村上春樹のレビュー一覧

  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    村上春樹による20世紀の終わりの頃にananに連載されたエッセイと、大橋歩による挿画。
    極めて自然体のエッセイで嫌みな感じや自己主張の強さもなく微笑してしまうようなエッセイ。上手く書こうという意志が感じられないのが村上春樹の上手さなんだと逆に思う。そこに大橋さんのヘタウマな版画が挿入されているのがいいアクセントになっている。組み合わせの妙ではないか。
    村上春樹はエッセイもいいということを感じる一冊。

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    2022年06月01日
  • アンダーグラウンド

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    面白いとか、好きではないのだけど、この地下鉄サリン事件の被害者62人にインタビューし、事件の一側面からの生の記録を残したことがまずすごいと思った。元気がないとなかなか読めない本。
    インタビューはとても読みやすかったけど村上春樹本人のとこは、読みづらかったかな。
    でも、読んで残る本。数でまとめられてしまう出来事の先に一人一人の人間がいるということ、そして、それぞれの人の性質やほんのひとえの行動が生死や、軽症・重症をわけること、この事件がどういうものだったかなど色々考えさせられた

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    2022年05月31日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

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    「うずまき猫」はうまくみつかりましたでしょうか?と締めくくられてるけど、「うずまき猫」ってなんだろう?

    村上春樹氏のエッセイです。

    1994年~95年の米国滞在中の話題が中心。
    この時期、村上さんは長編小説「ねじまき鳥クロニクル」を執筆している。
    比較して読むと、エッセイ中に、ねじまき鳥クロニクルと似通った表現や記述がみられて面白い。


    さて、本作のタイトルである「うずまき猫」であるが、これ、本文には一度として登場しない。
    村上さんのエッセイらしく、本作には猫はたくさん出てくるが、うずまきにはなかなか結び付かない。


    先の「ねじまき鳥クロニクル」の小説中では、「ねじまき鳥」というのは、

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    2022年05月15日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    1985年から1986年のエッセイ。
    随分前のことが書かれていますが、今読んでもとても面白い。
    そして気になることは調べながら読むといういつもながらの読書になります。
    ほんと面白かった。水丸さんのさし絵もほんと良かったです。

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    2022年05月14日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    正直、長編の村上春樹作品は苦手です。
    でも、短篇はゆるくてどうでも良くて好きです。
    特にドーナッツとうなぎがよかったです。

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    2022年04月17日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    この人の文章は、理由はわからんけど、中毒になってしまって、他の人の作品がしばらく読めなくなってしまった。

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    2022年04月11日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ストッキング

    ”ちょうどそのとき、ドアにノックの音がします。こんこんこんこん。男は花瓶を部屋の隅に隠し、ドアをそっと開けます。ドアの外には赤い蝶ネクタイを結んだ禿げた小男が立っています。そして丸めた新聞を彼にさっと突きつけ、硬い声で言います。
    さて、ここで問題です。
    禿げた男はいったい何と言ったのでしょう?
    十五秒で答えてください。ちくたくちくたく。”
    -村上春樹、夜のくもざる「ストッキング」

    よし、勇気をもって
    「あなたが探しているのはこの金のボストン・バッグですか?それともこちらの銀のボストン・バッグですか?」

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    2022年03月28日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    単なるエッセイだと侮れない、村上春樹だから膨らますことのできるストーリー。
    気楽に、だらだら、ニヤニヤと読書を愉しみながらも、知的好奇心もそそられる深い世界観。

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    2022年03月05日
  • やがて哀しき外国語

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    プリンストンにいた頃のエッセイ。
    ストレンジャーとして暮らすアメリカでの経験、そこで感じた様々なことなどとても面白かった。
    リムジンの運転手とのジャズ談義は最高に面白かった。
    読んでいる途中で「そうそう!」と深く同意したり。
    「共通一次男」は笑った。でも笑ってる場合ではないかもしれないなぁ。現在の日本の状況を見てるとね。

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    2022年03月01日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    村上主義者の一人です。
    ランゲルハンス島の午後、タイトルのエッセイは、本の最後の一編。これが、癒やされる!時に、回り道や休憩、すこしいつもと違うことをしてみると、幸せの種にきづけるのかもしれない。時折、読み返したくなる、読み返す大切な本です。

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    2022年01月14日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    世の中に「ラム入りコーヒー」というものが存在する、ということを知れただけで、本書を読む価値があった。「ラム酒とコーヒーを混ぜるとは、なんて斬新!これは美味しいにきまっとる!」と思い、早速、小瓶のラム酒を買って作ってみた。なかなかおいしいのだが、我流なので改善の余地は大いにある。ラム入りコーヒーのあるカフェに行って、お店の味を確かめたい今日この頃である。(本の感想ではなく、コーヒーの感想になってしまった…)

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    2021年12月17日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    エッセイもイラストも両方楽しめる本です。
    文章を読んで絵を見て、ほんとに楽しかった。
    これは単行本で読むとまた味わいが違うかもしれないなぁ。

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    2021年12月12日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    「村上ラヂオ2おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上春樹、大橋歩 新潮文庫 2013年 古本110円」文庫本が読みたい!買いたい!となり、10冊くらいまとめ買いした一冊。高校の後輩が村上春樹が好きと言うのを聞いて読むようになったような覚えの村上春樹。小説は毎回買うけど消化不良。エッセイ良い

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    2021年12月02日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    誰しもが少なからず、精神的な病、瑕疵やしっくりこないことを持っていると思うのですが、この本にはそういったものを解消したり、緩和したりするためのヒントが書かれているように感じました。

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    2021年11月15日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    音楽は殆ど知らないし、楽器も弾けませんが、それでも読んでいてすごくおもしろかったです。今度、子どもを連れてコンサートに行ってみようと思います。

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    2021年11月15日
  • 古くて素敵なクラシック・レコードたち

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    村上春樹の音楽批評で読んだ3冊目。ジャズ、クラシックの好きな演奏家・作品を絞ってかなり深く分析した本「意味がなければスイングはない」と、小澤征爾という一人の音楽家と対峙した対談本、そして今回。
    前の2冊に比べて今回は浅く広く。
    「スイング…」と共通するのはいわゆる大名曲の大名盤は避けられ、小さなもの、ひっそりとしたものへの好み。それは100円とか$1で買ったという嬉しそうな記述が、一冊の本に何回も出てくるところにも表れている。
    音楽が染み付いている人だけあって、先入観なく虚心に聴き分ける感覚はすごく、押し付けがましさはまるで無いが、なるほど見習いたいという気にさせる。

    以前、平成に没した昭和

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    2021年11月11日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    3回は読み返してるけど、毎回読んでよかったと思う。
    何度も手に取ってしまう理由を言語化しようと試みたけど、諦めました(*´∇`*)

    クラシックを鑑賞する面白さを理解したい。
    小澤征爾の仕事(指揮者)を少し理解したい。
    笑いたい。
    そんな欲求を満たしてくれた素敵な本です。
    二つ以上当てはまる方、ぜひ読んでみてください!

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    2021年11月02日
  • 水底【みなそこ】の女

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    チャンドラー3冊目。
    どんでん返しに次ぐどんでん返しでハラハラドキドキさせられ、特にキーとなる登場人物の一人が全然関係ないと思われた事件とつながった場面では、本当に声をあげそうになった。
    結末はちょっと強引なような感じがしたが、まあ納得のいく終わり方だった。
    訳者あとがきに書かれていたが、この本はチャンドラーの7作の長編の最後の一冊ということだ。
    あと4冊、楽しみに読んでいこうと思う。

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    2021年10月31日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

    購入済み

    初めて村上春樹さんを読みました

    文章がおもしろくて、あきずに読めました。

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    2021年10月25日
  • やがて哀しき外国語

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    考え方が好き。
    純粋で素直な人。
    心から流れてくる言葉。
    そういう文章を読むと少し楽になれる。

    何かに縛られず自由で純粋でワガママに生きていく可能性があるなら、そうしないことが神への冒涜と思わないか。

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    2021年10月23日