【感想・ネタバレ】1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年11月27日

この物語を読む前と後では決定的に違う世界になっているんだという予感ばかり感じながらページを進めてた。
面白すぎる。

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Posted by ブクログ 2023年03月28日

続きが気になる!2つの世界線で物語が動き始めて伏線が散りばめられているんだろうなーっていう描写がわかってくる。また、古典音楽など幅広い芸術文化を取り入れており、読んでいてさまざまなものに興味を与えてくれる作品。

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Posted by ブクログ 2023年03月17日

久々にムラカミ氏の本を読んだ。
「読む」というより、「降りていく」という表現の方が適切な気がする。数ページ読んだだけで違う世界に連れていかれてしまう。彼の文体は「発見」だ。

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購入済み

長編を文庫で

2023年01月01日

文庫本ですらたくさんの場所を要するのに、大型本ではなく、電子書籍で手に入るのが何より嬉しい。
本棚に埋まってるのも嬉しいが、一度電子書籍になれるともう戻れない。
そこに村上作品が加わることがなお嬉しい。
ブックライブと電子書籍文化が今後もいい感じで進化、残りますように

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Posted by ブクログ 2022年11月12日

塾講師の天吾と殺し屋の青豆、魅力的な二人が少しずつ交差する物語は続きが気になる。不思議な世界に迷い込んだ青豆、タクシーのシーンから始まる物語は最高にカッコいい。メタファーに溢れ、謎の人物も現れ、二人はどう出会うのか?
村上作品の中でもかなりの長編だけど、好き。

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Posted by ブクログ 2022年11月03日

4、5回読んだ。また再読中。
くせのない文体で読みやすい。村上先生の姿を知っていると女主人公の会話が気持ち悪く感じる。
でもそんなの関係なくおもしろいよ!長いが読む価値はある。

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Posted by ブクログ 2024年02月23日

何の前知識もなく読みました。
青豆と天吾、最初は全く共通点が見つからない2人の人生に徐々に同じワードが出てきたりして、この先どう繋がっていくんだろう、繋がるんだろうか、とワクワクしながら楽しみました。
2人の人生を通して、自分自身も1Q84のクエスチョンを解き明かしていくように事実が一つ一つ紐づいて...続きを読む見えてくる感じも、読み進めるのを止められない理由でした。
ストーリーは小説ならではの設定を感じつつ、思っていたより現実味があって日常とは少し違うスリリングさがあった気がします。
当たり前ですが、私とも全く違う青豆・天吾のことが自分が体感しているように思えるのは絶妙な比喩表現で、世の中にあるなんとなく誰もが感じたことのある感覚に例えられているからなのかなと思いました。想像力を鍛えられる作品だと思います。

まだ1だけでは序章という感じなので、とにかく先が気になる作品でした。

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Posted by ブクログ 2024年02月22日

ジョージオーウェルの流れから、もう一度読みたくなって再読。ほとんど内容を忘れていたので、こんなにヤマギシとかエホバに似た宗教団体が出てきたっけ、と驚いた。
村上春樹を読む時は、彼の文章をただ摂取していく感じになる。脳の栄養にしている気がする。淡々と描かれるのに奇妙なことが起こっている、といういつもの...続きを読む感じ。これこれ〜!と脳が喜んでる。

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

久しぶりに読み返した。ほぼ前回読んだ記憶が無くなってたのである意味新鮮だった。
重厚なストーリーでかつボリューミーな文章はとても読み応えがある。
青豆と天悟の物語が少しずつ重なっていくのかな、ということを予想させる構成で私は一巻が1番好き。

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Posted by ブクログ 2023年11月17日

村上春樹の小説に苦手意識があったけど、これは面白くてすいすい読める。村上作品に出てきがちな、文化系自分語りナルシスト"僕"が嫌いなだけだった。

青豆が好き。どことなく柚木麻子『Butter』の主人公に似ている気がする。

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Posted by ブクログ 2023年07月02日

難解なメタファーはあまり出てこない。日本語の使い方が絶妙で声に出してみたくなる。全体的に話が盛り上って行く感じであっという間に読んでしまった。青豆がカッコいい。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

村上春樹の小説の中で個人的に一番好きな小説。

「そういうことをしますと、そのあとの日常の風景がいつもとは少し違って見えてくるかもしれません。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」
(P253)

このセリフの意味を理解するために、この長い物語であると思う。
楽しんで残...続きを読むりの5冊も読んでいきたい。

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Posted by ブクログ 2023年06月16日

BOOK1のみだけど読破。SFみたいな、時をかける系のような、どこにも分けれないすごい作品なのはわかる。BOOK1だけでお腹いっぱい。

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

■ Before(本の選定理由)
社会人になって数年目で上巻だけ読んだと思う。
約12年振りの再読。

■ 気づき
私自身も随分変わり、物語から受ける印象も違うような気がする。ヤナーチェックは聴いたことがないけれど、ジョージ・オーウェルは数冊読んだし、六本木のホテルのバーの雰囲気も知っているし、おお...続きを読むむね、文化人類学者がらどんか人達かも知っている、たぶん。

■ Todo
青豆と天吾の物語が結びつく兆しがある。早く続きを読みたい。

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Posted by ブクログ 2023年05月12日

読書はしてたけどなんだかんだ言って
村上春樹さん初めての作品なんですよね。

2人の主人公の物語が絡み合いそうでソワソワしてました。
続きが気になる。

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Posted by ブクログ 2023年02月17日

初めて村上春樹さんの本を読みました。
始めの方はふんふんと読んでいましたが後半になるにつれて強く引き込まれていきました。後編が楽しみです。文章も読みやすかったです。時代は一昔前なので想像するのが面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年01月20日

伏せられていた設定が明るみになるにつれて、じわじわと追い詰められていくような息苦しさがある。

天吾の過去や、宗教法人について。
青豆の仕事。

これから物語がどんな風に展開していくかが楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月05日

青豆と大吾の話。まだ関わるところは出てきてない。青豆・・・スポーツのインストラクタをやっていたが悪人を殺していく人?大吾・・・小説家?ふかえりという女の子の書いた小説を書きなおす人。

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Posted by ブクログ 2022年10月06日

海辺のカフカに続いて村上春樹第二弾
販売された時からずーっと気になってて、今回なんとなく手に取って読んでみた
海辺のカフカの時と同じように二つの物語が同時進行してて、不思議な感覚だった
青豆の方はタクシーの場面から始まって、アイスピックで人を殺したり、拳銃の話だったり、ホテルで綺麗な禿頭を探してたり...続きを読む、物語がいろんな方向に向かっていって面白い
一方で天吾の方は執筆をしながら塾講師をして、ふかえりの空気さなぎのストーリーが一貫して進んでいく。ふかえりの先生に会って、あけぼの、さきがけの話をされる
青豆はなぜか1984年の一部記憶がない。タイトルの1Q84ってなんだろうってずっと思ってたけど、今回それが1984とQuestionにかかってて1Q84だって知って面白い発想!!!ってなった
青豆も天吾も拳銃、あけぼの少しずつ物語が近づいてきてる感じがするところで一巻終了。

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Posted by ブクログ 2022年09月25日

発売当初、めっちゃ楽しみにしてその日に全部読んだ。が、期待はずれ...と落胆した。当時19歳くらい。村上春樹が村上春樹をなぞってるようにおもえてしまったから。もっと新しいことがしりたかった。
31歳のときふと気がむいて読み返した。ら、
めっちゃくちゃはまった。1984年の話を10年ほど前に書いた本な...続きを読むはずなのに、すさまじく「現在」を感じたから。
村上春樹は過去を書いたようで、未来を書いていたのか?
しかしわたしは一体どこに現在を感じたんだ?
物事の本質を書ききってるからなのか?
よくわからない。
よくわからないからすばらしい。
春樹節ともいえるメタファーと哲学の世界。

ともあれ、春樹大作あるあるの最後なんかビミョー、、は変わらず。

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Posted by ブクログ 2023年10月28日

若い時好きでよく読んでいた村上春樹作品、今読んだらどう感じるのか…
1ではまだまだわからないことばかり、伏線があちこちに散りばめられているのだろう。青豆と天吾どう繋がっていくのか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月07日

ジョージ•オーウェルの『1984』を直近で読んだので、村上春樹作品はこれまであまり読んだことがないのだが、手を伸ばしてみた。
今のところ、『1984』との内容的な繋がりは、歴史に少し変化が生じている(理由がまだわからないので、『1984』と関連があるのかはわからず)、作中で1回作品名に触れられるのみ...続きを読む

これから物語がどのように進展するか気になる。今感想として書けるのはそれだけ。

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Posted by ブクログ 2023年07月02日

遅ればせながら、村上春樹のこの名作を読んでます。
物語は、主人公の女性「青豆」と男性「天吾」の視点から交互に進行します。彼らはそれぞれの偶然の出会いから、その後の人生に大きな影響を与える出来事に身を投じていきます。
相変わらず、描写は独特であり、物語の雰囲気を繊細に表現してます。また、登場人物たちの...続きを読む心の揺れ動きや内面の葛藤も丁寧に描かれていて、共感できる部分も多いです。リアリティとファンタジーの融合していて、非常に引き込まれる作品です。まだ、物語の全容がわからないので、これからの展開が楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月15日

2010年(第7回)。10位。
この作者の本を読むのは2冊目。やはり、何もしなくてもモテる男と性に積極的な女。天吾と青豆。1984年のこの二人の日常が語られる。天吾は出版関係でエリに出会う。60年代安保過激派ストーリー出た。青豆はジムのイントラで、麻布の貴婦人に雇われた殺し屋。すかした文章やアンポに...続きを読む鼻白みながら、続きが気になるのであった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月09日

初版された時から10数年ぶりの再読。年齢も違うからか初めて読んだ時と印象が違った。天吾と青豆の深い恋愛小説。村上ワールドに引き込まれ次が気になりどんどん読み進められた。2人の育った環境からか小さな頃の純粋な思いをずっと互いに持ち続ける気持ちが作り出した村上春樹の恋愛ファンタジー。

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Posted by ブクログ 2023年03月19日

初の村上春樹作品!とても読みやすかった。
自分にとっては性描写が多くて少しマイナスになってしまったが、続きが気になる!
また読んで理解を深めたいな

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Posted by ブクログ 2023年02月12日

久しぶりの村上春樹。描写がほんとに細かくてリアルで情景が具体的にありありと浮かんでくる。
過去一度読んだことあるけど内容はほとんど覚えておらず新鮮な気持ちで読めている。空気さなぎの話の内容が深田夫妻やコミューンさきがけの謎の解決のキーになってくるのか、この先が気になる。

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Posted by ブクログ 2023年01月26日

2人の世界がどのようにつながっていくのか、まだ1巻ではわからない。
わかりにくいけど、なぜかもやもやと惹かれる感じはなんでだろう…と思う。それが村上春樹ワールドなのか。

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Posted by ブクログ 2022年12月18日

いつもは3日て一冊ぐらい読むのに、この一冊読み切るのには3週間かかった
外国の本を翻訳したような読みにくさがあったけど、慣れたら読むスピードは上がってくる
私が村上春樹に苦手意識があるのは、独特な文体のせいだと思った
青豆と天吾が、これからどう交わっていくのかが楽しみ
文学的

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Posted by ブクログ 2022年11月23日

二年程前に、一度読んでいる。一年程前に、ジョージ・オーウェルの「一九八四」を読んで、その時、
村上春樹氏が、「一九八四」が、近未来小説ならば、私は「1Q84」で、近過去小説を書いた。というインタビュー記事を見つけた。そうだったかしら?と、どこかでそれを確認したかったので、再読。
〈4-6〉前編1は、...続きを読むここから始まる物語の主要登場人物達の輪郭。青豆と天吾を交互にに語部として。

○青豆 女性 表はスポーツインストラクター 影では、必殺仕事人風
○天吾 男性 予備校数学講師 小説家を目指してコツコツ書いている

○老婦人 青豆の顧客であり、雇い主
○タマル 老婦人の執事
○小松 天吾を認める編集者

○ふかえり 小説の新人賞に応募してきた女子高生
美人、ナイスバディ 
○戒野 信仰宗教組織から逃げてきたふかえりの養育者 ふかえりの父の友人

青豆は、1984年の4月、ある仕事の後から今まで生活してきた社会との違和感を感じる。自分の記憶の過去との相違を確認して、1Q84 と(Question )としておく。

天吾は、ふかえりの投稿作「空気さなぎ」を小説としてリライトするよう小松に依頼される。その違法行為に悩みながらも、その作品感に圧倒され作品を仕上げる。

子供の頃の回想から、青豆と天吾は、小学生の時のクラスメイトであること、二人に惹き合うものがあったらしいことがわかる。

さて、次行こうか。
       

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Posted by ブクログ 2023年02月07日

BOOK1 ~ BOOK3 (文庫全6巻) の感想
『海辺のカフカ』 あたりから薄々感じていたが、今や村上春樹は完全なるエンターテイメント作家であるということを認識させる作品。
組織統制された密な文章 (行間が無い、という意味で) は、われわれ読者を惑わせることなく筆者によってセットされた地点に寸分...続きを読むの狂いなく着地させる。
「高度に洗練された資本主義」 に違和感を覚えながら暮らす 「僕」 に代表されるサイレントマイノリティたちが、それでも自らの 「無力感」 と対峙し生き抜いて行く、というのがかつての村上の小説世界であった。そこに私は共感し、滋味あふれる文章を享受した。
今作中において村上はオウムを連想させる凶悪なカルト教団を登場させ、主人公たちに対抗させる。彼らに特別な力をあらかじめ与え、裏の世界で力を持つ胡散臭い連中でさえ主人公サイドに組み込むという用意周到さで。人称さえ 「おれ」 にして。
「個」 の作家であった村上が、どうやら 「セカイ」 に担ぎ出されたことで、このようなサイズの物語を書くことを要求されたとしたなら、本当に悲しい。

【再読・2023/2/7】☆☆☆☆
長い。。。
論理が通用しない世界観にリアリティを持たせるにはこの長さが必要だったのかもしれないが。そういった意味でタマルや牛河の果たした役割は大きい。

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