村上春樹のレビュー一覧

  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ネタバレ

    彼の作品は小説としての顔だと
    「答えが明確に出ない」から好きではないです。
    各自考えろ、というスタイルなのはわかりますがね…

    このエッセイは面白いです。
    意外なのは昔は結構ひどい生活を
    送っていたようで。

    今のあの姿からは全く想像がつかないです。
    それとこの当時まあまあ良く切符をなくすのよ。
    完璧そうな人なのにな…と思いました。

    そして何気に画伯をいじるのです。
    ある嫌いなものを意図的に書かせる嫌がらせ(笑)
    なおその文章はグロいです。
    そんなものぜってぇに見たくねぇよ!!

    こちらは愛せそうだわ。

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    2022年11月26日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    1983年から88年ごろの村上さんのエッセイ集。
    「遠い太鼓」で取り上げられていた「ヨーロッパ移住する前に1年分まとめて書かされた原稿」というのは、このエッセイ(の一部)だったことがわかります。
    何か心に残るものがあるか、というと、特にないのですけど、それでも、村上さんの洞察がひかる、気楽に読めるエッセイです。

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    2022年11月13日
  • ロング・グッドバイ

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    村上春樹版の『長いお別れ』
    こちらも大好きな本です。
    とりあえず解説を堪能して、清水俊二訳と比較するといった楽しみもありますよね。
    装丁のデザインは、なぜこんなにも簡素なのでしょう。

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    2022年10月17日
  • 遠い太鼓

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    いつ以来の再読だろうか、たぶん20年は経っているだろう。

    読み直そうと思ったのは、ずばり超久しぶりの海外出張のお供に、と考えたからである。飛行機のゴーっという音。上空10000メートルの濃い青と眼下の白い雲、その静寂。
    分厚いがちゃんと読み終わった。

    村上春樹30代後半、今との最大の違いはユーモアの質だろう。端的に言ってこの頃の方が断然おもしろい。イタリア、ギリシャ、そしてそのそれぞれの街や島々。こういうのは切れ味鋭い国民性洞察や地理的特性の偏見上等な観察眼が最高。

    例えば北ヨーロッパ人のストイックなバックパッカースタイルについてひとしきり語ったあとはこうだ。
    「・・・でもイタリア人はそ

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    2022年10月16日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    村上さんのTシャツ偏愛のエッセイ。
    Tシャツにまつわる小話がいちいち面白い。
    ずっと読んでいられる。

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    2022年10月14日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    おもしろかった!
    ハルキストではないので、おもしろかったことが悔しい(笑)

    柴田先生との対談。ホントに楽しそうで、また、本の紹介本でもある…

    柴田先生のコール・ミー・ホールデンが良かったです。

    ライ麦畑でつかまえて、読みたくなりました。

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    2022年10月12日
  • 遠い太鼓

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    ネタバレ

    ギリシャに来て次にどこ行くか迷ったので再読。
    ちょうどクレタにいるので、「あーこのへんね〜」と思いながら読んだ。

    ギリシャは各島にそれぞれ魅力があって、時期的にミコノスは微妙やしクレタから近いロードスに行こうと決めた!
    が、読んでてギリシャ本土も魅力的。
    結果、移動はだるいのでこのままクレタに滞在して旅行がてらに本土に行こうかと。


    他にもイタリアの話はかなり良かった!
    私も去年イタリアにいたので、最後に書かれてた「イタリアは記憶に残る国」的なことはほんまにその通りやなと!
    現在では生活レベルとか民度?は当時ほどひどくないと思われる。
    ただ読んでてやっぱりイタリア人たちは色んな意味可愛いと

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    2022年10月02日
  • アンダーグラウンド

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    村上春樹による「オウム地下鉄サリン事件」の被害者たちへのインタビューに基づくノンフィクション。文庫本で600ページ以上という大作。

    この作品は読む前に期待していたものよりも、もっと多くのものを含んでいると感じた。
    その内容は大別して2つに分けられる。「被害者たちの体験の追憶」とそこから著者によって分析される「地下鉄サリン事件とは何なのか」である。

    前者は圧倒的な取材量がベースとなって描かれる、サリン事件の被害者たちのリアルである。著者はこの作品を書こうと思った動機として、当時のメディアが被害者たちを「傷つけられたイノセントな一般市民」としてしか描いておらず、彼らのリアルが明らかにされること

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    2022年10月01日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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     村上さんの徒然も、そして水丸さんの挿絵もちらちら楽しみながら読みました。画面を上下に二分して下側に明度の低い色を上側に高い色をおいて、何か面白い絵が描いてあります。水平線の位置でずいぶん様子が変わるんだ…などと思いました。
     夜中の汽笛の文章はずっと遠い昔にどこかで読んだことがあって、その時もコピーをしてガールフレンドに読ませてあげたい気持ちになりました。そして少女が語る物語が楽しみになりました。

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    2022年09月14日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    カズオイシグロさんはとても好感のもてる作家さんでした。(今週の村上春樹、引用)

    好きな作家さん同士がお互いに好感をもっていたら良いです。イシグロさんは、村上春樹にどんな印象を受けたかわからないけど。

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    2022年08月23日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    村上春樹は長編小説いくつか読んだことがあったが、エッセイは初めてでした。
    エッセイなのですぐ展開から結論がありさくさく読め、村上春樹を身近に感じられました。前半(全て)と、無人島の辞書、「狭い日本・明るい家庭」が面白かったです。

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    2022年08月16日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    疲れていて、ちょっと軽いものが読みたいとき、
    日常を、ちょっと別の視点でみたいときにサッと読める気楽な短編エッセイ。

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    2022年08月12日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    ananに掲載されていたエッセイ。一つ一つは2分程度で読める。
    クスリと笑っちゃうようなエピソードばかり。
    もともと村上春樹のラジオ(音声のほう)を好きで聴いていたので、あの雰囲気の感じで脳内再生される。
    そう、村上春樹さんって、普段の話し方も、村上春樹さんの文章の雰囲気ままなんですね。

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    2022年08月07日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    コレクターと言われる人は、女性より圧倒的に男性に多い気がする。意図してそうなったか、意図せずかに関わらず。
    村上さんの場合は後者。自然にたまっていくものがいくらでもあって、「聴ききれないほどの量のLPレコードやら、この先読み返すことも多分ないであろう本やら、雑誌の雑ぱくな切り抜きやら、鉛筆削りに入らないくらい短くなった鉛筆」やら…。
    ここでは「自然にあつまっ」た村上さんの大量のTシャツコレクションの中から108枚(煩悩の数…?)。
    村上さんの名前や大学名が大々的に記された「着られない」ものから、日常的に着ているものまで。
    サーフィン、ハンバーガーとケチャップ、ウィスキー、ムラカミ、レコード屋、

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    2022年08月05日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    面白かったです、辛口ながらも、住んでいる人では言えない、あるいは実際に行かない人よりもずっと愛情を感じる珍旅レポートだと思います。写真ふくめ笑いっぱなしでした。

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    2022年08月01日
  • 意味がなければスイングはない

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    ネタバレ

    めちゃんこ面白いです。村上春樹さんが、「僕は、この人の音楽、好きなんだよなあ~」というミュージシャンの事を、村上さんなりに心を込めて字数を重ねて語った評論、というよりは感想文、という趣な気がします。しますが、

    なにが「エエなあ~」って思うかといいますと、あくまでも自分なりの感想ですが、村上さんが、自分の「好きだなあ~このミュージシャン!」と言う気持ちを、世の中の流れとか他人の評価とかを一切気にせずに、「俺は好きなんだよ。この人がとにかく、結局のところは、この人の音楽が、好きなんだよ」って、あくまでも個人の意見で語ってるところが、好きです。

    音楽の歴史の流れ、とか、音楽史の中でこの人はこうい

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    2022年07月25日
  • アンダーグラウンド

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    長かった。やっと読み終えることができた。これを機に村上作品を読むようにしてる。村上ラジオも欠かさず聴いている。

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    2022年07月03日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    村上春樹による20世紀の終わりの頃にananに連載されたエッセイと、大橋歩による挿画。
    極めて自然体のエッセイで嫌みな感じや自己主張の強さもなく微笑してしまうようなエッセイ。上手く書こうという意志が感じられないのが村上春樹の上手さなんだと逆に思う。そこに大橋さんのヘタウマな版画が挿入されているのがいいアクセントになっている。組み合わせの妙ではないか。
    村上春樹はエッセイもいいということを感じる一冊。

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    2022年06月01日
  • アンダーグラウンド

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    面白いとか、好きではないのだけど、この地下鉄サリン事件の被害者62人にインタビューし、事件の一側面からの生の記録を残したことがまずすごいと思った。元気がないとなかなか読めない本。
    インタビューはとても読みやすかったけど村上春樹本人のとこは、読みづらかったかな。
    でも、読んで残る本。数でまとめられてしまう出来事の先に一人一人の人間がいるということ、そして、それぞれの人の性質やほんのひとえの行動が生死や、軽症・重症をわけること、この事件がどういうものだったかなど色々考えさせられた

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    2022年05月31日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

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    「うずまき猫」はうまくみつかりましたでしょうか?と締めくくられてるけど、「うずまき猫」ってなんだろう?

    村上春樹氏のエッセイです。

    1994年~95年の米国滞在中の話題が中心。
    この時期、村上さんは長編小説「ねじまき鳥クロニクル」を執筆している。
    比較して読むと、エッセイ中に、ねじまき鳥クロニクルと似通った表現や記述がみられて面白い。


    さて、本作のタイトルである「うずまき猫」であるが、これ、本文には一度として登場しない。
    村上さんのエッセイらしく、本作には猫はたくさん出てくるが、うずまきにはなかなか結び付かない。


    先の「ねじまき鳥クロニクル」の小説中では、「ねじまき鳥」というのは、

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    2022年05月15日