村上春樹のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ぜひ横向きで
タブレット端末などで読むのでしたら、ぜひ横向きで読んだ方が良いです。字は少々小さく表示されてしまいますが、文章とTシャツの写真が同時に表示されます。縦向きだと文章と写真が別々なので、雰囲気が出ません。個人的には「ハンバーガーとケチャップ」の話が好きで、Tシャツは、ハワイのサーフショップのグリーンのものがいい味が出ていますね。あと、ルイ・ヴィトンが後援したマラソン大会のTシャツって、フルーツオブザルームのTシャツにヴィトンのロゴを付けただけみたいだけど、権利関係とか大丈夫だったのかなwww
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ネタバレ 購入済み
風化
やれやれ。
さすがに吸い過ぎだし,飲み過ぎだろう。
とんでもない状況なのに,ジョギングしたり,ヒゲを剃ったり,食にこだわったりできるのはなぜ。 -
ネタバレ 購入済み
羊男
『羊をめぐる冒険』のその後。
不思議なストーリーは悪くないけれど,五反田くんは嫌いだ。
いくらハンサムでも,有名人でも,動物を虐待する人はみんな大嫌い。
羊男は結構気に入っている。
果たして無事なのだろうか。
謎は解けないままだし,生きているのか死んでいるのかさえわからない。
「僕」はいろんなものを持て余しすぎている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレうーん、いいですね。凄く良いです。村上さんの、エッセイと小説での振れ幅の大きさが、凄く好きですねえ。
小説は、こう、ガンガンに身につまされる感じが、します。
エッセイは、こう、お気楽極楽ノホホン、って感じが、します。
あんなでえれえ小説を書く御仁が、お気楽極楽ノホホンなだけの人生を送っている筈がない、とは思うのですが、村上さんのエッセイのこのユルさは、凄いなあ。エッセイが、こんだけユルいからこそ、あんなに引き締まった小説を書くことができるのかな?とも、思う次第ですね。
でも、このエッセイも、凄くこう、ノホホン路線なんですけども、きっちりとドギツイ事も書いていたり、すげえ真っ当な「怒り」みたいなもんも書いている。でも口調はあくまでもノホホン。その感じが、とても好きですね。村上さんの、世の中の捉え方が、好きなんだろうなあ。自分には、とてもシックリとくるんだろうなあ。
なんだか凄いな、って思うのは、村上さんが、あとがきで書かれているのですが、このエッセイの連載を続けながら、その間に、あの、すげえシビアなノンフィクション「アンダーグラウンド」を書き上げるためのインタビューを、同時進行で続けていたのですね、当時。
こんなに(いい意味で)チャランポランなエッセイをガンガンに書きつつ、あの超どヘヴィーな「アンダーグラウンド」を作品として発表するための準備を、着々と進めていた。その、村上春樹の、二面性よ。素晴らしい。素晴らしいなあ、って思うんですよね。
この人の発する言葉は、どうしても、自分の心を打つのです。そんな事を感じられる作家に出会うことのできる喜びってのは、全くもって素敵なことですよね。
ちなみに、自分は、タモリさんの事は全く知らないですし、テレビをほとんど見ないので、タモリさんの出ている番組もほとんどちゃんと見た記憶はないのですが、村上春樹のエッセイは、タモリにとっての「タモリ倶楽部」みたいなものか?とか思う次第です。
とてつもなくくだらない事を、ちゃんと追求して、面白さが一番の根本にありつつ、他の誰かの気持ちをホワッと幸せにして、本人もとにかく楽しんでいる。そんな夢のような素敵な相乗効果。そんな村上さんとタモさんの共通点みたいなものを、なんだか、フワッと感じるのですよね。
「タモリ倶楽部」を、ちゃんと見たことが全くないので、あくまでもイメージだけでの話なのですが。いやしかし、「空耳アワー」は、間違いなくウルトラ好きです。 -
購入済み
私は、クラシックは好きでよく聴きますが、楽譜は全く読めません。第1回の「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番をめぐって」は何か楽器でも出来ていれば、もっと楽しめたのかと思います。ただ、いつもは聴くだけの私ですが、スピーカーから流れてくる音楽の向こう側の世界が、少し垣間見られたようで面白かったです。
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購入済み
これで500円台
こんなに面白くて500円台って…
4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて が最高に好きです。何回も読んでしまう、反芻してしまいます -
Posted by ブクログ
ネタバレフィリップ・マーロウシリーズの村上春樹翻訳もこれで最後。(マーロウシリーズ7冊の長編のうち4作目だが、村上春樹が翻訳した順番で言えば最後)
マーロウは、実業家ドレイス・キングズリーに失踪した妻クリスタルの捜索を依頼され、キングズリーの別荘を訪れる。そこで雇われている使用人ビルの妻ミュリエルの死体が湖の底で見つかった…というところから始まる。
が、出てくる死体はこれ一つじゃないし、「実は悪人でした」という奴らがぽこぽこ出てきて、なかなか飽きない展開だった。あと、この死体は実は医者の奥さん(つまり別人)で、自称アパートの家主は実はクリスタルで、自称ロス警官デソトは実はデガルモで、クリスタルを殺した犯人もデガルモで、系も多い。
個人的には、他の作品と比べると、「ハードボイルド文学」というより、探偵ものミステリー小説という感が強めかなと。そもそも純文学を少々背伸びしながら読んでる身としては、謎解き要素やサスペンス要素が多いので読みやすかった。
(一方で、村上春樹は解説にて、チャンドラーらしくないということも書いてる。かつ、ミストリーとしてのプロットにも論理的な破綻があると)
(memo)
296 - 「警察の仕事には山ほど問題がある。政治と似ている。それは最良の人間を要請しているのだが、そこには最良の人間を惹きつけるものは皆無だ。だから我々は手に入る人材でやっていくしかない。そしてこのような結果がもたらされる」(ウェバー警部)
336 - 「こういうシーンはどうしても好きになれなくてね」と私は言った。「探偵が殺人者と向かい合う。殺人者は拳銃を持ち出し、それを探偵に向ける。そして探偵に悲しい話をそっくり聞かせる。話の最後には相手を撃ち殺すつもりで。そのようにして貴重な時間が浪費される。たとえ最後には殺人者が探偵を撃つことになるとしてもだ。ただ実際には殺人者が探偵を撃ち殺すことはない。それを妨げる何かが必ず起こるんだ。神様たちだってこういうシーンはあまり好きじゃないからね。だから彼らはいつだって邪魔を入れることになる」
345 - 彼らはドアを蹴破ったりはしない。そんなことをしたら、足を痛めてしまうからだ。警官たちは足に対して気を配る。彼らが気を配る相手はせいぜい足くらいのものだが。
365 - もし殺人者たちが、罪を免れて逃げ切れると思わなければ、人を殺す人間なんてほとんどいなくなってしまうはずだ -
Posted by ブクログ
レイモンド・チャンドラー新訳シリーズ、最終作。もうマーロウに出会えないのかと思うとやはり寂しい気持ちが...。後書きを読み終え、感慨深い気持ちになっている。
行く先々で様々なことに巻き込まれるマーロウ。「1日1殺人」は言い得て妙だなと思い、少し笑った。しかしそれも私立探偵が欲している答えの一部であり、呼び寄せるんだろうな、と。
今回の作品は少しハードボイルド感に欠ける気もするが、普通に面白かった。真ん中あたりから抱えていた違和感が最後にスカッとした。私立探偵/フィリップ・マーロウに魅了されてよかったと心から思う。そして村上さん、ありがとうございました。
(それにしてもやはり寂しい...ロング・グッドバイ、読み直そうっと...)