村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
青豆が新興宗教団体のリーダーを殺害してからの物語。
これがきっかけとなり、世界の構造が変化する。
青豆はマダムが準備した高円寺のマンションに身を隠す。
かねてよりの予定通り、顔を変え、名前を変え、違う人間になるはずだったのだがー。
さきがけの雇った探偵の牛河(前の巻に出てきた謎の団体の職員を名乗る男)の物語がここで立ち上がる。
彼は、青豆と天吾の身辺を探り、青豆を追い詰めていく。
結果的に青豆と天吾の出会いを作り出すという、「物語を推進する機能」が見え見えの人物だが、この人物の生い立ちやパーソナリティが詳細に書き込まれ、際立った存在感がある。
こういうところが、村上春樹のすごさなのかもしれな