村上春樹のレビュー一覧

  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹さま、若い頃から大好きです。

    さて、始まりから、あぁ、村上春樹さまだな、ってエピソードの入りかた。
    そんなこと言う人いる?笑とくじけそうになりましたが、

    進んでいくと、
    あぁ、やはり春樹さま、という文体で、
    頭の中まるまる村上春樹の文体になり
    しばらく自分のしゃべりが、変な言葉になってたと思う(笑)

    こういう感じ、久しぶりですね、
    私はとても好きです。
    今までも、これからも、いろんな書き方を追いかけさせていただきます!

    やはり、???となるので、もう一度読みます!

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    2026年08月24日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    今まで読んだ村上春樹長編の中では好きな方だった

    例によって村上春樹の世界観で、現実では起き得ないことが起きたりする。それについて詳しく説明されるわけではなく、そういうものなのだと受け入れて読み進めていった。それが心地良くもある。

    本作は特に結末がよかった。分類としてはハッピーエンドなのだろうけど、チープではない。説得力を感じる終わり方で読後感もよかった。

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    2026年08月23日
  • 風の歌を聴け

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    数年ぶりに再読。面白すぎるし読みやすすぎる。流れるような美文。2026年の現在に読むと、「誰もが傷を抱えていたあの頃」のような物語は、語られ尽くしたクリシェという気もする。でも面白い。今、こういう物語をカッコいいと感じるのは憚られる気もするが、それでもカッコいいという気持ちが内から湧き上がる。
    (多くの問題、批判点もあるような気がする。例えば、中国人のマスターに、誰もが傷ついていたというような台詞を言わせるのも、主人公側にとって都合良すぎないかと思う。)

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    2026年08月23日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    村上春樹が趣味のランニングを通じて、時に作家人生についても振り返るエッセイ。本文内ではメモワールと語っている。
    村上春樹のような作家は、みな天才で常人とはかけ離れた考えをしてると思っていた。しかしそんなことはなく、彼も1番大事にしていることは最後までやりぬくという普遍的なものだった。自分は最後までやり抜くであったり、コツコツ継続するということが大の苦手だ。そんな性分を自分もランニングを通じて少しずつ改善してみようかな、「わずかでもそれらしき場所に近づいて」みようかな。そう思わせてくれるエッセイだった。

    ところで自分は物語には起承転結を求めてしまいがちなのであまり村上春樹は刺さらなかった経験が

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    2026年08月22日
  • 国境の南、太陽の西

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    村上春樹のベストかも。ノルウェイの森よりも好きだった。
    不在、喪失、愛、死、性 全てを感じ、瑞々しかった

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    2026年08月22日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹作品を高校卒業後に読み始めてから、はや〇〇年。面白さを評価するような存在ではないと思うが、年々その語り口が読みやすくなっているのを感じる。

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    2026年08月20日
  • スプートニクの恋人

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    久しぶりに読みました。
    大学生の頃に読んで以来だったけど、所々覚えているもんだなと思った。でも感じ方が違って新鮮さを感じました。
    以前より解像度高く読めました。

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    2026年08月19日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    個人的にすごく好きな作品だった!!
    母娘の関係性とか、主人公を等身大に感じることが出来て新鮮でした。

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    2026年08月19日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    母に村上春樹さんを進められ、羊をめぐる冒険を途中まで読み進め、先に夏帆を読破した若者です。
    事前情報があまり無く、帯に惹かれ購入しました。
    帯に書いてある

    この世界の出口を見つけなくてはならない

    という言葉に、リアル環境の要因故になにか困難が主人公を阻むのかなとか勝手に考えていたから、いざ読み進めるとあれ?ファンタジー?となって、終盤に差し掛かるまでんん?どっち?ってなってました。それも含めて個人的に楽しかった。

    内容自体がなんというか、一貫して丸裸ではなく、何処か包み隠されたような象徴的でさっぱりした感覚でした。でも今の本人のやるべき事、表現はそれなんだと納得がありました。

    村上春樹

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    2026年08月18日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    モーターサイクルの男、佐原に出会ってしまったがために奇妙な世界へ足を踏み入れることになった夏帆の物語。名作『1Q84』の牛河もそうでしたが、じめっと粘り気があり薄気味悪い男、そしてそれが確実にこちらを追ってくるという描写が村上春樹は本当に上手いなと思います。他にも『とぎや』で店主を一突きする場面、実態ではなく観念を貫くため結局血は流れません。読者としてはおやおや、騎士団長?という懐かしさを感じるシーンですが、より重要なのは、店主やありくいの旦那に込められた村上春樹の比喩表現、舞台演出に対する考え方。「いったん始めたことは終わらせなくてはならない」、「鋭く研がれた刃物は、持ち主の意思とは無縁にひ

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    2026年08月23日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    「何を読まされているのだろう」と思いながら、でも「確かなものを読んでいる」という不思議な感覚。
    私のように村上作品をたくさんは読んでいない人でも「読める」作品なのか、とてもすんなり読めた。
    過去のものも読みたくなった。

    よい読書時間だった。

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    2026年08月17日
  • TVピープル

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    この本は村上春樹の短編集です。
    どの作品もリズム感があり、独特の文体で、村上春樹らしい本だなと感じました。
    とても好きな本ですね。

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    2026年08月16日
  • 国境の南、太陽の西

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    ネタバレ

    村上春樹の作品の中で一番好きだったかもしれない。現実に落とし込める話。島本さんはそもそも存在していたのか?川に流したものの正体は?色々と考える余地のある作品だった。

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    2026年08月16日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    眠り続ける姉のエリ
    深夜のファミレスで何もしていない妹のマリ
    2人の間を繋ぐ高橋
    アルファヴィルの従業員、中国人の女の子
    都会のサラリーマンの攻撃性の象徴みたいな白川
    そして視点。

    深夜帯の不思議な、別の世界みたいな感覚を味わえる作品。
    「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくもんやないのかな」コオロギの言葉がなんだかすごく沁みる。村上春樹が言いそうだけど言わそなそうな言葉。
    高橋は孤独な幼少期のことが忘れられずにいるし、コオロギもとびきり怖いなにかから逃げ続けている。白川は中国の奴らに追われ続けるだろう。エリはマリとエレベーターに閉じ込められたことを燃料にできていなかったのかもしれない。

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    2026年08月15日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹さんの作品はこれまで多くが「男性」主人公だったように思う。女性の主人公「夏帆」が、母親にたいして抱いていた感情に共感できる。
    「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」まさにその通り。だから、人間は宗教を作ったんだと思う。

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    2026年08月15日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    何もかもがあるし、何もかもがない。
    世界の核心と言えるかもしれない。

    作中に出てくる唄や歌手や本は知らないものばかりだった。歳をとってもう一度読み返したい。

    『ダニー・ボーイ』は読者全員が検索したはず

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    2026年08月14日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    面白い……というかまだまだ色々始まっていないんだけど、どうなるんだ!?と気になって疾走するように読み終わった。続きが気になる……

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    2026年08月14日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    すごく良かった。
    田村カフカくんは自分の過去と向き合うため、森深く入っていく。
    ナカタさんとホシノさんは入り口の石を求める。

    予習としてオイディプス王を読んでいてよかった。読んでなくても全く問題ないけど、近親相姦という展開の意味合いを受け止めやすい。

    カフカくんの章は現在形(言う。見る。)、ナカタさんの章は過去形(言った。見た。)で展開していることに気づいた。

    カフカくんの場所は、不確かな壁の世界に似たものがあり、惹きつけられた。大島さんとの会話も。

    ナカタさんとホシノさんのかけ合いが好き。終盤は想像してなかった展開だったけど、空気さなぎ感があった。

    村上春樹はやはり影が好きですね。

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    2026年08月13日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    ランナーズ・エッセイの金字塔。
    単行本は2007年刊。書きおろしだが、一部は1983年~99年に雑誌等に発表したエッセイにもとづく。
    2005年、56歳までのランナーとしての自分を振り返る。ハワイ・カウアイ島、ボストン、東京、神奈川・大磯、サロマ湖、新潟・村上……走る者の心のなか、そして作家としての自分の日常と絡めて描き切る、小説よりもよっぽどおもしろい。
    そしてなんといっても、添えられている写真(12葉)がいい。初めてのフルを走り切ったギリシアのマラトン、そこで撮った写真もある。

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    2026年08月12日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    学生時代に読み終えた本を再度手に取る。内容はすっかり忘れていた。

    小学校の先生である主人公と、小説家志望のすみれによる奇妙な物語。
    舞台が東京からギリシャ、そして東京に戻る。話の進行も主人公の一人称から、すみれの手紙への切り替わり、また戻る。

    読後に残った言葉は、喪失感。人との繋がりが、自分にどう影響するのか。
    失った後、手に入れる前に戻るのでは無くて、全くの別人になる。失う傷はあまりにも大きくて、繋がりは張り詰めた緊張感の中で今にも崩れそうなバランスを保っている。

    面白い読書体験だった。

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    2026年08月12日