村上春樹のレビュー一覧

  • さよなら、愛しい人

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    展開が全く読めない
    マーロウなんでそっち行くん?なんでそんなことするん?って思いながらずっと読み進めてました
    ドントシンクフィールって感じですね
    素晴らしい

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    2019年06月23日
  • さよなら、愛しい人

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    村上春樹訳のハードボイルドミステリであるフィリップ・マーロウものの2作目。旧訳のほうは荒々しく削り出した巌を撫でて温度を感じるようのな無駄のない文体だが、今作の新訳のほうは、岩の成分を一つ一つ手で探ってフィリップ・マーロウというキャラクターを浮かび上がらせるような作りになっている。ハードボイルド、という単語から連想するような気取った感じはなく「こういう生き方しかできない」どこまでも不器用でたった一つの美学のみで突き進んでいくマーロウには男として憧れるものを感じる。事件の流れから最後で明かされた真相の読後感もさることながら、マーロウの身に起こる一つ一つの出来事に対してのレスポンスが一番の魅力だろ

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    2019年05月25日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    作者がどういうように小説を読みとっているかの解説本
    横文字使うところは多いものの相当にわかりやすい
    すくなくとも作者の小説を読むよりは
    「僕らはその小説を書き上げ、「これは現実じゃありません。でも現実じゃないという事実によって、それはより現実的であり、より切実なのです」と言うことができます。そしてそのような工程を通して初めて、それを受け取る側も(つまり読者も)、自分の抱えている現実の証言をそのファンタジーに付託することができるわけです。言い換えれば幻想を共有することができるのです。それが要するに物語の力だと僕は思っています。」P101より

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    2019年01月12日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    ギリシャのアトス半島のギリシャ正教の修道院を巡るギリシャ編と、パジェロでトルコを時計回りに廻るトルコ編からなる紀行文。
    村上春樹の表現力は流石としか言いようがなく、あたかも自分も辺境を旅したかのように引き付けられてとても面白かった。
    自分が絶対行かないと思われる辺境への旅を疑似体験させてくれた本書に感謝したい。

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    2019年01月05日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    螟ァ螟芽?蜻ウ豺ア縺?悽縲ょー乗セ、蠕∫粟繧ゅ&繧九%縺ィ縺ェ縺後i縲∵搗荳頑丼讓ケ縺ョ繧ッ繝ゥ繝?す繝?け髻ウ讌ス縺ク縺ョ騾?隧」縺ョ豺ア縺輔↓諢滄釜縲

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    2018年12月31日
  • 大いなる眠り

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    探偵フィリップ・マーロウが石油富豪一家の闇に探り込んでいく話。はっとするような比喩表現が散りばめてあり、それだけでも読んでいて面白い。それにしてもこの姉妹は現代のパーティピープルな米国セレブを描いているようだ。こういう人ってこの時代からいるんだね。
    話の筋が時々分かりにくくなるけど、巻末の翻訳者・村上春樹の解説を読むとそれもOK!と思えてくる。

    いくつかの殺人が話に出てくるけど、お抱えの運転手を殺したのは誰なのか?それが最後まで分からなかったなあ、よく読めばどこかに伏線があったのかなあ…と思っていた。
    が、解説によると、当時チャンドラー氏に犯人を誰か聞いた人がいて、「私も知らない」と答えたそ

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    2018年12月23日
  • 翻訳夜話

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     かなり面白かった。翻訳の持つ妙味が想像できた。
     おかしかったのは、小説家でもある村上氏が「自分の小説を英訳された英文を読んだときに、『けっこう上手く書けているじゃないか』と思ってみると、自分の作品だった」というのが多々ある、ということ。
     この人の自分の小説に対する距離感はわりに不思議で、「若い人たちのための短編小説」でも、「自分の小説だからといって、自分の解釈が唯一無二で正しい訳ではない」といった風なことを述べていたのと通じるな〜と、感じた。

     「キャッチャー・イン・ザ・ライ」はまだ読んでいないので、読んでから、翻訳夜話2を読んでみたい。

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    2018年12月22日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    "僕の小説が語ろうとしていることは、ある程度簡単に要約できると思います。それは「あらゆる人間はこの生涯において何かひとつ、大事なものを探し求めているが、それを見つけることのできる人は多くない。そしてもし運良くそれが見つかったとしても、実際に見つけられたものは、多くの場合致命的に損なわれてしまっている。にもかかわらず、我々はそれを探し求め続けなければのらない。そうしなければ生きている意味そのものがなくなってしまうから」ということです。"
    【雑文集/村上春樹】新潮文庫 p477

    誰もが意識的に、あるいは無意識のうちに「生涯において何かひとつ、大事なもの」を求めているとしたら

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    2018年12月16日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    an・an連載再開のエッセイ。程よい短さ。
    この人のエッセイは楽しい。
    好きなのは、・大好きなシーザーサラダの処女のごとくぴちぴちしたロメインレタスについて、・旧式銀座線の車内暗転の話、・サイン会を開かない理由、・人が深い悲しみにとらわれた時の音楽と小説が果たす機能についてのところ、・「僕の場合女たちが私という人間をつくったとは言えない、女たちが私にいくつかの変更を加えた、くらいのことは言える」って、なんかかっこいい

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    2018年11月21日
  • 翻訳夜話

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    ワタシの中で「名訳者」の地位をゆるぎないものにしているお二人が出した本が、面白くないはずがない。あまりにハマってしまって、電車を乗り過ごしてしまいそうになった。

    本書が出るきっかけとなった、柴田さんの持つ大学の授業への村上さんの登場がフォーラム1。聴衆を翻訳学校の生徒に換えて行ったのがフォーラム2。そして、お二人によるカーヴァーとオースターの短編競訳をはさんで、それについて若手翻訳者を前に語ったのがフォーラム3。

    お二人の口から出てくる言葉や、そこから読み取れる感性がとても心地いいし、気づきも与えてくれる。特に競訳とそれについて語ったフォーラム3は秀逸。12年近く前に出た一冊だけれど、中味

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    2018年11月18日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    すてきな短編集で、すっと読めた。
    起承転結もなにもなく、ストーリー的にわけがわからないもの、それでもなんだか、なんだかわかるものばかり。人の心の、書こうと思っても書けない部分だけが書かれているような。

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    2018年11月12日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    著者のエッセイは既にデイリーワークとなっている。その中でも本書は1ページで纏まっており、後味の良いシンプルな内容がまた深く良かった。

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    2018年09月09日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    何度でも書くけど、本当に春樹のエッセイは面白い。何がと言われるとくだらなすぎて面白い。
    なんだかとても失礼な事を書いているけど、このくだらなさ具合が絶妙すぎてたまらない。
    きっとくだらなさが振り幅を超えてしまうとつまらなすぎて読めないだろうし…その加減がとにかく絶妙。
    ビール片手に何気なく手にとってサラリと読めるとこがとにかく最高である。

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    2018年08月30日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    書かれた時代が昭和の最後の方なのかな??
    内容がたまに古いけれども、それでもやっぱり面白い。
    ゴロゴロのんびりしながら読むには本当に春樹の小説以上に最適な本はない!と、個人的には思っている。

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    2018年08月26日
  • さよなら、愛しい人

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    仕事で訪れた酒場で事件に巻き込まれ、これをきっかけに、様々な人々の思惑の繋がりの中に絡め取られていく。主人公はその中を緩急つけながらもがき進んでいくことになります。いったい俺は何を探しているんだろうという疑問を持つ暇もないままに。
    行間にある登場人物から発せられるサインと、同じく行間にある主人公の直感とが、事件の真相に向かって読者を進ませてくれます。説明できないけれども分かる必然性が、読者を虜にするのではないかと思います。それだけ登場人物が魅力的に生き生きと描かれていて、目の前で映画を見ているかのようにはっきりと場面が浮かび、感動します。魅力的なセリフの数々。読後にこの世界の余韻に浸るひと時に

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    2018年08月04日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これ、いいんですよねえ。めちゃんこサクッと読めると思います。もう、サックサク。一瞬で読み終えられちゃう、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、ある意味村上さんに失礼な言い方かもしれませんが、この本、なにしろめっちゃんこサクサク読めちゃいます。

    で、それが、決して悪いことではない。本当に一瞬で読み流せちゃう気がするのですが、読んでいる最中は、もうね、すっごくこう、なんというか、素敵な気持ちになることができる、感じなんですよね。村上春樹さんのエッセイは、何故に、これほどまでに言葉が心地よいのだろうなあ。

    ある意味、「この小説を読んで欲しい!」と、とある村上さんの小説を誰かに薦めるよりも、このエッ

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    2021年05月11日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    再読。実家から持って帰ってきた本の一冊。
    やっぱりおもしろい!
    特に「わり食う山羊座」はそうだ!そうだ!!と共感します。
    そして今でも通用する話も出てくる。
    楽しい時間でした。

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    2018年07月12日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2」(村上春樹:文、大橋歩:画)を読んだ。ひと月ほど前に古本屋さんで見つけてなんとなく購入。
    ベッドに入る前に白州や山崎を舐めながらリビングのソファーでぽつぽつと読んでました。そういうシチュエーションにまずうってつけのエッセイですね。

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    2018年07月06日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    1984年の「CRASSY]の創刊から2年間連載されたエッセイ集だそうです。
    今読んでもちっとも退屈ではない。
    安西水丸さんの絵が加わって、いっそう楽しい。

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    2018年05月13日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    無防備で明るい時代だった´80年代前半のあの頃。
    安西水丸さんのカラフルな挿し絵とともに、村上春樹の世界が広がる。
    当時の懐かしさを運んでくれる、ものすごくぜいたくな一冊。

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    2018年04月22日