村上春樹のレビュー一覧

  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    村上春樹は小説よりも旅エッセイが好きなのです。

    村上春樹が描く景色、味、音楽はいきいきとして美しい。またラオス行きたいなぁ

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    2024年02月22日
  • 国境の南、太陽の西

    D.C

    購入済み

    素晴らしい....

    素晴らしいの一言
    この作品には既婚者が味わうであろう感情に"少し"の色をつけた現実的なストーリーである
    ただ、その"少し" あと一歩を踏み出すか 踏みとどまるか その少しの先を見させていただきました

    #エモい

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    2024年02月21日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上先生の本ということでこの本を読み、川上未映子先生を知りました。
    村上先生のファンで小説家になった方なんですね。
    小説家は「洞窟内でのストーリーテラー」という言葉が、情景が目に浮かんできました。
    お二人の対談が読者に対してすごく誠実で真摯だなと思いました。すてきという言葉では言い表せないくらい、「ああ、こんなことを考えて書いていらっしゃるんだな」というのを文章で読めました。
    またいつかどこかで、お二人が対談した記録が本になったらいいなと願っています。

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    2024年02月11日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    美しい話だった。そして題名の意味が最後の最後にわかるそのまとめ上げ方が最高だった。話の途中に、男同士の友情として描かれる一節がまさにハードボイルドで…そしてその場面があるからこその最後の最後に題名が効いてくる…染み渡る話でした。

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    2024年01月31日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    この本は。
    人類へのギフトてす。

    度重なる戦争で、幾度美しい地球を台無しにしても懲りることなく破壊を繰り返す愚かな人類へのギフト。
    どうか人類に、このギフトの意味を受け止める度量がありますように…。

    この本が創刊されたのは第二次世界大戦が勃発したばかりの頃なのです。
    そして、なんと。
    この本の始まりは人類が第十二次世界大戦を起こした時の話。

    戦争により世界が丸ごと破壊され、人々が愛や希望を失った時。
    1輪の花が1人の心を救いました。
    花は人の心に愛をもう一度灯し、やり直す勇気をくれたのです。
    たった1輪の花が。
    絶望からのやり直しはとても大変なことなのに、人々は愛と知力で復活させました。

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    2024年01月31日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    どうにかして青豆と天吾を会わせてあげたい。
    そんな思いが強くなっていった。
    最後の二つの章があまりにも鮮烈で
    衝撃的だから。

    共通するのは自分の中の
    真実、本当をまっすぐに受け入れているところ。
    かすかに光明はあるのか。

    今日、第5巻も手に入れたから
    明日の朝、扉が開かれる。

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    2024年01月23日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半最後のヤマ場を迎えた。
    青豆のためらい
    緊張感の中、リーダーと青豆の対話が
    重ねられていく。
    全てがわかったうえで横になったリーダー。
    予想していた通りだったが
    二人の命懸けの?対話が深く興味深い。

    天吾と青豆が教団と
    どう関わっているのか
    関わらざるを得ないのか
    次が楽しみ。

    まさに長編の紙芝居。

    個人的にはふかえりに
    ひかれる。

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    2024年01月22日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    老婦人と青豆の共通点
    青豆と天吾のつながりが少しずつ少しずつ明らかになってきた。

    新人作家のふかえりの感性
    鋭く簡潔な彼女の返答
    彼女にサハリン島の話を読む天吾
    行方がわからなくなったふかえり

    そして二つの月のなぞ。

    何かこの先は踏み込んではいけないような
    でも明らかにしたいような
    そんな気持ちで読んでいる。

    続編は手元にないから
    手に入れなくては。

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    2024年01月21日
  • TVピープル

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    「自我とか意識とか」

    80年代末に書かれたダークな短編たち。
    個人的に村上春樹の短編はもう4、5冊目になるけど、本作は全体的にダークな印象。

    後に発表される『ねじまき鳥クロニクル』とか『アフターダーク』とかに続きそうな空気が全面に感じられる。

    村上春樹は自我/自己とか意識/無意識みたいな対比がちょくちょく出てくる。
    本作もそんな対比の中で揺り動かされる主人公たちがポップの殻を被って描かれている。でも作中に見え隠れする闇を感じずにはいられないんだよなぁ。

    表題にもなってるTVピープルなんて特にそう。
    奴らは大胆に姿を現しているのに、それがあたかも、
    「いや、私らなんて全然無害な存在なんで

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    2024年01月22日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    ある程度 いろんな物事が終わった時(〆切に追われていた仕事とか)
    私の場合 ふと読みたくなる。そして、その後村上春樹さんの文章のリズムが
    頭の中に残って、こう言う風に感想にも(  )とか使いたくなるのだ。

    なんて心地の良い言葉のリズムと比喩なんだろう。
    いつも思う。

    そして、新鮮なサラダをボールいっぱいバリバリと食べたくなる。

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    2024年01月05日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    闇を鮮やかに描きだしている作品。
    みんな誰かと心を通わせたいと思っているのに、うまくいかない。そんなときにただ聞いてくれる存在がどれほど有難いか、そんな人がいてくれたらどれほど人生が明るくなるか。
    私も誰かの光になれたらと思えた。

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    2024年01月17日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    色彩豊かな片想いが錯綜する物語。
    1930年代の大不況による貧困と差別が蔓延するアメリカ南部で暮らす人々。
    主人公のミック、ジェイク、ブラント、コープランドを中心に様々な人が聾唖の白人、シンガーに心を寄せる。
    シンガーが唖であるがゆえに理想の友人像を作り出し傾倒する。ただしシンガー自身はその友人たちのことを強く思っているわけではなく、心の中にはただ一人、精神病院に収容されてしまった友人アントナプーロスのみ。
    理想の友人のおかげで日々の苦しい生活が救われていると感じている中、その一方通行は突然ドミノ倒しのように崩壊し、人々は孤独へと帰っていく。

    こう書くととても重苦しい感じがするのだが、マッカ

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    2023年12月31日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    これほど力強くも繊細な小説を読んだのはいつ以来だろう。海の向こうではファシズムが台頭しつつある暗い時代、アメリカ南部の貧困と人種差別が蔓延する小さな町に暮らすひとりの聾唖の男と、彼をとりまく4人の人びとの物語だ。
    町にある夜流れ着いた大酒飲みのアナーキストは、この世の矛盾について多くの知識を蓄えはしたが誰にも理解されず、巨大な怒りを内に抱え込んで自己破壊的な暴発をくりかえしている。
    一方、この町にただひとりの老黒人医師は、差別と暴力に虐げられる同胞たちへの大いなる愛とともに彼らの愚かさへの怒りに突き動かされているが、彼もまた、家族を含め誰ひとり理解者をもたない。
    才気煥発な下宿屋の少女は、心の

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    2023年12月28日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上春樹さんのエッセイに、僕は音楽を感じる。
    音楽が、言葉のリズムのなかに含まれていて
    心地よいのだ。ちょっと疲れていて、長い文章は
    読みたくないなというときに僕は読む。

    すると、少し心が軽やかになって
    笑顔が昨日より増える気がする。

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    2023年12月18日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1人でクスクス笑いながら読んだ本。
    内容がどれも軽くて、重い話がなかったからスラスラ読めた。すごく面白かった。
    「かなり問題がある」は、デビュー作「風の歌を聴け」がどのような気持ちで作られたのかが書かれていた。前にも球場で空を飛ぶボールを見ていると突然小説を書こうと思ったと言うのを見たのだが、やはり小説というのは突発的に書こうと思うものなのだろうか。
    村上春樹の本は好き嫌いが分かれるし、ひどい言葉を言う人もいるがそう言う人は一度この「村上ラヂオ」を読んでほしいと思った。きっと村上春樹に対する思いが変わるはずだ。
    「円周率おじさん」はおもしろすぎて、静かな図書室で一人で肩を震わせる変な人になって

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    2023年12月15日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ネタバレ

    おもしろい!
    初めて村上春樹のエッセイを読んだがこんなに面白いとは思わなかった。普段の小説からは考えられないシュールさやゆるさ、だけど文章はしっかりと村上春樹のものでとても新鮮だった。1つの話が2ページで終わるのも良かった。あっさりしていて、テンポ良く進めていけるのも好きだった。
    安西水丸さんの絵がなかなか可愛らしくて、想像が捗った。
    つけで本を買う話は、子供がツケ払いをすることが可能な町が存在すること自体が面白かった。今じゃ考えられないことであるからこそ、日本っていいなあと思う。
    「千倉における朝食のあり方」を読んで、千倉に興味が湧いた。これを読むまで千倉の存在すら知らなかったが、肉屋がほと

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    2023年12月02日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    購入済み

    コラム集なので、短くて読み易い

    紙の本も持っていますが、「老眼」で小さい字を読むのがつらいので、電子書籍を購入しました。執筆当時とは時代も価値観も大きく変わりましたが、読んでいてちょっぴり笑えたり、少し考えさせられたりする点は変わらないなと感じました。でも、日刊アルバイトニュースを覚えている人って、どの位いるんだろう?今はスマホでバイト探しだものね。

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    2023年10月30日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    昔、ファミコンのゲームを持ってなくても攻略本を読むだけで楽しめたように、村上春樹の書評は、その作品を読んでなくても書評のみで独立して楽しんでしまえます。誠実に、真摯に作品と対峙する彼の態度には好感が持てますし、精緻かつ豊かなアプローチで小説を解きほぐすさまには大いに感銘を受けました。小説が好きな人におすすめです。小島信夫と庄野潤三は、名前すら知りませんでした。『馬』も『静物』も読んでみようと思います。

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    2023年10月28日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    第2部上では、秋川家、免色、雨田具彦の過去がだんだんと明かされ始めた。

    なかでも印象に残っているシーンは大きく2つ。
    1つ目は「私」が秋川まりえをモデルに肖像画を描くシーン。
    「何かを与えると同時に何かを受け取る。」まりえを描くことを通して、『肖像画を描くという行為=限られた時間に限られた場所でしか起こらない生命の交流』なのだと気づく。
    第1部までの「私」は、『肖像画を描く行為=モデルの内部に埋もれていたイメージの発掘』と捉えていた。ギバーとテイカーではないが、画家→モデルという一方通行の関係から、画家←モデルへと相互的な繋がりを感じた...?
    穴に関しても、第1部では肖像画同様の解釈で『内

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    2023年10月24日
  • 辺境・近境 写真篇

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    村上春樹著「辺境・近境」の旅に同行したカメラマン松村映三による旅の写真集。

    写真週刊誌のカメラマン、いわゆるパパラッチをしていたが、ある日その仕事の内容に耐えられなくなり、退職。

    独立して、村上春樹の旅に何度も同行している。

    村上が松村の腕を信頼してのことなのだそうだ。


    「文章には文章のパーソナリティーがあり、写真には写真のパーソナリティーがある。それぞれに独自の視線があり、独自の文法がある。それにもかかわらず、それらがお互いにははじき合わず、あるいはまたもたれ合いもしないことを、僕としては嬉しく思う。
     もちろん相性というものはあるだろう。でもそこでは、映三君の鉈が切り出す薪のまっ

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    2023年10月17日