村上春樹のレビュー一覧

  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    よく意味はわからないんだけど、それでも面白くて心地よくて読み進むてしまう。この作家さんの作品はそんなんばっかで、嫌いじゃないのです。

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    2025年07月25日
  • カンガルー日和

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    短編のひとつひとつの話が村上春樹らしいクスッとしてしまうけど、時にはドキッとする文章で書かれている。話の最後の23行で心を掴まれる。とても好きな作品。カンガルー日和は実際の動物園を思い出しながら読んだ。

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    2025年07月24日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    物語が動き出します。ここから読むスピードもあがってきます。登場人物の接点も垣間見れ、次の展開が気になります。
    何気ない生活風景を描くのが本当に上手いと思う。

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    2025年07月23日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    再読です。うっすら覚えている感じで読みましたが、村上春樹さんらしい不思議というか非現実的な設定で、なおかつ文章は引き込まれます。女性のパートナーに恵まれている主人公も定番かな。

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    2025年07月23日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    続きが気になる代物だった。早く後編を買いに行こうと思う。青豆と天吾がここからどのように交わっていくのか気になる。また天吾やふかえりの哀れな幼少期に同情してしまった。

    また、私も自分の中の空白を満たし、激しい心の震えを感じるような人と出会いたい。

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    2025年07月23日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    初カポーティ。映画でも有名な表題作はまだ観ていません。どうやら原作と映画はまた違う雰囲気のようです。ヘップバーンが演じたホリー・ゴライトリーがどのような人物に仕上がっているかはわかりませんが、本書のホリーはとにかく天真爛漫。誰もが振り向く美貌さと誰にも縛られない奔放さに小説の枠を超えて人々は魅了されるのでしょう。そんな彼女はどこかへ旅立ち、残された人々は彼女の記憶や痕跡を寂しく思いつつもただ楽しむ。そんな余韻すら魅力的な小説でした。
    他に収録されている「花盛りの家」「ダイヤモンドのギター」「クリスマスの思い出」も余韻が素敵な小説ばかり。心にすっと入ってくる良作でした。

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    2025年07月22日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    学生時代とかの、初めておこる感情のピュアさや激しさ痛みとかは、確かにあの時だけのもので2度とない感覚がある
    どこかの初恋の描写を見て、当時の恋心を思い出した
    村上春樹の文章はそういう懐かしさがそっと現れる時がある

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    2025年07月21日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    お二人の対談形式で、小澤征爾氏のこれまでの演奏にまつわるエピソードや、様々な演奏のレコード(CD・DVD)を聴きながら、その演奏に対してマニアックなやり取り、想い出話が繰り広げられる。村上春樹氏がこんなにクラシックをはじめとした音楽に造詣が深いとは知らなかったが、お二人の会話のキャッチボールの中で、小澤征爾氏の音楽哲学や音楽への思い、お人柄が浮かび上がる。大西順子氏とのやり取りはとても印象的。

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    2025年07月20日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    5つの短編どれも楽しめた。特に『ハナレイ・ベイ』が良かった。話としては普通だし他の4つの短編に比べると不可思議さは少なめかもしれない。それでも何故か『ハナレイ・ベイ』に惹きつけられる自分がいました。最後の終わりかたも良くて文章のリズムとおだやかに流れるような情景とハナレイ・ベイという文字で締めくくる感じがすごくグッと来た。

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    2025年07月19日
  • 女のいない男たち

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    多様な形で女性と別れることになった男性陣を、様々な角度から眺めた短編六篇が収められている。
    タイトルに惹かれて書店で手に取り、購入した。どうやらその判断は適切だったみたいだ。あの寂しげだが温かい、独特の余韻を残す素敵な読書体験ができたのだった。

    さて僕は村上春樹の小説を読むと、昔から不思議な感覚に見舞われる。
    脳の奥深くの、最深部といっていいほど深い、どこか得体の知れないデリケートな場所。あたかもそこをスコップでせっせと掘り、自分の中に眠っている(というと烏滸がましいが)創造の泉を探り当てようとされるかのような、不思議な感覚だ。

    正直なところ、遠い昔はこういう感覚にはしんどいものを感じた。

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    2025年07月19日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    伏線なのかわからないが気になるところが散りばめられている。
    「不確かな壁」を見た後だと少し重なる部分があって面白い。「気になるところ」がどう回収されていくか楽しみ。

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    2025年07月18日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』は、単なるマラソンの記録ではなく、生きることそのものの比喩に満ちた、静かな覚悟の書であるように感じた。私自身、ストイックなランナーというわけではないが、走るという行為に魅せられているひとりとして、頁をめくる手に熱がこもった。

    なかでも、「痛みは避けがたいが、苦しみは選べる」という一節は、深く胸に刻まれた。外的な痛みに翻弄されることは避けられないとしても、その痛みにどう向き合うかは常に自分次第であるという、静謐な意志の力が滲む言葉だった。

    本書では、がむしゃらに努力を重ねることよりも、己の限界を冷静に見つめ、淡々と継続することの大切さが語ら

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    2025年07月17日
  • パン屋再襲撃

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    パン屋再襲撃が何故か心に残ってしまった。
    なんでだろう。少し変なのに、想像できてしまって、そこには少し憧れがある。

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    2025年07月16日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    村上春樹の初読。
    きみに心を焼かれた、焼き切れたぼくのように、読み進めた。とても魅力的なキャラクター。
    物語の最後には、ぼくときみが再開すればよいと願っているが、願っている時点で心のどこかで、薄々わかっているのかもしれない。

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    2025年07月14日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    クラシックの話題とおしゃれな会話がありとても都会的な雰囲気があるのだが、市営プールで泳いだり、バーではカナディアンクラブを飲んだりするシーンからは主人公は贅沢をしない日常的な雰囲気を感じます。このあたりの空気感が好きなんだよな。
    そして物語は主人公をギリシャの小さな島に向わせ、そこでミュウが損なわれたことを知る。日本に帰ると教え子もまたミュウが損なわれたのと同じ「あちら側」に行ってしまったようになり、その母親との不倫関係も解消してしまう。
    最終的にすみれは戻ってきたものの、なんだか失うことの方が多いじゃないかと寂しく思う。
    また期間を置いて再読したいなと思わせる作品です。

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    2025年07月14日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    "こういうのは飛行機や新幹線や自動車をつかう忙しい旅行者の目にはまずとまらない。ほこりをかぶり、汗でぐしょぐしょになり、馬鹿みたいに何日もてくてく歩いていると少しずつ見えるようになってくるのだ。"

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    2025年07月12日
  • 一人称単数

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    すき。昔の短編ばっか読んでるから毛色が違くて少し戸惑ったけど、それでも好き。
    発達障害系のいわゆる特性を持ってそうな人が多く出てきた印象。勿論いつもおかしな人はいるけど、より現代的。
    最初の話以外性表現もほぼないのでなんだか穏やかすぎるくらい穏やかに読めた。

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    2025年07月11日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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    トランプとコロナでフェイクと陰謀論に覆われた国、アメリカ

    裏切りと絶望で真実なき人生を歩むと決めた主人公が、利己的な人との交わりで現実に引き戻され、生きる意味を見つけていく

    著者が「虚言(ミソメイニア)の国」と化したかつての「自由の国」の末路を憂いているようで、なんとも考えさせられる物語でした

    村上春樹の翻訳は最高です

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    2025年07月09日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    改めて読んでフリーランスとして生きていく上での規律性の重要性と言うものを痛感させられるし、一方で冷静な状態で読むとシンプルに天才の話だな、と言うふうに一見片付けられてしまう部分もある。とは言えだからといってこれは自分に当てはめられないとむげにしてしまうのはすごくもったいない。春樹さんがこの本の中で書かれているように体力はもすごく重要だし、仕事をすることと同じ位重要度を上げて取り組むことが長い人生を息切れせずに、自分のやりたいことをやりたいようにやっていくことにつながるのだと思わされる。いつ読んでも名著。

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    2025年07月08日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    少し「美女と野獣」性を感じたり、街は死後の世界かなと思ったり、川を昇っていくシーンはやけに情景が浮かんだり、していると

    仮止めしてた「こうかな…」が、「そうだよ」とは打ちつけられずに、いい具合に曖昧に終わる。三部に行くまでは割と地道な地味な道を行くストーリーなのだが、三部にいくと急にあたたかさが吹き始め、そしてまさかラストは街を出ていく。

    街にはずっと居ても、二度と行かなくても…なんだかいけないようなそんな場所なんだろう。
    面白かった。

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    2025年07月08日