村上春樹のレビュー一覧

  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    春樹さんのおしゃれでセンスの良さが、旅やそれを綴った紀行文でも爆発してる。
    コーヒーやビール飲みに行く、ご飯食べるだけでなんでそんなにセンス良い店を選べるんだ。もちろんお金もあって英語も話せるからだろうけど、なんにしても才能あって頭が良いというのは、凡人の私とは生活の中でも差が出るよな。うらやましい!
    やはりラオスの章が良かった。
    何もないところに行き、自分で探して取捨選択する楽しさ。とてもよく理解できる。春樹さんと私の差は歴然だけど旅の醍醐味のそこだけは、同じかもな笑

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    2026年07月13日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    過去の人間関係におけるあまりに深い傷のせいで、自分自身がわからなくなり、自己嫌悪に陥る様子がリアルだった。つくるほど壮絶な経験をしたことはないが、自分に色がない、自分には人に与えられる特別なものはないと思ったことがあったため、この本を読んでいると、このような感情をより明確に言語化されているような感覚があった。物語の後半で、つくるに対してエリが言った、「もっと自信と勇気を持つべきだよ」「たとえ君が空っぽの容器だとしても、それでいいじゃない」「もしそうだとしても、君はとても素敵な、心惹かれる容器だよ。」という言葉が印象に残っている。自分では個性がなくつまらないと思っていても、ある関係の中ではとても

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    2026年07月13日
  • 遠い太鼓

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    1980年代、ヨーロッパ諸国に長期滞在した著者が、その土地で過ごした出来事を書き綴ったエッセイ本。時系列的に『ノルウェイの森』、『ダンス・ダンス・ダンス』を執筆した頃になるが、本書にもあるように、『ノルウェイの森』が売れたことは本人も予想外のことであったが、皮肉なことに、この作品によって長編小説をしばらくの間書けなくなってしまった。しかも日本国内で散々な目にあったこともあって、この時期は本人にとってはつらい時期であった。このように、本作は単に海外の日常を書き出すのみならず、著者がスランプに陥ったとき、どのような生活を送って、再び長編小説を書くに至ったのかという、復活の軌跡としても読める。

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    2026年07月12日
  • アフターダーク

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    久しぶりの再読。本棚にある事さえ忘れていた。深夜11時56分から始まり、早朝6時52分までのお話し。とある視点が本を読んでいる自分の視点として重なる錯覚に陥る。本を読みながら浅井姉妹のそれぞれをのぞき見している。そんな感じ。

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    2026年07月12日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    『海辺のカフカ』に続き読んだ村上作品の2作目
    なんで今作を選んだんだっけか
    序盤から村上節が効いててとても引き込まれた。冗長には感じられず、心地よいテンポ感だと思えた。ただ他の人の感想を読むと、(特にすみれの文章は)村上さんの持ち味を幾分か誇張させたものらしい
    海辺のカフカと比較した時、どちらも共通のテーマを扱っているなという感じがして、一部読んでいて展開が想像できた。パラレルワールドや不完全(になってしまったよう)な人間、愛と性欲と孤独とアイデンティティなどなど。
    村上さんのギリシャの島や保安室の情景描写がリアルで、二つの全く異なる場所を続けて描くことで、読んでいて夢から覚めたような、まるで

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    2026年07月12日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    ハルキストではない私の初めての村上春樹作品。
    想像を裏切るストーリー展開に、そっち?と少し驚きつつも、多くのファンを獲得しているだけあって圧倒的に読みやすい村上節がある。
    ストーリーはファンタジーのようなSFのようなサスペンス要素もあるし、ジャンルレスなストーリー。

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    2026年07月11日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    地震の話だと思って、読むのに覚悟がいりそうになんとなく思って敬遠していたが、NHKで最終話を偶然見たことをきっかけに購入。
    確かに地震をひとつのテーマにしているが、ドキュメンタリーとは違い、地震をきっかけに人の内面の変化、湧き上がるものを抽象的に表現しており、直接こころに訴えかけられる本でした。
    東京奇譚集と並んで好きな本に。

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    2026年07月11日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    穴から出てきているから顔ながきと思ったら騎士団長なんかい。今後顔長になるかなぁ。ワクワクしてどんどん読める。やっと春樹ワールドだ

    免色さんはイデアに穴の中であっていたのかな?だからその日から数日は鈴が鳴らなかった。昼間に顕現して疲れてしまっていたから。そしてだから食事会に招くのも突っかからずに受け入れている。ジョークと受け取っているのだろうと私は受け取っているが、免色さんは本当に招いてるのではなかろうか。(←違った)

    免色さんの思惑通りに行きすぎてうざいからちょっとミスって欲しい。娘と同じ空気吸って欲しくない。過去にどれほど苦労したのかさえ知ればその気持ちは変わるだろうが。

    主人公は穴の

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    2026年07月11日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    これまであまり読書をしてこなかった自分ですが、すっかり世界観にハマってしまい、ものの1週間で全巻読み終えてしまいました。明かされなかった謎に関してはモヤモヤが止まりませんが、説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだと思うので、自分なりに解釈を膨らまそうと思います。

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    2026年07月10日
  • プレイバック

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    きっかけは、あの名セリフ「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」。元ネタを知りたくて手に取った一冊。

    読んでみたら、目的以上に本編そのものが面白かった。マーロウと登場人物たちの気の利いた掛け合いが最高に小気味いい。真似したくなるけど、日常生活であんなキザなやり取りをする場面はどこにもない(笑)。

    村上春樹作品でたまに出てくる、ちょっと変だけど洒落た言い回し——たとえば「赤坂でナッツでもつまもうか」的な、あの独特な日常描写も、たぶんチャンドラーの系譜にあるんだろうな、と勝手に納得。

    ミステリーとしてのトリックや動機は正直ちょっと強引で、そこだけ見ると物足りない。でもそ

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    2026年07月10日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    過去に書いた中編小説をもとにした作品だったとは。では『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編的な位置付けではなく、むしろこっちが先だったわけですね。

    さっき確認したら、僕の影は変わらずそこにいました。よかった。

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    2026年07月09日
  • アフターダーク

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    村上春樹が描くこの世ではない、この世に似ている別世界が好きで、それが見れそうで見れなかった。この作品の長編バージョンが読みたかった。

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    2026年07月09日
  • さよなら、愛しい人

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)雰囲気がエエね。主人公金儲けてないわ~

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]オチもなかなか。

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    2026年07月07日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    村上春樹の小説ってエヴァに似てる気がする。雰囲気を楽しむけどよくわからないところが笑

    一晩の冒険をするマリちゃんと、眠り続けるエリちゃんの話。
    マリちゃんは中国人の女の子の助けになり、ホテルの人や高橋といろんな話をして、心に変化がある。いいなあ、きっと忘れられない日になっただろうな。
    あと夜が明ける描写が素敵で、朝が来るのもいいんだなと思った。読後感がとても良い。

    自分も深夜のファミレス行ってみようかなと思った笑

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    2026年07月07日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    初の村上春樹作品。品川猿が印象的だった。
    これがいわゆる村上春樹的な文章なのかと感じた。引き込まれて、夢中で最後まで読み終わった。

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    2026年07月06日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めて村上春樹さんの作品を読んだ。漠然と不安を感じさせたまま終わる話が多かった。いろんな考察ができそう。村上春樹さん音楽が好きなのかな、作中にレコードとかよく出てきて説明も具体的だった。「うまく言えないけど」みたいな言い回しが多かった気がする。

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    2026年07月05日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    それぞれの登場人物にフォーカスしながら物語が進められるので、物語の枠組みは掴みやすかった。村上春樹作品特有の比喩表現が多くあり、頭の中でのイメージもしやすかったが、やはりところどころ理解が難しい場面もあった。

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    2026年07月05日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    村上春樹の小説は生々しいという評判を聞いてしまって未読なのだけど、エッセイがこんなに面白いなんて、宮田ナノさんの漫画エッセイに描かれていなかったら知らなかった!日常にふと思うことを軽いタッチで書き留めていて、小説の評判と全然違って、穏やかで気さくなおじさんという印象が素敵だった。

    3冊合本の電子書籍を読んだのだけど、640ページあったので、仕事の合間や寝る前に少しずつ大切に読んだ。

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    2026年07月03日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    久しぶりの村上春樹、新刊が出るタイミングでたまたまずっと気になっていたこちらの本を読むことに。

    小説じゃなくてもやっぱり村上節が効いていて、一貫した世界観にもはや懐かしみを感じたり。彼の世界の見方は小説から多く感じ取っていたから、あまり新鮮味はなかったけど、運動モチベは確実に上がる。

    私もがんばろー

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    2026年07月02日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    序盤に少しだけ出て、気味の悪さだけ残した牛河が青豆や天吾と同列に「三人称一元視点」で語られる。

    牛河の登場で物語が一気に進んでいくが、青豆と天吾は無事再会できるのか。そして青豆の妊娠の謎も気になる。
    最終巻でどう伏線を回収するのか楽しみだ。

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    2026年07月02日