村上春樹のレビュー一覧

  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    ネタバレ

    【村上春樹さんの滞在エッセイ集】

    村上春樹さんが滞在したことのある、アメリカ・ボストン、ギリシャの島、イタリア・トスカーナ、旅先で訪れたアイスランド、フィンランド、ラオス、アメリカの2つのポートランド、そして熊本県でのお話、思索がつづられています。



    先日『#一人称単数』を読ませていただきましたが、その欠片も少し出てきて、発想の宝庫がこの経験の中に散らばっているのだろうなーと思ったりした。



    村上春樹さんの経歴について、あまり知っていないのですが、特に翻訳作家としてご活躍されているので英語の習得はどうなさったのかとふと思い、調べたら特に学校もずっと日本なんですね。

    本書

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    2024年04月24日
  • 女のいない男たち

    購入済み

    映画ドライブマイカーはこの短編集のうち「ドライブマイカー」を軸にしながら「シェエラザード」「木野」あたりの短編のイメージも用いながら再構成した話になっているのかな。
    男と女、男のプライド(といってもパターナルな男性像ではなく、一見するとリベラルな男性の持つある種のプライド)。男は自分の内側の傷とうまく向き合えず、それを共有する仲間も持てず、妻や友人に本当の意味で自分の弱みをさらけ出せない。そんな男性性を描いてる作品だと思った。

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    2024年08月17日
  • 辺境・近境

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    やっぱり村上さんの紀行文は面白いっ。メキシコ、中国。アメリカ大陸横断は少し物足りなくって、もっと読みたかったな。日本からは、無人島からす島、讃岐うどん、神戸まで歩く辺境・近境旅。うどん美味しそう〜。また香川へうどん巡りに行きたくなりました。

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    2024年04月16日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    第二次世界大戦開戦直前に描かれたものが村上春樹の翻訳で復刊。平和への祈りとあきらめない心があれば復興はできるのか。でも争いは生まれてほしくない。

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    2024年04月09日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    ジョージオーウェルのマンガも読んでみよう。そしてどちらの原作も。二つの空気感がそのままだった。なんとも言えないひんやりとしたグレーな空気感。苦手な空気感だがつい引き込まれてしまう。
    なるほど、文字で含め伝えるもの、マンガで伝えすぎずふくませる。絶妙なテクニックになるほどなと。

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    2024年04月04日
  • レキシントンの幽霊

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    作者の短編集読み漏らし②
    ボリュームは200p弱だが、どの作品もかなりヘヴィーで読後に陰鬱なしこりが残る。
    また全体的に示唆的で、作者の価値観・物の捉え方に対する提示がなされ、意外と他作にはない色合いを持つ。
    コンセプチュアルとも言えるし、執筆当時の作者の心情にも思いを馳せれる、とても充実した内容だった。

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    2024年04月04日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

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    二つの不思議な世界が同時並行で進む展開にワクワクしました。非日常の世界に引き込まれていく感覚が心地よく、二つの物語が重なり合う没入感に惹きつけられました。
    村上春樹という作家は、こうした冒険やファンタジー、そしてミステリアスな要素が強い話こそが真骨頂だと思います。この謎めいた世界観こそが、この作家に最も合っていると感じた一冊でした。

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    2025年12月17日
  • デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界

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    かつてJazzバーを経営し、レコード収集家であることでも有名な村上春樹が、自身が保有するデヴィッド・ストーン・マーティンがジャケットデザインを手掛けたJazzレコードを紹介したもの。古きよきアメリカ的な雰囲気がしゃれている。長編『街とその不確かな壁』のあとの方の力を抜いた趣味の一作という感じ。

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    2024年03月31日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    読むたび好きになる。
    読むたびに彼がどれだけ洗練された文章を紡ぐ作家か身に染みる。

    ほんとに、怒りっぽかったのかな?
    イメージつかない。

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    2024年03月31日
  • カンガルー日和

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    わずか数ページでも村上ワールドに引き込まれることに感嘆

    深い意味も切れ味ある示唆もないショートストーリーでも夢中になれる、文字を追うだけで気軽に楽しめる

    お気に入りは
    チーズケーキのような形をした僕の貧乏

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    2024年03月30日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイ好き。
    私は人と群れるよりもひとりで音楽を聴いたり読書したりする方が圧倒的に好きなんだけど、それを肯定してくれるような静かな世界が広がっている。

    ジャズとか食べものとか旅行とか。
    そういうものについての描写は読んでいてとても楽しい。

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    2024年03月29日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    淡々と父のこと、父とのエピソードが語られ、そこに村上春樹氏のルーツが垣間見える。どこか新鮮で、こういう村上作品もいいなと思った。

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    2024年03月24日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    一遍の量がとってもちょうどいい。
    家事の合間、お風呂入る前、職場での昼休憩、、
    どんな場面でもすぐにふっと別の場所に連れて行ってくれる。

    そして何よりくどくない。
    ユーモアを2.3滴混ぜながら彼の追体験をさせてくれるんだけど、押し付けがましくないというか、
    距離感がちょうどいいというか。

    時々憑依の如く文章に引き摺り込まれて
    胸焼けする、、という作品もあるじゃないですか。

    彼の作品にはそれがない。

    彼のこの魅力的なスタンスこそが
    小説に見え隠れする美しさなのかな〜とも思ったり。

    あんなに苦手意識があったはるきの文章なのに
    エッセイにまで手を出しているという。。苦笑

    彼の作品について

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    2024年03月23日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    村上朝日堂シリーズ。
    1983年から5年間のエッセイで、大部分は『ハイファッション』という雑誌での連載という。
    年齢的には、34歳〜39歳とのこと。
    青春は終わった、と感じたりする村上さんである。
    エッセイには、それを執筆中の割と短い間に考えていることがつづられる。その新鮮さが売りでもあるのだが、
    34歳から39歳の間の心理的変化は結構大きなものなんじゃないかと思う。

    所々に村上さんというパーソナリティーを感じ取れる。
    一冊だけ本を持って無人島に行くとしたら何を持って行く?
    本なんか持って行かなくても、自分が小説を書いちゃえばいいんじゃないか(そりゃそうだ)
    原稿でもなんでも、前倒しに進めて

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    2024年03月20日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    村上春樹さんを隊長とし、スタイリストでエッセイスト吉本由美さん、写真家でジャーナリスト都築響一さんお二人が隊員の東京するめクラブ。
    彼らが「好奇心のおもむくまま、ちょっと変なところを見てまわるトラベルエッセイ」。
    名古屋、熱海、ハワイ、江の島、サハリン、清里とまさに好奇心おもむくままな旅先。

    10年以上ぶりに読んでみて、時代は変わったであろうけど、やっぱり楽しい!
    ゆるさが最高。
    時代が変わっても、何度読んでも、また違う発見があって楽しい〜
    今もあるかな?って行って体験したくなります。

    こんな気のむくままなゆる旅がしたいな〜

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    2024年03月18日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    ネタバレ

    【歴史は現在に生きていると気づくこと】
    村上春樹さんの本では、たくさんの史実的描写が出てきて、細かい描写に感心する。過去への好奇心と想像力は、どこから来るのかなと思ったりする。
    この本では、村上春樹さんの父親の経てきた過去について、一緒に猫を捨てに行った、自身の記憶にある出来事から始まり、90歳になった父親、そして母親などに聞いた、自身がまだ生きていなかった、主に戦時経験についてつづられている。


    「僕がこの文章で書きたかったことのひとつは、戦争というものが一人の人間ーごく当たり前の名もなき市民だーの生き方や精神をどれほど大きく深く変えてしまえるかということだ。そしてその結果、僕がこうしてこ

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    2024年03月11日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    少しずつ少しずつ
    不可思議の世界へ入り込んで行くから
    そこが当たり前のように感じてくる。
    穴は何処に繋がっているのか?
    ラストはノンストップで読んだ。
    はやく4巻を読みたい!

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    2024年03月08日
  • 中国行きのスロウ・ボート

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    以前、文庫版を古本屋で購入したのだけれど、紙が焼けていて、それでも大切に読んだ本だった。

    今回、ハードカバーで復刊すると知り、当然ながら購入。嬉しい。

    文庫版の自分のレビューを読むと、「カンガルー通信」を読みたくて買ったようだが。
    読んでから、ずっと記憶に残っているのは「中国行きのスロウ・ボート」だ。
    それも、バイトの同僚の中国人の女の子とのパートが、ずっと残り続けている。

    ネタバレになるのだけど、良い雰囲気になった中国人の女の子を、家とは反対方向の電車に乗せてしまった、あの出来事は本当に偶然なんだろうか。

    そう考えると、そもそも偶然って何だろうとも思うのだけど。

    中国人の女の子を騙

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    2024年03月08日
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

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    どれも味わい深い。
    理由は説明できないけど『納屋を焼く』が1番好きかな。
    定点観測の意味で目的を持ってランニングしたらおもしろそう。
    僅差で『踊る小人』。
    洒脱で不思議な杜子春みたいだった。
    村上春樹の小説で革命なんて言葉が出てくるのは珍しい気がする。

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    2024年03月02日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いろんなことが巻き起こりますねー。
    秋川まりえの行方や、おばさんと免色の関係も気になるところ。
    免色さんはおじいちゃんのイメージだったのですが、中年ということなのでもうちょい若いのかな?ダンディーな感じで確かにモテそうだけど、個人的には主人公の方が魅力的に思えます。
    続きが気になるので急いで次巻へ!

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    2024年03月01日