村上春樹のレビュー一覧

  • 一人称単数

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    短編だからサクサク読めた。
    エッセイ?なようなファンタジーのような不思議な話がたくさん。

    だいたい村上春樹が経験してる話なんだろうか。だとしたら、豊富な人生経験が羨ましい、というか経験をここまで(多少真実からは曲げているにせよ)詳細に思い出して書けるのが羨ましいと思う。

    自分も人に語れる人生を送りたい。

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    2025年04月19日
  • アンダーグラウンド

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    今まで名前しか知らなかった地下鉄サリン事件。
    その場に居たかのように感じさせてくれるしっかりとしたインタビュー。本当に恐ろしい事件だし、人間としての心理的反動が浮き彫りになっていて本当に興味深い。

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    2025年04月18日
  • アフターダーク

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    この本でエドワード・ホッパーを知りました。村上春樹とデヴィッドリンチは何か似てる…とかねがね思っていたけれど、リンチのマルホランド・ドライブのアマプラの画像が、どうみてもエドワード・ホッパーの絵のオマージュなのに気づいて、やっぱり…繋がっている…と嬉しくなりました。

    内容は、、いいですね。よるーって感じがして。
    しかしこの本、持っていたのになぜか読んでいなかった…気づかずにもう一回買ってしまった。年を感じますね…余談ですけど。

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    2025年04月16日
  • アフターダーク

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    うん、良い。代表作!みたいのとはテイストが違くて良い。
    よく陰キャ陽キャと人は言って、そのイメージ通りの生き方をしようとするけれど、どっちでもない、というよりどっちでもある、という人がほとんどだとは良く思う。

    好きな人と話してる時、ヒールを履いて街に出る時のはつらつとした私。
    夜中に絵を描いている時、1人で泣いている時の暗闇のわたし。
    どっちも大事な自分の一部だと。

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    2025年04月15日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    第1部から謎だった電話や夢に出てきた女の正体がわかって物語が一歩大きく進んだ気がした。

    村上春樹は映像的文章?の表現力(表現が合っているかわからないけど、)が本当に上手だと読んでて感じた。

    夢と現実の区別が曖昧になる場面でも文章を読みながらそれらの場面をありありと連想させることができるのは流石だなぁ、、とこれまでの作品を読んできて改めて思った。

    右頬に突如現れたアザ、色々な登場人物の回想や路地裏の庭にあった井戸。
    様々なキーワードやメタファーが出てきて、まだまだ謎が多い。
    駆け足で第3部まで完読しようと思う。

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    2025年04月14日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    藤子・F・不二雄風の
    SF(少し不思議)に分類される様な
    ストーリーが集まった短編集。

    若干のホラー要素と
    不条理さが
    物語全体を侘しい雰囲気で包んでいる。

    とても読みやすく
    性的描写も少ないので、
    村上春樹入門として
    オススメしたい。

    個人的には
    『偶然の旅人』
    『ハナレイ・ベイ』が好み。

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    2025年04月14日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    村上春樹さんの中では、読みやすい分類かもしれないです。
    わたし的に、腎臓のお話が好きでした。
    何事にも理由があるって、ほんとに分かりやすく、忘れやすい気がします。

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    2025年04月14日
  • 遠い太鼓

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    誰かが僕らの絵を描いてくれないかな、と思う。故郷から遠く離れた三十八歳の作家とその妻。テーブルの上のビール。そこそこの人生。そしてときには午後の日だまり。

    この文章がこの本の中で一番好きだった。
    村上春樹ほどの人物でもやはり人間は人間であるから、心が壊れそうになったり、色んなことから逃げ出したくなったり、しがらみも何もかもを捨ててしまいたくなったり、そんな感情になるのかと思うと、何だかほっとする。
    そんな彼の、イタリア時々ギリシャ、時々その他ヨーロッパでの暮らし。
    食や芸術や映画、ランニング、そして執筆、それらと共にある彼の生活は、質素だけれど丁寧で、自分が憧れても憧れても届かないような、だ

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    2025年04月12日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    7つのうち、最初の短編の「蛍」で、「僕」は「彼女」と中央線の電車の中で偶然に出会い、四ツ谷駅で降りる。その後、彼女は何も言わずに歩き始め、僕は、そのあとを1メートルほど離れながら歩く。四谷から飯田橋、飯田橋から神保町の交差点を経てお茶の水、さらには本郷に抜けた後で、駒込まで、僕は彼女のあとをついて歩く。そして、彼女は僕に「ここはどこなの?」と聞く。「駒込」と僕が答えると、彼女は「どうしてこんな所に来たの?」と尋ね、僕は「君が来たんだよ。僕はあとをついて来ただけさ」と答える。
    グーグルマップで調べてみると、四ツ谷駅→飯田橋駅(2.1km、徒歩27分)、飯田橋駅→神保町交差点(1.2km、18分)

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    2025年04月12日
  • 一人称単数

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    8つの短編を含む短編集であるが、私は本書を「職業としての小説家」という村上春樹の「小説家論」と並行して読んだ。
    「職業としての小説家」は、ブグログの感想に書いたが、非常に印象に残る本で、それを読むと、村上春樹が、いかに真剣に誠実に小説に取り組んでいるかが分かる。何というか、そういった本と、並行して読んでいた短編集なので、村上春樹に敬意を払いながら、やや背筋が伸びる感じで、本書を読んだ。
    内容は、「背筋を伸ばして」読むような短編集ではないのだけれども、真剣に読むことによって、この短編集の面白さを、より発見できたような気がする。

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    2025年04月09日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    ラオスに行きたかったので読み始めたのですが、読後よりメコン川を見に行きたくなりました。
    あとはアイスランドの話も面白かった!なかなか行く機会のない国の話を、上手な文章でまとめていただけると助かります。

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    2025年04月08日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    何か決定的に悪いことが起きているというわけでもないのに、なんとなく不穏なのは、妻との間がうまく行っていないためではないか?
    お互いのことが分からない、間に薄紙が一枚挟まっているよう。大したことではないのに秘密ばかりが増えていく。
    途中から急に戦争文学になった。
    間宮氏が、自分は決して自ら軍人になりたかったわけではなく、教師を目指していた普通の青年だった、と強調したのは、その時代の青年たちはそのようにして死地に赴かされた、ということを言いたかったのと同時に、自分の好むと好まざるとに関わらず何かに巻き込まれようとしている主人公の状況もそれに似ているということを仄めかしているのかもしれない。
    ーーー

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    2025年04月08日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    村上:ほくは夢というのもぜんぜん見ないのですが
    河合:それは小説を書いておられるからですよ。谷川俊太郎さんも言っておられました、ほとんど見ないって。そりゃあたりまえだ、あなた詩を書いているもんって、ぼくは言ったんです。
    村上:夢を見ないものなのですか、別の形で出していると。
    河合:やっぱり見にくいでしょうね。とくに「ねじまき鳥クロニクル」のような物語を書かれているときは、もう現実生活と物語を書くことが完全にバラレルにあるのでしょうからね。だから、見る必要がないのだと思います。書いておられるうえにもう無理に夢なんか見たりしていたら大変ですよ。

    創造力が必要な職業の人とは逆に、きつい現実社会にい

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    2025年04月06日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    村上春樹らしい序章

    何が起こるか分からない感じと、主人公の入る余地のない過去回想。同じ人物が書いたとは思えないくらいキャラが立ってて、でもどこか村上春樹らしさを感じる不思議。

    今後、物語がどう展開していくのか楽しみ。

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    2025年04月05日
  • さよなら、愛しい人

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    またしてもどこまでもキザなハードボイルド小説。
    私立探偵フィリップ・マーロウのシリーズ。

    刑務所から出所したばかりのムース・マロイが
    かつての恋人ヴェルマを探してロスのバーを訪れる。
    しかしバーは黒人専用店に変わっており、
    情報が得られず逆上したマロイは店主を殺害して逃亡。
    偶然現場に居合わせ、事件に巻き込まれたマーロウは
    警察の依頼でヴェルマの行方を追うことに。
    それと同時に舞い込んでくる翡翠のネックレスを巡る謎の依頼。
    複雑な人間関係と謎が絡み合う、そんなストーリー。

    『ロング・グッドバイ』とはまた違った渋さ。
    だが勿論のこと、そのキャラクター性と物語の内容は
    今回もコッテリと味が濃い

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    2025年08月08日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    村上春樹さんの着眼点や心の声が面白かった!そして知識が増えた!
    本を読むと無駄な知識と教養が増えるとはこの事だなと感じさせてくれる1冊だった。50のエッセイなのでとてもひとつが短くて、なかなか1冊読みきれない人にはおすすめ。

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    2025年04月04日
  • アフターダーク

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    初めての村上作品、アフターダークを選んだ。選んだ理由は、アフターダーク、と言う響きが好きだったから。
    自分は昔から、人々の生活を覗き見してみたいと言う欲望があった。それを叶えさせてくれるような作品であった。自分的にとても面白くさらさらと読める作品だと思う。
    いい意味で結末が曖昧で続きが気になる作品。

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    2025年03月30日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    6冊ある内の最初の一冊。
    まだまだ物語の始めながら、タイトルの意味に触れていたり、当時の時事的な問題を少し変えた形でだそうとしてきていたり、登場人物が村上作品の中でもよりいっそうユニークだったり、今後の展開に期待できるところの多い一冊です。

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    2025年03月29日
  • 1973年のピンボール

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    僕と鼠それぞれの話が並行しながら進んでいく。
    前作の「風の歌を聞け」は爽やかでお洒落な雰囲気が漂う作品だった。今作は打って変わって心の闇や影の部分が前面に出ている。僕と鼠が前に進もうと葛藤しているところが書かれていて、心にグッとくるものがあり凄く良かった。
    特に鼠のパートが雰囲気で出てて好きだった。悲しみや苦しみ、友情や愛情などが複雑に絡み合いながらも見事に表現されていて引き込まれた。思わず唸るセンス抜群のワードチョイスやフレーズも相変わらずで名言の嵐。
    今作も暗喩が多いので読み解くには難解であるが、前作よりは読みやすくなっていて置いてけぼりにならなかった点も良かった。
    風→ピンボールの順で読

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    2025年03月27日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    ウイスキー好きの自分にとっては凄く魅了される内容でした。
    旅行先で感じたこと、そして人の繋がりを通して感じたことを凄く丁寧に綴られてました。
    しっぽりお酒飲みたくなりますね。

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    2025年03月25日