村上春樹のレビュー一覧

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    "タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない"というセリフが有名な作品。ややプロットが強引で納得しかねる部分とかあるんだけど、全般ハードボイルドなカッコいい感じ

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    2021年01月29日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    安西水丸さんの絵に見覚えがあった。1995年に絵本として出版されていたらしい。そのとき書店でじっくり読んだのだが、話の内容は何も覚えてない。つまり絵を見ていただけらしい。
    短い短篇集。たしかに短い。短すぎる。でもそこがいい。いつどこから読んでもいい。そしてこんなに短いのにどこから読んでも春樹節(勝手に命名)。意味がわからない話も多いのにじわじわ面白い。

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    2020年12月25日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    ぜひ横向きで

    タブレット端末などで読むのでしたら、ぜひ横向きで読んだ方が良いです。字は少々小さく表示されてしまいますが、文章とTシャツの写真が同時に表示されます。縦向きだと文章と写真が別々なので、雰囲気が出ません。個人的には「ハンバーガーとケチャップ」の話が好きで、Tシャツは、ハワイのサーフショップのグリーンのものがいい味が出ていますね。あと、ルイ・ヴィトンが後援したマラソン大会のTシャツって、フルーツオブザルームのTシャツにヴィトンのロゴを付けただけみたいだけど、権利関係とか大丈夫だったのかなwww

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    2020年12月23日
  • 羊をめぐる冒険

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    風化

    やれやれ。

    さすがに吸い過ぎだし,飲み過ぎだろう。

    とんでもない状況なのに,ジョギングしたり,ヒゲを剃ったり,食にこだわったりできるのはなぜ。

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    2020年12月07日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    国語教材にもなっている「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」を始め、さまざまな短編が集結されていて一つの物語も短く読みやすい。

    作品中のオススメは、「コロッケ」「ビール」「ことわざ」「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」

    しょーもない話から、なんの話、と言うようなくだらない話も多くあるが、それは何処か親しみが有り笑えるような所があるのがこの作品の面白いところである。

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    2020年11月24日
  • ダンス・ダンス・ダンス

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    羊男

    『羊をめぐる冒険』のその後。
    不思議なストーリーは悪くないけれど,五反田くんは嫌いだ。
    いくらハンサムでも,有名人でも,動物を虐待する人はみんな大嫌い。
    羊男は結構気に入っている。
    果たして無事なのだろうか。
    謎は解けないままだし,生きているのか死んでいるのかさえわからない。
    「僕」はいろんなものを持て余しすぎている。

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    2020年11月20日
  • 高い窓

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    全体に地味ではあるが、複雑すぎないプロットで読みどころがわかりやすい点、マードック夫人やマールなど印象的な登場人物が多い点がシリーズでも出色。樋口有介『夏の口紅』はこの作品の影響を受けているのではないかと勘繰っているのだがどうだろう。

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    2020年11月01日
  • 大いなる眠り

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    チャンドラーの作品を読むのは2冊目。おもしろいですね。マーロウの冷静でシュールな姿が素敵です。今回もミステリアスな内容になっていて、どうストーリーが展開されるのか楽しみながら読みました。

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    2020年10月26日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    村上節炸裂。
    ビール、音楽、そしてTシャツ。
    村上さんのコレクション癖、すごい。
    引越しめちゃめちゃしてるのに、よくこれだけのものをもっていられるなぁと感心した。

    わたしも捨てられぬTシャツが。
    1998年、パフィーや奥田民生のライブツアーで買ったもの。くったくた具合がたまらない。どんなにヘビーユーズしても破れず、ひたすらに耐える感じが愛おしい。

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    2020年10月25日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    うーん、いいですね。凄く良いです。村上さんの、エッセイと小説での振れ幅の大きさが、凄く好きですねえ。

    小説は、こう、ガンガンに身につまされる感じが、します。
    エッセイは、こう、お気楽極楽ノホホン、って感じが、します。
    あんなでえれえ小説を書く御仁が、お気楽極楽ノホホンなだけの人生を送っている筈がない、とは思うのですが、村上さんのエッセイのこのユルさは、凄いなあ。エッセイが、こんだけユルいからこそ、あんなに引き締まった小説を書くことができるのかな?とも、思う次第ですね。

    でも、このエッセイも、凄くこう、ノホホン路線なんですけども、きっちりとドギツイ事も書いていたり、すげえ真っ当な「怒り」みた

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    2020年10月19日
  • 大いなる眠り

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    傑作と聞き、ハードボイルド小説入門のつもりで着手。
    数十ページ読んで、内容は面白いが文体が生理的に無理。と思って訳者を見たら案の定苦手な作家だったので、次から翻訳小説を読むときはきちんと訳者を確認しようと思った。

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    2020年10月16日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    村上さんのエッセイは村上朝日堂の頃から、かなり読んでいますが、肩が凝らなくてスッと読めるのが良いですね。何げに「今週の村上」コーナーが好きです。

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    2020年10月12日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上さんの著書は、長編しか読んだことが無かったのですが、ふと手にした「村上ラヂオ」。とうとう3巻まで読み終えてしまいました。寂しい・・・。 エッセイも良いですね。飾らない素の村上さんを(多分)知ることができて。 またどこかで、連載してくれないかな・・・。

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    2020年09月30日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行
    (和書)2010年05月04日 23:36
    1991 新潮社 村上 春樹


    旅行記というのは面白いものです。

    ギリシャとトルコのその中での両極端の地方についての旅行記なので、イメージが随分違う。

    なかなか面白く一気に読んでしまった。

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    2020年09月26日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    私は、クラシックは好きでよく聴きますが、楽譜は全く読めません。第1回の「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番をめぐって」は何か楽器でも出来ていれば、もっと楽しめたのかと思います。ただ、いつもは聴くだけの私ですが、スピーカーから流れてくる音楽の向こう側の世界が、少し垣間見られたようで面白かったです。

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    2020年09月06日
  • カンガルー日和

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    これで500円台

    こんなに面白くて500円台って…
    4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて が最高に好きです。何回も読んでしまう、反芻してしまいます

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    2020年09月05日
  • 水底【みなそこ】の女

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    フィリップ・マーロウシリーズの村上春樹翻訳もこれで最後。(マーロウシリーズ7冊の長編のうち4作目だが、村上春樹が翻訳した順番で言えば最後)

    マーロウは、実業家ドレイス・キングズリーに失踪した妻クリスタルの捜索を依頼され、キングズリーの別荘を訪れる。そこで雇われている使用人ビルの妻ミュリエルの死体が湖の底で見つかった…というところから始まる。
    が、出てくる死体はこれ一つじゃないし、「実は悪人でした」という奴らがぽこぽこ出てきて、なかなか飽きない展開だった。あと、この死体は実は医者の奥さん(つまり別人)で、自称アパートの家主は実はクリスタルで、自称ロス警官デソトは実はデガルモで、クリスタルを殺し

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    2020年08月16日
  • 水底【みなそこ】の女

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    レイモンド・チャンドラー新訳シリーズ、最終作。もうマーロウに出会えないのかと思うとやはり寂しい気持ちが...。後書きを読み終え、感慨深い気持ちになっている。

    行く先々で様々なことに巻き込まれるマーロウ。「1日1殺人」は言い得て妙だなと思い、少し笑った。しかしそれも私立探偵が欲している答えの一部であり、呼び寄せるんだろうな、と。

    今回の作品は少しハードボイルド感に欠ける気もするが、普通に面白かった。真ん中あたりから抱えていた違和感が最後にスカッとした。私立探偵/フィリップ・マーロウに魅了されてよかったと心から思う。そして村上さん、ありがとうございました。

    (それにしてもやはり寂しい...ロ

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    2020年08月10日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    それぞれが独特の視点を持つ3人組が、「あえてみんなが訪れない、もしくは訪れる土地を訪問して、その面白さ、もしくは面白くなさを語る」という独特の切り口の旅行エッセイ集。

    選ばれた”訪れない”土地はサハリン、江ノ島、清里、”訪れる”土地はハワイ、熱海、名古屋であり、それぞれの3人の目線が本当に面白い。特に都築響一の目線が最高。

    これを読んで一番行きたくなったのはメルヘンの里、清里。うらびれた70年代メルヘンの行く先が21世紀の今、どうなっているのか、この目で見てみたい。

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    2020年08月08日
  • アフターダーク

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    視点

    視点とは何者だったのだろうか。
    この空間に漂う素粒子のようなものだろうか。

    彼らに朝は来るのだろうか。
    完全な新しい時間の中に生きることはできるのだろうか。

    答えが出なかった。
    ヒントももらえなかった。
    慎重に歩んできた進路を,鋭利なナイフでさっと切り捨てられてしまったような,そんな終わり方。

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    2020年08月03日