村上春樹のレビュー一覧

  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    予想以上に面白かった。

    やはり村上春樹は小説よりこういうインタヴューものやエッセイの
    ほうが良いのではないだろうか。

    それもクラシックオタクではなくもう評論家・研究家の域なので
    小澤さんが知らないことや気づいていなかったことまで
    深く掘り下げることができる。
    指揮や楽器を学んだらそこそこプロとして活躍できたのでは
    と思わせられるほどの注意力、洞察力がある。

    題材は以下。いずれも素晴らしい曲ばかり。BGMにどうぞ。
    マーラーの9番なんて泣けてきそうです。
    ・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番
    ・ベルリオーズ幻想交響曲
    ・ブラームス交響曲第1番4楽章
    ・マーラー交響曲第9番4楽章、1番3楽章

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    2021年02月13日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    ネタバレ

    無関係な原作小説が2つ並んでいるのですが、そのチョイスするセンスは素晴らしい。
    雰囲気、画力も魅力的。

    個人的に最も気になったのが、1984年のジュリアが可愛くないんです…!僕の原作読んだイメージのジュリアは活発な美人というイメージだったのですが、この漫画だと全然可愛くない(笑)
    可愛いからこそ、最後の変貌ぶりにインパクトがあると思うんですけどね。何で可愛く描かなかったんだろ。

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    2021年02月11日
  • さよなら、愛しい人

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    はじめてのレイモンド.チャンドラー 
    私立探偵フィリップ・マーロウシリーズ第2弾
    村上春樹新訳版
    「タフでなければ生きて行けない。」
    「優しくなれなければ生きている資格がない」
    「さよならをいうのは、少し死ぬことだ」
    1940年に書かれたハードボイルドの世界観は
    女性蔑視、人種差別表現満載で、今日発表したら
    炎上間違いなしかも。



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    2021年02月11日
  • ノルウェイの森

    ach

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    グッとくる瞬間がある

    スッと枝を広げる真冬のひややかな木のように そこにあるのにどうもつかめない淋しさがある 本全体を取り巻く完璧じゃない不完全さが、心惹かれ逃れられなくなる魅力であると感じた 輪郭のぼやけた余韻がずっと残って消えない

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    2021年02月07日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    気になった言葉は以下、

    ちょっと道がずれていれば逆の主張もありうる

    家族というものは絶妙なバランスで生きている

    一に健康二に才能
    水平的選択においては軽く、垂直的選択においては重く


     総括して、1人の頭の中でもこれだけ色々考えるからやはり人間は面白い。

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    2021年02月07日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    この本をきっかけに苦手意識のあったベートーヴェンを聴くようになった。ピアノコンチェルト3番が大好きになり丁度アニバーサルイヤーだった昨年生で聴けたのは感慨深く縁を感じた。ご本人達はおそらく" (レコード収集家の人たちには) 興味のない聴き方"といった話をされてたが自分は好きな曲や人軸で聴き比べするのがクラシックの醍醐味たる聴き方だと思っているのでこの本に出てきた曲をspotify podcastでプレイリストも作って色々と聴き比べている。マエストロの昔話を交えた前半の聴き比べをもっとやってほしかった。後半はどちらかというとマエストロの現在の活動(執筆当時)にフォーカスされ

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    2021年01月11日
  • 意味がなければスイングはない

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    シダー・ウォルトンを最初にもってくることをはじめ、取り上げたミュージシャン・作曲家がいかにも村上春樹氏らしい。

    本人が「あとがき」に書いているように、多少の偏りがあるのかもしれないが、そもそもこの手のものでは「偏りが無い」ものを書く必要はないのだから、これで良いのではないか。

    村上春樹氏は、キース・ジャレットはあまり評価していないようだ。

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    2021年01月10日
  • プレイバック

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    "タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない"というセリフが有名な作品。ややプロットが強引で納得しかねる部分とかあるんだけど、全般ハードボイルドなカッコいい感じ

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    2021年01月29日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    安西水丸さんの絵に見覚えがあった。1995年に絵本として出版されていたらしい。そのとき書店でじっくり読んだのだが、話の内容は何も覚えてない。つまり絵を見ていただけらしい。
    短い短篇集。たしかに短い。短すぎる。でもそこがいい。いつどこから読んでもいい。そしてこんなに短いのにどこから読んでも春樹節(勝手に命名)。意味がわからない話も多いのにじわじわ面白い。

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    2020年12月25日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    ぜひ横向きで

    タブレット端末などで読むのでしたら、ぜひ横向きで読んだ方が良いです。字は少々小さく表示されてしまいますが、文章とTシャツの写真が同時に表示されます。縦向きだと文章と写真が別々なので、雰囲気が出ません。個人的には「ハンバーガーとケチャップ」の話が好きで、Tシャツは、ハワイのサーフショップのグリーンのものがいい味が出ていますね。あと、ルイ・ヴィトンが後援したマラソン大会のTシャツって、フルーツオブザルームのTシャツにヴィトンのロゴを付けただけみたいだけど、権利関係とか大丈夫だったのかなwww

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    2020年12月23日
  • 羊をめぐる冒険

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    風化

    やれやれ。

    さすがに吸い過ぎだし,飲み過ぎだろう。

    とんでもない状況なのに,ジョギングしたり,ヒゲを剃ったり,食にこだわったりできるのはなぜ。

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    2020年12月07日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    国語教材にもなっている「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」を始め、さまざまな短編が集結されていて一つの物語も短く読みやすい。

    作品中のオススメは、「コロッケ」「ビール」「ことわざ」「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」

    しょーもない話から、なんの話、と言うようなくだらない話も多くあるが、それは何処か親しみが有り笑えるような所があるのがこの作品の面白いところである。

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    2020年11月24日
  • ダンス・ダンス・ダンス

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    羊男

    『羊をめぐる冒険』のその後。
    不思議なストーリーは悪くないけれど,五反田くんは嫌いだ。
    いくらハンサムでも,有名人でも,動物を虐待する人はみんな大嫌い。
    羊男は結構気に入っている。
    果たして無事なのだろうか。
    謎は解けないままだし,生きているのか死んでいるのかさえわからない。
    「僕」はいろんなものを持て余しすぎている。

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    2020年11月20日
  • 高い窓

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    全体に地味ではあるが、複雑すぎないプロットで読みどころがわかりやすい点、マードック夫人やマールなど印象的な登場人物が多い点がシリーズでも出色。樋口有介『夏の口紅』はこの作品の影響を受けているのではないかと勘繰っているのだがどうだろう。

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    2020年11月01日
  • 大いなる眠り

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    チャンドラーの作品を読むのは2冊目。おもしろいですね。マーロウの冷静でシュールな姿が素敵です。今回もミステリアスな内容になっていて、どうストーリーが展開されるのか楽しみながら読みました。

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    2020年10月26日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    村上節炸裂。
    ビール、音楽、そしてTシャツ。
    村上さんのコレクション癖、すごい。
    引越しめちゃめちゃしてるのに、よくこれだけのものをもっていられるなぁと感心した。

    わたしも捨てられぬTシャツが。
    1998年、パフィーや奥田民生のライブツアーで買ったもの。くったくた具合がたまらない。どんなにヘビーユーズしても破れず、ひたすらに耐える感じが愛おしい。

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    2020年10月25日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    うーん、いいですね。凄く良いです。村上さんの、エッセイと小説での振れ幅の大きさが、凄く好きですねえ。

    小説は、こう、ガンガンに身につまされる感じが、します。
    エッセイは、こう、お気楽極楽ノホホン、って感じが、します。
    あんなでえれえ小説を書く御仁が、お気楽極楽ノホホンなだけの人生を送っている筈がない、とは思うのですが、村上さんのエッセイのこのユルさは、凄いなあ。エッセイが、こんだけユルいからこそ、あんなに引き締まった小説を書くことができるのかな?とも、思う次第ですね。

    でも、このエッセイも、凄くこう、ノホホン路線なんですけども、きっちりとドギツイ事も書いていたり、すげえ真っ当な「怒り」みた

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    2020年10月19日
  • 大いなる眠り

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    傑作と聞き、ハードボイルド小説入門のつもりで着手。
    数十ページ読んで、内容は面白いが文体が生理的に無理。と思って訳者を見たら案の定苦手な作家だったので、次から翻訳小説を読むときはきちんと訳者を確認しようと思った。

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    2020年10月16日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    村上さんのエッセイは村上朝日堂の頃から、かなり読んでいますが、肩が凝らなくてスッと読めるのが良いですね。何げに「今週の村上」コーナーが好きです。

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    2020年10月12日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上さんの著書は、長編しか読んだことが無かったのですが、ふと手にした「村上ラヂオ」。とうとう3巻まで読み終えてしまいました。寂しい・・・。 エッセイも良いですね。飾らない素の村上さんを(多分)知ることができて。 またどこかで、連載してくれないかな・・・。

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    2020年09月30日