村上春樹のレビュー一覧
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読んだばかりのJ.D.Salinger の「Catcher in the Rye」について、訳者である村上春樹と、それを教材に東大で講義をしている柴田元幸が徹底的に語り合っている。
この小説は「社会に反抗する無垢な少年の物語」という評価が通り相場らしいが、村上も柴田もそれに関してはとても否定的である。以前は、若者はこの小説を読まないことには話が始まらないというところがあったそうだ。ところが二人の対談を読んでいると、とてもそんな単純な物語ではないことに気付かされた。
二人は「トム・ソーヤー」や「ハックルベリー・フィン」を引用しながら、ヨーロッパにある成長物語はアメリカにはない。反成長物 -
Posted by ブクログ
スガシカオ論は卓越した日本文化批判になっている。Jポップの歌詞とマスメディアの使う文体を同一に並べ、それらは内輪だけで通用する制度言語であり、互いに馴れ合い、もたれあっている、という洞察は、日頃からメディアの紋切り型論調にイライラさせられてきた者にとって、まさに我が意を得たりである。その一方で、こんな優しい眼差しで音楽と向かい合う姿も見せる。「思うのだけれど、クラシック音楽を聴く喜びのひとつは、自分なりのいくつかの名曲を持ち、自分なりの何人かの名演奏家を持つことにあるのではないだろうか。」小澤征爾との対談も素晴らしかったが、これも音楽評論として秀逸である。偏見と感情論、ただの印象に終始する大家
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Posted by ブクログ
夜空に浮かぶ怪しく光る二つ目の月、猫の町、謎の空気さなぎとリトルピープル。物語のそこここで一見メルヘンチックな表現を綴りながら、薄暗い場所から何かとてつもない気味の悪い怪物が這い出して来そうな薄気味悪さ。
巧みな展開に一抹の不安と緊張感を余儀無くさせられます。
三巻目に入り、ようやく登場人物の青豆と天吾の接点や因縁めいた関係が明らかになるが、果たして二人は再会を遂げるのか?
哀しき暗殺者の行く末は?
続く…となるのです。
早く第四巻が読みたい…すっかり1Q84中毒に冒されてしまった私( ̄◇ ̄;)
この小説はヤバイです。中毒性ありすぎです(笑)