村上春樹のレビュー一覧

  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    大変に面白かったです。大満足です。

    まず、「翻訳夜話2」ということで、第二弾の本ですよ、って事だと思うのですが、「翻訳夜話(1)」は、未読です。そっちを読まずに「2」から読むのって、ある意味アカンやんか、、、と思うのですが、すみませんコッチから読んじゃいました。また機会がありましたら、「(1)」の方も、読みますです。楽しみです。

    で、本書の内容をザックリと言いますと、村上春樹さんと柴田元幸さんが、それぞれに
    ①翻訳というものはなんぞや?を語る。
    ②「キャッチャー・イン・ザ・ライ」という物語を語る。
    ③J・D・サリンジャーという人物について語る。
    という本、だと思います。

    翻訳論、キャッチ

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    2021年04月14日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    アトス山の修道院ミシュランの表現がとても面白かった。時代背景は違うが自分の知らない場所がたくさん出てきて興味深かった。

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    2021年04月05日
  • 水底【みなそこ】の女

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    水底の女(みなそこのおんな)

    著者:レイモンド・チャンドラー
    訳者:村上春樹
    発行:2020年1月15日(単行本は2017.12)
    ハヤカワ・ミステリー文庫

    「湖中の女」(清水俊二訳)の邦題で知られてきた本作は、フィリップ・マーロウシリーズ第4作。読んでいるかなと思ったけど、記憶にない。初めて読んだ。そして、マーロウシリーズの中でも知名度がイマイチにもかかわらず、傑作であることが分かった。おそらく、推理小説のプロットとしては、シリーズ最高傑作だと思われる。最後の真相を明かすところでは、思わず「おうっ!」と声を上げてしまったほどだった。チャンドラーの作品は、あまりその面ではこったものはないだ

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    2021年03月30日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    エッセイってあまり読まないのだけど、村上春樹ということと、表紙の雰囲気と手に持った軽さで買ってしまった。確か渋谷で。

    ズボンをパンツと呼ぶか、そうしたらパンツの下の下着は…?など、同じことを考えていた。
    最近ボーッとした時間が増えて、感覚がゆるゆるになっていた。
    もう少し一つのことを掘り下げて考えてみようと思う。
    それで漠然とした不安が薄くなったらいいな、と思う。

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    2021年03月21日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    理由の分からないストレスを感じ
    気分転換に手に取った村上春樹さんのエッセイ本

    内容は知識になるものでも
    教養になるものでもないのかもしれないけど
    なぜだか心が満足感で満たされる。

    はたしてなにが私の中に満たされたのかなあ。

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    2021年03月18日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    日本におけるユング心理学の権威である河合隼雄さんと村上春樹さんの対談集。村上春樹さんの「約束された場所で (underground2)」の最後にも少し対談集があったのですが、それが面白かったのでセットで読みました。

    村上春樹さん自体はかなり僕と違った価値観を持つ人だと思うのですが、その自分とは大きく異なる価値観を部分的にでも共感させる文章力はさすが☆そして、相手のことを最大限に尊重しながら受け止める側に撤する河合隼雄さんはホントすごい!!

    「苦痛のない正しさは意味の無い正しさ」「早い対応、多い情報の獲得、大量生産を目指す時代だからこそ、対応性の遅さや情報量の少なさ、手工業的しんどさが人間を

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    2021年03月16日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    若い人向け、また作家の視点でおすすめ短編小説を紹介し、その考察が書かれている。アカデミックな要素があまりなく、文学の初心者でもスラスラと読め、この本を読むだけで、紹介された本の良さを語れるほどよくまとまっている。

    何よりも村上春樹の視点が非常に面白い。この本を読んでいなければ、恐らく気づけなかった点がたくさんあるだろうし、なるほどと思う鋭い推察がたくさんあった。

    特に小島信夫の『馬』は話の内容がシュールすぎて早速買った。サマリーだけでも難しそうだが、それに加え独特の視点からストーリーの魅力を伝えるスキルもプロフェッショナルで感心した。

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    2021年02月21日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイというかこの本に収められているようなちょっとした文章ってなんでこんなにも読んでいて「しっくり」くるんだろう。
    テーマの重さ軽さに関わらず、本文中の表現を借りるならレッドヘリングを書き連ねていく。読んでいる方はどうしてもかわされた気分になるかもしれない。でも、よくよく読んでみるとそういうレッドヘリングにこそ村上春樹の思索の本質的な部分が現れていることが往々にしてある。
    自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)とかその典型な気がする。他にもジャックロンドンの入れ歯、自分の物語と自分の文体などなど。

    ねじまき鳥、世界の終わり、ノルウェイの森他多数の長編小説で小説の形とし

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    2021年02月17日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    雑誌「ポパイ」の連載をもとに、単行本化されたそうです。

    カラフルなTシャツをたくさんお持ちなのですね。
    色合いがおしゃれで、ハイセンスなロゴやイラストをあしらったTシャツばかりで、とても素敵です。

    Tシャツ1枚1枚にエピソードやコメントが添えられていて、言葉の選び方が村上センスあふれていて、参考になります。エッセイの締めくくりがとてもきれい。

    本全体の色も、とてもきれい。

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    2021年02月11日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    こんなマニアックそうな対談、私に読めるかしらとずっと積読状態だったのですが…
    もっと早く読めば良かった

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    2021年01月19日
  • リトル・シスター

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    「誰かの夢が失われたようだね」そして身を屈め彼女の目を閉じてやった。好きだった割にはうろ覚えのチャンドラーを村上春樹版で読み直す。兄を探して欲しいという生真面目な小娘オーファメイの依頼を受け、兄の住んでいたアパートで見つけたアイスピックで首を刺された死体。そこに映画女優やギャング、裏通りの人たちが絡んでいく。チャンドラーが自作の中で最も嫌いと言明するリトルシスターは意外とファンが多い。モノクロ映画のようなゆったりとしたドキドキ感がある。フィリップマーロウの印象が他作品と少し違う。他の作品より登場人物が危険なくらい魅力的なのだ。村上春樹は女性の書き方が生き生きしてて他作と違うと言ってるがまあ、そ

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    2020年11月23日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹さんと安西水丸さんのコンビは理屈抜きにいい。入院中に病室で読むために用意したのですが、ピッタリでした。あと、難しい本に挑戦している合間の息抜きにも。

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    2020年11月07日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    文庫化されたので実に3年ぶりに再読。
    どんなこと書いたっけなぁと思ってレビューを読み返そうとしたら何も書いてなかった。そうだそうだ、あまりに濃密で果敢で超絶怒涛のインタビューに圧倒されて言葉が出てこなかったんだ、と思い出した。

    インタビュアーとしての川上未映子さんの資質には、ほんとうに驚くべきものがある。
    この本をまだ読んでいなかった2016年頃、NHKのSWITCHという番組で「君の名は。」の公開間近だった新海誠監督にインタビューをしている未映子さんを見たことがあって、彼らはイノセンスについての話をしていたのだけど、未映子さんはそのとき新海誠監督が話すイノセンスに「季節は?」ってさらに突っ

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    2021年07月30日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    文章のリズムがやっぱりどうにもすきだとおもう。長編小説も中編も短編もおもしろいのにエッセイまでおもしろくて、いったいどうなっているんだ…?「小確幸」、わたしも使っていきたい。

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    2020年10月04日
  • リトル・シスター

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    リトル・シスター
    (和書)2011年02月02日 20:38
    レイモンド チャンドラー 早川書房 2010年12月


    村上春樹さんの翻訳しか読んでいないけどフィリップ・マーロウ作品で今まで一番良かった。

    読み易く、内容も比較的分かり易い。

    登場人物の描写も魅力的で、村上作品への影響も伺えると思う。

    本人が翻訳して種明かししているようにも見えて、そういう部分で誠実さも感じる。

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    2020年09月27日
  • 風の歌を聴け

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    タイトルに惹かれて

    タイトルに惹かれて読んでみました。
    最後に伏線が回収されていたり、所々で(様々なことにおいての)正解のない問いがあるので、考えさせられるような気がした。
    一気に一通り読み終えたが、もう一度読み返したいと思いました。
    区分けされているので、描写が変わりがわりに描かれていてそれもまた読みやすかったです

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    2020年09月06日
  • 翻訳夜話

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    翻訳本が苦手に感じるのは、
    作品が面白ければ面白いほど、
    ひとつずつの言葉の表現に直接触れてみたくなるから。
    つまり、原著で読めるのならば原著のままで読みたいのだ。

    物語の本質はひとつずつの言葉ではないところにあっても、
    翻訳者の中を通ったものは、
    すでに純正ではなく(劣化するという意味ではない)、
    二重性が大前提になってしまう。
    そこに、さらに読者としての私の解釈も入り込むと、
    誰の、何に影響されたものなのか難しくなってくる気がするので、
    だから翻訳本を苦手だと感じていた。

    とはいえ、ポール・オースターが大好きで、
    『オーギー・レーンのクリスマス・ストーリー』が読みたくて、
    村上春樹と柴

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    2020年08月10日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    2020.02.22 熊本の早川倉庫で開催されたするめクラブのトークショーで、村上さんがこの本の中から2作、"馬が切符を売っている世界"と"夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について"を朗読された。
    感動したけど、馬の方は非常に難解。何回読んでもよく分からない(笑)
    夜中の汽笛の方は表現がとても素敵で大好きです。

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    2020年08月06日
  • 辺境・近境

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    メキシコの荒々しさやアメリカの雄大さを、ここまでありありと表現できる人は村上さんのほかにいないだろう。私も行ってみたいなと思わせるのがプロの文章というエピローグにもうなずける。

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    2020年07月11日
  • 風の歌を聴け

    購入済み

    何度でも

    神戸の高校生が18でこの三部作を読んで、人生が変わった様に思います。この小説は何度も買い直して読んでます。ATGの映画も見たいです。小林薫、巻上公一、真行寺君江と震災前のあの町を撮ってくださった、大森一樹監督に哀悼の意を示します。

    #癒やされる #深い

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    2022年11月27日