村上春樹のレビュー一覧

  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    「音楽を書く」とは、こういうことかと実感させられます。
    いろいろと聴きたくなるアルバムが増えて困ります。

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    2012年10月12日
  • リトル・シスター

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    ネタバレ

    フィリップ・マーロウ・シリーズ

    マーロウの元にやってきた依頼人・オーファメイ・クエスト。行方不明の兄オリンの捜索。オリンの住んでいたアパートの捜索。オリンの部屋を物色するヒックスと名乗る男。捜索中に殺害された管理人クローゼン。クローゼンが電話をかけた相手。ホテルに呼び出されたマーロウの前にあらわれたヒックスの遺体と謎の女。女優メイヴィス・ウェルドとオリンの関係。殺害されたギャング・スピンクの秘密。オリンの遺体発見。マーロウの手に入れた写真とネガの秘密。スティールグレイブの秘密と死。依頼人オーファメイの謎とラガーディー医師の秘密。

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    2012年09月22日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

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    結局ケチなんじゃないかと言われそうだけど、決してそういうのではない。生活の中に個人的な「小確幸」(小さいけれども、確かな幸福)を見出すためには、多かれ少なかれ自己規制みたいなものが必要とされる。たとえば我慢して激しく運動した後に飲むきりきりに冷えたビールみたいなもので、「うーん、そうだ、これだ」と一人で目を閉じて思わずつぶやいてしまうような感興、それがなんといっても「小確幸」の醍醐味である。そしてそういった「小確幸」のない人生なんて、かすかすの砂漠のようなものにすぎないと僕は思うのだけれど。

    *・*・*・*・

    福岡からの帰りで読む。村上さんてエッセイほんと面白い!
    こういう海外暮らししてみ

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    2012年08月20日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    「キャッチャー・イン・ザ・ライ」が大好きなので。
    すごく良かったです!
    改めてサリンジャーのこの作品が、どれだけ凄いか分かりました。
    そしてそれを見抜かれたお二人も。

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    2012年08月13日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    海亀の執拗な攻撃から僕らの身を守ってくれた秘密兵器とは?ヒトは死んだらどこにいくのだろう?―読者が参加する小説「ストッキング」から、オール関西弁で書かれた「ことわざ」まで、謎とユーモアに満ちた「超短篇」小説が36本!(さらに替え歌「朝からラーメン」のおまけ付き!)絶好調の村上春樹=安西水丸“nice&easy”コンビが贈る「村上朝日堂」小説特集号。

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    2012年08月06日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ネタバレ

    春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする…。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。

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    2012年05月14日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    水丸さんのイラストが素敵です。遠近法もなにもめちゃくちゃなのになぜこんなに素敵なんだろう?今回は春樹さんが後ろに控えめという感じですが、でもやはり短文もうまいですね。やはりここにも普遍の登場人物たちが顔を出して楽しい。表題作で「40~50代のおばさん」という言葉に衝撃。確かにそうなんだけど、村上春樹に言われたくない・・・と苦笑してしまった。巻末の対談もまた楽しいですね。2012年2月27日

    2014年12月8日再読

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    2014年12月08日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    3人組の紀行文です。それで東京するめクラブ、メンバーは村上春樹さんを隊長として伝説のスタイリストと言われる吉本由美さんとアートデザインの編集の鬼才、都築響一さん。 題名がずっこけているので想像するに難くありませんが、するめクラブの名前の由来は「大したもんじゃないけどくちゃくちゃ噛んでいるうちにそれなりに味が出てくるのでは・・」という趣意です。
    さて彼らの行先は名古屋や熱海、江ノ島、海外なら ハワイやサハリンであるから何故?がつきまといます。 普通の観光名所巡りではなく、彼らなりに面白い変なところを選んで見て歩くのです。 名物の食べ物やお店などの紹介がところどころ写真入りで載っているから行った

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    2012年01月08日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹が、なぜテレビの司会ができるのかがわかりました。

    工場の現場を見れば、日本の本質に触れることができる。
    工場の現場に対して、自分が何をすればよいかを考えればよいことが分かりました。

    村上春樹がうらやましい。産業界のいろいろな有名人と話ができるなんて。
    でも、テレビ番組では取材に行けないだろうから、その点はうらやましくないかも。

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    2011年12月31日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    村上春樹・文×安西水丸・絵のコラボがとってもいい。どちらがメインというわけではなく、どちらも影響し、引き立て合っている。

    気に入ったのは、春樹さんが引用した「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題」という言葉。私もこういう場面に幾度となく出会ってきました。

    また、引用で「人間というものはね、背骨のひとつひとつでものを考え、字を書くんだよ」という言葉。右半身が麻痺状態に陥って、私はこの言葉を悔しさや悲しみと共に深く噛みしめています。

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    2011年06月25日
  • 意味がなければスイングはない

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    音楽って言葉でこんなにもうまく表せるのかと思った。
    この本読んでスガシカオ聴くようになった。
    良かった。

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    2011年03月15日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    名古屋の人、読んだら怒るだろうなぁ。
    熱海の人、もっと怒るんじゃないか?
    そんな風に不安になっちゃうわたし。
    旅エッセイが書きたくなる。こんな面白く本音ぽろりで書けるわけないけれど。
    でも、名古屋にはあまり住みたくないな、やっぱり…。

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    2010年08月15日
  • 意味がなければスイングはない

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    再読。J-POPをひとくくりに「リズムのある歌謡曲」と定義してしまうことに反発を覚えたのは数年前。久しぶりに読み返すと、あの時さらーっと読み流してしまったいくつかの評論が胸に迫ってきた。知っている音楽は、自分の知識や想いと照らし合わせて読む楽しさがあるし、知らない音楽は、先導される幸福感と、これから出逢う楽しみがある。そして、メロディーと歌詞のタフネス。スガシカオの歌詞における触感と「腹持ちの良さ」についての記述を読んで以来、スガシカオを聴くことが愉しくて仕方ない。まだまだ引き出しがありそう。続編もぜひ。

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    2010年10月05日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    あえて名「本」でなく、名「盤」と呼ばせていただきたい。

    昔ジャズ喫茶のマスターをしていた村上春樹の確かな審美眼と
    和田誠のほっこりイラスト
    説明の要らない大人の一枚

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    2010年04月30日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    やっぱり村上春樹氏の作品が好きです。

    ーーー
    春がくるとジョン•アプダイクを思い出す。
    ジョン•アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。
    我々の頭の中には幾つかそのような連鎖が存在する。
    ほんのちょっとしたことなのだけど、
    我々の人生や世界観はそのような
    「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする。
    ーーー

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    2010年02月28日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    村上春樹作品(文章や表現)をこよなく愛する人にはうってつけの本。
    癒される。安西水丸さんの挿絵も絶妙なタッチで描かれている。村上春樹ワールドと安西水丸氏の挿絵が絶妙に絡み合って美味しいパスタに♪何度読み返しても癒されます。

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    2010年05月14日
  • 意味がなければスイングはない

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    音楽業界紙の音楽評論よりも,面白い。

    取り上げられているアーティストを知らなくても,楽しめる内容。
    知っていれば尚更に,視座や感受性を広げてくれる。


    なるべく対象を公正に,正確に,音楽(とそこから感じ,考えたこと)を表現しようと気を配っている所がとても好感がもてたし,対象との距離の取り方に信頼が置けると思った。

    何かを好きになるなり方,にも個性が出る。

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    2009年11月26日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    村上春樹の本は私的にはずれが全くない・・・!基本小説以外はあまり読まないのにすごく楽しんだ。村上先生はかわいい。安西水丸さんのゆるゆるした挿絵もとても面白く見れました。一番好きな章はかつらの工場のところ。ねじまき鳥クロニクルで笹原メイちゃんが勤めていた工場・・・!?次に人体模型。すごく工場っぽくて。それから、コムデギャルソンお洋服ほしくなりました。水丸さんと村上先生が連れ立って工場見学・・・微笑ましい・・・!たまに垣間見える二人の会話にすごいウキウキしました。
    あと牛は意外と凄絶ですね。

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    2009年10月04日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    フツーの旅行じゃつまんない。
    日本には、世界には、まだまだ変な場所がいっぱいあるんだなぁと感慨深くなる一冊。

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    2009年11月11日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    ジャズを聴くと『ポートレイト・イン・ジャズ』が読みたくなるし、『ポートレイト・イン・ジャズ』を読むとジャズを聴きたくなる。そんな本です。

    というのも、久し振りにセロニアス・モンクを聴いていて、またこの本を読み返したからです。

    様々なジャズ・ミュージシャンが、村上春樹の文章によって、和田誠のイラストと共に彩られていく本書ですが、大好きなセロニアス・モンクについての文章をちょっと引用してみます。


    「濃いブラック・コーヒーと、吸いがらでいっぱいになった灰皿と、JBLの大きなスピーカー・ユニット、読みかけの小説(たとえばジョルジュ・バタイユ、ウィリアム・フォークナー)、秋の最初のセーター、そし

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    2009年10月04日