世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

781円 (税込)

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〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)
    完結
    880円 (税込)
    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)
    完結
    781円 (税込)
    〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月14日

    再読。

    ここまで美しさを感じる著作に触れたことはない、そう思わせる程秀逸な作品。二層構造が重なり合う文学、アニメ、映画は様々あるが、これが一番良い。

    まごう事なき神作品。

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    例えば他の小説だったら、”やみくろ”の意味することとか、やみくろの本当の意味とか、何の比喩なのかとか考えてしまうんだろうけど、村上春樹の小説だと”やみくろ”を”やみくろ”として認識してしまう自分がいる。やっぱりそれって村上春樹の文章がそうさせてるんだろうか。これが俗に言う村上ワールドなのか…?(沼に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」、ふたつの物語の世界がどのように繋がっているのか、ということを気にしながら読むとすごく楽しい。本編自体は「ハードボイルド・ワンダーランド」から始まっているのに、タイトルは「世界の終り」からなんだなあ…などという、一見どうでもよさそうなことを考えながら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    なんでこんなに面白いんだい。
    彼女の脱ぎ捨てられた衣服は、彼女自身よりも彼女だった、みたいなところすごく好き。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月22日

    世界の終りのクライマックスがとても好き。
    突拍子もないフィクションの世界設定を、読み進めるうちに自然に受け入れられるようになっていくのが不思議。よくこんな話思いつくよなぁ。

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    Posted by ブクログ 2023年12月03日

    よく喩えなどで用いられる「世界の終わり」の一例を見ることができた。この言葉のふわっとした部分の解像度が少し上がった。

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    Posted by ブクログ 2023年10月05日

    「失われた心を取り戻す」

    村上春樹作品の善性を感じ取れる素晴らしい読書体験だった。いつになるかは分からないけれども、いつかまた必ず読み返すことになる気がしてならない。
    村上春樹を勧めるほど野暮なことはないが、敢えて今すぐ読むことを推奨。
    きっと忘れられない作品になるはず。

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    Posted by ブクログ 2023年06月05日

    新作を買い、読もうかというところで、新作はこの本のいわば続編だ、と書かれた日経新聞の記事をたまたま目にした。それは、ということで、先にこの本を読んだ。面白い。村上春樹の頭の中はどのようにこの物語を紡ぎ出したのだろうか。物語の終わり方は、なるほど、確かに、これでは終わってないのかもと感じさせるところが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月27日

    ラストに向かって 生きる 人とは を考えさせられる

    心のない完全な世界。辛いことも死もない穏やかに永遠な世界。
    でも心のある悲しみも苦しみもある世界を私も選ぶんだろう

    "私が自分の意思で選んだことといえば、博士を許したこととその孫娘と寝なかったことだけだった。"

    許すことを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月20日

    「街とその不確かな壁」を読む前に、関連のある本作を再読。

    現実世界である「ハードボイルド・ワンダーランド」と、精神世界である「世界の終り」の2つの世界を交互に描いた作品。
    2つの世界の繋がりは、物語を読み進めていくうちに明らかになっていく。
    最後の最後まで、主人公がどのような選択をするのか、この物...続きを読む

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