村上春樹のレビュー一覧

  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんだか不思議な世界。
    風景や感情の描写が独特だけど丁寧で、ありありと想像出来るところがめちゃくちゃすき。
    ナカタさんがどうかしあわせでありますように。
    思春期ならではの性欲の書き方?が個人的にはあんまりいらんなぁ、と思ってしまうがそれが重要だったりするのかな。そう感じてしまうのは私が女だからなのか、なんなのか。私ってばフェミなのかな、、

    なんやかんや総じてめちゃくちゃすき。

    ナカタさんがしあわせでありますように(2度目)

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    2025年11月22日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    上巻で十分楽しかったですが、下巻もそのテンションを保ったまま最後まで突き通してくれました。
    「世界の終わり」の方は幻想小説みたいで、箱庭ファンタジーという体で楽しめたし、「ハードボイルド~」の方はいつもの村上春樹という感じもしつつ、スラップスティック的なコメディもしていて、エンタメとして普通に読めました。
    というかやれやれ系主人公の元祖という説は聞いていたのですが、ほんとにセリフとして「やれやれ」が出まくっている!笑
    物語解釈としては村上春樹は『羊をめぐる冒険』まで、時代を過ぎてしまった革命戦士たちについて冷ややかな視線を投げかけていたと思うのですが、その”情熱”が”心”として、どこへ行ってし

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    2025年11月22日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    初めての村上春樹
    ぶっ通しで読んだ。行ったり来たりのお話なのに一つの軸で読むことができた。完全に理解はできていないし、理解できなくてもいい気がする。何回も読むのに良い本だと思った。

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    2025年11月21日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    村上春樹さん 新潮社2002年11月発行
    写真付エッセイ

    ご夫妻で、ウィスキーをテーマにした旅行記
    スコットランドとアイルランドを堪能している様子が、読んでて嬉しくなってしまう。
    そして、ウィスキーを楽しむ旅をしたくなります。

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    2025年11月21日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    ネタバレ

    7年振りに再読(25年11月末)。名言が多いが特に感じた点は①観察者としての小説家②ロジカルよりもフィジカルの2点。以下の引用箇所にも記載の通りだが、いかに著者が細かく人や事象を観察し、その断片的な記憶を蓄積しているかが分かる。それは半ば無意識的な行為であり、小説家ではない我々も日常的に行っていることではあるが、面白い/異常な行為はそれを知覚/解釈する負荷の高い作業も包含しているように感じられ、中々それらの間に共通したテーマ等を見出すのは難しい。著者は小説家としてアウトプットを出すために日常的に運動を行い、体力を維持しているとのことだが、確かにこれらのあくまで断片的なものを収集/再解釈し、それ

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    2025年11月21日
  • 女のいない男たち

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    初めての村上春樹。めちゃくちゃ偏見ですが、音楽、猫、文学的性描写…といったイメージがあって、そして概ね間違っていませんでした。
    日本版アメリカンジョークとでも言えばいいのか、例えば、表題作「女のいない男たち」の書き出しのところの「真夜中の電話のベルはいつも荒々しい。~人類の一員として僕はそれをやめさせなくてはならない。」とか。大袈裟で小粋な感じ。
    あと登場人物に漂うやれやれ感。
    村上春樹を浴びたーっていうのはこういうことなんでしょうか。

    「木野」が特に良かった。
    カミタから突如店を閉めろと告げられた場面以降の緊張感が凄くて、ページをめくる速度が上がった。

    分からないけど、男性のほうがやっぱ

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    2025年11月20日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    「本読むふたり」という小説での、話のキックオフになった作品。そこから興味を持って読んでみた。また、映画アフターザクエイクが公開されて、気になっていたが、りかいできるかがわからなかったので、チャレンジ。

    ・UFOが釧路
    ・アイロンのある風景
    ・神の子どもたちはみな踊る
    ・タイランド
    ・かえるくん、東京を救う
    ・はちみつパイ

    尻上がりによくなっていった。
    村上春樹苦手意識あったけど、読みやすかった。
    必要なのか、不必要なのか、急にくる性描写や、下ネタがある。

    阪神淡路大震災を受けての短編集。

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    2025年11月17日
  • パン屋再襲撃

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    ⭐️パン屋再襲撃
    何度この本を読んだのだろう。若い頃はふわふわした印象しかなかった。相変わらず感覚で読む村上作品なのだが、妙に懐かしさが込み上げるのは歳を重ねたせいか?今回は表題作より「象の消滅」が印象的だった。世界は統一性、便宜性を求めすぎるためバランスを失っている。年老いた象と年老いた飼育員が幸せそうに見えるのは何故だろう?

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    2025年11月16日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ⭐️神の子どもたちはみな踊る
     阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件をモチーフにしているという。全体的に暗いトーンだが、連作短篇の終わりにいくほど救いがあるように感じる。「アイロンのある風景」「かえるくん、東京を救う」「蜂蜜パイ」
    が好み。焚火に癒され、光と闇の闘いに翻弄され、まさきちととんきちにほっこりする。村上春樹ワールドにハマりそうだ!

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    2025年11月16日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    あっけない最後
    でもとても楽しく読むことができたので◎
    幹線道路の非常階段を探す、
    高架下の工事現場のようなところをキョロキョロみてしまう妙な癖がついてしまった

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    2025年11月16日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    「僕はふとしたことで家出をしたまま二度と家に戻れなくなってしまった。家に戻るための道を忘れてしまったのだ。僕は何度もそういう夢を見たことがあった。それは少年時代の僕の悪夢だった。行き惑うこと、戻る道を失うこと、もう長い間、そんな夢のことを忘れてしまっていた」
    この文章を読み、ここだけは、わたしも主人公と同じだと思いました。ただ、わたしの場合は、子どもの頃ではなく、大人になってから、行き惑い、戻る道を失う夢を見るようになりました。目が覚めて「夢でよかった」とホッとして、夢のディテールはすぐ忘れます。現実に戻ると、迷いや不安はとりあえず脇に置き、日々、すべきことに追われ、病気や怪我を負えば、痛みと

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    2025年11月15日
  • 風の歌を聴け

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    滲んでよく覚えていないような感覚になった。
    時代が違うのに何処か懐かしく思えた。
    少し自分の人生にかするような、胸がギュッと苦しくなる瞬間があった。

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    2025年11月15日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    ハナレイ・ベイ
    静かで綺麗な小説。死は常に清らかで静か、「清」であり「静」である。コントラストとして描かれる、騒々しい不躾な、でもなぜか憎めない、無邪気な汚らしく埃っぽい若者2人(静かで清らかな死と意図的に対比させている、生を体現するキャラクターだ)。そんな2人に対しての主人公の視線もどこかやさしく温かい。
    それを一つの世界観にまで昇華させるのは村上春樹の小説家としての技術の一つの真骨頂なんだな。
    骨の髄まで、美しい小説。

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    2025年11月13日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    皆さんの感想を読んで興味を持ち
    今さらながら手に取りました
    点と点が微かに繋がり始めた感じ
    今後の展開が楽しみです

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    2025年11月13日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    やっぱり引き込まれる。
    どの短編も読みやすかったけど
    かえるくん、東京を救うが特に好き。
    これは以前子ども向け?の村上春樹の単行本にあり記憶していた。
    宗教と地震は地下鉄サリン事件と阪神淡路大震災から来てるのかと他の人の感想を読んでなるほどと思った。2世の視点が1Q84にも少し通じるものがある。蜂蜜パイの結末がハッピーエンドでよかった。

    0
    2025年11月13日
  • アンダーグラウンド

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    村上春樹を刊行順に読むプロジェクトにおいては、「ねじまき鳥クロニクル」の次は「スプートニクの恋人」だったのだが、「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」を読んだら、一個飛ばして先にこっちを読みたくて仕方なくなって、手に取った。
    地下鉄サリン事件のことはもちろん知っていたし、子どものとき、クラスでは「しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー♪」の歌をみんなで歌ったりもしていた。でももちろん、自分からは遠いものだった。というか、それに対してなんか分かるそぶりでも見せようものなら自分もこの社会の枠の線の外に追いやられるような感じのもの。それがオウム真理教で、地下鉄サリン事件はその人たちが起こしたものだっ

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    2025年11月12日
  • スプートニクの恋人

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    恋愛小説で第三者からの目線で語られるという構成が斬新で面白かった

    体と精神の分離をドッペルゲンガーや影分身のように物理的?視覚的に表現してしまうところがいかにも春樹って感じでとても良かった

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    2025年11月10日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    村上春樹の作品は時々挟まってくる自然や風景の描写が本当に美しいと思います。この作品もその例に漏れず、雨の降る風景、雪の降る風景がありありと脳内にイメージされます。
    物語は現実と空想?世界が交互に展開され、やがて現実と空想の狭間があいまいになっていく…村上春樹らしい不思議な世界です。
    秋の夜長にオススメですょ。

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    2025年11月09日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    オーディブルで。3巻は長かった。
    著者らしい性的な話を含んだ抽象的な不思議な話は、
    騎士団長殺しに似ている。
    登場人物は、変な人しか出てこない。
    でも、笠原メイは賢い。

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    2025年11月09日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    いよいよ、青豆と天吾の世界が重なる展開。

    新興宗教団体のリーダーは、本当の「黒幕」ではなかった。
    彼もまたリトル・ピープルに利用される存在だったということがわかるのだが…
    リトル・ピープルは超自然の存在。
    ヤギの死体から現れたり、人数も自在に変えられたり。
    宗教コミューンの暗部に切り込んでいく社会派小説と思っていたので、突然のファンタジー展開にやや戸惑う。

    青豆がふかえりの「空気さなぎ」を読むことで、不可解なリトル・ピープルや空気さなぎのこと、1Q84という世界のことが少しわかってくる。

    リトル・ピープルは選ばれた少女に空気さなぎを作らせ、そこに彼女とうり二つの「ドウタ」を作らせる。

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    2025年11月09日