村上春樹のレビュー一覧
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「ねじは巻かれた」
ゆるみかかっていたねじは、最後には巻かれた。
岡田享さんは、その最後を担ったのではないでしょうか。
正直読むのにはかなり時間がかかりました。
精神世界から実社会、向こうとこちらの行ったりきたりで、考えることが多かったからです。
さて、
私たちが生きるこの社会は悲しいかな、理...続きを読むPosted by ブクログ -
特に『偶然の旅人』と『ハナレイ・ベイ』が好きだった。
サチみたいな女性に憧れる。
品川猿が目的で読んだ本だったけれど、読めて良かった。
『品川猿』もそこで出てくるんだ、と。
今度はもう一度、一人称単数の品川猿を読み返してみたい。Posted by ブクログ -
再読。
ここまで美しさを感じる著作に触れたことはない、そう思わせる程秀逸な作品。二層構造が重なり合う文学、アニメ、映画は様々あるが、これが一番良い。
まごう事なき神作品。Posted by ブクログ -
世界観に飲み込まれているうちにいつの間にか読み終えてしまった。理解できる部分とよくわからない部分と色々でしたが、何故か没頭してしまう。中毒性のある文章がさすがでした。Posted by ブクログ
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本書は、村上春樹(1949年~)氏が、1995~2015年にいくつかの雑誌のために書いた紀行文をまとめたもの。大半の初出は、JALのファーストクラス向け機内誌「アゴラ」(但し、雑誌に掲載されたものより長いバージョンだそう)で、その他は、雑誌「太陽 臨時増刊」、雑誌「タイトル」、雑誌「クレア」である。...続きを読むPosted by ブクログ
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兵隊たちが行進し、突撃する絵が不気味です。戦争は今やそれで儲けたい人がさせているものだと思っていますが、始めさせるには多くの妬みや憎しみの種をまかなければならないのでしょう。やってみればきっと人を殺すことはとてもイヤな感じがするものだろうに、続けてしまうのは感覚が麻痺してしまうから?戦争は下手をした...続きを読むPosted by ブクログ
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1Q84・ノルウェイの森をものすごく時間をかけて読んだので、自分に余裕が出来たら読もうと長年積んでた作品。思いがけず読みやすく世界観にグイグイ引き込まれました。もっと早く読めばよかったと後悔。Posted by ブクログ
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「村上朝日堂」シリーズ(シリーズと言っていいのかな?)
マサチューセッツ州ケンブリッジ(ボストンの隣)に住んだ、1993年から1995年にかけての滞在記で、村上さん44歳から46歳のころ。
日記であり、紀行。
紀行文好きの私としては、村上さんの紀行文が読めて、とても楽しかったです。
安西水丸さんが...続きを読むPosted by ブクログ -
◯生
第一回路=ハードボイルド・ワンダーランドの私
第二回路=影
第三回論=世界の終わりの僕
◯死
第一回路の私は失われ、第三回路に融合した?
『ねじまき鳥クロニクル』の井戸(=id)しかり、『ノルウェイの森』の直子しかり、分裂症的世界観よく描かれる
人生は深い悲しみに満ちていて、別れや人...続きを読むPosted by ブクログ -
村上春樹さんがどのように物語を紡いでいるのか、何を大切にしているのか、どのような手順で推敲しているのか。そういうあらゆる興味深いことを同じ作家の川上未映子さんが余すことなくインタビューし、それを包み隠さず村上春樹さんが答えているという濃厚なインタビュー。
そしてこのインタビューを通してわかったこと...続きを読む匿名 -
映画を初めて見て、違和感を感じてしまったので原作を読んでみたら、とても好みだった。そう!ホリーは永遠に手に入らないひと、掴めない自由さ!
それを悲しく思ったり淋しく思ったり切なく思ったりするのも、きっと凝り固まってるの 人の幸せなんて決められないのに 自由ってわるいこと?
なんだか、映画では「間...続きを読むPosted by ブクログ