村上春樹のレビュー一覧
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ネタバレガチで面白くなってきたな。
まさかの牛河パートが登場、初登場時のイメージもそのまま、やはり気持ち悪い。
こいつの優れた勘が、天吾と青豆の関連、そこに誤解はあるにせよ、に狙いを定める。
牛河は「さきがけ」の依頼で青豆の捜索を頼まれる。
(かつて天吾に声をかけたのも、実は「さきがけ」の依頼によるものだった)
この牛河の、地道ではあるが確実な方法は理系の私はの心を非常に揺さぶるものではありますね。最高に気持ち悪いがどこか感心してしまうこの感じ。
青豆は「さきがけ」からの逃亡生活中、気味の悪いNHKの集金人に執拗な嫌がらせを受ける。(天吾のアパートにも同様の集金人が同じことをしていた)
さらに、身に覚 -
Posted by ブクログ
鈴をアトリエに持ち帰り、恐る恐るいたが、鈴が再び鳴り出す事はなくなった。ある時、台所へ5
分程席を外したところ、スツールが移動していた。
移動したスツールに座ると、
更に、ハッキリと声が聞こえる。
「免色さんにあってここにない物を見つければいいんじゃないのかい」
絵になにが足りないかは明確だった。白髪だ。
そして絵は完成した。
絵は完成したが、なにか引っ掛かる物を抱えている。
そんななか、アトリエから鈴の音がまた聞こえるようになった。そして、あの絵でみた60cm程の騎士団長
がソファに座っていた。
免色に完成した事を伝え、渡したところ、完成を祝して免色家でお食事をしようとなった。
騎士団長の話 -
Posted by ブクログ
女にいなくなられた男たちと、彼らに纏わる女たちの話。
女は突然現れ、突然去っていく。女の登場とともに新たな世界が生まれ、その女の消失とともに世界が失われていく。そして男は孤独になる。
男女差として語るのは乱暴かもしれないが、男は恋愛を生活そのものに結び付けて捉え、女は恋愛を人生の一部として切り分けて捉えているように感じた。だから女性は恋愛に一喜一憂しながらも、仕事や生活をある程度継続できる。一方で男は、恋愛の状態が仕事や私生活にまで露骨に影響してしまうことがある。
もっとも、男の生活をそこまで侵食するのは、誰に対してでもではない。月並みだが、“一生に一度”のような相手に出会った時だけだと