村上春樹のレビュー一覧

  • ロング・グッドバイ

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    主人公の視点で物語が進んでいく。

    めっちゃ嫌味言うし無駄に武闘派。

    読みながら「そんな言う?」って
    何回か言った。

    この人にしか無い味がある。

    ・夏のカリフォルニアは酒を飲むのに適した土地柄ではありません。ニューヨークではここの四倍の量の酒を飲めるし、それでいて二日酔いは半分ですむ

    この言い回しが好き。
    結局飲んでるしね。

    26.02.01-24冊目

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    2026年02月03日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    実は村上春樹の作品を始めて読んだ(アンソロジーは除き)。

    文庫で6冊なので読むのに時間がかかるかと思ったけど読みやすい文体で、青豆編と天吾編が少しずつ繋がっていくのが読んでてワクワクした。

    続きをまとめて買わなかったことを後悔。活字を読むことが苦じゃない人には読んでほしい。

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    2026年02月03日
  • 女のいない男たち

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    ネタバレ

    4.3
    本みくじ?ででてきた本。

    なんが全体的に読んだことあるような気がする。俳優同士で結婚してて妻が浮気してたことを知っているとか、ちょっと変わった友達に彼女と付き合うように言われるとか…
    この本を読んだ覚えはなくて、読んだことを忘れていても大体途中でハッキリ思い出すんだけどずっと微妙な感じ。でも、一つ一つの設定は結構既視感強くて、もし読んでたとしたらここ数年な気がする…

    シェラザートも読んだことある気がする。
    好きな男の家に忍び込む女子高生。既視感。
    綿矢りさの「ひらいて」みたいな狂った女の人苦手なんだよなぁ。タンポンおいていくって気持ち悪すぎる。

    最後の「木野」で多分読んだなって思

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    2026年02月03日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    いろいろとその後の想像が膨らむ物語。
    小さい頃から感じてた自分を上から見て操る自分がいるような感覚を思い出した。

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    2026年02月01日
  • やがて哀しき外国語

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    人生で初めてエッセイというものを読んだがかなり面白かった。本書は、村上春樹流の語り口調で、彼自身の海外での暮らしを書いた作品。文豪のイメージがあったので堅苦しい人なのかと思っていたが、意外とその辺にいるおじさんの様な感性があり、共感が持てた。

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    2026年02月01日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    まあ村上春樹自身がそう書くように、人物メモなのでここに物語はない。けど何故か引き込まれる。印象に残っているのはp.57「プールサイド」、人生の折り返し点を決めた男性の話。こっち側かあっち側なのか。

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    2026年01月30日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    有名だけどあらすじ含めて何も知らない古典は読んでおきたい、と思って手に取った。翻訳が村上春樹というのも読んでみたくなった理由のひとつ。映画も一切観たことはないのだけれど、オードリー・ヘップバーンの写真だけは流石に観たことがあるので、そのイメージが離れずに困った。(原作者のイメージとも翻訳者のイメージとも全然ちがう、との評価を、先にあとがきで読んでいたので。)

    主人公ホリー・ゴライトリーの奔放さにはあっけに取られた。あれだけ好き勝手やっても、助けてくれる男たちに事欠かないのがすごい。

    一番かっこいいシーンは、ホリーが捕まった後、自分を結果的に連絡係として使っていた麻薬王兼囚人のサリー・トマト

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    2026年01月29日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    少年の登場からさらに加速し、
    物語の構成が複雑化して、
    次元がひとつ増えたように猛烈に面白くなった。

    どちらが影か本体かなどは関係がない。

    意識、私、存在の周辺領域。
    あちらとこちらとその狭間。
    強く信じること。

    空を見上げて、
    自らが私へと降ってくる空想の中で、
    生きる実感を得られるような読後感。

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    2026年01月28日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    ずっと中弛みはなくて面白かった、読後感も爽やかだった。なのに説明を求められたら何も説明できない。少なくとも私には。そんな不思議な物語だった。
    青豆と天吾は1Q84、猫の街に迷い込んだ。その中で自分の生きる糧というか軸?芯?みたいなものを心の中で見失うことがなかった。だからと言って純愛物語ではない。
    きっと人間は孤独なまま生きてはいけない。
    愛する人、お互いを想える人、生きる理由、使命、組織などへの帰属意識、何かがないとだめなんだろうな。これを読んだ人と話してみたい。

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    2026年01月28日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    ネタバレ

    村上春樹がどんな人なのかを知りたくて手に取った本。

    ランニング、執筆への向き合い方がメインで書かれているのだが、習慣化のtips が散りばめられており、学びも多かった。以下引用

    このような能力(集中力と持続力)はありがたいことに才能の場合と違って、トレーニングによって後天的に獲得し、その資質を向上させることができる。これは前に書いた筋肉の調教作業に似ている。日々休まずに書き続け、意識を集中して仕事をすることが、自分という人間にとって必要なことなのだという情報を身体システムに継続して送り込み、しっかりと覚え込ませるわけだ。そして少しずつその限界値を押し上げていく。気づかれない程度にわずかずつ

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    2026年01月28日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    色彩を持たない多崎つくる君のこれまでの人間関係やこれからの人間関係を読む話しでもあるように思える。いろいろな比喩が隠されているのかも知れないけれど、それは良く分からず、単純にお洒落な雰囲気と、主人公の独特の感性を楽しませていただきました。

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    2026年01月26日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    読みやすく、二つの物語が同時進行していく構成が印象的。思いがけず結びつく感覚と、神話的なモチーフに少
    し驚いた。下巻へ。

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    2026年01月26日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    『ねじまき鳥クロニクル』第一部を読んでいると、
    物語を追っているだけのはずなのに、
    心が勝手にこれまでの人生を整理し始めるような感覚に陥った。

    猫の失踪、仕事を辞めた主人公の日常、
    奇妙な電話や不可解な人物たち。
    表面的には淡々とした出来事が続いているだけなのに、
    読み進めるほどに、
    自分自身の内側が静かに揺さぶられていくのを感じた。

    第一部でとりわけ印象に残ったのは、
    間宮さんが語るノモハンでの体験である。
    涸れ井戸の底に落とされ、
    一日に数秒だけ差し込む光を浴びた瞬間、
    彼は「自分の人生はそこで終わった」と感じたという。
    助かった後の人生は、
    生きているのに生きていない、
    死んでいるの

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    2026年01月29日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    同時に進む二つの世界は、どちらも世界の全てを知りたくなるような日々が進んでいる。
    心をなくした自分を考えたことがなかったけれど、ずっと一つで在りたいと思わされた。

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    2026年01月25日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    「めくらやなぎと眠る女」は短編映画化して欲しいし、「踊る小人」に出てくる象をつくる工場はいつ読んでも気になる。笑

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    2026年01月25日
  • 街とその不確かな壁(下)(新潮文庫)

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    相変わらずの喪失の物語。淡々と静かに進む物語が心地いい。冷凍保存された喪失に対する長年の静かな固執。いい加減大人になって前に進めよとも思うが、そのために必要な時間と必要なピースは人各々。

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    2026年01月25日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    去年の4月くらい友達にお勧めされて買うだけ買っとったやつ。
    この時期は何かと考えていた。
    違いを憂いていた。
    格差を憂いていた。
    自分の性質として、何かと頭の中でしっかり言葉を作ってから話す傾向があり、そうではない人にニュアンスが伝わらないことにもどかしさを感じていた。
    高校の友達は良かったなんて思ったこともある。
    そんな保守的思考を持っていたり、教育を重く考えたりな自分にお勧めしてくれたのだ。友達が。
    今思えば深刻になりに行ってた感あるけどね。というか、ある。
    当時『カラマーゾフの兄弟』読んでたり、『1Q84』読む前にはジョージ・オーウェルの『1984年』読んでると細かい部分も楽しめるよと言

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    2026年01月23日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

     頭の中で思ったことは、外へ漏れ出る。書き直された完成度の高いフィクションも、現実の世界にあふれ出る。
     一見、荒唐無稽な企てとも呼べるが、文学に助けられた人ならこの展開をあるリアリティーをもって呑み込むことができるだろう。
     痴呆の進んだ育ての親に、天吾が自分にとって大事なことを語り続けるシーンは生きていくことそのものだと感じた。人は応答のない世界で自らの大切なものを自分で握っておかなければならない。
     残りの2冊、ラストの淡い希望が楽しみ。

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    2026年01月22日
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)

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    4つの話の評価を全部足して割ったら3.6/5くらい。
    思ってたティファニーで朝食をよりも全然話違くてびっくりだけど僕とホリーのあの距離感が話としては美しい。そして片想いしていて嫉妬心を抱いてる僕が愛おしい。

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    2026年01月21日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    心にじんわりと質量のある、とりわけ重い何かがずっしりと座り込み残された。そんな感覚を読んだ後に抱いた。 ボブディランやデュークエリントンなどを聴き、ハードボイルドワンダーランドに潜り込んでみた。 自分の中の知らなかった自分に出会い、内なる何かに向かうことで変わりゆく自分を静かに受け入れる。ある人が精神的に成熟していく過程というか、人間が自律していく様を感じた。 やっぱり村上春樹の小説を読むと僕の中の僕が自分を深めてくれるような気がしてものすごく満たされるというか、1人じゃないんだという気持ちにしてくれる。

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    2026年01月20日