【感想・ネタバレ】村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

1985年から1986年のエッセイ。
随分前のことが書かれていますが、今読んでもとても面白い。
そして気になることは調べながら読むといういつもながらの読書になります。
ほんと面白かった。水丸さんのさし絵もほんと良かったです。

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2022年05月14日

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村上春樹さんと安西水丸さんのコンビは理屈抜きにいい。入院中に病室で読むために用意したのですが、ピッタリでした。あと、難しい本に挑戦している合間の息抜きにも。

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2020年11月07日

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書かれた時代が昭和の最後の方なのかな??
内容がたまに古いけれども、それでもやっぱり面白い。
ゴロゴロのんびりしながら読むには本当に春樹の小説以上に最適な本はない!と、個人的には思っている。

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2018年08月26日

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ネタバレ

村上さんのエッセイと水丸さんのイラストが読みたくなって買ったやつ。
安定して好きな感じだけど、無限にあるわけではないんだから、大切に読んでいかないとな。

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2016年10月25日

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エッセイでこんなに笑ったのは初めてかも。
言葉の言い回しのリズムとテンポの良さで、
サクサク読めてしまう。
想像力が豊かなんだなぁ、と感心します。
さすが作家ですね。

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2016年07月07日

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年またぎの一冊ということで、確実におめでたく幸せな一冊にしようということで、この本を再読しました。
もう、何回読んだかわかりません。文庫本もボロボロで、新潮文庫の象徴である紐のしおりも切れて短くなってしまってます。第九刷の文庫本でなんということはないのですが、僕にとっては宝物です。

この本は「週刊朝日」1985年4月5日号~1986年4月4日号に掲載されたエッセイで、なんと約28年前、僕なんか14歳の中学生だったわけです。それでいて、41のオッサンになって読んでも文章がみずみずしく楽しいのだから、流石は春樹ちんである。そして、このエッセイを読んで、僕の生活スタイルは結構細かいところでいろいろと春樹ちん(のエッセイ)の影響を受けているなと思いました。例えば読書に関して、

文中より
「僕の個人的な基準でいうと、二回め読んだ時の方が一回めより面白いというのは良い小説である。もっとも二回読もうという気になる小説はそんなに沢山ないから、もう一回読んでみようという気になるだけで既に十分なのかもしれないけれど。」
なんていうところは、春樹ちんに影響されまくっている気がする。

さらに、この朝日堂シリーズの良さとして安西水丸画伯の挿絵がエッセイごとについている。水丸画伯の絵は非常にシンプルながら趣があり、深いのである。一見、小学生のいたずら書きのように見えるが、全くそうではない画家としての悟りの境地のようなものを感じるような気がする。この辺の水丸画伯の絵の謎についてはこの作品の「再び山口下田丸、そして安西水丸氏について」に描かれているので、興味のある方は読んでみてください。

僕なんかは、家の応接間に飾る絵として安西水丸画伯の、どちらかといえば脱力系の原画が一枚ほしい。

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2013年01月21日

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交通ストと床屋と教訓的な話とハワイで食べる冷麦が好き。高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。時には「セーラー服を着た鉛筆」について考察するかと思うと、小津安二郎の映画の細部にこだわったりもする。「自由業の問題点について」に始まって、「長距離ランナーの麦酒」に終わる、御存じ、文・村上春樹とイラスト・安西水丸のコンビが読者に贈る素敵なワンダーランド。

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2012年04月12日

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村上さんの脱力さというか、くだけた感じが、安西さんの挿絵とマッチしてて、何度かにやーっとしてしまった。

「虫」については、どーしても読めなかった。むりむりむり。

ジャズに文庫本、猫、映画、そして適度な性欲。

素敵だなー。
うん、なんかお洒落。

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2013年10月24日

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村上朝日堂が、『日刊アルバイトユース』から『週刊朝日』に移って続編。
ページ数も増しまし、文庫版で1篇5ページとなった。
以前は、ちょっと尖った若者が言いたいこと言ってる風だったのが、文章も洗練され、ちょっと寝っ転がっては読めない感じ。
でもまだ36歳の、若い頃の村上さんなのだが。

記憶力の悪い私でも印象に残る話多し。
村上さんは、肉はあまり食べないんだー?厚揚げが好きなんだー!猫派か、good!
早・遅のゲームは、みなさん身の回りのものでやってみると面白いと思う。
新しいものに疎い私なんかは、結果として「遅」「遅遅」のゲームになってしまいそうですが。
正月からつけ始めた日記というのはまず長くつづかない、とか。

「ジョークとしてみれば面白い」は、「日本のTV番組についてどう思う?」という、村上さんの質問に対しての、22歳アメリカ人青年の回答。
テレビはあまり観ないと書いているのにこういう質問をする村上さんはどうなんですか、と思うが・・・
やがてこの「ジョークとしてみれば面白い」は、テレビでなくてもあらゆる事件に当てはまってしまうのではないかと思うに至る。
自分も思い当たることはある。
政治家や芸能人の不祥事などがよく報道されるが、当事者たちは絶体絶命の大ピンチでも、観ている方からすればギャグでしかない、みたいに感じてしまうこともあるものだ。

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2023年12月23日

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ネタバレ

今回は画伯はあまりいじ…られてたや。
対談で結局いじられる画伯…

まあひどい名前にされたある人よりはましじゃないかしら。

おもしろかったのは意味深な人探し。
そりゃあ自分の名前部分が出ていれば
なんのこっちゃと思うことでしょう。
(結局真相は闇の中だったようです)

それと著者は高所恐怖症の模様
ピサの斜塔を3回でリタイアでは重症ですなぁ…

今回は1話題当たりのページ数が少し多めです。

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2022年12月17日

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30年以上前のムラカミ青年がやたらと気に入ってしまって、読み終えた今も再読している。

この気弱で身勝手なセイネンは、今もこうしてみんなに待ち焦がれられていると思っていたでしょうか。
なんだかんだで、素直なのでしょう。

安西水丸氏との文章と絵の中でのひっそりとした掛け合いも実に良きであります。

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2022年08月03日

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村上春樹36才頃のエッセイ。
最近と逆の事を言っていたり、昔から変わらない考え方だったりするところが面白い。でもやっぱり何でもないことを分析して文章に出来るっていいなぁって思う。自分なんか本は読んでる方だと思うんだけど表現力がないんだよなぁ。この年令(50才)になっても。

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2021年07月22日

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相変わらずおもしろい!
"セーラー服を着た鉛筆"の勢い感めちゃ好き。
あとは山口下田丸くん関連も面白かった〜
安西さんの挿絵も素敵。

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2021年06月15日

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気になった言葉は以下、

ちょっと道がずれていれば逆の主張もありうる

家族というものは絶妙なバランスで生きている

一に健康二に才能
水平的選択においては軽く、垂直的選択においては重く


 総括して、1人の頭の中でもこれだけ色々考えるからやはり人間は面白い。

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2021年02月07日

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ネタバレ

「村上朝日堂」を読む前に、一応の続編?であると思われる、こちらから先に読んでしまった、、、しまった、とか思ったりもしたのですが、多分、大丈夫っぽいです。なんせ村上さんのエッセイは、いついかなる時にどんな順番で読んでも、抜群に面白いのですから、という事を、わかりやすく教えて頂ける作品かな、と。

すげえ大したことない内容だと思うんですが、それでも、抜群にこう、面白い。1986年のエッセイなのに、2020年によんでも、普通に面白いし、全然古びていない(ように感じられる)のは、いったいどーゆーこっちゃ?って思うんですよね。世の中の流れは、すげえスピードで、変わっていっていることは、間違いないでしょうに。

ということは、アレか。村上さんは、こんなにも何の変哲もない言葉で、人類普遍のなにかを、アッサリと書いちゃっていたのか?みたいな事を考えたりもする、のですが、ホンマにもう、大したことない内容だと思うのですが(途轍もなく失礼な言い方ですみません)、それでも抜群に面白いです。いやもうホンマですこれは。すっごいよなあ、村上さん。

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2020年04月04日

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まだまだ村上春樹が俗っぽいというか、世間と関わりを持ってるし、ストイックさもそこまでな感じで珍しい。個人的にはストイック期もちょっとそこまでなので、アメリカ滞在時期あたりが一番好き。90年代前半。

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2014年08月25日

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これもなかなか面白かったけど、「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」の方が面白かったかな。本著を書いてから15年近くたって、言葉の選び方なんかがさらに成熟していたように感じる。

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2013年08月23日

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何度目かの再読。
古い文章なのに、今考えさせられていることにつながることが多々あってはっとした。
村上さんの先見性を感じることも。
そして、自分も歳をとったということか。

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2013年01月22日

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なんとも力の抜けたエッセイ。
村上春樹が日々思っていることを気の向くままにつづっている。
こういう系統が結構好き。

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2012年09月13日

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これ、特におもしろく感じてしまう。村上春樹の本を読むにつれてちょっとしたユーモアがつぼに入る確率が高くなってる気がする。電車の中で読んでるとにやけてしまって困った。

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2012年05月09日

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この人の妄想というのか、こんなデタラメなことをよく思いつくよな
ところどころ笑ったところがあったけど忘れちゃった
村上春樹の考え方の芯のようなものが、ちょっとわかるような気がする

村上春樹の顔をネットやテレビで見たことがあるけど、それより安西水丸の描いた顔の方がそれらしい

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2019年01月16日

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平成元年に文庫化された、村上春樹エッセイ。安西さんとの第二弾。ちょい斜に構えた感じが当時は、面白かったんだろうな。
No.319(個人的)処分。2023/4/12

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2023年04月12日

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疲れて頭がぼーっとしてる時でも
読めてしまうのは
文章が明快で
読みやすいからだろうか?
村上春樹すごいなと思う
大誠堂書店(一宮市)にて購入

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2022年07月20日

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相変わらずくだらない笑

しかしながら、うちの親族も太ってるなあ………わたしもしっかり根性を入れて運動と食事の節制に励も。

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2022年06月28日

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映画、しかも観ている映画が意外にB級ものが多いことにびっくり。この辺にも例えば元東大学長の(偉そうな)某批評家からすると気に食わん遠因がありそう。
って当方の映画遍歴と結構似通っているところもなくはないので、当方などまさに取るに足らん輩と鼻で笑われそう。まっ、気にはしとりませんがね(まさに負け惜しみ・悔し紛れか)。
それにしても見事なまでにこの本の内容(も)覚えてませんな、何て経済的な特質でしょうか、感謝感謝??

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2015年09月13日

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久しぶりにのんびりと本を読み進めることができた。

それにしても安西水丸さんのさし絵って上手くないのに印象には残るなぁ。

あれくらいなら自分でも描けそうだと思うんだけど、そううまくはいかない。

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2014年12月14日

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最近は村上朝日堂をよく読んでいるが、日々のありふれた生活が実はいかに発見に満ち溢れているかということを思い出させてくれる。まだインターネットもなかった80年代、世の中は今よりもっとゆっくりで楽観的に進んでいただろうし、こういうものも日向でのんびり読めただろうが、今や世の中ブログ、SNS全盛。しかし、媒体こそ違えど、エッセイは時代を切り取るものであり、日々の気づきを書きとどめていくことはやがてかけがえのない時代の懐古に役立つものになるだろう。にしても、安西水丸のせいで村上春樹の顔はあのイラスト以外に考えられなくなっている。

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2014年07月10日

Posted by ブクログ

まだ30代のムラカミさんですが、エッセイのテンションは全然変わらないですね。
今も昔も、ノルウェイの森の影響がどれだけ良くないものだったのか、はしばしから読み取れます。
当時の文壇って、よほどろくでもなかったんですね。

13.03.25

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2013年04月05日

Posted by ブクログ

「酒について」①に出てくる「自閉症」の言葉の使い方が間違っている。これは新しい版ではどうなっているのだろう。誤解を招くので、訂正をお願いしたい。

それ以外は深くも浅くもないエッセイ。
読んでもいいけど、読まなくてもいい。
テレビをだらだらと見るよりは、本書を読んだ方がいい、という感じかな。

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2011年05月13日

Posted by ブクログ

080901(a 080906)
090422(m 090506)
090924(a 091028)

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2009年11月11日

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