村上春樹のレビュー一覧

  • アフターダーク

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    大枠は姉妹の情愛を描いた作品に感じる。
    姉のエリと妹のマリ。片や眠り、片や夜を生きる。片や周りの期待通りに生き、片や反骨的に生きる。2人はそれぞれ対照的に描かれているものの、寄り添い合いたいという思いは1つで、最終的にはそうなれたのだと思う。
    しかしながら姉妹だけでなく、他にも様々なことがこの夜には起こり、それに我々はどのような意味を見出すのか、試されているようにも感じた。(村上春樹的には意味など無いのかもしれないが)
    この小説は物語を描くと言うより、伝記に近いものだと思う。兎に角、この小説の感想を書くことはとても難解で自分の文章力の無さを痛感させられる。
    寂寥感のある読後感で、一先ず手に取っ

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    2026年07月13日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    Haruki Murakami はなぜかキザですかした人間だと思われがちだけど全然そんなことないんだよね。使命感もって仕事してるタフガイでかっこいいんだよなあ

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    2026年07月13日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    春樹さんのおしゃれでセンスの良さが、旅やそれを綴った紀行文でも爆発してる。
    コーヒーやビール飲みに行く、ご飯食べるだけでなんでそんなにセンス良い店を選べるんだ。もちろんお金もあって英語も話せるからだろうけど、なんにしても才能あって頭が良いというのは、凡人の私とは生活の中でも差が出るよな。うらやましい!
    やはりラオスの章が良かった。
    何もないところに行き、自分で探して取捨選択する楽しさ。とてもよく理解できる。春樹さんと私の差は歴然だけど旅の醍醐味のそこだけは、同じかもな笑

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    2026年07月13日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    過去の人間関係におけるあまりに深い傷のせいで、自分自身がわからなくなり、自己嫌悪に陥る様子がリアルだった。つくるほど壮絶な経験をしたことはないが、自分に色がない、自分には人に与えられる特別なものはないと思ったことがあったため、この本を読んでいると、このような感情をより明確に言語化されているような感覚があった。物語の後半で、つくるに対してエリが言った、「もっと自信と勇気を持つべきだよ」「たとえ君が空っぽの容器だとしても、それでいいじゃない」「もしそうだとしても、君はとても素敵な、心惹かれる容器だよ。」という言葉が印象に残っている。自分では個性がなくつまらないと思っていても、ある関係の中ではとても

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    2026年07月13日
  • 遠い太鼓

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    1980年代、ヨーロッパ諸国に長期滞在した著者が、その土地で過ごした出来事を書き綴ったエッセイ本。時系列的に『ノルウェイの森』、『ダンス・ダンス・ダンス』を執筆した頃になるが、本書にもあるように、『ノルウェイの森』が売れたことは本人も予想外のことであったが、皮肉なことに、この作品によって長編小説をしばらくの間書けなくなってしまった。しかも日本国内で散々な目にあったこともあって、この時期は本人にとってはつらい時期であった。このように、本作は単に海外の日常を書き出すのみならず、著者がスランプに陥ったとき、どのような生活を送って、再び長編小説を書くに至ったのかという、復活の軌跡としても読める。

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    2026年07月12日
  • 風の歌を聴け

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    初めての村上春樹。あとがきまで含め160P、2時間程で読み終えた。1970年頃のひと夏の青春小説なのだけれど、海外作品の邦訳のような世界観で、陳腐な表現をするなら"オシャレ"だった。誰しもにあるだろう若い頃の蒼い記憶を切り取ってスクラップしたような、爽やかな読後感だった。

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    2026年07月12日
  • アフターダーク

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    久しぶりの再読。本棚にある事さえ忘れていた。深夜11時56分から始まり、早朝6時52分までのお話し。とある視点が本を読んでいる自分の視点として重なる錯覚に陥る。本を読みながら浅井姉妹のそれぞれをのぞき見している。そんな感じ。

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    2026年07月12日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    『海辺のカフカ』に続き読んだ村上作品の2作目
    なんで今作を選んだんだっけか
    序盤から村上節が効いててとても引き込まれた。冗長には感じられず、心地よいテンポ感だと思えた。ただ他の人の感想を読むと、(特にすみれの文章は)村上さんの持ち味を幾分か誇張させたものらしい
    海辺のカフカと比較した時、どちらも共通のテーマを扱っているなという感じがして、一部読んでいて展開が想像できた。パラレルワールドや不完全(になってしまったよう)な人間、愛と性欲と孤独とアイデンティティなどなど。
    村上さんのギリシャの島や保安室の情景描写がリアルで、二つの全く異なる場所を続けて描くことで、読んでいて夢から覚めたような、まるで

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    2026年07月12日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    ハルキストではない私の初めての村上春樹作品。
    想像を裏切るストーリー展開に、そっち?と少し驚きつつも、多くのファンを獲得しているだけあって圧倒的に読みやすい村上節がある。
    ストーリーはファンタジーのようなSFのようなサスペンス要素もあるし、ジャンルレスなストーリー。

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    2026年07月11日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    地震の話だと思って、読むのに覚悟がいりそうになんとなく思って敬遠していたが、NHKで最終話を偶然見たことをきっかけに購入。
    確かに地震をひとつのテーマにしているが、ドキュメンタリーとは違い、地震をきっかけに人の内面の変化、湧き上がるものを抽象的に表現しており、直接こころに訴えかけられる本でした。
    東京奇譚集と並んで好きな本に。

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    2026年07月11日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    穴から出てきているから顔ながきと思ったら騎士団長なんかい。今後顔長になるかなぁ。ワクワクしてどんどん読める。やっと春樹ワールドだ

    免色さんはイデアに穴の中であっていたのかな?だからその日から数日は鈴が鳴らなかった。昼間に顕現して疲れてしまっていたから。そしてだから食事会に招くのも突っかからずに受け入れている。ジョークと受け取っているのだろうと私は受け取っているが、免色さんは本当に招いてるのではなかろうか。(←違った)

    免色さんの思惑通りに行きすぎてうざいからちょっとミスって欲しい。娘と同じ空気吸って欲しくない。過去にどれほど苦労したのかさえ知ればその気持ちは変わるだろうが。

    主人公は穴の

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    2026年07月11日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    これまであまり読書をしてこなかった自分ですが、すっかり世界観にハマってしまい、ものの1週間で全巻読み終えてしまいました。明かされなかった謎に関してはモヤモヤが止まりませんが、説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだと思うので、自分なりに解釈を膨らまそうと思います。

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    2026年07月10日
  • プレイバック

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    きっかけは、あの名セリフ「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」。元ネタを知りたくて手に取った一冊。

    読んでみたら、目的以上に本編そのものが面白かった。マーロウと登場人物たちの気の利いた掛け合いが最高に小気味いい。真似したくなるけど、日常生活であんなキザなやり取りをする場面はどこにもない(笑)。

    村上春樹作品でたまに出てくる、ちょっと変だけど洒落た言い回し——たとえば「赤坂でナッツでもつまもうか」的な、あの独特な日常描写も、たぶんチャンドラーの系譜にあるんだろうな、と勝手に納得。

    ミステリーとしてのトリックや動機は正直ちょっと強引で、そこだけ見ると物足りない。でもそ

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    2026年07月10日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    過去に書いた中編小説をもとにした作品だったとは。では『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編的な位置付けではなく、むしろこっちが先だったわけですね。

    さっき確認したら、僕の影は変わらずそこにいました。よかった。

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    2026年07月09日
  • アフターダーク

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    村上春樹が描くこの世ではない、この世に似ている別世界が好きで、それが見れそうで見れなかった。この作品の長編バージョンが読みたかった。

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    2026年07月09日
  • 風の歌を聴け

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    春樹すげーわ、俺は100の女の子とパン屋襲撃をみて春樹ハマったんだけど文章がおしゃすぎて何書いてるかわっからんのがいいのかな内容は何もないのに会話が気持ち良すぎてスラスラ読めちゃうますね、好きな文章は
    完璧な文章などのとこと
     幸せかと聞かれたらだろうねと答えるしかない
    昼の光に夜の深さがわかるものか

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    2026年07月08日
  • 風の歌を聴け

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    読みやすくて面白い。わかりづらそうな文章だけど、全部の描写が頭の中で絵にできる感じで良い!
    映画は本読んだ後にしよーって思って正解。
    kerocchiの本の文体が、きっとこの人は村上春樹が好きなんだろうなというのがよく分かる。
    煙草が美味しそうだし吸うのがよく合う本

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    2026年07月08日
  • さよなら、愛しい人

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)雰囲気がエエね。主人公金儲けてないわ~

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]オチもなかなか。

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    2026年07月07日
  • アフターダーク

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    ネタバレ

    村上春樹の小説ってエヴァに似てる気がする。雰囲気を楽しむけどよくわからないところが笑

    一晩の冒険をするマリちゃんと、眠り続けるエリちゃんの話。
    マリちゃんは中国人の女の子の助けになり、ホテルの人や高橋といろんな話をして、心に変化がある。いいなあ、きっと忘れられない日になっただろうな。
    あと夜が明ける描写が素敵で、朝が来るのもいいんだなと思った。読後感がとても良い。

    自分も深夜のファミレス行ってみようかなと思った笑

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    2026年07月07日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    初の村上春樹作品。品川猿が印象的だった。
    これがいわゆる村上春樹的な文章なのかと感じた。引き込まれて、夢中で最後まで読み終わった。

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    2026年07月06日