村上春樹のレビュー一覧

  • ねじまき鳥クロニクル(第1部~第3部)合本版(新潮文庫)

    購入済み

    実写化を期待

    この作品は是非ドラマ映画化されるべきだと思う

    #シュール #ダーク #深い

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    2026年03月27日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    またしても酩酊するような物語だった。免色さん、不倫相手、騎士団長、秋川まりえ、そしてユズ。静かな森に佇む家で交わされる会話や、低い体温のような物語に抜け出すことができず沈むように読み耽ってしまった。
    年々村上春樹作品が心に残るようになり、そして抜け出せないくらい引きずるため、読む時を選ばなくてはならない。
    家族がいる時には読めないし、仕事を頑張らなくてはならない時にも読めない。しかし、、、読みたい。「私」がこれから体験することをつぶさに見るために、自分の心を現実ではない世界に持っていってもらいたい。

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    2026年03月22日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    「ギムレットには早すぎる」
    このセリフのためにこの本を読んだ。
    アイリーンの元夫のイニシャルからポール・マーストンだと気づいた時の期待感と、それを超える驚きのラストシーンが最高だった。

    マーロウがタフなアメリカの男たちに嫌味を言いまくっていて、いつ殴られるのか終始ソワソワして読んだ。(毒入りミートボールの依頼人に対してとか特に)

    どうやら強いコーヒーはタフな男の血液となるらしい。

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    2026年03月21日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    ネタバレ

    主人公の親友との再会によって、両人が救われる
    あったものを無かったものにはできない
    親友たちから話を聞くことで過去のわだかまりが溶けて、感情を取り戻す
    現在の恋人がこころから欲しいと感じられ、嫉妬の気持ちが出てくる

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    2026年03月20日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    満足感がすごい。謎が多く残る結末で納得いかない人も多いだろうが、個人的には大満足。結末は賛否あると思われるが、そこに至るまでの過程は文句のつけようがなく面白く、大好きな作品です。

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    2026年03月20日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    奇妙な世界の純愛ラブストーリー。それを巡る個性豊かで魅力的なキャラクターや言い回しに釘付け。続編を欲する。

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    2026年03月19日
  • 風の歌を聴け

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    20代の頃何度も読んだ本。他の作品に比べればそうでもなかったかなと思いつつ、古本屋で見つけ再読。20年以上経った今でも読んでよかった。

    20代後半抱えてきた、悩んでいた事をそのまま切り取り、かつカッコいい文章として代表して語ってくれていると感じる。

    鼠、旧友、彼の未来を知っているだけに物悲しくもあり、元気な頃の彼に会えて新鮮な気持ちにもなる。私も私自身の旧友を思い出しす、もう戻れない時間を思う。

    若い頃よく読んでいた事もあるだろうが、20代の頃を思い出しノスタルジックな気持ちになる。

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    2026年03月18日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    前回の突然の離婚宣告に漂流する主人公が辿り着いた、日本画家の旧宅にて。

    そこで顕現した身長60センチの「騎士団長」は、恐怖や不安を「やれやれ」と受け流すような、軽妙で頼もしい案内役の登場です。
    (癒されるキャラクターです)

    一方、『免色さん』の意図が見えぬまま、その「娘」らしき少女も登場し、物語は静かに加速していきます。

    終盤は、離婚手続きを終えてもなお、意識・無意識の深層に刻まれた妻との回想は深い傷として残っていることが伝わってきました。

    唐突に挿入された「ドイツ親衛隊の肖像画家」のエピソードが、この奇妙な物語とどう繋がっていくのか。
    歴史と個人の深淵がどう交差するのか、胸がざわつき

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    2026年03月16日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    朝活の池田千恵さんのポッドキャストで、習慣化と時間術の本だと語られてて興味を持っていたところ、神保町のブックホテルで目に留まり、読むことに。いつもの村上春樹さんとは違う文体。後書きを見ると、みんなの前で講演をするような文体にしたとのことで納得。村上春樹さんの自伝的要素もあり、小説の書き方も詳しく解説してあって面白かった。

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    2026年03月16日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    犯人は読んでるうちになんとなく予想しやすくなってくるが、主人公の行動パターンは先読みできなくてハラハラした。
    フィリップ・マーロウがテリー・レノックスのためになぜそこまでするのか、友情なのか侠気なのか。芯の通った漢の描写がやたらカッコいい。
    アルコール依存症の描写はすごいリアル。酔っ払った状態で人に絡んでいくとこなんかあるあるですね。
    家族にアルコール依存症がいる人はちょっとイヤな気持ちになるかも。
    読み終わったあとで、どう感じるかは読者次第なのかもって思える作品でした。
    読み応えもあるし、翻訳も読みやすい。

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    2026年03月16日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    お酒はほぼ飲めない私が、島の名前に惹かれてたまたま古本屋で手に取ったこの本。
    ぱらぱらと開いてみると、そこから何かがひらりと落ちた。拾ってみると地元酒屋の世界のウィスキーフェアのチラシ切り抜きだった。フェア開催日は2015年。10年以上前にこの本の持ち主の方が、「このエッセイを読んだらきっとウィスキーを飲みたくなるだろうよ」と言わんばかりに託してくれたメッセージに、なんだか心が温かくなった。結局古本を購入して、チラシと共にオーストラリアまで大切に持ち帰ってきた。

    村上春樹氏のエッセイの言葉選びが好きだ。ウィスキーの味を、音楽や文学に例える村上氏特有の表現も読んでいて心地良い。一緒に旅をされた

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    2026年03月15日
  • 草の竪琴

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    春樹さん、これは 好きすぎました!

    カポーティ+春樹さん+山本容子さん= 私たちの大好物 ノスタルジックでイノセントな世界・・

    母を失って、父が病んでしまってたぶん、育児放棄…されたコリンは
    11歳の時に父の従姉妹、
    ヴェリーナとドリーのタルボ姉妹のところに預けられた。

    妹のヴェリーナは言わば南部の田舎町の実業家
    姉のドリーはあまりにも純粋無垢がゆえに、町の人たちからは知恵遅れのように思われている。

    コリンはドリーにまるで恋してるかのように惹かれている。(彼女は多分60歳くらい)ドリーの唯一分かり合える友だちのキャサリンは、両親の時代に雇われた黒人の子どもで、ずっとドリーたちと暮らして

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    2026年03月10日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    純粋な野望と現実とのズレや、繋がりが感じられなかったり人生の不明瞭さに起因する孤独感、自分を理解してくれる人を盲目的に求める様が、読んでいて苦しくなるほど伝わってきます。
    救いは無いのかもしれませんが、なんとか微かな希望を持って明日を生きようとする姿に心が打たれました。

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    2026年03月10日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この4冊の長編小説を通して彼が我々読者に伝えようとしていることは
    事実というモノの弱さ、そして、信じることの強さ
    なんじゃないかと思った。

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    正しい知識が人を豊かにするとは限らんぜ。客観が主観を凌駕するとは限らんぜ。事実が妄想を吹き消すとは限らんぜ。

    私は揺らぎのない真実よりはむしろ、揺らぎの余地のある可能性を選択します

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    作中にもこのような文章があるように、真実というモノの価値に一石投じるような作品だと思った。

    そして主人公と免色の対比構造──確かなモノがないこの世で、信じることを望むか、その

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    2026年03月10日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    ネタバレ

    タイトルはもちろん知っていたけど、映画も小説もあらすじもなにも知らないままここまできた。
    お金持ちの品のある人たちがティファニーで朝食を食べる話なのかと思ってたら全然違った。

    ホリー・ゴライトリーは、美しいけど破天荒で謎が多く、でも彼女自身の芯をしっかりともっている女性だった。
    小悪魔なようでいて純真なところもある。
    男の人達が大量に近寄ってきて、常に誰かが近くにいた状態なのに、いざという時になると頼れる友達というのがいないというところは胸がキュッとした。
    ラストのあたりの猫のシーンはグッときたし、終わり方は私好みだった。
    ホリーがあのあとどうなったのかはわからないままだけど、最後まで読んだ

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    2026年03月07日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    薄くて、絵が多くて、面白い。エッセイ入門書。

    みんながこういうことを考えながら生きていれば、世界はもっと豊かになると思う。尤も、大人は大人ならではの大人的なタスクをたくさん抱えていて、そんな暇はないのだろうけど。

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    2026年03月06日
  • 一人称単数

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    はじめての村上春樹。
    石のまくらに、「ヤクルトスワローズ詩集」
    かなりのヤクルトファンだということがわかった、風の歌を聴けを読みたくなった

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    2026年03月05日
  • スプートニクの恋人

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    ひとりぼっちとは何かという話だと思った。
    友達はいるのにひとりぼっちを感じることが多い今日この頃だったので、刺さった。

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    2026年03月04日
  • 遠い太鼓

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    再読中
    面白すぎる。声出して笑うエッセイは春樹さんくらい。笑 すごおおおおおおく、面白い。笑 スペッツェス島。ゾルバ系ギリシャ人。ミコノス。27歳の時に読んだあの時の記憶が蘇る。夢中になって読んだなあ。ノルウェイの森とタンスダンスダンスが書かれた期間のスケッチたち。これを読んでからローマに行ったような。春樹さん、37〜40歳の文章のスケッチ。ゾルバ。死に犬現象、エーゲ海の法則。いやあ、名言が多すぎる。笑


    初回
    2018.4.20
    春樹さんのエッセイや旅のスケッチ的な文章がすごく好きだ。
    読んでいると肩の力が抜けるような、疲れた時のわたしのリフレッシュ的ツール。

    最高にツボな表現が多い一冊

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    2026年03月04日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    わかったようなわかんなかったような、でもどこか美しいと思える作品であった。
    曖昧な点は曖昧なこととして受け入れ、それはそれで面白い、美しいと感じられるかどうかだと思う。
    単なる「正解」ではなく、「想像力」や「解釈」、つまりは考え続けることの大切さを伝えたかったのかな、と私は思った。

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    2026年03月03日