【感想・ネタバレ】レキシントンの幽霊のレビュー

あらすじ

古い屋敷で留守番をする「僕」がある夜見た、いや見なかったものは何だったのか? 椎の木の根元から突然現れた緑色の獣とそのかわいそうな運命とは。「氷男」と結婚した女は、なぜ南極に行こうとしたのか……。次々に繰り広げられる不思議で、楽しく、そして底なしの怖さを秘めた7つの物語。

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Posted by ブクログ

様々な角度から「恐怖」を描いた作品。

レキシントンの幽霊は、これに似た話を入試問題で読んだことがある…夫が死んだショックでこんこんと眠り続ける母親と、眠り続ける母親を前に何もできず、孤独に鮭缶だけを食べ続ける子供の話…ケイシーをモデルにしたのかな?

氷男は、旦那の地元に帰った奥さんみたい。

7番目の男が1番怖い。眠れなくなった。恐怖に飲まれずそれを見つめなければならないというメッセージが心に残る。

めくらやなぎと眠る女 は、懐かしい場所に行った時に思い出がフラッシュバックして、色々考えてしまう時の思考が再現されていた。ストーリーの意味は分からないけど、物事を思い出す時の感覚とかはめっちゃわかる!

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

シュールで不穏。静謐でどこか寂しい。ひんやりとした手触りの中に孤独の匂いが静かに潜む独特の世界観。記憶と不在をどれもテーマにしているのかな。映画化された「トニー滝谷」を読みたくて手に取ったが、どのお話もするすると読めるのに不思議な読後感が溶け切らずに残るのが印象的だった。

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2026年06月20日

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若い頃何度も読み返し、手元にあったのはボロボロになっていた。

何度目かの大々的な断捨離で「もう不要だ」と手放したものの、痛烈に呼ばれたので本屋さんで新品を購入。

読むたびに、違う感触を得るのがとても面白いところ。

今回は、とても痛い所をキリで突かれた。


度々論争になる、村上春樹
「分かる派」対「分からない派」問題。

彼の文章は、読む者の無意識を刺激して、日常生活では使われていないある種の回路を発動させる仕掛けになっていると思う。

なので、因果関係が明快なエンターテイメントとして読むと「分からない」。
ツルツル滑る、眠くなる。

ここではない、どこかへタッチさせてくれる寓話として読むと「分かる」。
というより「深く、強烈に入ってしまう」。

優劣の問題ではなく、単に性質の違い。

その装置として、個人的には
『ねじまき鳥クロニクル』が最恐だと思う。
これは断捨離網を軽々潜り抜けて、本棚にじっと座っている。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

秀逸な短編が収められた短編集である。緑色の獣などは非常に模範的な短編であり、オチの付け方、過不足ない情景描写に文章表現、隅々まで緻密に作り上げたのだろうか、しきりに感心してしまった。他タイトルも総じて村上春樹らしさが存分に味わえる物語で、彼に傾倒している私にとって至福の時間を与えてくれたことは最早言うまでもない。

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2025年05月26日

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短編
村上春樹さんはなんだか流れるように美しい文章を運んでくれる
「時間は僕のまわりを心地よく穏やかに過ぎ去っていった。まるでぴったりとサイズのあった ひとがた に自分を埋め込んだような心持ちだった」
「そのあとでようやく、それに気がついた。音だ。
海岸の波の音のようなざわめきーその音が、僕を深い眠りから引きずり出したのだ」
 どんな言葉も心を落ち着かせてくれるような
そんな文章たちの一冊

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2024年10月23日

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一度は読んだことのある短編8作を集めた作品だった。どの作品もそれぞれの味があってとてもよい。「沈黙」はなぜか大沢さんの気持ちが身に染みて理解できて、読んでいてつらかった。

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2026年07月20日

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読みながら、人が抱える孤独の重さについて考えていた。氷男と結婚した女から生まれてくるであろう、冷たい子供。人は誰かと一緒にいたとしても自身の孤独から逃れられないのだと思った。

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2026年06月28日

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何年か前に知って、ずっと読みたかった本。
なんのかんの言って、この人の文章や表現は、こちらの好みなんだな。これまで長編を何冊か読んでる時にはあまり思わなかったのだけれど、この短編集を読んでたら、そういえばそうだなと気づいた。
もっとも、一つ一つの話は、結局何がいいたい?もしくは何を感じ取れば良かったのか、そういうことはわからなかった…

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2026年03月19日

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「沈黙」
どうしようもなく嫌な相手にされた嫌がらせに苦しめられながらも、相手を哀れみ、同じ土俵に立ちたくないと葛藤し、苦しむ想い。
レベルの低い相手とは戦わないこと。
私が生きていく上で大切に思って来たことでもある。
それでいて、その相手の中にも「その人なりの正義」というものがあるのだということを理解出来るようになりたいと思う。
だから、私は同じような葛藤を抱えていた時に、恨みや憎しみではなく、「哀れみ」の感情だけが心に残っていたのかもしれない。
そして、その他大勢の傍観者達に対しては、興味すら抱けなかったのかもしれない。

「トニー滝谷」
彼が「孤独」の存在を知ってからの彼の抱える孤独がどうしようもなく切なくなった。

「七番目の男」
幼い頃に、恐怖に背を向け、目を閉じてしまった七番目の男。
それは奇しくも、自分の中のいちばん重要なものを、「何か」に譲り渡してしまう結果になってしまっていた。
怖いものやしんどいことから逃げたくなるそんなとき、ほんの一瞬の迷いの後に、ためらいなど無意味で、腹を括って正々堂々と向かいあっていた方が、後がいいのだということ。

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2026年01月07日

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学生時代に国語の模試で、レキシントンの幽霊を読んで以来気になっていた。よくわからない話もあったけど、退屈な話はなかった。7番目の男がお気に入り。

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2025年12月28日

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いずれも「過去」をめぐる話だった。
過去に囚われた人(沈黙、レキシントンの幽霊)過去とのみ生きると決めた人(氷男)、過去とはなんの関わりも持たないで生きると決めた人(トニー滝谷)などなど。
この頃彼は過去作の改作にこだわっていたというのも面白い。
めくらやなぎと眠る女、蛍はどちらも改作をしていて、ノルウェイの森に繋がっている。
村上春樹にとってノルウェイの森はそんなに思い入れの深い作品だったのだな。

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2025年08月29日

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私は村上春樹氏の小説がとても好きだ。文章が好きなので、斜め読みせず、時間をかけて読みたい。そして、読み終わったら、しばらく余韻に浸って、内容について考えていたい。
この小説で、夏休みの読書感想文が書けるのか?と聞かれたんだけど、私には書けない。というか、夏休みの宿題で、ちゃちゃっと書ける感想文用の小説ではない、ということは、わかった。もちろん、熟考して書けば、良い感想文は書けると思うけども。

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2025年08月10日

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全体的にサラッと読めて、奥が深い。
とくに七番目の男が印象的だった。
話の最後の恐怖について語るところで、
「なによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲れ渡してしまうことになります。」
の一文が印象的だった。

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2025年02月27日

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孤独や閉塞感、喪失感といった長編でもお馴染みの重いテーマが扱われており、読み応え充分の短編集。

以下、各話の感想や記録

「レキシントンの幽霊」
不思議な事を自然現象のようにサラリと綴る。村上春樹らしい作品。

「緑色の獣」
なんだろう。村上春樹の描く異形のものは何故か怖くない。どこか愛嬌ごあり、そこはかとなく悲しみを漂わせる。それに比べて女性は怖いな。って感想であってますかね?

「トニー滝谷」
同名の映画『トニー滝谷』の原作。映画は市川準監督、イッセー尾形、宮沢りえ主演。観たのは10年以上前だったと思う。
倉庫のような部屋で故人が残した膨大な服に対峙する宮沢りえが印象的だった。
空調の音だけが聞こえる人工的な静寂のなか響く衣擦れの音、ハンガーが触れ合う音、 そしてすすり泣く声。理屈で説明できない感情が映像と音だけで伝わってきた。
なぜ泣くのか?原作も具体的な言及はない。ほぼ状況説明だけの淡々とした語り口だけど、不思議と得心が行く。不思議な魅力的がある作品です。

「七番目の男」
喪失感。短編とは思えないような読み応えのある作品。

「めくらやなぎと、眠る女」
耳の中に巣食う微小な蝿!緑色の獣とは違って、こいつは怖いです。

「沈黙」
ボクシングの話かと思いきや、、、イヤミスのようなストーリー。

「氷男」
氷男自体は怖くないのだけれど、、、この閉塞感は村上春樹の世界ですね。

登場した不思議な生物たち
・緑色の獣
・氷男
・めくらやなぎ
・耳の中に巣食う微小な蝿
・幽霊

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2025年01月13日

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20年ぶりに再読した。どの作品もあまり印象に残っていなかったけれど、いま読むととても丁寧でおもしろい。
庭の地中から現れる獣と住人の女性が対峙する「緑色の獣」はいまこそ読まれて欲しいし、「氷男」の永久凍土、「トニー滝谷」の都市の暮らしでの、大波の描写が圧巻の「七番目の男」の、それぞれの絶対的な孤独に痺れる。また何年か後にも読みたい。
2025.02.17

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「めくらやなぎと、眠る女」が好き。
2005.05.29

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2025年02月18日

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5年間のアメリカ生活を終えて執筆された『レキシントンの幽霊』。アメリカに因む村上春樹の作品は他にも色々ありますが、いつ読んでもいいなと思います。文体から伝わる時間や空気の流れ方、特に家で音楽や酒、読書に耽る描写は、天井が高く少し肌寒いアメリカンスタイルの部屋に読み手も引き込まれる気がしてとても好きです。僕も仕事の関係で少しの間、西海岸の街サンディエゴで過ごしていたのですが、読むたびに当時の生活を思い起こしてくれる存在です。僕自身、東海岸の街には行ったことがないので、村上春樹が過ごしたプリンストンやケンブリッジにも訪ねてみたいですね。

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2026年08月02日

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◯『なおざりにされた。』って「おざなり」
の言い換えか誤植かと思って調べたら、ちゃんと意味のある言葉だった。


「ずっと昔に聞いた雨の音のように、彼のどことなくぎこちない一挙一動が僕の心になじんだ」

◯読みやすくて、サクッと読めた。

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2026年07月24日

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ネタバレ

大体の作品は現実上起こりえないシュールな展開を待ち受けているが、一方で『沈黙』のようなリアル寄りの内容もある。とくに本作P84の記述でみられるように、悪意に満ちた意見を無批判に受け入れる人間が集団として行動すると、いかに恐ろしく禍々しいものへと変貌するのか、という人間の本質を突いた話となっている。

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2026年06月21日

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「沈黙」「七番目の男」が好きです。「めくらやなぎと、眠る女」を読んでいる時、なんかすごく既視感(既読感?)があって、でも思い出せなくて、何だったっけ…と思ってるうちに読み終わって、調べたら違う短編で既に読んでいたという(長さが違うものだけど)。恥ずかしい。「沈黙」では「僕が本当に怖いと思うのは(中略)口当たりの良い、受け入れやすい他人の意見に踊らされて集団で行動する連中です(以下略)」というところに頷かずにはいられない、30年も前に書かれたものなのに、今の時代がまさにそのような感じだよなあと思ってみたり。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

私は氷男と結婚した。

―『氷男』の書き出しより

まるで書き出し小説のお手本のような書き出しです。この書き出しからどんな物語が始まるのでしょうか。期待感が高まります。

とはいえ本書決して楽しい話ではなく、むしろ不穏な物語ばかりなのですが…。

先日の『TVピープル』もそうですが、このころの村上作品が自分は好きなようです。

現実から少し離れたいとき、不思議な世界に浸りたいときにおすすめです。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うっすらと怖い様な中に秘められた哀しさを感じる物語達の短編集でした。一貫したテーマのある短編集では無いのですが、どの話も読後には哀しさが後を引く印象を受けました。特に氷男と結婚してしまった女性の孤独がひしひしと伝わってくる「氷男」が印象的でした。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

短編集です。
それぞれが独創的な世界観で描かれた小説でした。

怖いような、怪談話のような‥。
でもどれも読みやすくて、終わり方に余韻を持たせています。恐怖とは言い難いけれども、ゾワっとする感覚が押し寄せる、読み応えある短編集でした。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

特に印象に残っているのは、「レキシントンの幽霊」だ。明るいようなこわいような、不思議な伝統。
「氷男」も面白かった。氷は未来という概念gないにも関わらず、最後の結末(未来)は氷男自身わかっていた未来なのではと思うと、改めて彼は何者だろうかと思った。
短編であっても惹きつけられる世界観だった。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

- 掴みどころがなく、ラストも明確な描写が少ない → 読者が汲み取る必要がある。
- ただ、その分文章に引き込まれるし、他では聞けない物語。
- 全編を通じて「恐怖」について描かれている印象。
- 恐怖にどう感じ、どう行動するのか。
- 自分が最も恐れるものは何か。
- 大事なものを失う前に理解し、目を逸らさずに向き合いたい。

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2025年09月17日

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村上春樹といえば幻想的・ファンタジーというイメージがあるが、この短編集は今まで読んできた村上春樹の中でも一番ファンタジー要素が強め、なんなら荒唐無稽のようなお伽噺のような作品集。今まで読んできたものは幻想的ではありつつ、それでもリアリティもあった、いやリアリティの中に幻想的なものがあったが、今作はほとんどが幻想的だった。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

綺麗な文章で意味は分からないけど良い感じ。村上春樹だなぁって感じ。いい意味でも悪い意味でも。もちろん好きなんだけど。
物語を読むというより、文章のリズムと雰囲気を楽しむ感じ、な気がする。まぁいいのか、これで。

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2025年07月14日

Posted by ブクログ

読みやすいのに、少し考えさせられる話の詰め合わせ。
短編集は好みでないけど、村上春樹なら読めるなぁ。
特に好きな話はなかったけど。

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2025年05月20日

Posted by ブクログ

恐怖の中にどこかポップさを
感じさせるストーリー。

言葉のリズムものりやすく、
とても読みやすいので
村上春樹入門としてもオススメ。

個人的には
『氷男』が好み。

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ちょっと不思議で、様々な形の怖さが描かれた短編集。
短編だから一つ一つの作品はさっくり読めるけど、内容は何を伝えたいのかな?ってじっくり考えなきゃいけない感じでした。(自分としては)

個人的には『七番目の男』。恐怖との向き合い方が考えさせられました。

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2025年01月18日

Posted by ブクログ

7つの短編で、旅の帰り道の新幹線にするっと読めた一冊。久しぶりに読んだ村上春樹はやっぱり、見かけは表面が平坦で、静かな波、なのに奥底に渦巻く深さは計り知れない感じ。何を考えてるのか想像しきれない微笑んでる上司みたいな怖さ。本は読み切ったけど、まだ読み切れてない気がする。また戻ってきたい一冊。

以下、本文より
- 私には未来というものがない。ただただ過去を積み重ねていくだけなのだ。
- 具体的な現実から遠いところにいる私たち子供
- 目に見えるものが存在せず、目に見えないものが存在する場所

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2025年01月03日

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