村上春樹のレビュー一覧

  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    Audibleで聞いた。
    目で読んでると意外と気づかないけど「~のように」の比喩表現がめちゃくちゃ多い。下巻の配信楽しみ。

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    2025年12月02日
  • 高い窓

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    チャンドラーの乙な文体がたまらない。

    お話としては刮目すべき大きな唸りはない。
    ハードボイルドだからこその優しさを発見できた気がした。

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    2025年12月02日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    いつも通りではないズレ、日常の揺らぎに展開が気になって読み込みました。後半の戦争のシーンは衝撃を受けて、これは村上春樹を読んでるんだか確認してしまった。描写に引き込まれて唖然としてしまった。
    普段と違う行動をしていく主人公、何かを象徴しているような周りの人々、これは3部まで一気に読みたい。

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    2025年12月01日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    audibleで鑑賞
    長かった!!本じゃ読めなかった。

    初めての村上春樹作品
    最後なんとなく不思議と輪になっててハッピーエンドでよかった
    イデアやメタファーが出てきて予想外にファンタジーだった

    全作品通してずっと女性の性的な話をしてたのはなんでなんだ???まりえがずっと胸の話を主人公(名前不明)にしてたのはなんでなんだ?

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    2025年12月01日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    面白くて一気に読んだ。
    最後のバイオレンスシーンは怖いので、あえて朝、読んだ。ノモンハンの情景がありありと頭に浮かびました。あらすじを知ってて良かった!

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    2025年11月30日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    青豆が新興宗教団体のリーダーを殺害してからの物語。
    これがきっかけとなり、世界の構造が変化する。

    青豆はマダムが準備した高円寺のマンションに身を隠す。
    かねてよりの予定通り、顔を変え、名前を変え、違う人間になるはずだったのだがー。
    さきがけの雇った探偵の牛河(前の巻に出てきた謎の団体の職員を名乗る男)の物語がここで立ち上がる。
    彼は、青豆と天吾の身辺を探り、青豆を追い詰めていく。
    結果的に青豆と天吾の出会いを作り出すという、「物語を推進する機能」が見え見えの人物だが、この人物の生い立ちやパーソナリティが詳細に書き込まれ、際立った存在感がある。
    こういうところが、村上春樹のすごさなのかもしれない。

    青豆の世界と天吾の世界がだんだん近づいてきた。
    が、お互いの存在を感じながらも、二人がまだ出会うことはない。
    「君の名は」(菊田一夫の方ね、ちゃんと読んだことないけど)かいな。

    それにしても、この物語にも出てくるチェーホフの「拳銃が出てくるならそれは必ず発砲される」という話は、青豆がタマルに準備してもらった拳銃のことかと思ったがそうではなく、雷雨の方に関わっていたとは。

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    2025年11月29日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    村上春樹さん 新潮社1992年5月発行
    雑誌に連載されたエッセイ
    長編、短編、紀行文なんでも書けちゃうのね。
    クスッと笑ってしまう真面目さとおもしろさがあります。

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    2025年11月28日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    村上春樹さん 新潮社1991年7月発行

    ギリシャ・トルコの紀行文
    「ウゾー」というギリシャの焼酎は、とにかく疲労していればいるほど美味しく感じられる。
    ほど、過酷な冒険旅…お疲れさまです

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    2025年11月28日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    なんだか、いいなあ。知らない人の知らない人生の知らない思考を見ちゃっていいんですか。物事を見る角度が面白いなあ。カフェラテ片手に読みたくなる本でした。、

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    2025年11月27日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    自然体で描かれている文章たち。
    こんなエッセイ描きたいなと実感しました。
    ありのままの風景を着飾ることなく、表現できる
    ことがすごいなと、小説とは違った視点で楽しめるとと思います。
    ゴルフが嫌いなエピソードや、すき焼きが好きだったりとか、著者の知られざるイメージが知れます。

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    2025年11月27日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これも面白かったな~(笑)エッセイの方が好きになってしまいそう(笑)ビール飲みながら野球の応援しているのを想像するとうらやましい(笑)

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    2025年11月26日
  • ロング・グッドバイ

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    世の中がどれだけ汚れていても、自分の中にある誠実さまで手放していいのか。
    そんな問いを一人の探偵の生き方を通して描かれている。
    孤独や友情、人生について考えさせられる余韻の残る1冊。
    大人のハードボイルド・ミステリー。

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    2025年11月25日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    とても難しかったけど、2つの世界をそれぞれ読み進めていくにつれて、「あれ、繋がってる?」と感じるようになっていくのが面白かったです。下巻を読むのが楽しみです。

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    2025年11月24日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    ネタバレ

    「中国行きのスロウ・ボート」
    「貧乏な叔母さんの話」「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「カンガルー通信」「午後の最後の芝生」
    「土の中の彼女の小さな犬」
    「シドニーのグリーン・ストリート」

    村上春樹の短編集は長編とは違う雰囲気でこれも好き。
    雨の日にのんびり読書は良い。

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    2025年11月24日
  • 若い読者のための短編小説案内

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    春樹くんが、日本の作家の好きな小説について、なぜどんなふうに好きなのかを語っているのはとても珍しく、それだけで嬉しい。
    しかもただの感想ではなく、アメリカでの講義がベースになっている本なので、きちんとした分析も学べる。
    初めて聞く作家もいたけど、日本近現代文学史についても理解が深まった。
    大変楽しく有用な本。

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    2025年11月24日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    村上春樹さん 新潮社2002年11月発行
    写真付エッセイ

    ご夫妻で、ウィスキーをテーマにした旅行記
    スコットランドとアイルランドを堪能している様子が、読んでて嬉しくなってしまう。
    そして、ウィスキーを楽しむ旅をしたくなります。

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    2025年11月21日
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

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    ネタバレ

    7年振りに再読(25年11月末)。名言が多いが特に感じた点は①観察者としての小説家②ロジカルよりもフィジカルの2点。以下の引用箇所にも記載の通りだが、いかに著者が細かく人や事象を観察し、その断片的な記憶を蓄積しているかが分かる。それは半ば無意識的な行為であり、小説家ではない我々も日常的に行っていることではあるが、面白い/異常な行為はそれを知覚/解釈する負荷の高い作業も包含しているように感じられ、中々それらの間に共通したテーマ等を見出すのは難しい。著者は小説家としてアウトプットを出すために日常的に運動を行い、体力を維持しているとのことだが、確かにこれらのあくまで断片的なものを収集/再解釈し、それらに一本の筋を通すストーリーを紡ぐというのは、相当に体力の要ることなのだろうと思う。また、今回は「実感」「個人的な思い」等の言葉が印象的であった。ロジカルに考えれば真っ先に捨て去られてしまうような考え(自分の場合だと文系博士課程留学)であっても、そこに何かしらの実感や欲求があるのであれば、それを育てていくのも一つの手であるということ。もちろん、いばらの道であり、自分の中の種を育てていくことは必須条件となるが、その自分の中にある一種の才能?の可能性を強く信じること。どこまでも個人的な営みとはなるが、その負荷を受け入れ、フィジカルな実感を感じ続けること。ある意味では小説家の仕事とも共通する部分があるのかなと思い、励まされたような気がした。

    特に印象に残った箇所は以下
    ・自分のオリジナルの文体なり語法なりを見つけ出すためには、まず出発点として「自分に何かを加算していく」よりはむしろ、「自分から何かをマイナスしていく」という作業が必要とされるみたいです(p.107-108)
    ・多くの場合、僕が進んで記憶に留めるのは、ある事実の(ある人物の、ある事象の)興味深いいくつかの細部です。全体をそっくりそのまま記憶するのはむずかしいから(というか、記憶したところでたぶんすぐに忘れてしまうから)、そこにある個別の具体的なディテールをいくつか抜き出し、それを思い出しやすいかたちで頭に保管しておくように心がけます(p.125)
    ・ジェームズ・ジョイスは「イマジネーションとは記憶のことだ」と実に簡潔に言い切っています。そしてそのとおりだろうと僕も思います。ジェームズ・ジョイスは実に正しい。イマジネーションというのはまさに、脈絡を欠いた断片的な記憶のコンビネーションのことなのです。あるいは語義的に矛盾した表現に聞こえるかもしれませんが、「有効に組み合わされた脈絡のない記憶」は、それ自体の直感を持ち、予見性を持つようになります。そしてそれこそが正しい物語の動力となるべきものです(p.128)
    ・人の営みというのは、一見してどんなにつまらないものに見えようと、そういう興味深いものをあとから自然に生み出していくものなのです。そこでいちばん大事なことは、繰り返すようですが、「健全な野心を失わない」ということです。それがキーポイントです(p.140)
    ・自分の「実感」を何よりも信じましょう。たとえまわりがなんと言おうと、そんなことは関係ありません。書き手にとっても、また読み手にとっても、「実感」にまさる基準はどこにもありません(p.175)
    ・僕は思うのですが、人は本来、誰かに頼まれて小説を書くわけではありません。「小説を書きたい」という強い個人的な思いがあるからこそ、そういう内なる力をひしひしと感じるからこそ、それなりに苦労してがんばって小説を書くのです(p.181)
    ・僕が言いたいのは、ある意味においては、小説家は小説を創作しているのと同時に、小説によって自らをある部分、創作されているのだということです(p.259)
    ・全員を喜ばせようとしたって、そんなことは現実的に不可能ですし、こっちが空回りして消耗するだけです。それなら開き直って、自分がいちばん楽しめることを、自分が「こうしたい」と思うことを、自分がやりたいようにやっていればいいわけです(中略)もちろん自分が楽しめれば、結果的にそれが芸術作品として優れているということにはなりません。言うまでもなく、そこには峻烈な自己相対化作業が必要とされます。最低限の支持者を獲得することも、プロとしての必須条件になります(p.278-279)
    ・日本という土壌から、その固い枠組みから逃れたくて、いわば「国外流出者」として外国にやってきたのに、その結果、元ある土壌との関係性に戻っていかざるを得ないわけですから(p.324)
    ・そのフロンティアがうまく有効に切り拓けるかどうか、それは僕にもわかりません。しかし繰り返すようですが、何かしらの旗印を目標として掲げられるというのは素晴らしいことです。たとえ何歳になろうが、たとえどんなところにいようが(p.325)

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    2025年11月21日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    「本読むふたり」という小説での、話のキックオフになった作品。そこから興味を持って読んでみた。また、映画アフターザクエイクが公開されて、気になっていたが、りかいできるかがわからなかったので、チャレンジ。

    ・UFOが釧路
    ・アイロンのある風景
    ・神の子どもたちはみな踊る
    ・タイランド
    ・かえるくん、東京を救う
    ・はちみつパイ

    尻上がりによくなっていった。
    村上春樹苦手意識あったけど、読みやすかった。
    必要なのか、不必要なのか、急にくる性描写や、下ネタがある。

    阪神淡路大震災を受けての短編集。

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    2025年11月17日
  • パン屋再襲撃

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    ⭐️パン屋再襲撃
    何度この本を読んだのだろう。若い頃はふわふわした印象しかなかった。相変わらず感覚で読む村上作品なのだが、妙に懐かしさが込み上げるのは歳を重ねたせいか?今回は表題作より「象の消滅」が印象的だった。世界は統一性、便宜性を求めすぎるためバランスを失っている。年老いた象と年老いた飼育員が幸せそうに見えるのは何故だろう?

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    2025年11月16日
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

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    ⭐️神の子どもたちはみな踊る
     阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件をモチーフにしているという。全体的に暗いトーンだが、連作短篇の終わりにいくほど救いがあるように感じる。「アイロンのある風景」「かえるくん、東京を救う」「蜂蜜パイ」
    が好み。焚火に癒され、光と闇の闘いに翻弄され、まさきちととんきちにほっこりする。村上春樹ワールドにハマりそうだ!

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    2025年11月16日