村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人はそれぞれ他人には明かせない秘密だったり決して善とは言えない部分を抱えながらそれでもみんなとうまくやっているものだ。物事を自分でコントロールできる範囲なんて実はほんの身の回りくらいで、大きな流れに逆らうことは所詮できない。だけども身の回りで自分が心からこうしたいと思っている事柄に関しては、そこにしっかりと向き合うことができれば確実に変化を起こすことができる。ざっくりするとそんな感じでした。
いつもの長編と比べると、なんとなく思想が柔らかいしハートフルで、そのままでいいんだよ、みたいな優しいおじちゃんみたいな印象を感じました。村上春樹も優しいおじちゃんになりつつあるのかな。 -
Posted by ブクログ
村上春樹による、地下鉄サリン事件に関わられた方へのインタビューによるノンフィクション。
村上春樹ファンとして、彼の一作品として本書を手に取ったが、内容は当然他の作品とは、毛色が異なる。他の作品と同じような期待値をもって読み始めたところ、最初は当然の違和感。しかしながら、読み進めていくうちに、この事件に関わられた方々の、当時の日常と、それを破壊する事件との遭遇。短文にまとめてしまうと、このような記述になってしまうが、丁寧なインタビューで、それぞれの方にとっての事件が「リアル」に紡がれている。
巻末に著者のあとがき的な著述が在るが、もしかすると、これを先に読むと、本書(この活動)の意図、ねらい、想 -
Posted by ブクログ
本と映画は違うときいていて、ちょっと気になってたので読んでみようと思った
村上春樹らしい訳 洒落た、時代を感じさせない軽快さ
意外に中編(長編だと思ってた)
1940年代ニューヨーク アパートの階下に住む女の子ホリーと主人公作家志望の青年の話
自由気ままなホリー・ゴライトリー
ある意味野性的で、場当たり的
何にでも慣れたりしたくないし、何も所有したくない
自分は誰のものでもなく破天荒で刹那的 道理みたいなものは通じない
自分のままでいたい
だけど不安感を抱えている
ホリーは居場所を探してるのだと思った
ティファニーみたいな場所
静かでつんとすました、そこでは何も悪いことが起こり得な -
Posted by ブクログ
不思議な作品だった。
気づいたら終わってた。
春樹作品を沢山読んだ後に読み返すとまた感じ方も変わるのかな?
村上春樹は好みがわかれるようだけど、僕は雰囲気好きだなあ。大きい出来事など起こるわけでもなかったのに、ページを進める手はとまらなかった。これが人気作家といわれる所以なのか。
自分の文学的感性がまだまだ薄いからか、本質的なものに触れた感じはなく、雰囲気に浸るくらいしかできなかった。でも、なんか良いなあと思ったらこの自分の曖昧な感情も読書の良さだよな。この気持ちを大切にしたいです。
とりあえず、初期四部作を全部読んでみようと思います。