村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何も読まずに好きだの嫌いだのと村上春樹を語れないので、最初の彼の小説として『1Q84』を選んだ
ジョージ・オーウェルの小説『1984年』(1949年刊)も読んだことないけど、『1984』に出てくる独裁者ビッグ・ブラザーと対称的なリトル・ピープルという名前の集団が『1Q84』には出てくるらしい
この巻では名称が数回出てきただけでまだ謎のまま
I can’t speak about liking or disliking Haruki Murakami without reading his work, so I chose '1Q84' as my first novel -
Posted by ブクログ
終わり方があまりにも潔い。
すみれはどこへ行っていたのか、どうやって行ったのか、どう帰ってきたのか等々……謎の答えは何も語られないまま終わってしまい呆然。そこも含めて、「らしさ」があって好きな終わり方でもある。
私なら問いただすであろう状況に、ただすみれを迎えに行く主人公。この2人故の信頼感が感じられてとても好き。
登場人物は「すみれ」「ミュウ」「ぼく」の3人。今までの傾向的には、The.大人の女性が好きな私でも、本作ではすみれ派。初恋に必死な女の子が全面に出ていてとても可愛い。設定的には私と同じ22歳であるけども、全体を通してどことなく幼い?少女的?な印象があった。でも(元)ヘビースモーカ -
Posted by ブクログ
ネタバレ学生の頃から数々の村上春樹作品に挫折してきた私だけど、初めてはっきり理解できる作品だった。かといって共感できる部分はひとつもなかったが…。
結局のところ私は村上春樹的なバブルの遺物みたいなキャラクターが出てくる小説が結構好きなんだよな、と思う。同じことが江國香織作品に出てくる危なっかしい雰囲気の女性にも言える。
内容について思ったのは、再会した島本さんってつまり非現実の存在なのでは?ということ。
主人公が囚われていた希死念慮?のようなもの。満たされなさを抱いて、現実から逃げてしまいたくて幻影を見ていたのかなと。
何がそんなに不満だったのかは全然納得がいかないけど、島本さんのミューズ感ってやっ -
Posted by ブクログ
1995年は阪神大震災と地下鉄サリン事件が起こった年。地震と宗教、共通点があるはずはないのですが、同じ年にこの二つの出来事が起きたということは、この世には人の手の届かない何か大きなものがあるのでは?そしてその大きなものを村上春樹は知っているのでは?などと思わせるような不思議な短編集。
登場人物は、被災者や被害者ではないけれど、この2つの出来事が心に小さな余波を残している人たち。独特な文体を取り混ぜて、言葉を話すカエルや天の光の中でひたすら踊る若者など不思議なキャラクターも登場します。彼らが何を抱えているのか、何をしたいのかはさっぱりわからず、ただ淡々と流れるように物語が進み、結局謎のまま終わ