村上春樹のレビュー一覧

  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    いよいよ物語が大きく動き出した!
    オトナのためのジブリ作品みたいです。ただのなんとなくのフィーリングではありますが、【君たちはどう生きるか】に似ているかもしれない。ストーリーのあらすじなどは全く違うけれど。混沌として謎だらけで曖昧なのにしっかりした強い表現、そこから生まれる世界観とそこでのルールや倫理観、道理。。。分かりにくい、なにが言いたいのかわからないって思う方もいるかもしれない。

    でも私にとっては読書人生で上位の作品です!
    インパクト強すぎて私の夢で上映されちゃった程。w

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    2026年05月11日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    相変わらずの村上ワールド全開で、話を理解できているようで、できていないような。
    クミコが彼の元を去っていき、物語がやっと私が興味を強く持てる展開になってきた。それにしても井戸の中に実際に潜ってしまうなんて、想像を絶する恐怖を感じる。というか、そんな発想ないよなあ。
    不思議な登場人物が多いし、特に女性が多いし、性的描写も多いし、ファンタジー要素も満載だし。
    村上作品の主人公はとっても、丁寧な暮らしを送っており、こんな男性本当にいるのかな?いや村上春樹はこんな生活をきっと送っているんだよなあなどなど色々感じながら、第3部はどうなるのか。

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    2026年05月10日
  • 風の歌を聴け

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    読み終えてまず強く残ったのは、この小説が単なる青春小説ではなく、「文章を書くこと」そのものをめぐる小説でもあるということだった。冒頭の「完璧な文章などといったものは存在しない」という言葉に象徴されるように、この作品には、文章の限界と、それでも書くことの意味が切実に刻まれている。

    村上春樹にとって、書くことはただ物語を作ることではなく、自分と世界との距離を測ることなのだと思う。作中で語られる「必要なものは感性ではなく、ものさしだ」という言葉は特に印象に残った。人間が認識しようとするものと、実際に認識できるものの間には深い淵がある。それでも、その淵の前に立ち、測りきれないものをなんとか言葉にしよ

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    2026年05月10日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    深夜から夜明け前の都市で起きた出来事を、神の目線のごとく俯瞰してみていく。文章は三人称で書かれており、それによって登場人物と読者との距離感は、著者の従来の作品と比べてやや離れた印象をもたらしている。内容に関しては難解で、特に主人公マリの姉エリが深い眠りから目覚めるまでのくだりは、解釈の余地がある。

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    2026年05月10日
  • スプートニクの恋人

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    非現実的なところがいいです。
    少しだけ夢うつつな雰囲気。
    自然の描写も美しいし、香りまで感じるような気がします。
    村上春樹さんの作品は細かく丁寧な性描写が多く、それが嫌になってしまう。そこだけを見てしまうと楽しめないので、そこは美しいものであるということを自分に言い聞かせて言い聞かせて思い込んで、村上春樹さんの小説はこういうものなんだとひっくるめて受け入れて読む。
    慣れてくると、とても素敵な作品ばかりなことに気がつく。不思議な世界観。好きになりました。

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    2026年05月09日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    昔の村上春樹の小説は、最近の作品と比べると、比喩表現が少ないなと思った。
    しかし、いつものように、自分の中の何か深いところが少しだけ、心地よく刺激されているような感覚があって、やはり良い読書体験だった。

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    2026年05月08日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ナカタさんパートは伏線パートなのかな?カラスや戦争時の話とか最初は話の筋を掴み損ねたけど、だんだんめちゃくちゃ読みたい!って思うようになった。さくらとカフカのパートが非常に良い。昔の小説でよく出てくる性的なパートの中では一番自然に読めた。猫を殺す場面だけは許せない。ぐろい場面を描いたことで何か効果があるのか、上巻だけ読んでいると全く分からない。自分はぐろいシーンが苦手なので、衝撃を与えるためだけにしっかりと描写するのはやめてほしい。許せない。

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    2026年05月08日
  • 一人称単数

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    村上春樹の作品に登場する主人公はいつも社会的弱者である。それぞれの人物は個性がはっきりとしていて、それが故に対人関係でうまくいかないこともある。人との出会いを通じて、自らの考えが改まっていく主人公の姿から違いを認め合う大切さを教えてもらった。

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    2026年05月07日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    今、あっちの世界にいっちゃってる。
    これぞ没頭の読書。
    あとまだ最終巻まで何冊も読めるという安心感から、ひたすら読みふけってます。



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    2026年05月07日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    前作から10年ぶりくらいの「村上朝日堂」シリーズ。
    1995年から1年ほどのエッセイがまとめられたもの。
    裏で深刻な作品を書きながらの、精神のバランスを保つために、意識して軽い話題を取り上げていたらしい。

    村上さんの飼い猫ミューズのお産のエピソードが印象的だった。。
    雌猫のミューズは長寿猫で、五回くらい妊娠・分娩した。
    必ず五匹産むので時間がかかるし、夜中に産む。
    その間、村上さんがずっと付き添って両手を握ってやるのである。
    なんだか神秘的な光景に思える。勝手に、月の光が差しているところを想像する。
    そもそも猫というものは人間に飼われても心は許さない。
    しかしミューズは、子供を産む時だけはー

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    2026年05月07日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ナカタさんパートの方がカフカパートよりも興味深々になってきて。
    星野ちゃんの存在感がどんどん大きくなって、ナカタさんの良きバディ感が最高。

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    2026年05月07日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    感想を書くためにあらすじを見てやっと思い出したのだが、読んだ当初はかなりインパクトがあり今も自分の血肉になっている作品。なんだか観覧車に乗って自分の部屋を覗く場面をすごく覚えている。

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    2026年05月07日
  • 1973年のピンボール

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    ネタバレ

    この本を読む頃にはもう村上春樹が好きだったので楽しみでしょうがなかった。鼠が離れていってしまう事が悲しくて、ピンボールは見つかってよかったねとしか思わなかった。

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    2026年05月07日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一度高校生の頃に読んで挫折して、大学一年の夏に再チャレンジした思い出のある小説。
    青豆と言う名前と「違う月を見ていた」というセリフが印象に残っている。あとふかえりの色気好きすぎる

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    2026年05月07日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    人はそれぞれ他人には明かせない秘密だったり決して善とは言えない部分を抱えながらそれでもみんなとうまくやっているものだ。物事を自分でコントロールできる範囲なんて実はほんの身の回りくらいで、大きな流れに逆らうことは所詮できない。だけども身の回りで自分が心からこうしたいと思っている事柄に関しては、そこにしっかりと向き合うことができれば確実に変化を起こすことができる。ざっくりするとそんな感じでした。
    いつもの長編と比べると、なんとなく思想が柔らかいしハートフルで、そのままでいいんだよ、みたいな優しいおじちゃんみたいな印象を感じました。村上春樹も優しいおじちゃんになりつつあるのかな。

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    2026年05月06日
  • 一人称単数

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    ネタバレ

    村上春樹作品のあエッセイ?読破完了。
     ノルウェイの森や騎士団長殺し等名だたる作品を読まずして、本作を読みました。
     個人的に普通に面白い作品、ぐらいの感想。ただ、作中に出てくる品川猿の逸話は、紛れもなく面白い作品。猿に関するエピソードは本当か否か判別が付け難い。また、最後の、恥を知りなさい。このエピソードも教えて〜イヤミスならぬイヤエツのように感じた。

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    2026年05月06日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    いつの間にか世界観に没頭していた。抽象的で哲学的で文学的。時々何を言っているのかよく分からず理解に苦しむ。それでも気付いたらのめり込んでいた。「メタファー」が全体の鍵になっている気がする(?)大きく分けて二つの物語が同時進行していて、一見無関係だけど段々と繋がりが見えてくる、といった構成で、ちょうどよく匂わされているので考察のしがいがある。早く下巻が読みたい。

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    2026年05月06日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    全6巻の折り返し地点、3巻まで完読!
    別々だった二人の話が重なり始め、ますます目が離せません。リトル・ピープルの謎は深まるばかりですが、スリル満点で最高に面白いです。このまま後半戦へ!

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    2026年05月05日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    気がついたらもうBOOK1 〈4月‐6月〉前編が終わって、いつのまにか後編も1/3くらい読んでいた。
    貪るように読むってこういうことだな。。。

    なんと生まれて初めて村上春樹さんの作品を読んでいます。なんと文学的でちょっぴり大人のSFなのかしらん。リトルピープル、2つの月、空気さなぎ。。。気になる言葉が次々と出てくる!
    空気さなぎ、読みたいなぁ。。

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    2026年05月04日
  • アンダーグラウンド

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    村上春樹による、地下鉄サリン事件に関わられた方へのインタビューによるノンフィクション。
    村上春樹ファンとして、彼の一作品として本書を手に取ったが、内容は当然他の作品とは、毛色が異なる。他の作品と同じような期待値をもって読み始めたところ、最初は当然の違和感。しかしながら、読み進めていくうちに、この事件に関わられた方々の、当時の日常と、それを破壊する事件との遭遇。短文にまとめてしまうと、このような記述になってしまうが、丁寧なインタビューで、それぞれの方にとっての事件が「リアル」に紡がれている。
    巻末に著者のあとがき的な著述が在るが、もしかすると、これを先に読むと、本書(この活動)の意図、ねらい、想

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    2026年05月04日