村上春樹のレビュー一覧

  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    村上春樹さんの視点、感性で一緒に旅したような楽しさ。

    アメリカ、フィンランド、アイスランド、ラオス、イタリア、ギリシャ、そして熊本。
    村上さんのステキな文章で、行ったこともない街も親しみを覚えてしまいます。

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    2024年02月28日
  • 翻訳夜話

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     残念ながら柴田先生の講義を受ける機会に恵まれませんでしたが、翻訳者としての意見を本書で知ることができ、嬉しいです。翻訳について村上派か柴田派か、と聞かれれば、私は柴田先生を選びます。
     大学にて翻訳理論、英文学翻訳、米文学翻訳の授業を受講していたのですが、各先生と柴田先生は、翻訳者の立ち位置について似たことを仰っていました。
     改めて「翻訳者とは」を勉強した気持ちです。

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    2024年02月25日
  • 辺境・近境

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    面白かった!村上春樹は小説しか読んだことが無かったけれど、紀行文やエッセイにも手を伸ばしてみようと思えた。

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    2024年02月25日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    パーソナルな語り口に終始して、過度に一般化しないところが好きでした。
    良くも悪くも売れた時期のためにミーム化したり揶揄されている印象が読書を邪魔していた。だがこの本を読んで、作られた像でなく村上春樹という人そのものを小説家という切り口で知ることができてとても興味深かった。小説をまた再読してみようと思う。

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    2024年02月25日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    絵画が出てくるお話に惹かれる傾向があるのですが、例に洩れずこちらも面白かったです。
    ゆったりと流れるような空気感とは裏腹に、絵画や鈴、肖像画などこの先の展開が気になる謎がどんどん積み重なっていきます。
    次が楽しみ。
    あと、屋根裏に住み着いたミミズクに手を振ったり、ベランダのカラスの羽根を艷やかと表現したりする主人公絶対いいやつ。(鳥好きの偏見)

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    2024年02月24日
  • 村上さんのところ コンプリート版 試し読み

    ネタバレ 購入済み

    いい意味で適当

    質問に答えていくスタイルなのだよ。
    だがね、君。
    言葉で説明すれば簡単なことも、実際にやってみるとなると、そう時間が掛かるのだ。
    読む側からしたらね、ちょっとした時間に読める量であってもだね。
    そう、原稿全ての量はだね、失われた時を求めての倍はあるだろうかね。
    そんな量だから試し読みの量だけでも十分に楽しめるのだよ。

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    2024年02月23日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    村上春樹は小説よりも旅エッセイが好きなのです。

    村上春樹が描く景色、味、音楽はいきいきとして美しい。またラオス行きたいなぁ

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    2024年02月22日
  • 国境の南、太陽の西

    D.C

    購入済み

    素晴らしい....

    素晴らしいの一言
    この作品には既婚者が味わうであろう感情に"少し"の色をつけた現実的なストーリーである
    ただ、その"少し" あと一歩を踏み出すか 踏みとどまるか その少しの先を見させていただきました

    #エモい

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    2024年02月21日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上先生の本ということでこの本を読み、川上未映子先生を知りました。
    村上先生のファンで小説家になった方なんですね。
    小説家は「洞窟内でのストーリーテラー」という言葉が、情景が目に浮かんできました。
    お二人の対談が読者に対してすごく誠実で真摯だなと思いました。すてきという言葉では言い表せないくらい、「ああ、こんなことを考えて書いていらっしゃるんだな」というのを文章で読めました。
    またいつかどこかで、お二人が対談した記録が本になったらいいなと願っています。

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    2024年02月11日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    美しい話だった。そして題名の意味が最後の最後にわかるそのまとめ上げ方が最高だった。話の途中に、男同士の友情として描かれる一節がまさにハードボイルドで…そしてその場面があるからこその最後の最後に題名が効いてくる…染み渡る話でした。

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    2024年01月31日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    この本は。
    人類へのギフトてす。

    度重なる戦争で、幾度美しい地球を台無しにしても懲りることなく破壊を繰り返す愚かな人類へのギフト。
    どうか人類に、このギフトの意味を受け止める度量がありますように…。

    この本が創刊されたのは第二次世界大戦が勃発したばかりの頃なのです。
    そして、なんと。
    この本の始まりは人類が第十二次世界大戦を起こした時の話。

    戦争により世界が丸ごと破壊され、人々が愛や希望を失った時。
    1輪の花が1人の心を救いました。
    花は人の心に愛をもう一度灯し、やり直す勇気をくれたのです。
    たった1輪の花が。
    絶望からのやり直しはとても大変なことなのに、人々は愛と知力で復活させました。

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    2024年01月31日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    どうにかして青豆と天吾を会わせてあげたい。
    そんな思いが強くなっていった。
    最後の二つの章があまりにも鮮烈で
    衝撃的だから。

    共通するのは自分の中の
    真実、本当をまっすぐに受け入れているところ。
    かすかに光明はあるのか。

    今日、第5巻も手に入れたから
    明日の朝、扉が開かれる。

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    2024年01月23日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半最後のヤマ場を迎えた。
    青豆のためらい
    緊張感の中、リーダーと青豆の対話が
    重ねられていく。
    全てがわかったうえで横になったリーダー。
    予想していた通りだったが
    二人の命懸けの?対話が深く興味深い。

    天吾と青豆が教団と
    どう関わっているのか
    関わらざるを得ないのか
    次が楽しみ。

    まさに長編の紙芝居。

    個人的にはふかえりに
    ひかれる。

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    2024年01月22日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    老婦人と青豆の共通点
    青豆と天吾のつながりが少しずつ少しずつ明らかになってきた。

    新人作家のふかえりの感性
    鋭く簡潔な彼女の返答
    彼女にサハリン島の話を読む天吾
    行方がわからなくなったふかえり

    そして二つの月のなぞ。

    何かこの先は踏み込んではいけないような
    でも明らかにしたいような
    そんな気持ちで読んでいる。

    続編は手元にないから
    手に入れなくては。

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    2024年01月21日
  • TVピープル

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    「自我とか意識とか」

    80年代末に書かれたダークな短編たち。
    個人的に村上春樹の短編はもう4、5冊目になるけど、本作は全体的にダークな印象。

    後に発表される『ねじまき鳥クロニクル』とか『アフターダーク』とかに続きそうな空気が全面に感じられる。

    村上春樹は自我/自己とか意識/無意識みたいな対比がちょくちょく出てくる。
    本作もそんな対比の中で揺り動かされる主人公たちがポップの殻を被って描かれている。でも作中に見え隠れする闇を感じずにはいられないんだよなぁ。

    表題にもなってるTVピープルなんて特にそう。
    奴らは大胆に姿を現しているのに、それがあたかも、
    「いや、私らなんて全然無害な存在なんで

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    2024年01月22日
  • レキシントンの幽霊

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    短編集。
    「めくらやなぎと、眠る女」は、アニメ映画化されるものとは別の、こちらは短い版のようです。

    村上春樹の作品は、長編よりどちらかというと短編やエッセイばかり読んでいる。
    短編は、長編よりも物語は入り組んでおらず、不思議な物語の世界観に没入しやすい。

    読後は、なんだかフワフワしていたり、ソワソワしていたりして、これはもう、特別な感じです。

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    2024年01月15日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    ある程度 いろんな物事が終わった時(〆切に追われていた仕事とか)
    私の場合 ふと読みたくなる。そして、その後村上春樹さんの文章のリズムが
    頭の中に残って、こう言う風に感想にも(  )とか使いたくなるのだ。

    なんて心地の良い言葉のリズムと比喩なんだろう。
    いつも思う。

    そして、新鮮なサラダをボールいっぱいバリバリと食べたくなる。

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    2024年01月05日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    闇を鮮やかに描きだしている作品。
    みんな誰かと心を通わせたいと思っているのに、うまくいかない。そんなときにただ聞いてくれる存在がどれほど有難いか、そんな人がいてくれたらどれほど人生が明るくなるか。
    私も誰かの光になれたらと思えた。

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    2024年01月17日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    色彩豊かな片想いが錯綜する物語。
    1930年代の大不況による貧困と差別が蔓延するアメリカ南部で暮らす人々。
    主人公のミック、ジェイク、ブラント、コープランドを中心に様々な人が聾唖の白人、シンガーに心を寄せる。
    シンガーが唖であるがゆえに理想の友人像を作り出し傾倒する。ただしシンガー自身はその友人たちのことを強く思っているわけではなく、心の中にはただ一人、精神病院に収容されてしまった友人アントナプーロスのみ。
    理想の友人のおかげで日々の苦しい生活が救われていると感じている中、その一方通行は突然ドミノ倒しのように崩壊し、人々は孤独へと帰っていく。

    こう書くととても重苦しい感じがするのだが、マッカ

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    2023年12月31日
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

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    これほど力強くも繊細な小説を読んだのはいつ以来だろう。海の向こうではファシズムが台頭しつつある暗い時代、アメリカ南部の貧困と人種差別が蔓延する小さな町に暮らすひとりの聾唖の男と、彼をとりまく4人の人びとの物語だ。
    町にある夜流れ着いた大酒飲みのアナーキストは、この世の矛盾について多くの知識を蓄えはしたが誰にも理解されず、巨大な怒りを内に抱え込んで自己破壊的な暴発をくりかえしている。
    一方、この町にただひとりの老黒人医師は、差別と暴力に虐げられる同胞たちへの大いなる愛とともに彼らの愚かさへの怒りに突き動かされているが、彼もまた、家族を含め誰ひとり理解者をもたない。
    才気煥発な下宿屋の少女は、心の

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    2023年12月28日