世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(新潮文庫) のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)
    完結
    935円 (税込)
    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)
    完結
    825円 (税込)
    〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中学生の時に習った水槽の中の脳の話を思い出した
    村上春樹は冒険物語もいけるのか、読みやすいしおもろいし。一角獣が好きだね。

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    高校生のときに読んだ本作、40歳の今再読し、あまりの記憶のなさに笑った。きっと、当時理解出来なさすぎだのだろう。

     本作に通底しているテーマは、「自己とは?」かなと思った。影というのはそのまんま、ユング心理学で言う"シャドウ"、頭骨から読み取る古い夢は、シャドウを生み出すきっか

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    作品全体を通して物寂しさや寒さを感じるが、だからこそ暖かい瞬間により救われる。個人的に今の自分にぶっ刺さるところがあり、自身のエゴとそれによる孤独感のようなものを「僕」からは感じた。この作品に出会ったことで、孤独感から開放されるような気持ちになれた。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    感激感動感涙。
    ハードボイルド・ワンダーランドは世界の肯定、世界の終りは心の物語であろうか。自身が創り出した壁に囲まれた街で、心を失わぬまま、彼女に心を伝える「僕」の選択に感動した。

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    上巻から一気に怒涛の展開。
    どちらかというと上巻は癒し系の話かと思ったのに、全然違うかった。
    でも最後の4章は本当に涙無しでは読めなかった。

    世界には涙を流すことのできない悲しみというものが存在するのだ。深い哀しみというのは涙という形をとることさえできないものなのだ。

    誰の心にも諦めたもの、閉ざ

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    相変わらずの村上春樹節が聞いてて面白かった。
    よくわからない、そうかもしれない。の部分は読んでいて普通に笑ってしまった笑

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    多くの謎と課題をその中に秘めながら怒涛のような展開…蛭のいる洞窟はゾッとするなぁ

    で、「私」の消滅の結末へ。
    ずっと聞こえているような音楽とタバコの香りが昭和への郷愁を誘い、なぜもっと早くこの本に出会って無かったのだろうとささやかな無念さを抱え厚い本を閉じるのでした。

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    この本を読み、人生の無常さや諦念といったテーマを感じました。

    どんなにあがいても結果は変わらない、最初から決まっているのではないかという思いに至り、自分の意思決定さえも本当に自分のものなのかと考えさせられました。

    そのような中で、限られた生活の中で感じる喜びを噛み締めることの切なさや意味深さを感

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    これは素晴らしい。内容も分かりやすく、何より設定がおもしろい。村上春樹は奇想天外を読者の体温に溶け込ますのが上手で、この本では特にその傾向が見られた。最高傑作と名高いだけある。

    0
    2025年02月05日

    Posted by ブクログ

    何読目だろう。
    20歳に入る少し前くらいにこの本に出会って、20代の前半のうちに3回は読み直していると思う(読み返した回数はたぶん『ねじまき鳥クロニクル』の方が多いけれど)。
    社会人になった後も読み返した記憶がある。それが20代の後半だったのか、30になってからだったのかは覚えていないけれど。そして

    0
    2025年01月15日

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