村上春樹のレビュー一覧

  • 1973年のピンボール

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    春樹ワールドから遠く遠く離れて

    30年以上も前、初めて読んだ80年代の十代の自分と、そのもっと前の時代1970年代…言葉で表現出来ない思いが込み上げてくる。ずっとずっと昔、ハルキストなんて言葉がなかった時代に村上春樹を読んでいた人にもう一度読んで見て欲しいと思う。

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    2018年04月22日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    友人がトルコに旅行に行きたいというので読んでみた。
    20年以上前のトルコの情報だけれどとても生き生きしていて、今はどうなっているんだろうなんて気持ちで旅行に行くのもいいかもしれないと思った。
    村上春樹のエッセイは本当に楽しく読めるし、旅を楽しくする。
    今度旅に出たら、自分も粋な文章を書いてみようかななんて気持ちにさせる。やれやれ。

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    2018年04月10日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    村上春樹流短編の読み方。どうも短編が苦手で、それはもちろん、村上春樹の書くものにも当て嵌まる訳で。でもそれは、物語がマズイ訳ではなく、自分の読み方に問題があるせいだという自覚はあって、それを少しでも見直せれば、っていう願いを込めて手に取った本。結局、一番肝要を敢えて書かないとか、そういう非言語的表現手段をもう少し味わえるようにならないと、ってことでしょうか。この中でも触れられていたように、覚えるくらいまで読み込まないと、なかなか見えてこないのでしょうが。目指すべき山頂はまだまだ遠いです。

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    2018年04月07日
  • アンダーグラウンド

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    まだ50%しか読んでいませんが、信州大学病院長へのインタビューは是非一読頂きたいと思います。

    地下鉄以前の松本事件での医療経験を、ご自身の判断で直接東京の医療現場へFAXで情報提供を指示したことが人命救助に繋がった事実。

    偶然にも事件当日は、大学の卒業式のため予定を空けていた、松本事件の医療論文出版日で資料が手元にあった必然。

    また、通常なら然るべき機関を通して情報提供する所を直接情報提供する判断に至ったのは、その卒業式に卒業証書を授与される女生徒が松本事件で亡くなっており心するところがあったとのこと。

    最後の一文、涙が零れました・・・。



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    2018年04月05日
  • 翻訳夜話

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    As long as there's one person to believe it, there's no story that can't be true.

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    2018年03月26日
  • アンダーグラウンド

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    あの時のこと。

    20数年前に起きた、あの事件の被害者達の記録。
    普通に生活していた人たちに降り掛かったことが当時の言葉で語られています。
    週刊誌とかで数人の被害者の話が載ることはあるけど、ここまでまとまっているのはないかな。
    あの時のことを忘れないための1冊。

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    2018年03月17日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    雑誌への寄稿やライナーノーツ、スピーチなどの村上春樹が書いた「雑文」をまとめたもの。
    2015年のノーベル賞の発表の前後に文庫化されて、平積みされて買ったものの、そのまま積読。
    年始の日経に春樹がチャンドラーに関する文章を書いているのを見て発掘。
    短い文章が並んでいるので、カバンの中にいれて、すき間時間で読んでいました。前後の流れなんて気にする必要ないし。
    短い文章でも、しっかりと、ハルキを感じさせるのはさすが。

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    2018年02月27日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    とても楽しく、そして為になる一冊でした。大西順子さんとのラプソディインブルーの経緯も詳しく書かれていました。私はテレビでこのライブを観たのですが、感動ものでした。
    音楽を教える一人として確信を得たり、勉強になったりと読み終わって充実した気分です。いつまでも手元に置いておきたい一冊。

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    2018年02月01日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    文中に「○○は完璧な音楽だった」という記載があり、「完璧な文章など存在しない」という文章を過去に書いていた村上春樹が「完璧な音楽」という表現を使ったのに非常にグッと来た。
    あと、今回は再読だったけど、初読の時に比べて違う角度で文章が読めた気がする。違う角度が入ったために、より深く本の内容を理解できた、というか。ともあれ無性にマーラーの音楽が聴きたくなってきた。

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    2018年01月07日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    タイトル通りの内容。小澤征爾さんと村上春樹さんが音楽について話をする。村上春樹さんの音楽好きさ加減がよくわかる。作家であることもプラスに働いて小澤征爾の活動を中心に語られる。オケが形になっていくプロセスを垣間見れる。これはいろんなことに通じていると思う。なので、読んでいて刺激的でとても面白かった。

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    2017年12月18日
  • 辺境・近境

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    すごく面白かった!
    行かれてる場所のバリエーションもさることながら、村上さんの語り口のおもしろいこと!
    村上さんの文章ってすごく飾り気があるようで言うてることは飾り気無いのよね。
    最後の神戸でちょっぴりしんみり。

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    2024年02月17日
  • 翻訳夜話

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    最近の自分的外文ブームにうってつけの本新書。しかも春樹・柴田共著となると、もう読むしかないってことで。期待に違わぬ内容で、翻訳のイロハの部分とか、ちょっと垣間見れた気になっちゃいました。他の著作でも触れられていたと思うけど、”翻訳には耐用年数あり”っていうのには全面的に賛成。新しい訳で読めば良かった!って思ったことも結構あり、最近では専ら一番新しい訳にこだわってたりもする。そう考える中でふと思ったのが、外文は100年経ったものでも新しい訳で生まれ変われるんだから、日本の古典的文学作品も、50年とか経ってるものは誰かが書き直せば良いのに、ってこと。夏目、森、芥川など諸々。新しい言葉に置き換えられ

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    2017年10月17日
  • TVピープル

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    オモシロい本です!

    奇抜なイマジネーションが面白いと思います。

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    2017年07月08日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    枕元に置いといて寝る前に少しずつ読んでいくと毎日がほのぼのとした気分で眠れそう…そんなエッセイ集ですね。改めて感じたのですが村上春樹さんって引き出しがとにかく多いんですね。ネタに困ることはないんだそうです。
    でもこんなに楽しいエッセイを書かれるのに無口でいらっしゃるそうです。そんなところがたいへん親近感を感じました。私も無口な人なので…。

    無口な人、がんばって生きてください。僕も陰ながら無口に応援しています。

    の1文は私の人生の心の支えになりそうです、ほんとうに。春樹さんの無口な声援忘れません。

    「今週の村上」のところに某ホテルのプールサイドで海賊姿のジョニー・デップに遭遇したお話があり

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    2017年07月08日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    長旅には村上さんのエッセイを一つ持っていきたい、ということでアイルランド出張に持参した本。
    期待に十分以上に応えていただいた。たぶん折に触れて読み返す。

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    2017年06月12日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    また読みたい。もっと読みたい。
    2017.5.12

    半身浴のお供に。エッセイがリラックスできる。
    2020.10.19

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    2020年10月19日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    読み終わるまでに時間がかかりました。途中で読まなければならないものが出来たせいもあるけど。本の中に出てくる音楽や文学のことを調べたり、前に戻って読み直したり。しっかり全文読んだよ!と言う感じです。これはまた何年か経って読み直しする本になりそうです。

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    2017年04月05日
  • 高い窓

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    この手の文学的要素が強い小説は読み進めるのがきつい時もあると思ってるけど、今回はミステリーとしても面白かった。
    いつも通り、ハードボイルドな渋いフィリップ・マーロウも楽しめる。


    資産家の老女エリザベス・マードックから義娘リンダを探す依頼を受けたマーロウだったが、マードック家には秘密があった…

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    「我々が芝生を横切って近づいていくと、女は気怠そうにこちらに目を向けた。十メートル手前から見ると、とびっきりの一級品に見えた。三メートル手前から見ると、彼女は十メートル手前から眺めるべくこしらえられていることがわかった」

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    「いや、その通りだ。私はショックを受けていてね。頭が

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    2017年05月24日
  • リトル・シスター

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    訳者の村上春樹氏があとがきで述べている通り、オーファメイ・クエストが魅力的。もしかしたら訳者の思い入れがそう読ませているのかもしれないけれど。二転、三転する謎解きも読みごたえは十分だと思う。

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    2017年01月14日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    もう四半世紀前に出た本です。安西水丸さんがお亡くなりになられてこういうコンビの本は、もう決して生まれないのだと思うといても立ってもいられなくなり買い求めました。工場見学ルポですが、例によってカラーイラストが散りばめられてパラパラ捲っているだけでも楽しい本。結婚式場の見学では、この頃の典型的な披露宴の例が載っていますがやはり時代を感じます。バブルの名残りがありますが、賑やかでこれもまた良さがあるなあと思ったりしました。最後のアデランスの会社や工場の見学は、あちこちで笑えました。村上さんの解説が可笑しいのかも…それにしてもこの頃は半ズボンを履いていた!とても若かった村上さんなのでした。

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    2017年01月13日