不思議な世界に引き込まれている感じ。
本当に正直に伝えるところが、
やっぱファン・ボルムさんの本にもあったように、
登場人物は、現実の人間だと隠しているようなことも読者に分かるように伝えられることが特徴的だ。
なかなか聞けない話、知れない事実、見れない情景、などなど。
そして村上春樹 -