村上春樹のレビュー一覧

  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    村上春樹はもっと難しいものと警戒していたが、森見とか万城目にも通ずる、少しハチャメチャなSFのような遊びも垣間見えて、もう少し読んでみたいと思えた。

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    2026年09月10日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ここしばらく著者の作品を色々読んできて、どうしても性描写がどのくらい登場するかが気になって仕方ない。
    今作の話は結構面白くて好みなのだが(特にナカタさん)、田村カフカの方は相変わらず性処理してもらったり、シャワーを浴びるのに念入りに精器を洗う文章もあって、それさえ無ければ引っかかりもなく面白い本として評価できるのにな、とモヤつく。

    家出少年・自称・田村カフカの旅と、
    幼少期の事故で頭が悪くなった代わりに猫と話せるようになり、猫探しを生業としている老人・ナカタ、という2人の話が交互に展開される。
    ナカタを乗せてくれた運転手が言っているように、ウナギも親子丼もめぐり巡って共通したものであるという

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    2026年09月09日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    物語がどんどん深い所に入っていく。
    危険な匂いもする。
    2人の主人公が出会う場面は描かれるのだろうか。
    続きを読まずにはいられない。

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    2026年09月09日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    「夏帆 The Tale of KAHO」(村上春樹)を読んだ。

    やっぱり上手だなぁと思わざるを得ない選びぬいた言葉によって紡がれる文章のその佇まいを。

    村上春樹作品は三年とちょっと前に「街とその不確かな壁」を読んで以来だ。
    (その三年の間に村上春樹翻訳の海外作品を四冊読んでいるけど)

    何だろうね、この引き込まれ感はさ。
    とにかく村上春樹に夢中だった二十代三十代の頃に形成された何かの器官が体内にあって、ちょっとでも村上春樹成分を感知したら摂取に夢中になってしまうらしい。

    あまり後を引かないサッパリめの物語。
    (それなりに驚かされはする)

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    2026年09月09日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    スターウォーズファンならば、ヨーダが庭掃除をしている映画でも見るだろう。

    クラシックな村上春樹。失われることに対しての思考実験のような気持ちで読んだりもする。大ありくいの夫妻には一度お会いしたい。

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    2026年09月09日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    面白かった!!結構一気に読めた。表紙が不気味だから怖い話かな?と勝手に身構えていたけど全然怖くなかった。
    そしてまさかの品川猿!!前に読んだのの前日譚にあたる話かな?好きだったから嬉しかった〜!

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    2026年09月08日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ノーベル賞候補に毎年挙がる村上春樹さんの小説とはどんな内容かと難しい?読み辛い?等の先入観を抱きながら読んだ
    独特の世界観これが村上ワールドと呼ばれるものなのだろうか?
    架空の動物が出て来たり…

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    2026年09月08日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹がはじめて女の子が主人公の作品を書いたと知って、そそられて読み始めました!

    あと、タイトルの表紙のタイポグラフィーが良くて。

    村上春樹は高校生の時に手に取ってみて、どろどろとした湿った男の子の面倒くさい作品笑、というイメージで苦手意識があったのですが、、

    びっくりするほどスラスラ読めました!村上春樹の作品の印象が変わるくらい。私の偏見が強かったのかもしれませんが!笑


    "女の子"が主人公といいつつ、限りなく性別を感じることのない、フラットな作品だった様な気がします。それがたまらなくイマドキで、良かった。

    なんとも言えない母親との距離感を抱えながら、とりわけ

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    2026年09月07日
  • 一人称単数

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    私にとっては初の村上作品だった。
    読む前まで周りからはかなり癖の強い物語を書くと聞いてはいたが、確かに独特だった。それは以前読んだ舞城王太郎氏の『短編七芒星』を想起させた。
    村上春樹について全くと言っていいほど知識はないが、官能描写を多く表現する傾向にあるのか、『一人称単数』を読んでいて感じた。

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    2026年09月07日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    初日に手に入れてから随分と読むのに時間がかかってしまった。「武蔵境」と「浦和」での出来事が主になるのだろうが、今回の村上作品はなにか安心して読めたような気がする。
    改めて、丁寧に包丁を研ぎたくなった。

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    2026年09月07日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    大好きな村上春樹の新作を高校生の息子が先に買ってきてくれました。私は高校生の時は村上春樹を読めず大学生になってからでしたが息子はちゃんと読めているんでしょうか。

    それはいいとして夏帆はまさに主人公夏帆をめぐるファンタジーと現実が入り混じった物語。
    若い女性が一貫して主人公って村上作品では珍しいですが海外文学の下りやクラシック音楽の細かいウンチクなど随所に(気にならない程度の)村上節が溢れてて良いですね。
    そしてバイクをあえてモーターサイクルというのもこだわりが強そうで好きです。

    ありくいやらジャガーやらシロアリの女王なんかが出てくるファンタジーな要素は夏帆が描く絵本とも絡めて良い味出してま

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    2026年09月06日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    ウルトラマラソンを間近に控えて本格的に練習に取り組んでいる良いタイミングで読んだ。走らない理由はいくつもあるが、走る数少ない理由を大切にするといったことは励みになりなんとか直前に良い練習が積めたと思う。
    本の内容としては私が日々走っていて感じることととして共感できることが多々あり読んでいて頷くこともあった。少しでも走ることについて一歩踏み込んで考えたり、興味を持ったことのある人はなかなか楽しめる内容だと思った。

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    2026年09月06日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    村上作品の中でも、この作品は特に心情描写を占める割合が高かった。かなりの部分が謎のままで、余韻が長く残る音楽のようでした。

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    2026年09月06日
  • 風の歌を聴け

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    文字を読んでいるのに、映画を見ているかのような本だった。

    読んで何かを得たかというより、純粋に文章から想像される風景を楽しんだ。

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    2026年09月06日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    久しぶりの村上春樹。設定は突拍子もないけど、するする読めてしまう。何かを受け取っている気がするけど、それを言葉にしようとするとうまくいかない感覚。私にとっての村上春樹はだいたいそう。少し時間をおいて再読したい。

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    2026年09月05日
  • 風の歌を聴け

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    多くの人は人生に特別な事件があるわけでもなく、なんてことない日常の繰り返しを生きている。思い出す人々、出来事。年月を生きて歳を重ね老いていく。そこに何か意味があるようでいて実はないのかもしれないと思うとき、村上春樹の小説の読後感とどことなく似ていると感じる。生きていくことそのものを描いているのではないか、。この呟きさえも、吹いて消えゆく風の歌のようである。

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    2026年09月05日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    実際的な部分とメタファーの部分がある。
    佐伯さんは実際的な世界を受け入れられず、メタファーの世界にとどまることになった。
    主人公は役割的な世界から逃げようとしていたが、結局その世界へ足を踏み入れることになった。
    佐伯さんの言葉もあり、役割的な自分に訣別し、実際的な世界で生きていく決意をしたのが最後。
    父は実際的な世界に疲れてメタファーの世界を求めていた。おそらく佐伯さんに逃げられたことで生きる意味を見失ってしまった。そのため、鍵となるカフカと猫の笛を作り、ナカタさんを利用することでそこに入ることを画策した。

    それぞれの人物がそれぞれに現実世界

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    2026年09月04日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    世界の終わりとハードボイルドワンダーランドに登場する壁に囲まれた街が登場する
    世界観は似ているものの、話の展開は異なっており、世界の終り〜を読んでいなくても楽しめる
    村上春樹の作品で最も好きな世界の終り〜。
    同じような美しい世界が広がっていて、幻想的で心が穏やかになります
    どこが好きなのか、具体的に言語化できるように思い返したい

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    2026年09月03日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    内容を問われると難しい…。イデアであり、メタファーである。免色はマリエの存在に気づかなかったのか?それすらも何かを表しているような錯覚…。
    最初はあまり好みではなかったが、2日で読み切るくらいには熱中しているので、さすが村上春樹。

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    2026年09月02日
  • カンガルー日和

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    短編集で、それぞれ8ページずつくらいしかない。いくつかの作品は、その長さの中でも結構面白く、驚かされるものもあった。一方で、その世界観の中でより長い作品を見たいなと思ってしまうものもそこそこあった。

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    2026年09月02日