村上春樹のレビュー一覧

  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    ◯庭を掘り起こすときは先が気になってワクワクした。
    ◯騎士団長之イメージが、「街と、その不確かな壁」のほうを、先に読んでたから館長ってイメージしかなかったけど(笑) 
    出方も消え方も館長じゃん。
    ◯13歳の女の子がこんな話する??

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    2026年05月19日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    初の村上春樹作品。巷で言われるほどの独特な感じは抱かなかったが、登場人物が概ねシティ派で、あまり感情移入はできなかった。完全な調和とか、死の淵にいるとか、観念的表現が多い。

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    2026年05月17日
  • 1973年のピンボール

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    本書は、村上春樹の青春三部作の一つです。
    異世界と現実の曖昧な世界観に浸れる一冊で、なんとなく寂しさの残る読後感でしたー

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    2026年05月17日
  • スプートニクの恋人

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    これまで読んた(読んだと言っても数冊たが)村上春樹の巧みなメタファーにカッコよさと深みを感じていたが、この作品については少々くどさを感じた。理由は分からない。だが、村上作品の深い霧のかかった森の中に吸い込まれ、幻想の中にいるような世界観は健在。読みやすく一気に読んでしまった。

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    2026年05月17日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    僕がうんざりさせられるのは、想像力を欠いた人々だ。T.Sエリオットのいう〈うつろな人間たち〉だ。その想像力の欠如した部分を、無感覚な藁くずで埋めて塞いでいるくせに、自分ではそのことに気づかないで表を歩きまわっている人間だ。そしてその無感覚さを、空疎な言葉を並べて、他人に無理に押しつけようとする人間だ。

    障害者だろうが、健常者だろうが、貧乏だろうが、金持ちだろうが、悪人だろうが、善人だろうが、そんなことはべつにどうだっていい。僕はまったくかまいはしない。僕が我慢できないのはそういう〈うつろな連中〉なんだ。

    ★ トランスジェンダーの子と、その兄のサーファーの子が、なんか好き。

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    2026年05月18日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    どの短編も素晴らしかった。言葉が相変わらずさらりとしていて読みやすい。昔話や絵本児童文学を読んでるような、少し含みがあり、こちらに教訓を感じ取るように仕向けてるような、でもあんまそれを強要してないようなさらりと飲みやすい、読みやすい感じだった。ハワイの話が1番くらった。親子とは面白いものですな

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    2026年05月16日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ついに物語は終盤へ。
    青豆と天吾が、お互いの存在をはっきりと求め合い自覚していく姿に、読んでいて熱いものが込み上げました。
    二人の距離がぐっと近づき、もう先が気になりすぎて止まりません。
    早く続きを読みます!

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    2026年05月15日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    最初は「世界の終り」の方がなんとも淡白無味で味気ないように思えてなかなか読むのが億劫だった。
    一方の「ハードボイルド・ワンダーランド」は引き込まれるようにどんどんページをめくってしまった。

    だが最後まで読んでその2つの書き口の違いがある理由が分かったような気がした。
    「世界の終り」は意識の世界で、「ハードボイルド・ワンダーランド」は現実だからだ。
    文章のかんじからその2つの違いを表していたのは見事だと思った。

    現実で主人公がもうすぐ死ぬことが分かりながら残りの時間を過ごす部分の描写が好きだった。

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    2026年05月13日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    二つの月、リトルピープル...
    book1後編も謎が深まる展開だ。

    性的描写が多いのが意外だが、不快な感じがしないのは不思議だ。

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    2026年05月11日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    いよいよ物語が大きく動き出した!
    オトナのためのジブリ作品みたいです。ただのなんとなくのフィーリングではありますが、【君たちはどう生きるか】に似ているかもしれない。ストーリーのあらすじなどは全く違うけれど。混沌として謎だらけで曖昧なのにしっかりした強い表現、そこから生まれる世界観とそこでのルールや倫理観、道理。。。分かりにくい、なにが言いたいのかわからないって思う方もいるかもしれない。

    でも私にとっては読書人生で上位の作品です!
    インパクト強すぎて私の夢で上映されちゃった程。w

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    2026年05月11日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    相変わらずの村上ワールド全開で、話を理解できているようで、できていないような。
    クミコが彼の元を去っていき、物語がやっと私が興味を強く持てる展開になってきた。それにしても井戸の中に実際に潜ってしまうなんて、想像を絶する恐怖を感じる。というか、そんな発想ないよなあ。
    不思議な登場人物が多いし、特に女性が多いし、性的描写も多いし、ファンタジー要素も満載だし。
    村上作品の主人公はとっても、丁寧な暮らしを送っており、こんな男性本当にいるのかな?いや村上春樹はこんな生活をきっと送っているんだよなあなどなど色々感じながら、第3部はどうなるのか。

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    2026年05月10日
  • 風の歌を聴け

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    読み終えてまず強く残ったのは、この小説が単なる青春小説ではなく、「文章を書くこと」そのものをめぐる小説でもあるということだった。冒頭の「完璧な文章などといったものは存在しない」という言葉に象徴されるように、この作品には、文章の限界と、それでも書くことの意味が切実に刻まれている。

    村上春樹にとって、書くことはただ物語を作ることではなく、自分と世界との距離を測ることなのだと思う。作中で語られる「必要なものは感性ではなく、ものさしだ」という言葉は特に印象に残った。人間が認識しようとするものと、実際に認識できるものの間には深い淵がある。それでも、その淵の前に立ち、測りきれないものをなんとか言葉にしよ

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    2026年05月10日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    深夜から夜明け前の都市で起きた出来事を、神の目線のごとく俯瞰してみていく。文章は三人称で書かれており、それによって登場人物と読者との距離感は、著者の従来の作品と比べてやや離れた印象をもたらしている。内容に関しては難解で、特に主人公マリの姉エリが深い眠りから目覚めるまでのくだりは、解釈の余地がある。

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    2026年05月10日
  • スプートニクの恋人

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    非現実的なところがいいです。
    少しだけ夢うつつな雰囲気。
    自然の描写も美しいし、香りまで感じるような気がします。
    村上春樹さんの作品は細かく丁寧な性描写が多く、それが嫌になってしまう。そこだけを見てしまうと楽しめないので、そこは美しいものであるということを自分に言い聞かせて言い聞かせて思い込んで、村上春樹さんの小説はこういうものなんだとひっくるめて受け入れて読む。
    慣れてくると、とても素敵な作品ばかりなことに気がつく。不思議な世界観。好きになりました。

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    2026年05月09日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    昔の村上春樹の小説は、最近の作品と比べると、比喩表現が少ないなと思った。
    しかし、いつものように、自分の中の何か深いところが少しだけ、心地よく刺激されているような感覚があって、やはり良い読書体験だった。

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    2026年05月08日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ナカタさんパートは伏線パートなのかな?カラスや戦争時の話とか最初は話の筋を掴み損ねたけど、だんだんめちゃくちゃ読みたい!って思うようになった。さくらとカフカのパートが非常に良い。昔の小説でよく出てくる性的なパートの中では一番自然に読めた。猫を殺す場面だけは許せない。ぐろい場面を描いたことで何か効果があるのか、上巻だけ読んでいると全く分からない。自分はぐろいシーンが苦手なので、衝撃を与えるためだけにしっかりと描写するのはやめてほしい。許せない。

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    2026年05月08日
  • 一人称単数

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    村上春樹の作品に登場する主人公はいつも社会的弱者である。それぞれの人物は個性がはっきりとしていて、それが故に対人関係でうまくいかないこともある。人との出会いを通じて、自らの考えが改まっていく主人公の姿から違いを認め合う大切さを教えてもらった。

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    2026年05月07日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    今、あっちの世界にいっちゃってる。
    これぞ没頭の読書。
    あとまだ最終巻まで何冊も読めるという安心感から、ひたすら読みふけってます。



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    2026年05月07日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    前作から10年ぶりくらいの「村上朝日堂」シリーズ。
    1995年から1年ほどのエッセイがまとめられたもの。
    裏で深刻な作品を書きながらの、精神のバランスを保つために、意識して軽い話題を取り上げていたらしい。

    村上さんの飼い猫ミューズのお産のエピソードが印象的だった。。
    雌猫のミューズは長寿猫で、五回くらい妊娠・分娩した。
    必ず五匹産むので時間がかかるし、夜中に産む。
    その間、村上さんがずっと付き添って両手を握ってやるのである。
    なんだか神秘的な光景に思える。勝手に、月の光が差しているところを想像する。
    そもそも猫というものは人間に飼われても心は許さない。
    しかしミューズは、子供を産む時だけはー

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    2026年05月07日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ナカタさんパートの方がカフカパートよりも興味深々になってきて。
    星野ちゃんの存在感がどんどん大きくなって、ナカタさんの良きバディ感が最高。

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    2026年05月07日