村上春樹のレビュー一覧

  • 一人称単数

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    村上春樹、最新短編集。
    作品によってバラつきがあるが、『クリーム』がかなり良い。これだけでも読む価値があると思う。

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    2025年09月10日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    1995年という年に寄り添った作品。今年で20年目になる秀作。
    不安と恐怖に満ちたあの一年を揺かごに乗せたような哀しみと慈しみ、そして希望が感じられる。

    『かえるくん、東京を救う』、書き下ろしの『蜂蜜パイ』が特にオススメ。

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    2025年09月10日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    特に人気が高いと聞いていたが、確かに頷かせるだけの物語の重みがある。
    緻密な駆け引きと決戦、誰かを想う心の尊さが確立された強い作品。

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    2025年09月10日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    まさかの #村上春樹 作品で最初に読んだ本がこちらになります

    本を読む習慣はなかったけどコロナ禍でランニングを始めてこの本に出会いました

    ただ淡々と走る
    己のために
    我が道を

    ランニングは無理をしなければ身体に良いことしかない

    流石の村上春樹様
    他の本も読みたくなった(順番がおかしい)

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    2025年09月10日
  • リトル・シスター

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    マーロウはあんまり調子が良くない。でも人物がよく描かれておりおもしろい。最後に村上春樹訳者あとがきがありなかなかいい。

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    2025年09月09日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    4枚の絵が、新たな謎を語り出す。
    ユーモアとアフォリズムに満ちた物語の行方を、
    まだ誰も知らない。
    森の小径を抜けて、絵画教室の少女と美しい叔母が山荘を訪れる。そして、4枚の不思議な絵がパズルのピースのように一つの物語を浮かび上がらせる。たびたび現われる優雅な銀髪の隣人、奇妙な喋り方で「私」に謎をかける騎士団長。やがて山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇も明らかになる。真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない――。

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    2025年09月09日
  • 水底【みなそこ】の女

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    レイモンド•チャンドラーを村上春樹は全7作品訳しているが、これは最後の一冊らしい。
    フィリップ・マーローは、会社経営者に、男と駆け落ちした妻の安否確認を依頼される。
    マーローが行方を調査していると、湖の町の湖底から別の女性の遺体を発見する事になる。
    マーローは、町の有力者と警官との癒着など、町の暗黒部分に直面しながらも、クールに見つめて、解決に導いていく。

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    2025年09月07日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    騎士団長、登場!
    謎と予感をはらんだ世界が、一気に動き出す――

    その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!?
    一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、遠い闇の中でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女――多彩な人物と暗喩とともに、物語はさらに深く、森の奥へ。

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    2025年09月07日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

     とても抽象的かつ謎が多くの残った一方で、情景描写や登場人物の言葉から村上さんの書く世界の意味を探ることに楽しさを感じる作品でした。
     
     時々感じるけど言葉にできないことを言葉で印象的に現せるのは尊敬しかありません。それを想像しながら読むのか心地よかった。

     内容について、その場の主人公が求めたものこそが真実だからこそ、壁は不確かになるのでしょうか。

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    2025年09月06日
  • 女のいない男たち

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    ネタバレ

    村上氏の短篇は幾つか読みました。

    私の感覚では、彼の短篇というのは、偶然知り合った人から聞いた世にも稀なるお話、ややシュールな感じのお話が多いという印象があります。

    具体的な近似を述べれば、『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』みたいな作風でしょうか。不思議、超自然、はたまた偶然。それを淡々と、微熱感のある興奮とともに綴る。

    で、本作『女のいない男たち』は、よりテーマ性のある短篇に感じました。

    タイトル通り、女性に去られた男性が過去を回顧するようなお話です。そしてそこに不思議、超自然、はたまた偶然、という村上節は従前同様にブレンドされています。

    ・・・
    全部で六つの短篇で構成されて

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    2025年09月06日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    指揮者自身は音を出さないが、大勢の奏者を躍らせて音楽を生み出す。
    作家もまた一人で作中の登場人物を自在に操り物語を紡ぐ。
    同業者同士の対話は、共通認識を語らず細部や流行に傾きやすい。
    しかし異業種の対話では、むしろ幹が浮かび上がる。
    小澤征爾と村上春樹のやりとりからは、音楽のディテールに加え、創作の根本や未来への視点までもが立ち現れてくる。

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    2025年09月05日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    読んでた中で、ランの記録がある年齢を境に天井を打つということに自分と重ね合わせた。
    私は老後もランとbikeはやっていきたいと思っている。その付き合い方にこの本が参考になった。

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    2025年09月04日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ◯ ほんとは自分の影の残り半分を真剣に探した方がいいんじゃないかと思うけどね(106p)

    ◯ いや、そうじゃない。僕がなにを想像するかは、この世界にあっておそらくとても大事なことなんだ。(280p)

    ◯ 一本ありゃそれで間に合うはずなんだが、政治家がでしゃばってきて三本もできちまった。(441p)

    ★文章が巧妙で、流れるように読める。何か、これしかないという文章。

    ★不思議で奇妙で残酷で恥ずかしくて、心に引っかかる話。ナカタさん、いい人だなあ。大島さんもとても魅力的な人。

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    2025年09月03日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    村上春樹ワールド、なんだか難しくてはっきりわからない内容もあったけど、読み進めるほど続きが気になり、あっという間に完読した!

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    2025年09月03日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    村上春樹ワールド、なんだか難しくてはっきりわからない内容もあったけど、読み進めるほど続きが気になり、あっという間に完読した!

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    2025年09月03日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    3部作….長かった、、、3部作通して3週間あれば読み終わるだろうと鷹を括っていたら第3部が異様に長くて3部作全部読み終わるのに1ヶ月かかってしまった…..
    こんなに長い期間、一つの小説の世界に浸っていたのは久しぶりだ。ちょっと疲れたから、一旦短編を挟もう。

    ちなみにこれは高校生の時に読んだけど、動物園のくだりで挫折。その後大人になってからも同じ箇所で挫折。今回三度目の正直で読破できた。

    動物好きだからいつも動物園のくだりで嫌になってしまっていた。

    今回最後まで読めて良かった。
    物語として、プロットがとにかく面白かった。

    サブストーリーも一個一個ハラハラドキドキして面白いし、何よりある種

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    2025年09月03日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    間宮中尉の長い話はかなり読むのがきつかった。
    でも戦時中は「悪」の連鎖反応により「悪」が増幅した結果、あのようなものは当たり前のようにあったんだろうな….

    壮大な物語がこれから始まろうとするワクワク感のある第一部。是非

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    2025年09月03日
  • やがて哀しき外国語

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    いかにも村上春樹節といった語り口で、どこか飄々としながらも癖のある文体が良い。
    日本という国を外から見た形が独特の視点で語られていて、なかなかに面白い。

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    2025年09月02日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    まだ作品としては6分の1の段階だが、読者を引き込むのに1番大切な序章の部分。
    村上春樹の緻密な描写が、SFのはずの物語を妙にリアルに描いている。
    闇深く物騒で、読んでいて少ししんどいところもあるけれど…青豆と天吾がどう絡んで、この闇にどこまで踏み込んでいくのかが気になる。

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    2025年09月01日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    『要するに彼女と寝ることになるかもしれないということだ。(p25)』
    唐突すぎて、なるかーいと突っ込みかけたけど、村上春樹ワールドか…と納得

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    2025年09月01日