村上春樹のレビュー一覧

  • 夏帆―The Tale of KAHO―

    購入済み

    春樹噺

    初期の村上春樹作品ははっきりしない
    終わりでもやもやしてましたが、

    最近の村上春樹作品はファンタジー?
    御伽話?的なはっきりしないけど
    終わりは明確で今作も村上春樹噺でした

    新作をありがとうございました

    #シュール #エモい

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    2026年07月09日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    村上春樹らしいトーン、設定とチャレンジングな設定が移り変わり、それが加速していくうちに渦の底に沈んでいくような埋没感が良かった。最近の作品とは異なる朴訥な部分も「残っていて」没入。最後にはまた読書を取り戻す感じになった。

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    2026年07月06日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    面白かった。全く止まることなく一気読み。
    母娘というテーマが非常に新鮮だった。父ですら1Q84など一部の作品を除けば希薄な存在だというのに。
    きわめてパーソナルな物語だなと意外に思いながら読んだが、著者自身が2年前に1ヶ月も入院するほどの病にかかって体重も激減したという話を今日知って、少し理由がわかったような気もした。

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    2026年07月06日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    待ちに待った村上春樹の新作長編は期待に違わずめちゃくちゃ面白かった。

    邪悪ななにものかと対峙しそれを乗り越えるというのは村上春樹の物語構成として共通のものであるが、今回の夏帆もさまざまな助けを得ながら母親との確執や自身のコンプレックスを乗り越えて邪悪なものを克服していく。個人的には毎度読後にこのまま頑張ろうと勇気づけられる。ままならないことや邪悪なものに対峙したときの心持ちを教えてもらうような気がする。

    邪悪なものは帝国主義的なパワーや意地悪で邪な人、自分自身のずる賢さなどさまざまなメタファーとして読める。その読み方の多様さも村上作品の醍醐味ではないかと思う。

    今回の作品に登場するアリク

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    2026年07月05日
  • 女のいない男たち

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    村上春樹やっぱり好きだなぁと思った作品でした。しばらく読めなくなってて、「夏帆」を読むにあたり準備体操のようなつもりで読みましたが、ノルウェイの森が大好きなわたしにはとってもよかったです。
    全員が不倫とか浮気とかセックスとかしてるのはもう作風だと思ってるので(だから苦手だ、とオットは言います)それはそれで置いておいて、出てくる人の不思議な話、もっと続きが読みたいのに、と終わるその感じとかとても面白いと思いました。シェエラザードとか、えっ!?その看護学校2年の時の話はァ!?続きお願いしまぁす!!って思ってしまったし。木野の話も、木野がまたあのバーに戻れることを祈ってしまう。
    出てくるどの人も、村

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    2026年07月05日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    『人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ』

    『善き物語とは必ず何かしらの有用性を含んでいるものなのだから』

    主人公の夏帆は、物語中で数々の深刻な混乱を経験し、その経験と等価の結果を得た。

    ____
    初読みの村上春樹作品。旅先で発売当日に購入。


    どんなずっしりした作品かと構えていたが、いざ読み始めてみると、次の展開が気になり、ページを捲る手が止まらなかった。

    夏帆が経験したのは、非現実でありながら、れっきとした「現実」の物語であった。ありくいの夫婦、モーターバイクの男、とぎや、シロアリの女王など、ニッチな登場人物が、

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    2026年07月05日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    今までの長編と同様、村上春樹さんならではの、現実とは少し異なる世界へ入ってしまった主人公である夏帆のストーリー。冒頭から気持ちが鷲掴みされるような展開で読む手がとまらず、文章も読みやすく平易でテンポが良く無駄が一切無い、匠の技を感じました。病気で体重が激減されたとのこと、心配です。

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    2026年07月05日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    気がついたら不思議な世界に入り込んでいた。
    「羊をめぐる冒険」に続く、不思議なハルキワールド。
    ゆっくりと静かに流れる時間。
    ルッキズムについての掘り下げがあるかといえばそこまではなく、わざと説教くさくならないように、そしてカッコつけた感じにならないように、物語は進んでいく。
    読み終わっても、教訓めいたものは何もないけど、夢の中で長い旅をしたような読後感がある。

    このところのハルキ作品の中では一番好きかも。

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    2026年07月05日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    「街とその不確かな壁」出版から3年ぶり、村上春樹先生の新作長編です。
    新潮の連載を追いかけて「守護天使、象の卵とスカーレット・ヨハンソン」以外は既読だったけど、一冊にまとまったかたちで読むと不思議なことに点と点が繋がる箇所がたくさんあって、これはひとつの物語なんだなと心地よく読めた。

    私は自分にとっての良し悪しの判別がつく読者でいたいし、盲目的な主義者ではない自負も手伝ったのか、正直連載で読んでたときは、取り立てて象徴的なエピソードも琴線に触れる描写も、テーマとしての共感もなく「ふーん」って盛り上がらず読んでました。なので「守護天使」の部も、新潮買ったはいいものの読まずに新刊を迎えるに至って

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    2026年07月05日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    なんだかんだ読ませる文体で、筆力は健在。でも、同時に村上春樹の世界もいずれ終わってしまうんだなと思った。
    そして、関係ないけど、昔スカーレット・ヨハンソンを間近で見たことを思い出した。いや、ほんと関係ないんだけど。

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    2026年07月05日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    優れた物語は読者をして「これは私の物語だ」と確信せしめ、読者ごとの多様な解釈を導く。
    自分も優れた物語に導かれ、自分なりの解釈を行ってみたい。

    村上春樹は、フェミニズムのいうシスターフッドを信じない。
    何の根拠もなく、ギブもなく、女だからというだけで互いにエンパワーできるような、都合のよい関係性は存在しない。守護天使は女性にとってほとんど目一杯不快かつ危険な男であり、母親とシロアリの女王の「女子寮の女友達」のような親密な関係は、母親の生命を蝕む。

    そして、人は幼年時代を葬らずに大人になることはできない。
    母親に愛されなかったこと、母親を愛していないこと。母親との間に親密なものがなかったこと

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    2026年07月05日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    読み終わったあー、
    私たちは主観と客観を相互に交換しながら生きている、実体ではなくてメタファー、象徴的なもので人と人は繋がってるんだろう。
    特に星野青年が好き。なかたさんのなすことにおおらかに受け入れ、そこから自分の過去を振り返ってどうして生きるべきかを考える。今後の人生でナカタさんだったらどうするんだろうっていうことを考えながら生きていくことになる。
    こういう、誰かに覚えられているような人間になることが繋がりってことなんだろうか、覚えられることに価値があるんかな。

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    2026年07月04日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    高校1年の時に学校の図書室で「羊をめぐる冒険」を読んでから著者の小説はすべて読んできました。

    それから約30年、こうして著者の新刊を読めることが先ず何より幸福なことだと感じます。

    これまでの著者の小説やインタビューに登場してきた小道具から、これまでの著者の作品を多数思い出しました。

    「海辺のカフカ」「1Q84」「騎士団長殺し」「木野」「蜂蜜パイ」「日々移動する腎臓のかたちをした石」「品川猿」「街とその不確かな壁」など。

    「あちら側」と「こちら側」
    「善きもの」と「悪しきもの」
    「そうであったかもしれない可能性」
    「地下二階」
    「物語」
    「総合小説」

    女性が主人公であることで、これまで

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    2026年07月04日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    本書は村上春樹さんの新作です!
    内容は、とても摩訶不思議でケッタイな感じでした……

    でも、村上春樹さんらしい文体とリズムにすすめられ、一気読みしてしまいました。

    最後の方は、頁をめくるのが、もったいなくなり、あー春樹ワールドが終わるーという感じになりました。

    やっぱり村上春樹さんは最高ですね!

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    2026年07月04日
  • 遠い太鼓

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    旅行記を読むことは時々あるが、あえて定番のイタリアやギリシャについて、それほど突飛な旅路ではない内容を手に取るのは初めてだった。きっかけは、前作で「街とその不確かな壁」を読んで、村上春樹の文章に改めて興味を持ったからだ。繊細で儚い文章を書く村上春樹であれば、同じ旅行であってもどのように感じるか率直に知りたいと思った。結果として本当に楽しめて読めたし、驚くほど読みやすくて退屈しないのが不思議で仕方がない。なぜか、ぐっと入っていける魅力がある。イタリアやギリシャという国の表情を巧みに描いてるのはもちろんだが、日本社会を「微熱社会」と表現するセンスが好きだ。日本人は喜びと悲しみの振れ幅が大きい国民と

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    2026年07月04日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    面白かったし、読んでいる間はいい気分になれたし、ちょっとドキッとするところもあったし、アリクイってかわいいな、とも思えました。あの尻尾がいいですよね。

    個人的にはそれだけで十分に「善き物語」なんじゃないの? と思います。

    ヴァルター・ベンヤミンの言葉「善き物語には、必ず何かしらの有用性が含まれている」が複数回言及されていることから、この小説に村上氏は何かしらの有用性、あるいは示唆のようなものを込めたつもりなのだろうと思うのですが、少なくとも私は、それをうまく言語化できるほどには受け取れなかったです。

    これは私のアンテナが折れているのかもしれないし、それとすぐには分からないものなのかもしれ

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    2026年07月04日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    昨日届いて、夜から読み始めたった今読み終えた
    久しぶりの村上春樹ワールド堪能しました
    やっぱり村上春樹ワールド、引き込まれました

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    2026年07月04日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    最高だった。
    新作を読む度にいつもの村上春樹なのにどこかアップデートを感じる。自分が1番好きだから感じるところもあるが、村上春樹の本はどこか遠くに自分を連れて行ってくれる。
    初の長編での女性の主人公とのことだが、村上春樹にとっての主人公はあくまでも受け皿のようなもの、何かしらのフォーマットのようなものであって、男性、女性は関係がないのかしれない、と思った。いつもさらっとぶち込まれる受動的な性的な行為のシーンがないだけで相変わらずサンドイッチを作って食べて電話にも出ていたし。
    武蔵境に関してはタヌキが出るとか、辺境の地だとか何の用事もないだとか無茶苦茶な書かれ方をしていた。何の恨みがあるねん。

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    2026年07月04日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    「おいしいものをたらふく食べて、お酒を飲んで、大きな声で歌を歌って、たわいの無いおしゃべりをして。~アタマを思いっきり発散するようなことって。」
    「なにか気晴らしみたいなことをしただろうか?」

    騒がしい教室のすみまでしっかりと通る声だ。
    職業が人を作るのだと、牛河は感心した。

    止まらない

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    2026年07月04日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    普通の人間と同じことを同じようにしていたらプロにはなれない

    ここに出てくるジャズ、クラシック、車
    全部全部本当にありがとう
    この本を読み終えるうちに内定が出た
    苦しい時間だった それを彩った1Q84 忘れない

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    2026年07月04日