村上春樹のレビュー一覧

  • 女のいない男たち

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    6作品収録の短編集
    いずれの作品も楽しめましたとはいえず
    タイトル作品は短い話でしたがいまいちかなと
    感じました
    それ以外は楽しめたと思います
    シェエラザードの中の話は続きが知りたかったなと
    思いました

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    2026年10月01日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    変な物語。笑
    特にナカタさんパート。中でもジョニー・ウォーカー。何なんだあいつ。
    楽しいマジックリアリズムを四国を舞台に書けるのは唯一無二だ。
    カフカ少年がさまざまな出来事を吸収していく様子が面白い。続きが気になる。

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    2026年10月01日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。『かえるくん…』の寓話的あたたかさや『タイランド』の上層階級的さみしさ、そういうのはいいんだけど『神の子どもたちは…』は嫌だ。近親相姦のタブーと宗教規律のタブーが同じ階層で語られることにどうしても嫌悪感。息子が美しい母に欲情するとか、これはどうしたってフィクションだろう。

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    2026年09月30日
  • 国境の南、太陽の西

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    ネタバレ

    初恋
    生と死
    もし〇〇だったら、と思う事自体、〇〇でなかった故に存在している自分を否定することになる。
    世の中に存在する時間など取り返しのつかないものは、セメントが固まるように、時が経つにつれて固まっていく
    全部取るという事はどういう事か、本当に理解している?

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    2026年09月30日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    ねじまき鳥クロニクルっぽくて私にはかなり好み。

    思春期のまりえの性的な部分の描写(胸について語る等)に嫌悪感を抱いたのと、おばさんのファッションにも「ブローチ」などというだいぶ古いセンスが見えたけど、これは村上氏の女性への解像度が“相変わらず”荒いことの顕れだと思う(女性を理解していないということを理解してほしい)(もっと奥さんに聞け)(奥さんだけじゃなく他の女性にもリサーチ必要)(バラの香りのするトイレットペーパー買ってきた時と全然変わってないね)
    免色さんは五反田君風にいなくなると思っていたけどそんなことはなかった。
    騎士団長がキャラとしてかわいい感じがしたのは私だけだろうか

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    2026年09月29日
  • TVピープル

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    社会でうまくやってるように見えるけど、実際のところ社会からの孤絶を感じてるような人たちの話がつまった短編集。
    「眠り」が一番そのテーマ性を感じたけど、一番ページ数が短いながらも話としての構造が面白い「ゾンビ」が個人的にお気に入り

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    2026年09月28日
  • 女のいない男たち

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    人間の難しさを感じる本だった。
    自分の気持ちでさえよくわからないのに、相手の気持ちも本当には理解しきれない、なのに理解したいから苦しい。
    自分の元から相手が離れていってしまう時に何かが自分に足りなかったんだと傷ついたり、本当に人を好きになれたのにだからこそ相手が離れていってしまうことが怖かったり、人間の心が複雑すぎて幸せな恋が何かわからず頭を抱えたくなった。

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    2026年09月28日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    よかった。すぐ読んでしまった。
    難しいようで、意外とするする読めて小気味のいい文章。不思議すぎないのもいい。

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    2026年09月28日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    主人公2人の交わりが見えてきたはずなのに、どんどん結末がどうなるのかわからなくなってくる。
    これはもう最後まで読むしかない。

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    2026年09月27日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    下巻ではカフカが旅を終え、一時は自分が辿らなければならない宿命かと思われた強固な因縁を断ち切って自分の人生を歩み始める。絶望や失意の中において、自分の中に何を見い出したいと願えるか、その覚悟によって自分を待ち受ける運命を超えてゆける、そういった希望を伴うメッセージが感じられた。

    特に好きだったフレーズ2つを記録する。

    カラスと呼ばれる少年
    「戦いを終わらせるための戦いというようなものはどこにもないんだよ。戦いは、戦い自体の中で成長していく。…君がやらなくちゃならないのは、たぶん君の中にある恐怖と怒りを乗り越えていくことだ」

    星野青年
    「これから何かちょっとしたことがあるたびに、ナカタさんならこういうときにどう言うだろう…って、俺はいちいち考えるんじゃねえかってさ。…そういうのは、けっこう大きなことだと思うんだ。つまりある意味ではナカタさんの一部は、俺っちの中でこれからも生きつづけるってことだからね。」

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    2026年09月27日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1Q84年の世界で牛河の魔の手が迫りながらも、青豆と天吾はお互いを求めて遂に二人は約二十年ぶりに再会を果たす。これまで、青前は友人の環やあゆみを失い、天吾はふかえりと安田恭子が去って昏睡状態の父親を亡くしてしまったが、この世界から脱出するために二人は首都高の非常階段に向かう。そして無事に1984年に戻り、二人は新たな人生をともに歩む。1Q84年にいくつかの苦難を乗り越えたが、これから待ち受ける苦難も二人一緒であれば何とか乗り切れると思われる。

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    2026年09月26日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    本作から、青豆、天吾に加えて牛河の視点が導入される。青豆は性交していないのにもかかわらず妊娠して、天吾は昏睡状態に陥った父親のことを心配して療養所に向かう。そんな中、牛河が青豆の生い立ちを探るためにあらゆる方面で調査する。このように、青豆と天吾はどちらも後戻りできない状況に追い込まれながらも、二人は再会を願う。

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    2026年09月26日
  • 一人称単数

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    日常の何気ない出来事から、記憶や過去、孤独を掘り下げていく短編集です。
    現実と幻想の境目が曖昧で、どこか夢を見ているような不思議な読後感があります。
    派手な展開はないけれど、読み終わったあとにじわじわ残る村上春樹らしい一冊。

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    2026年09月26日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ゆるくてユーモアがあってひとつひとつが短いのでするする読めた。1950~1980年代の描写がノスタルジックで面白い。

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    2026年09月25日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    ノルウェイの森が流行った時に読み、「全然意味が分からない」と思って以来、村上春樹=よく分からない本を書く人と思って敬遠していたのだけれど。
    あるきっかけがあり、手に取ってみました。
    最初は、また訳分からない話を延々と読まされたらどうしよう?と思っていましたが、全然そんなことはなく、むしろ好きな世界観でした。(戦争体験の語り部分はグロテスク過ぎて飛ばしましたが...)

    主人公の亨は、自分のことを客観的に物事を見れる人物だと思ってるようですが、読者の私から見ると、単に相手とも自分とも本気で向き合わず、ただ流しているだけの人に見えました。
    ここからどう展開していくのか楽しみ

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    2026年09月23日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    1旅行に1つは村上春樹の紀行文を持っていきたい。
    村上春樹の紀行文が好きすぎるんだ!
    洒落てて、酔わせてくれるこの文体が好きなんだ!

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    2026年10月06日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    ネタバレ

    もう一度灰田と会って欲しかったです。
    あまり内容を全部理解できたわけではないけど、好きな人に振られた時は生まれ変わればいいんだと一つの方法を教えてもらえました。

    中盤がとても面白かったです

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    2026年09月22日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドが一番好き(かつ、村上春樹にハマった一冊)なので続きが気になる。

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    2026年09月22日
  • 女のいない男たち

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    特に『ドライブ・マイ・カー』が面白かった。

    中年男性は寂しいいきものである。基本は仕事と家庭で完結する日々を送る(ずっと友人とだけつるんでいる中年というのも存在はするが、あまり褒められた存在ではない)。
    主人公の家福は亡くなった妻に、“家族“と“友人(戦友?)“の2役を求めていたのではなかろうか。そんな大きな存在を急に失い根無草となってしまう家福、そこにまた同じ女性を拠り所としていた高槻が近づいてくる。
    女(と敢えて大きな主語を遣う)を失った2人が近づきグルーミングをしあう。2人の最終の目的は違っているとしても。家福の目線からすると、高槻は物事を深く考えていない浅い人間のように描かれているが、そうした人を見下す攻撃的な視点には、本人の傷ついた本心とそれを守る動物的威嚇が表われているように感じる。
    男性同士でケアをしあうような関係があっても良い。そこに仕事・家庭以外の第三の自分の“役”が与えられて、辛い現実から一種逃避できるようになる。

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    2026年09月21日
  • 風の歌を聴け

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    ネタバレ

    村上春樹本は他にも積んであったが、薄さに惹かれてすぐに読んだ。デビュー作とは思えないほどの村上春樹節、無力感の強い主人公で、すでにこのときには完成されていたんだなと感じた。左手の指が4本しかない少女、唐突に出てきて読んでいるうちに、メインヒロインなんだなと分かったが、境遇といい扱いといい、少しかわいそうだったかな…。軽すぎるほどからっとしている、まさに夏休み小説。そして、デレク・ハートフィールド架空の作家なんかい…。

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    2026年09月21日