村上春樹のレビュー一覧

  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    全部の話がタイトル通り奇怪な話なんだけどなんか心地よく読めた。
    品川猿で猿が急に喋り出したの面白くてニヤニヤしちゃった

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    2026年07月20日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    不思議な読み心地の短編集でした。三宅香帆さんが村上春樹入門としておすすめと話していたので読みました!

    文章が読みやすく、流れるようにきれいでした。終始心地よかったです。じんとくるラストも多く、心が温まりました

    偶然の旅人
    ハナレイ・ベイ
    どこであれそれが見つかりそうな場所で
    日々移動する腎臓のかたちをした石
    品川猿

    偶然の旅人と品川猿がお気に入り!
    「偶然の一致というのは、ひょっとして実はありふれた現象なんじゃないだろうかって。つまりそういう類のものごとは僕らのまわりで、しょっちゅう日常的に起こっているんです。(中略)しかし、僕らの方に強く求める気持ちがあれば、それはたぶん僕らの視界の中

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    2026年07月21日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    かえるくんと蜂蜜パイがよかった

    かえるさんと呼ぶたびに「かえるくん」って訂正されるところが気に入った

    蜂蜜パイはまさきちととんきちの話が淳平と高槻の暗喩で、2人はまさきちでもとんきちでもあるような気がした
    動物園でくまのエピソードを話しているシーンが1番好きだった

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    2026年07月20日
  • ロング・グッドバイ

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    遅れて読んだ名作。
    村上春樹訳が
    ジワジワと染みわたる。

    冒頭はこうだ。

    「テリー・レノックスとの最初の出会いは、
    〈ダンサーズ〉のテラスの外だった。
    ロールズロイズ・シルバー・レイスの車中で、
    彼は酔いつぶれていた。」

    「人々に湯水のごとく金を使わせることを
    唯一の目的として作られた」高級クラブ
    での出来事だった。

    男は女に車外に放り出され、
    アスファルトに尻もちをついた。
    そして、私は彼を助け起こした。

    主人公のフィリップ・マーロウと
    テリー・レノックスは
    こうして出会った。

    レノックスは衝撃的なことに
    そのとき、投げ出された
    大金持ちの娘と再婚していた。

    レノックスとマーロ

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    2026年07月20日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    久しぶりに村上春樹を読んだけど文章が素晴らしいし、読んでいる満足感も相変わらず与えてくれる。ちょっと変態度は増しているようには思う。このボリュームを読ませるのは天才

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    2026年07月20日
  • TVピープル

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    ネタバレ

    本作は不思議な出来事に巻き込まれるものがあれば、現実に則った作品があるように、レパートリーが多い。なかには長編小説に関連する作品もあり、著者のアイデアの幅広さがうかがえる。

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    2026年07月19日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    村上春樹さんが小説を書くことについてやオリジナリティについてなど小説家としての考え方から学校についてまで割と幅広く、自由に語ってくれる。オリジナリティにおける時間の役割やランニングを通して学んだフィジカルの重要性、社会からの一次的な逃げ場の必要性など示唆に富んだアイデアが得られた本だった。

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    2026年07月18日
  • 一人称単数

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    ネタバレ

    「ヤクルト・スワローズ詩集」にはスポーツ観戦、いや応援しているチームが負けることへの心得が書かれていた、気がする

    「言い換えれば「今日もまた負けた」という世界のあり方に、自分の身体を徐々に慣らしていったわけだ。潜水夫が時間をかけて注意深く、水圧に身体を慣らしていくみたいに。そう、人生は勝つことより、負けることの方が数多いのだ。そして人生の本当の知恵は「どのように相手に勝つか」よりはむしろ、「どのようにうまく負けるか」というところから育っていく。」

    「もちろん負けるよりは勝っていた方がずっといい。当たり前の話だ。でも試合の勝ち負けによって、時間の価値や重みが違ってくるわけではない。時間はあく

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    2026年07月17日
  • TVピープル

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    再読。6作からなる短編集。収録されているそれぞれの作品が何らかのキーワード(飛行機、涙、ほくろ等々)で繋がっているように感じられて興味深い。「我らの時代のフォークロア」は自分に置き換えて考えてしまうことが多く、今回も心に刺さる。「眠り」の「眠りこそがそのような傾向のかたよりを中和する」という表現が心に残る。

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    2026年07月15日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

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    自分が生まれた時の、村上春樹さんがしていたこと。当然当時のことなんて覚えてないけど、まるで知っているかのように懐かしく感じた。
    またアメリカに行きたいな、もう住むのはしんどいと思うけど。
    まだまだ読みたい。

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    2026年07月14日
  • アフターダーク

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    大枠は姉妹の情愛を描いた作品に感じる。
    姉のエリと妹のマリ。片や眠り、片や夜を生きる。片や周りの期待通りに生き、片や反骨的に生きる。2人はそれぞれ対照的に描かれているものの、寄り添い合いたいという思いは1つで、最終的にはそうなれたのだと思う。
    しかしながら姉妹だけでなく、他にも様々なことがこの夜には起こり、それに我々はどのような意味を見出すのか、試されているようにも感じた。(村上春樹的には意味など無いのかもしれないが)
    この小説は物語を描くと言うより、伝記に近いものだと思う。兎に角、この小説の感想を書くことはとても難解で自分の文章力の無さを痛感させられる。
    寂寥感のある読後感で、一先ず手に取っ

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    2026年07月13日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    Haruki Murakami はなぜかキザですかした人間だと思われがちだけど全然そんなことないんだよね。使命感もって仕事してるタフガイでかっこいいんだよなあ

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    2026年07月13日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    春樹さんのおしゃれでセンスの良さが、旅やそれを綴った紀行文でも爆発してる。
    コーヒーやビール飲みに行く、ご飯食べるだけでなんでそんなにセンス良い店を選べるんだ。もちろんお金もあって英語も話せるからだろうけど、なんにしても才能あって頭が良いというのは、凡人の私とは生活の中でも差が出るよな。うらやましい!
    やはりラオスの章が良かった。
    何もないところに行き、自分で探して取捨選択する楽しさ。とてもよく理解できる。春樹さんと私の差は歴然だけど旅の醍醐味のそこだけは、同じかもな笑

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    2026年07月13日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    過去の人間関係におけるあまりに深い傷のせいで、自分自身がわからなくなり、自己嫌悪に陥る様子がリアルだった。つくるほど壮絶な経験をしたことはないが、自分に色がない、自分には人に与えられる特別なものはないと思ったことがあったため、この本を読んでいると、このような感情をより明確に言語化されているような感覚があった。物語の後半で、つくるに対してエリが言った、「もっと自信と勇気を持つべきだよ」「たとえ君が空っぽの容器だとしても、それでいいじゃない」「もしそうだとしても、君はとても素敵な、心惹かれる容器だよ。」という言葉が印象に残っている。自分では個性がなくつまらないと思っていても、ある関係の中ではとても

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    2026年07月13日
  • 遠い太鼓

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    1980年代、ヨーロッパ諸国に長期滞在した著者が、その土地で過ごした出来事を書き綴ったエッセイ本。時系列的に『ノルウェイの森』、『ダンス・ダンス・ダンス』を執筆した頃になるが、本書にもあるように、『ノルウェイの森』が売れたことは本人も予想外のことであったが、皮肉なことに、この作品によって長編小説をしばらくの間書けなくなってしまった。しかも日本国内で散々な目にあったこともあって、この時期は本人にとってはつらい時期であった。このように、本作は単に海外の日常を書き出すのみならず、著者がスランプに陥ったとき、どのような生活を送って、再び長編小説を書くに至ったのかという、復活の軌跡としても読める。

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    2026年07月12日
  • 風の歌を聴け

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    初めての村上春樹。あとがきまで含め160P、2時間程で読み終えた。1970年頃のひと夏の青春小説なのだけれど、海外作品の邦訳のような世界観で、陳腐な表現をするなら"オシャレ"だった。誰しもにあるだろう若い頃の蒼い記憶を切り取ってスクラップしたような、爽やかな読後感だった。

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    2026年07月12日
  • アフターダーク

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    久しぶりの再読。本棚にある事さえ忘れていた。深夜11時56分から始まり、早朝6時52分までのお話し。とある視点が本を読んでいる自分の視点として重なる錯覚に陥る。本を読みながら浅井姉妹のそれぞれをのぞき見している。そんな感じ。

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    2026年07月12日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    『海辺のカフカ』に続き読んだ村上作品の2作目
    なんで今作を選んだんだっけか
    序盤から村上節が効いててとても引き込まれた。冗長には感じられず、心地よいテンポ感だと思えた。ただ他の人の感想を読むと、(特にすみれの文章は)村上さんの持ち味を幾分か誇張させたものらしい
    海辺のカフカと比較した時、どちらも共通のテーマを扱っているなという感じがして、一部読んでいて展開が想像できた。パラレルワールドや不完全(になってしまったよう)な人間、愛と性欲と孤独とアイデンティティなどなど。
    村上さんのギリシャの島や保安室の情景描写がリアルで、二つの全く異なる場所を続けて描くことで、読んでいて夢から覚めたような、まるで

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    2026年07月12日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    ハルキストではない私の初めての村上春樹作品。
    想像を裏切るストーリー展開に、そっち?と少し驚きつつも、多くのファンを獲得しているだけあって圧倒的に読みやすい村上節がある。
    ストーリーはファンタジーのようなSFのようなサスペンス要素もあるし、ジャンルレスなストーリー。

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    2026年07月11日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    地震の話だと思って、読むのに覚悟がいりそうになんとなく思って敬遠していたが、NHKで最終話を偶然見たことをきっかけに購入。
    確かに地震をひとつのテーマにしているが、ドキュメンタリーとは違い、地震をきっかけに人の内面の変化、湧き上がるものを抽象的に表現しており、直接こころに訴えかけられる本でした。
    東京奇譚集と並んで好きな本に。

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    2026年07月11日