村上春樹のレビュー一覧

  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    「世界の終り」編と「ハードボイルド・ワンダーランド」編の世界線が交互に展開されている形式となっている。「世界の終り」は幻想世界を、「ハードボイルド・ワンダーランド」はハードボイルドの世界が描かれている。「壁」や「世界の終り」と共通するキーワードが出てきて、果たして二つの世界の主人公は同一なのか、そうでないのか、やがて二つの世界は交わるのか。続きが気になるところ。

    「世界の終り」編は別著「街とその不確かな壁」と舞台は同じである。同一の人物なのかパラレルなのか、そちらも含めて展開が気になる。

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    2026年07月25日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    変な宗教の話好きなので面白い。空気さなぎ読みたい。鹿児島に空気さなぎっていうアパートがあるらしくて住民が羨ましい。

    殺人を肯定する奴、小児性愛?みたいな奴、平気で不倫してる奴とかクズみたいな奴ばっかでどんよりするけどなんか面白い。

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    2026年07月25日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これから読む人に助言です※以下ネタバレあります





    この本は人を選ぶ要素が結構てんこ盛りです!殺人、自殺、動物殺し、レイプ、近親相姦、ドラッグ、怪しい宗教、エロ、SF、不倫、DV、不正行為などなど。何より単行本で3冊、文庫本で6冊あり長い上に、同じことを何回も何回も書いてきます!それでは1Q84の世界へいってらっしゃい!


    あと、青豆が睾丸を蹴るのが上手いという描写のところ好きすぎる。

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    2026年07月25日
  • 国境の南、太陽の西

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    12歳から始まるがハジメが問題を抱える程の原体験があったように思えない。
    一人っ子で、初恋の相手と疎遠になって、思春期特有の悩みで結果的に人を傷つけた..だけって感じ。
    「あなたは何も尋ねていない」でそれだけでわかるだろ?感もある。
    それはさておき、とにかく読みやすいし先が気になる。島本さんは魅力的。
    色んな困る状況を積み上げて、それで最後に…一応オチもある。面白かった。他の人のレビューが見たくなる小説

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    2026年07月25日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    マジックリアリズムは難解だが、
    著者特有の文章表現が巧みであり、
    文を読む楽しさはどの場面にもある。
    一方対比構造は分かりやすく、
    形而下と形而上2つの揺れ動きだと思えば物語に入りやすくなると思われる。

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    2026年07月25日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    ラストが少し期待違いだったけどいい作品

    重くなったり苦しくなったりすることはあるけど、音楽を美しいと思ったり人を愛することができるのは心があるから、だから無くしてはいけない、という台詞がとても印象的。

    世界の終わりが来ることはあらかじめ決まっていたのかもね 選択肢があったとしても

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    2026年07月24日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    私は村上春樹作品を一冊しか読んだことがない!1973年のピンボールのみ。
    なのでランナーであることも知らず、だだ、偉大な作家であるにも関わらず無様な走りをすることがあってもめげずに走り続け、レースになると苦手になってしまう水泳の克服に取り組み、英語でスピーチをする機会があれば自分を伝えるために練習を重ねる、という人であることも知らなかった。
    多くのファンがいる作品に興味はあったのでこれを機に読んでみるのもいいかなと思った。

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    2026年07月24日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ◎記録

    下では、カフカくんとナカタさんの物語が交わり、人間関係も絡み合っていく。

    理解力が乏しいため、AIによると本作は「過酷な運命や圧倒的な喪失に直面しても、人はそれに静かに耐え、現実を受け入れて生きていくしかない」ということを伝えたいのだと言う。

    田村カフカくんの境遇はギリシャ悲劇の「オイディプス王」をモチーフにしており、どれだけ抗おうととしても避けられない運命があること、そしてそれを引き受けて乗り越える過程を象徴しているという。

    ✔️「僕が求めているのは、僕が求めている強さというのは、勝ったり負けたりする強さじゃないんです。外からの力をはねつけるための壁がほしいわけでもない。僕がほしいのは外からやってくる力を受けて、それに耐えるための強さです。不公平さや不運や悲しみや誤解や無理解ーそいうものごとに静かに耐えていくための強さです。」p193

    どんな状況においても、それに耐える強さがほしいというこの言葉からも、AIが言っている意図に当てはまる。しかしこの強さを手に入れるのは大人でも難しく、この言葉を聞いた佐伯さんも「いちばん難しい強さ」と言っている。上でも登場する「タフ」とは、このことを表しているのだな、と思う。誰もがこの強さを手に入れることができたら、世の中はもっと違う方向に変わっておたのかもしれない。人間は弱い。でもだからこそ、誰かと共存して生きているのかもしれない。

    またネットで書評している方の話では、カフカくんとナカタさんは相反しているという。
    例えば、カフカくんは読書が好きで一日中本を読んでいられるが、ナカタさんは字が読めない。
    人間の三大欲求である性欲が関係するカフカくんに対して、ナカタさんは性欲が全くなく、代わりに食欲と睡眠欲が重要となっている。
    2人は本作では出会わないし、互いに存在も知らないが、お互いがそれぞれの目的を持って行動することが、全体のバランスを取っているのかもしれない。

    森の中は夢であり無意識の世界であるとされており、その中では時間は重要ではなく、おそらく責任も生まれない。そこにいるのは楽だけど、ずっと留まることはできず、傷ついても現実の世界で生きていかなければならないというメッセージがメタファー通して伝えられているのかなと思った。

    謎なことが多く、解明されていないこともあるが、物語は繋がっており、固定概念や表面的で判断できない物事を考えさせられた。読み進めていくうちに、ページをめくる速度があがり、物語に入り込んだような気持ちにしてくれる作品だった。



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    2026年07月23日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ◎記録


    20代の時に一度読んだが、記憶が薄れたので再読。
    30代になった今、20代に読んだ時とどう変わったのか比較しながら記録。

    村上春樹さんの作品は数作しか読んだことないが、この作品は「メタファー」が多く登場する。

    上では、15歳の少年:カフカと60代の老人:ナカタさん目線の話が交互に展開し、この2つの物語の関係は何か分からないまま進んでいく。


    ✔️「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」

    これは本作では何度も登場する言葉だ。20代の頃は、15歳という若さで家出をするためには何事にもタフでいないとやっていけないよな、くらいに感じていたが、再読するとそれだけではないことに気づく。下の感想で述べる。


    ✔️「すべては想像力の問題なのだ。僕らの責任は想像力の中から始まる。イェーツが書いているIn dreams begin the responsibilities ーーまさにそのとおり。逆に言えば、想像力ないところに責任は生じないのかもしれない。このアイヒマンの例に見られるように。」p277-278

    この言葉は20代の私にすごく響いた。これまで特に何も考えず、自分の考えを言葉や行動にしてきたが、その後に起こる出来事を想像したことはなかった。結果、後々思い出して不安になることも多々あった。何事も想像力がないと、上手くかないことも多い。自分の発言や行動に責任を持たなければならない。


    ✔️「差別されるのがどういうことなのか、それがどれくらい深く人を傷つけるのか、それは差別された人間にしかわからない。」p383-384

    ✔️「ただね、僕がそれよりもうんざりさせられるのは、想像力を欠いた人々だ。T•S•エリオットの言う〈うつろな人間たち〉」だ。その想像力に欠如した部分を、うつろな部分を、無感覚な藁くずで埋めて塞いでるくせに、自分ではそのことに気づかないで表を歩き回っている人間だ。そしてその無感覚さ、空疎な言葉を並べて、他人に無理に押しつけようとする人間だ。」p384

    これは再読して心に残った文章である。
    昨今、アンコンシャスバイアスや差別・偏見に厳しい時代になったため、この言葉の意味が理解できるようになったと思う。それまではどこか偏見強く持ったり物事を主観的にしか考えられない、つまり想像力は足りない人間だったと思う。自分が思う“当たり前”は、他人とって当たり前ではないということに気付けていなかったのだ。様々な人が存在し、その分だけ生活や考え・個性があることや、その人を受け入れることの大切さを考えさせられる。
    人は経験しないとその痛み完全に理解することはできない。理解したくてもできない。かといって経験したいかと言われると困ることもある。誰かに寄り添うことや共感することは容易ではない。口先だけの言葉や慰めは通用しない。他人を理解するとは、本当に難しいことである。

    ✔️「目を閉じちゃういけない。目を閉じても、ものごとはちっとも良くならない。目を閉じて何かが消えるわけじゃないんだ。それどころか、次に目を開けたときにはものごとはもっと悪くなっている。私たちはそういう世界に生きているんだよ、ナカタさん。しっかりと目を開けるんだ。目を閉じるのは弱虫のやることだ。現実から目をそらすのは卑怯もののやることだ。君が目を閉じ、耳をふさいでいるあいだにも時は刻まれているんだ。コツコツコツと。」p310

    人は見たくないものや嫌な出来事から目を背けてしまうことがある。責任を負いたくない、自分は関係ないと示したいがために。でもそんなことをしても現実から逃れるわけにはいかない。逃れられない。人の弱い部分を炙り出した言葉だと思う。

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    2026年07月23日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    青豆がさきがけのリーダーを向こうの世界に送ってからの話。20年来会っていない青豆、天吾のそれぞれに対する想いが語られている。

    ドウタ、マナなどスピってる事象がでできて1Q84の世界がどんなパラレルワールドなのかが朧げに描かれていく。

    難しいことを気取った文章で書いているのに何故か分かりやすい。

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    2026年07月22日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ナカタさん最高!
    猫たちの個性的なキャラも素敵。
    村上春樹の世界は、全てのことが繋がっていて、人生に起こる全てのこと、会う全ての人が意味を持っている、と思わせてくれる。
    とにかく流れに任せて進んでいくしかなくて、毎日ご飯を食べて、寝て、性欲に身を任せたりして過ごしていく中で、多くのものが通り過ぎていってその一つ一つが自分を形成していく大切なものであって。

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    2026年07月21日
  • レキシントンの幽霊

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    一度は読んだことのある短編8作を集めた作品だった。どの作品もそれぞれの味があってとてもよい。「沈黙」はなぜか大沢さんの気持ちが身に染みて理解できて、読んでいてつらかった。

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    2026年07月20日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    全部の話がタイトル通り奇怪な話なんだけどなんか心地よく読めた。
    品川猿で猿が急に喋り出したの面白くてニヤニヤしちゃった

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    2026年07月20日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    不思議な読み心地の短編集でした。三宅香帆さんが村上春樹入門としておすすめと話していたので読みました!

    文章が読みやすく、流れるようにきれいでした。終始心地よかったです。じんとくるラストも多く、心が温まりました

    偶然の旅人
    ハナレイ・ベイ
    どこであれそれが見つかりそうな場所で
    日々移動する腎臓のかたちをした石
    品川猿

    偶然の旅人と品川猿がお気に入り!
    「偶然の一致というのは、ひょっとして実はありふれた現象なんじゃないだろうかって。つまりそういう類のものごとは僕らのまわりで、しょっちゅう日常的に起こっているんです。(中略)しかし、僕らの方に強く求める気持ちがあれば、それはたぶん僕らの視界の中に、ひとつのメッセージとして浮かび上がってくるんです。」
    この文章がとても印象的でした。

    肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却など『喪失』とそれに向き合う主人公たちの様子が詳しく描かれていました。喪失を受け止めて一歩前に進むもの、自身が向き合ってこなかった負の部分を「それも含めて自分の人生」と受け止めるものなど…読後考えさせられるお話が多かったです。
    ただ、最終的に何を言いたいのか、私がうまく理解できていない部分もあり…。もっと村上春樹さんの作品を読んで深めたい!他の人の感想も聞きたいと思いました!

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    2026年07月21日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    かえるくんと蜂蜜パイがよかった

    かえるさんと呼ぶたびに「かえるくん」って訂正されるところが気に入った

    蜂蜜パイはまさきちととんきちの話が淳平と高槻の暗喩で、2人はまさきちでもとんきちでもあるような気がした
    動物園でくまのエピソードを話しているシーンが1番好きだった

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    2026年07月20日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    久しぶりに村上春樹を読んだけど文章が素晴らしいし、読んでいる満足感も相変わらず与えてくれる。ちょっと変態度は増しているようには思う。このボリュームを読ませるのは天才

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    2026年07月20日
  • TVピープル

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    ネタバレ

    本作は不思議な出来事に巻き込まれるものがあれば、現実に則った作品があるように、レパートリーが多い。なかには長編小説に関連する作品もあり、著者のアイデアの幅広さがうかがえる。

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    2026年07月19日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    村上春樹さんが小説を書くことについてやオリジナリティについてなど小説家としての考え方から学校についてまで割と幅広く、自由に語ってくれる。オリジナリティにおける時間の役割やランニングを通して学んだフィジカルの重要性、社会からの一次的な逃げ場の必要性など示唆に富んだアイデアが得られた本だった。

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    2026年07月18日
  • 一人称単数

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    ネタバレ

    「ヤクルト・スワローズ詩集」にはスポーツ観戦、いや応援しているチームが負けることへの心得が書かれていた、気がする

    「言い換えれば「今日もまた負けた」という世界のあり方に、自分の身体を徐々に慣らしていったわけだ。潜水夫が時間をかけて注意深く、水圧に身体を慣らしていくみたいに。そう、人生は勝つことより、負けることの方が数多いのだ。そして人生の本当の知恵は「どのように相手に勝つか」よりはむしろ、「どのようにうまく負けるか」というところから育っていく。」

    「もちろん負けるよりは勝っていた方がずっといい。当たり前の話だ。でも試合の勝ち負けによって、時間の価値や重みが違ってくるわけではない。時間はあくまで同じ時間だ。一分は一分であり、一時間は一時間だ。僕らはなんといっても、それを大事に扱わなくてはならない。時間とうまく折り合いをつけ、できるだけ素敵な記憶をあとに残すことーそれが何より重要になる。」

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    2026年07月17日
  • TVピープル

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    再読。6作からなる短編集。収録されているそれぞれの作品が何らかのキーワード(飛行機、涙、ほくろ等々)で繋がっているように感じられて興味深い。「我らの時代のフォークロア」は自分に置き換えて考えてしまうことが多く、今回も心に刺さる。「眠り」の「眠りこそがそのような傾向のかたよりを中和する」という表現が心に残る。

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    2026年07月15日