村上春樹のレビュー一覧

  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    村上春樹全作品踏破中!

    好きだったのは、「プールサイド」(こんな奥さんいるのだろうか、そしてクラシックコンサートの隣の席の男と寝る若い女の子なんているのだろうか)、「野球場」。

    特に「野球場」は、最近の盗撮ニュースを見るにつけ、「一体全体なぜこんなに男は盗撮が好きなんだろう」という疑問について、何かしらのヒントをくれるようだ。

    村上春樹さんの細部を読みたいから、読んでいるということを発見。
    細部が好きで好きで仕方がない・・・

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    2026年01月03日
  • 風の歌を聴け

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    村上春樹の作品は初めて読んだ。「村上春樹の文体」と言われるほど独自性のある文章と物語展開だということはなんとなく知っていたが、本当に独特の世界観があっておしゃれだと思った。「あなたか来るまでレコードは1枚も売れなかったんだよ」という代わりに「あなたのおかげで昼までにレコードが3枚売れたわ」という女や小銭を貸すとき「おかげでずいぶん体が軽くなった」という男たちが非常に魅力的だった。こういった些細な言い回しが好きだなと感じた。

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    2026年01月02日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ネタバレ

    FUN FUN FUNが良すぎる。
    曲も含めて。

    そんなただのことばの響きの中に氷を入れて飲むとおいしいよ
    面白すぎる。どうやら深いことを語ってそうだぞ、実体と存在について、言葉とは記号であり…みたいな端をしているかと思ったら最後の一文で急に気が抜けたことを書いている。
    なんだか村上春樹のステレオタイプなイメージとは全く違う。ゆるいユーモア。

    鏡の中の夕焼けもいいな。これは詩ではなく結構しっかり短編小説。犬の喋り方が好き。

    安西水丸のイラストはポップで線画太くてビビッドな色使い。精緻でも写実的でもないが思い切りとインパクトが魅力的な絵。一見して雑であるように感じられるが根底には深い観察が

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    2026年01月02日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    ファミリーからのデタッチ

    小説はまだ力を失っていない
    いわゆる現実を盲信することはない
    世の中には偶然がたくさんある
    源氏物語でいう怨霊はあくまで装置ではなく現実

    まさに、
    潜水について書いた時、ジャック・マイヨールの名前を出したが、この本の中でも河合先生から彼の名前が登場した

    言語化しづらい物語が持つ作用を、言語化するためにではなく、ただ語っている
    個人の問題(≒0人称と二人称の問題)、創造と精神の問題

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    メモ
    韓国のファミリー・エゴ
    日本のフィールド・アイデンティティー

    人間はある意味では全員病人であるといるし、またいわゆる病んでいる人であっても、それを表現でするだ

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    2025年12月29日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    圧巻のラストでした。
    トオルとクミコは再会することができるのか、夢の中で繰り広げられる物語が刻々と暗闇をより深い闇に誘われる。
    最後は少し難しい展開かなと実感しました。
    新キャラクターの赤坂ナツメグ、シナモン親子も
    キャラが際立って、とても印象に残りました。

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    2025年12月29日
  • ロング・グッドバイ

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    昔読んだ気もしていたが、多分読んでいなかったんだと思う。感情の機微をところどころに感じ、人間の根本というのはあまり変わらんのだなと思う一方、戦争がもたらす変化や、タバコ、酒などの使われ方の変化に時代を感じました。村上春樹ではないですが、また読み返すのではと思います。

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    2025年12月29日
  • レキシントンの幽霊

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    学生時代に国語の模試で、レキシントンの幽霊を読んで以来気になっていた。よくわからない話もあったけど、退屈な話はなかった。7番目の男がお気に入り。

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    2025年12月28日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    難しい内容の小説でした。
    虚構と現実、夢と現実、、の世界を巡る、というストーリー展開で、なかなか掴みづらい感じでした。
    でも村上春樹らしい哲学的な文章で引き込まれました。
    村上春樹さんはやっぱり、好きな作家さんです。

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    2025年12月28日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    物語の紡ぎ方が非常に上手。小さな欠点は吹き飛んでしまう。他作品でも出てくる「穴の中」は、井戸とホテルの廊下が示している。久々の再読ですが、暴力的な場面が多いのには新たな驚きがあった。細かい部分は全然覚えていないので、新鮮に楽しめました。
    日中戦争がこんなに深く描写されていたことに、驚きがありました。

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    2025年12月27日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    美しかった。
    たくさんのことを語っているようで、実はなにも語っていないようで、でもやっぱり大切なことを語っている小説だと感じた。
    物語としてなのか文章としてなのかはわからないけれど、心に残って離れないシーンがいくつもある。

    305 本当のことを言えば、ぼくがそのときに考えていたのは、いろんな人ではなく、すみれのことだけだった。そこに存在した彼らではなく、我々でもなく、不在するすみれのことだけだった。

    313 ぼくらはこうきてそれぞれに今も生き続けているのだと思った。どれだけ深く致命的に失われていても、どれほど大事なものをこの手から簒奪されていても、あるいは外側の一枚の皮膚だけを残してまった

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    2025年12月26日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    第1部の最初の一行で、主人公は台所でスパゲティをゆでていました。「泥棒かささぎ」の序曲を口笛で吹きながら。
    第3部を読み終えるまでは、これほど壮大なスケールの物語だとは予想していませんでした。主人公の岡田トオルはこれといった特徴もなく、国境を超えないし、戦地に赴くこともないし、物理的な移動距離はさほどないのですが、夢と現実、生と死の世界をさまよいます。クロニクル(年代記)とタイトルにあるように、過去の時代についても描かれ、戦争の残酷さ、理不尽さは読むのが辛くなりました。
    戦時下、中国大陸にいた獣医は、思います。「世界というのは、回転扉みたいにただそこをくるくるとまわるだけのものではないのだろう

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    2025年12月25日
  • 国境の南、太陽の西

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    ハジメは変わろうとしつつあったけど、どこまでも中途半端。仕事も、家族も。
    中途半端に関わった結果、全ての女性を深く傷つけた。
    でもそれを非難できるほど、人間ができてるひとはいるのかな。
    自分も「そのきっかけ」がないだけで、本質的なところはハジメと変わらないんじゃないか。

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    2025年12月25日
  • 風の歌を聴け

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    この作品は彼のデビュー作だそうで、「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」と合わせて青春三部作と呼ばれているそうです。実は「羊をめぐる冒険」の上を読み終えたところでそれを知り、急いで本屋に向かったのでした。笑
    正直かなりふわふわしていて、小説というより詩に近い印象を受けました。とりあえず、村上さんがある作家から強く影響を受けていることは理解しました。今とはかなり作風が違うような気がします。

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    2025年12月25日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    村上春樹が書く無意味で本当に面白いエッセイ
    朝井リョウの『時をかけるゆとり』や、さくらももこの『さくら日和』に並ぶ傑作だと思う
    クレームがあるときは巻末の手紙を参考にして、辞書を読もう

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    2025年12月24日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    以前読んだ時には(10年以上前)さっぱりわからなかったこの小説、今回は素直に楽しんて読めました。
    宗教2世のことが描いてあると思ったいう文章を見かけて読んでみたのですが、まさにその通りでした。さらには、いろいろな社会問題が散りばめられていてすごいと思いました。
    細かくみていくと豊富な楽しみがはさみこまれていました。

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    2025年12月24日
  • 国境の南、太陽の西

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    ハジメは愛に渇望している。
    過去現在未来において‥

    自分自身の過去の恋愛について思い出してしまった。
    片思いだった事や振ってしまった事や振られた事やら色々思い出してしまった。

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    2025年12月24日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    青豆は生きる理由を得ました。神を憎むのもやめられます。リーダーとの出会いと殺害がもたらしたもの…。
    天吾は父との再会・くうきさなぎとの出会いで、青豆を強く求めるようになります。
    牛河は、自分のできることを着実にすすめます。
    いよいよ次巻、最終巻が楽しみです!

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    2025年12月24日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    第1部の中盤で描かれていた加納クレタの過去。
    娼婦として生きていた過去を吐露する場面だったが、第2部ではより深く彼女の心理描写に迫っていた。 
    非現実と現実が絡み合った世界で話は進んでいく。
    突然いなくなった妻のクミコ、政界に進出するクミコの兄綿谷昇、クレタ島に行く加納クレタ、そして、水の涸れた井戸の中に3日間入っていたトオル。
    物語はどこに向かうのか、どういう結末なのか、3部に続きます。

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    2025年12月24日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    ふらっと入った本屋で目に入り、購入。
    村上春樹氏の所有するTシャツについて紹介しながら、そのシャツにまつわるエピソードや買い物時の心境などが綴られる。
    著者の海外生活を垣間見れるし、古着屋での服の選び方など興味深い。
    村上春樹を読んだことがある方以外にとって、どう読めばいいのか難しい本だと思う。
    面白かった。

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    2025年12月23日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    村上春樹、若い時から立派な生き方だ。
    目的感を持ってランニングをし、それを何十年も続けている。執筆活動の傍ら、毎日走り、毎年フルマラソンに出ている。
    かっこいい。

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    2025年12月23日