あらすじ
交通ストと床屋と教訓的な話とハワイで食べる冷麦が好き。高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。時には「セーラー服を着た鉛筆」について考察するかと思うと、小津安二郎の映画の細部(ディテイル)にこだわったりもする。「自由業の問題点について」に始まって、「長距離ランナーの麦酒」に終わる、御存じ、文・村上春樹とイラスト・安西水丸のコンビが読者に贈る素敵なワンダーランド。
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Posted by ブクログ
村上さんのエッセイと水丸さんのイラストが読みたくなって買ったやつ。
安定して好きな感じだけど、無限にあるわけではないんだから、大切に読んでいかないとな。
Posted by ブクログ
これも面白かったな~(笑)エッセイの方が好きになってしまいそう(笑)ビール飲みながら野球の応援しているのを想像するとうらやましい(笑)
Posted by ブクログ
今回は画伯はあまりいじ…られてたや。
対談で結局いじられる画伯…
まあひどい名前にされたある人よりはましじゃないかしら。
おもしろかったのは意味深な人探し。
そりゃあ自分の名前部分が出ていれば
なんのこっちゃと思うことでしょう。
(結局真相は闇の中だったようです)
それと著者は高所恐怖症の模様。
ピサの斜塔を3回でリタイアでは重症ですなぁ…
今回は1話題当たりのページ数が少し多めです。
Posted by ブクログ
「村上朝日堂」を読む前に、一応の続編?であると思われる、こちらから先に読んでしまった、、、しまった、とか思ったりもしたのですが、多分、大丈夫っぽいです。なんせ村上さんのエッセイは、いついかなる時にどんな順番で読んでも、抜群に面白いのですから、という事を、わかりやすく教えて頂ける作品かな、と。
すげえ大したことない内容だと思うんですが、それでも、抜群にこう、面白い。1986年のエッセイなのに、2020年によんでも、普通に面白いし、全然古びていない(ように感じられる)のは、いったいどーゆーこっちゃ?って思うんですよね。世の中の流れは、すげえスピードで、変わっていっていることは、間違いないでしょうに。
ということは、アレか。村上さんは、こんなにも何の変哲もない言葉で、人類普遍のなにかを、アッサリと書いちゃっていたのか?みたいな事を考えたりもする、のですが、ホンマにもう、大したことない内容だと思うのですが(途轍もなく失礼な言い方ですみません)、それでも抜群に面白いです。いやもうホンマですこれは。すっごいよなあ、村上さん。