村上春樹のレビュー一覧

  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    読み終わるまでに時間がかかりました。途中で読まなければならないものが出来たせいもあるけど。本の中に出てくる音楽や文学のことを調べたり、前に戻って読み直したり。しっかり全文読んだよ!と言う感じです。これはまた何年か経って読み直しする本になりそうです。

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    2017年04月05日
  • 高い窓

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    この手の文学的要素が強い小説は読み進めるのがきつい時もあると思ってるけど、今回はミステリーとしても面白かった。
    いつも通り、ハードボイルドな渋いフィリップ・マーロウも楽しめる。


    資産家の老女エリザベス・マードックから義娘リンダを探す依頼を受けたマーロウだったが、マードック家には秘密があった…

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    70
    「我々が芝生を横切って近づいていくと、女は気怠そうにこちらに目を向けた。十メートル手前から見ると、とびっきりの一級品に見えた。三メートル手前から見ると、彼女は十メートル手前から眺めるべくこしらえられていることがわかった」

    155
    「いや、その通りだ。私はショックを受けていてね。頭が

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    2017年05月24日
  • リトル・シスター

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    訳者の村上春樹氏があとがきで述べている通り、オーファメイ・クエストが魅力的。もしかしたら訳者の思い入れがそう読ませているのかもしれないけれど。二転、三転する謎解きも読みごたえは十分だと思う。

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    2017年01月14日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    もう四半世紀前に出た本です。安西水丸さんがお亡くなりになられてこういうコンビの本は、もう決して生まれないのだと思うといても立ってもいられなくなり買い求めました。工場見学ルポですが、例によってカラーイラストが散りばめられてパラパラ捲っているだけでも楽しい本。結婚式場の見学では、この頃の典型的な披露宴の例が載っていますがやはり時代を感じます。バブルの名残りがありますが、賑やかでこれもまた良さがあるなあと思ったりしました。最後のアデランスの会社や工場の見学は、あちこちで笑えました。村上さんの解説が可笑しいのかも…それにしてもこの頃は半ズボンを履いていた!とても若かった村上さんなのでした。

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    2017年01月13日
  • さよなら、愛しい人

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    切ない。この切なく寂しい、それでいて暗くない読後感がチャンドラーの魅力だと思う。あまりにも漠然とした感想だけれど。

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    2017年01月11日
  • 高い窓

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    あいかわらず、最高にエンターテイメントとして面白い小説でした。他にも美点はありますが、まずそう言いたいです。主人公の魅力を十分に楽しむことができました。個人的に買って読むぞという時に、ワクワク感の伴う数少ない作家です。訳をされている村上春樹さんもそれが分かった訳し方をしていただいていると思います。
    他のチャンドラーの小説と少し違って、筋や人物背景がきちんと描かれています。それを吹き飛ばす勢いが減じているのがありますが、主人公マーロウの魅力が損なわれるわけではなく、随所でその行動に魅了されました。そして全体的に謎がすっきりと解決されています。それは人によって違うのでしょうけど、私は良かったと思い

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    2016年12月25日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上さんのエッセイと水丸さんのイラストが読みたくなって買ったやつ。
    安定して好きな感じだけど、無限にあるわけではないんだから、大切に読んでいかないとな。

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    2016年10月25日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    ネタバレ

    村上のおじさんの紀行文が読みたいと思い買っちゃったやつ。
    なので村上さんのところ以外はけっこう読み飛ばしましたごめんなさい。
    ハワイ行きたい。サハリンは・・・いいか。名古屋も別にいいな。あれ、思ったよりも行きたくならない感じの紀行文だな・・・? 熱海の風雲文庫は暑いけど。

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    2016年10月25日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    エッセイでこんなに笑ったのは初めてかも。
    言葉の言い回しのリズムとテンポの良さで、
    サクサク読めてしまう。
    想像力が豊かなんだなぁ、と感心します。
    さすが作家ですね。

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    2016年07月07日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    良質なブログを読んでいるという感じだった。よくこんなにネタがあるものかと感心しましたが、後書きを読むとご本人も苦労してためておられるですね。とても文章が分かりやすいから面白いのかな?笑えるようなところも度々あって面白かったです。

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    2016年06月25日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    村上春樹作品は今まで1作しか読んだことなく、これまでストーリーテリング=小説と思っていた私には、何が何なのかよくわからず終わってた。大きく今見方が変わった気がする。
    心のタガが少し外れた。
    生きるとは自分の物語をつくること、につながった。

    2016.6.12


    もっとずっと読んでいたい対談だった。お二人の対話で話題は全然関係ないのだが、自分の深い部分が癒やされていくという感覚がある。
    最初に読んだ時から今までの間に村上春樹の本は随分読んだ。
    夫婦とは井戸堀りというのと暴力性についての項が響いた。

    2023.10.7


    再読。この対談が書かれたのが30年前。村上氏のこれから暴力の時代がく

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    2024年06月22日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

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    和田さんのジャズメンの絵の味わい深さに加えて、村上さんの的確な文体はジャズファンでなくとも引き込まれ、どうしようもなくジャズを聴きたくなってくるちがいない。ジャズピアノ専門の私も思わず触手がのびてしまう。お見事!と言いたい。

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    2016年05月30日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    小澤征爾と村上春樹という、クラシック音楽と文壇の巨人による対談集。「マーラー」「オペラ」「バーンスタイン「グレン・グールド」というテーマについて、二人は縦横無尽に語り尽くす。あるときはレコードを聴きながら、あるときは村上の仕事場で。この二人にとって、バーンスタインの存在は大きいようだ。小澤征爾の若手音楽家に接する姿勢やリハーサルの仕方は、ほとんどバーンスタインのやり方をまねていると言っていいだろう。文庫化にあたり、日本を代表するジャズ・ピアニスト大西順子が、小澤指揮のサイトウ・キネン・オーケストラと2013年9月に共演したときの顛末が追加収録されている。 大西はこの公演の直前に引退を表明し。音

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    2016年05月14日
  • 人生のちょっとした煩い

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    『最後の瞬間の〜』を意図せず先に読みました。スノッブな人とかエリートとかにはない、人間の逞しさが感じられて、やっぱり私はこの著者の作品が好きです。

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    2016年01月29日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

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    最初はタフな(登場)人物達だな、と読んでいてちょっときつかったのですが、だんだんそれが気持ちよさに変わりました。読んだ後、気持ち良く鍛えられて、自分まで少しタフになれたような感覚になれました。

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    2016年01月29日
  • 若い読者のための短編小説案内

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     第三の新人の作品を題材に、村上春樹氏が米国の大学で講義をした時の話をまとめたもの。
     特徴的なのは著者の立場に立ったらこう思っているはずだという観点からの、文章のプロとしての見方。当たっているかどうかというよりも、その文章への愛や本気さがその説得力を増している理由だ。特に、樹影譚については秀逸。3つのパートに分けた上で、変遷とその意味について深く考察がなされている。この文章を書いたのは、どんな作者の心理状況や理由があるのかに焦点が当たっており、てにをはをどうこうするのではなく、どこにテンションを持ってくるか。解説で敢えて強調しているところなんて、村上春樹の小説を読んでいるような気がするくらい

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    2016年01月16日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    春樹さんのエッセイ、読めば読むほどに春樹さんが好きになる。
    何回読んでいるかわからないくらいなんども読んでいる本。
    落ち込んでいるときに読むと自分のペースでいけばいいんだ、ってそっと背中を押してくれるような…たぶん春樹さんはそんなつもりで書いてないんだろうけど。好きだなあ。

    追記
    最後に掲載されている春樹さんのレストランへの手紙は、何かと役立つ。

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    2018年04月14日
  • 翻訳夜話

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    しぐさの英語表現辞典 研究社
    出てすぐに読めば良かった!高校生にすごくオススメ。最後の文を自分で訳してから2人のを読んだりしたらさらに面白いかと。

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    2015年11月03日
  • 翻訳夜話

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    特に翻訳に興味があるわけではない、と言うか、むしろ翻訳の文章は頭に入ってこないので苦手な世界だが、その舞台裏はとても面白い。興味がないけどそのマニアックぶりが面白いという点では「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を連想する。やはり村上春樹が面白いのだ。
    翻訳のあれこれを語ると読者や作家活動にも関係してきてその広がりも面白いところ。

    ここでは2つの短編を二人が翻訳して掲載し、比べるという面白い試みもしている。例えば登場人物の職業について書かれていない場合、翻訳者が肉体労働者と思うか知的労働者と思うかで訳文がかわってくる。淡々としたものにするか熱いものにするか、主人公は「僕」なのか「私」なの

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    2015年09月15日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    サリンジャーに限らず、これまで学んできたアメリカ文学に関するアンサーが次から次へと流れるように入ってくるけど、全部すっと入ってくるものだから、消化はしやすいです。
    特にカポーティやフィッツジェラルドのイノセンスとの比較論は興味深い。(マンハッタンの「地獄めぐり」ね)
    麦畑か…という理由だけで実はずっと読んでなかった。はやく読んだらよかった。

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    2016年10月13日