村上春樹のレビュー一覧

  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    読み応えはあるが、読後感が爽やか
    やはりナカタパートは読んでて楽しい
    ホシノもオオシマもオオシマ兄も、幸せになってくれ〜

    ナカタ、違う世界でたくさん読んでほしいな

    初村上春樹、よかった

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    2026年03月02日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    多崎つくると4人の友人との決別が勘違いや優しさによるものでよかった。男女の関係を持ち込まないという暗黙の了解があっても、高校生の男女グループで恋愛は生まれるものだよな〜沙羅とはどうなるんだろう?

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    2026年03月01日
  • ロング・グッドバイ

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    とにかくタフな男たちが織りなす、タフなやりとりと駆け引きに惹きつけられる。(少し冗長なきらいはあるが)
    男も女も、この物語のなかではどうしても虚勢を張って生きなければならない人種なのだ。
    そして、どことなくセンチメンタルさを秘めている。そのセンチメンタルな要素こそがこの物語の本当の魅力なのかもしれない。

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    2026年02月28日
  • 女のいない男たち

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    男の人はいつまでも可愛いなと思える表現と
    お祖父ちゃんの青春を語られてるような居心地悪い表現が
    すごく印象的だった。読後感の余韻が長雨のようにしっとりといつまでも消えないのが流石村上春樹なんだろうと思う。

    好きだったのは「木野」。
    “傷つくべきときに十分に傷つかなかったんだ”

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    2026年02月27日
  • 一人称単数

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    これを読んでいて、いつもの難解な(?)違和感を感じる装丁が村上春樹の装丁の正解なんだなと、つくづく思わされた。

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    2026年02月27日
  • 女のいない男たち

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    とりまドライブマイカーを産んでくれてありがとう

    ◼︎自分メモ
    内的な屈折や屈託があまりに乏しいせいで、そのぶん驚くほど技巧的な人生を歩まずにはいられない種類の人間がいる。

    そのような人々はまわりの屈曲した世界に、(言うなれば)まっすぐ自分を合わせて生きていくために、多かれ少なかれそれぞれに調整作業を要求されるわけだが、だいたいにおいて、自分がどれくらい面倒な技巧を用いて日々を送っているか、本人はそのことに気が付いていない。自分はどこまでも自然体で、裏細工もなく素直に生きていると頭から信じきっている。そして彼らが何らかの拍子に、どこから差し込んできた特別な陽光に照らされ、自らの営みの人工性に

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    2026年02月26日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    10年以上ずっと積まれていた『1Q84』を、やっと読み終えた。やっとと言っても、2週間しかかからなかったのは、この不思議な世界に引き込まれたからだと思う。ただ、青豆は階段を降りる前からタマルやマダムとはつながっている。次の世界にもタマルとマダムは存在するのか。天吾と青豆をつないだフカエリは、いったい「さきがけ」にとってどのような存在だったのか。そしてリーダーもなくなり任務を果たしたフカエリはどんな存在となったのか。死を望んでいたリーダーはなぜ、どのようにしてリーダーになったのか。「空気さなぎ」「リトル・ピープル」についても、自分の頭の中で想像し考えるしかなく、全て本当のところはわからないし、わ

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    2026年02月25日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    英語版を読んだ
    前半はあまり進まなかったが、ナカタの話が進むにつれて読むスピードが上がり下巻が楽しみ

    英語版の方が良くも悪くも読みやすい印象だが、大島の例え話は日本語で読んでみたいな

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    2026年02月25日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    僕と影の関係性が好きだったな。自分自身の消滅が世界の終わりに直結する展開はもろセカイ系でそれを1985年に描いているということに衝撃だった。

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    2026年02月23日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    読み進めていくうちに、出来事がからみあい繋がっていることに気づく。でも、肝心なところが結びつかないことにもどかしさを感じながら、5巻が終わってしまった。

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    2026年02月23日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    久しぶりの村上作品だったけど、旅の情景が目に浮かぶやさしいエッセイだった。
    何となく飲んでいたウィスキーをもう少し知って、もう少しだけ深く愉しみたいと思った。
    目的やテーマを持った旅を、改めて大切にしたいと思わせる作品。

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    2026年02月23日
  • スプートニクの恋人

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    『スプートニクの恋人』は、記憶にある限り、私にとって初めての村上春樹作品だった。中2の頃に手に取ったと思う。
    その時の第一印象は「性描写が強くてむり」。全くいいと思えなかった。
    その後は一度春樹作品からは離れ、次に手に取ったのは高2の頃の「1Q84」。この小説は私の心を強く打ち、そのあとは時期によってくっついたり離れたりの波はありつつ、自分の人生にとって春樹作品は確実に欠かすことのできないワンピースであり続けている。

    だから『スプートニクの恋人』は15年ぶりくらいに読み返したことになる。
    きっかけは失恋しそうになっているから笑。恋愛小説が読みたかった。
    読み始めてあれ…?あんまり性描写激しく

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    2026年02月23日
  • 辺境・近境

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    ホントに楽しい。村上さんの旅行記。
    なんでこんなタフな旅行ができるんだろう。
    タフで気持ち悪くて「とても無理〜」と思うことも
    ユーモラスに書いてくれるから嬉しくなってくる。

    メキシコ ララインサールで八歳の美しい女の子から布袋を買った。値段交渉の末、四千ペソに落ち着いたが実際にお金を払おうとすると三千五百ペソしかなかった。「悪いけど三千五百ペソにしてくれないかな、これしかないから」と言ったら女の子はものすごく哀しそうな目で長い間じいいいいっと僕の顔を見ていた。まるでスクルージ爺さんを見るみたいに。
    ‥スクルージ爺さんって誰?わかんないけど、こういう表現がとてつもなく好き。

    旅行記を書く

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    2026年02月22日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    笠原メイの手紙。少年の夢と現実。週刊誌。ナツメグ。そして岡田くん。
    視点が増えて多面的になり、飽きずにどんどん読める。
    ナツメグもシナモンもいいキャラ。
    509ページもあり、かつ改行少なくて文字びっしりだけど、退屈に感じることは全くなかった。

    さらに、まさかの牛河。嬉しすぎる。牛河の独り言のような長話が好きすぎる。
    牛河だけじゃなく、随所で1Q84を彷彿とさせられた。

    井戸。影。月。暗闇。カティサーク。
    春樹さんこのあたり好きですね。

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    2026年02月21日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    ・1985年に本作は書かれた。まだWebサイト等の我々が慣れ親しむインターネットはない時代だ。たぶん今、私が読後感じたことと、発売当時の読者の読後感は全く異なるだろう。

    ・心と死がテーマなのだろうか。後、社会批判のようなものも感じた。

    ・結末が驚きだった。なんだかんだ村上春樹は文学なんだなぁ。まさか「俺」が世界の終わりの街に残ることになるとは思わなかった。期間を開けてダラダラ読んでしまったせいで、何故、最後の最後であのような決断をしたのか、上手く理解できなかった。

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    2026年02月21日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    主人公と友人の会話を引用すると『Blessing in disguise』-偽装した祝福…
    でも、世の中には、逆のこともあるはずだ。

    肖像画の画家の主人公は、突然の離婚をきっかけに、
    迫って来る、偶然のようで、偶然ではない導きによって、想像出来ないサスペンスが始まりました。
    その最も重要人物となる銀白色の髪のセレブな1人をこよなく愛する完璧な捉え所のない『免色さん』と、『即身仏と鈴の音』、そして記憶の片隅に存在している『騎士団長殺し…タイトルになっている奇妙な日本画』

    これらの点が、どの様な線として繋がっていくのかゾクゾクします。

    一見して上手く事が運んでいるように見えるけど、何かしっく

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    2026年02月20日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    海辺のカフカ下巻。全体を通して物語がどこに進んでいるのかが上手く掴めず腑に落ちない部分もあるが、終わり方も含めて、長旅から帰ってきたような満足感がありました。ナカタや佐伯さんの死は何を意味しているのか考える余白がありそうです。

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    2026年02月18日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    『1Q84』という不思議な世界、『リトル・ピープル』の声を聴くリーダーの不思議な力、登場してくる人物が全て危なかしく、何かを抱えている。青豆と天吾の中で唯一大切な存在だったあゆみと恭子が、次々と姿を消してしまうことが、これからの残酷な展開を想像させて、読み進めるのがこわいながらも、どのように物語が完結するのかを見なければ終われないという気持ちにさせる。

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    2026年02月18日
  • 国境の南、太陽の西

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    太陽の南は夢の場所に見えるけど実は変わりない現実の延長。スキルや社会的地位を得た先のメタファー。
    太陽の西を目指す農民は行き倒れるので、それは永遠に得ることのできない空想。日常を突発的に捨ててまで得ようとする何か。

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    2026年02月18日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    本棚を整理したら出てきた一冊。
    別作品で挫折した経験があるため何故この本を購入したのか記憶にないがこれも何かの縁だと思い本を開いた。

    想像以上に読みやすくすぐに読み終えてしまった。そして長編小説であった。続きが気になる。

    2人がどの様に交差するのか、あれこれ考えながら読み進めるのも楽しい。続きが気になる!

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    2026年02月17日