村上春樹のレビュー一覧

  • 大いなる眠り

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    ずっと読みたかった本のうちの1冊。
    冷静でシュールな私立探偵・マーロウ。
    何度も危うい目に遭いながらも、その飄々とした姿は、何故か安心感すら覚える。
    そして、ウィスキーを飲みまくりながら真相にたどり着く…。
    これを読んで、何かの教訓を得るとかそういうことはないのだが、今の自分の心には、こういう話が必要なのだ。
    さて、次の事件を解決しにいこう。

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    2021年03月18日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上春樹の小説が苦手でも、彼のエッセイは好きという人は少なからずいるのではないだろうか。

    文章のうまさと共に、村上春樹のご冗談が踊っている。

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    2021年02月14日
  • 意味がなければスイングはない

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    ◯なによりも巻末の参考文献が気になった。おそらくほとんどのアーティストについて、参考文献を記載している。
    ◯その中でも、ブライアン・ウィルソン、スタン・ゲッツ、ウディー・ガスリーあたりは伝記的で読み応えがあって面白い。また、伝記的である点は、時代からその音楽性を読み説こうとする試みにも思える。もちろん、小説家ならではの分析・観察、表現力や観察力も相まっての読み応えだと思う。
    ◯しかし多分一人だけ参考文献がないアーティストがいた。スガシカオである。
    ◯時代はまさに同時代であるので、そのあたりは自然体で書けたのかもしれないし、参考文献とするものがなかったのかもしれない。その分、主に詩の解釈に比重が

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    2021年02月14日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    村上春樹のエッセイものが好きです。
    あの飄々としている感じが
    KEEP CALM AND READ MURAKAMI 的な気持ちにさせてくれるから。

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    2021年02月14日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    予想以上に面白かった。

    やはり村上春樹は小説よりこういうインタヴューものやエッセイの
    ほうが良いのではないだろうか。

    それもクラシックオタクではなくもう評論家・研究家の域なので
    小澤さんが知らないことや気づいていなかったことまで
    深く掘り下げることができる。
    指揮や楽器を学んだらそこそこプロとして活躍できたのでは
    と思わせられるほどの注意力、洞察力がある。

    題材は以下。いずれも素晴らしい曲ばかり。BGMにどうぞ。
    マーラーの9番なんて泣けてきそうです。
    ・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番
    ・ベルリオーズ幻想交響曲
    ・ブラームス交響曲第1番4楽章
    ・マーラー交響曲第9番4楽章、1番3楽章

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    2021年02月13日
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」

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    ネタバレ

    無関係な原作小説が2つ並んでいるのですが、そのチョイスするセンスは素晴らしい。
    雰囲気、画力も魅力的。

    個人的に最も気になったのが、1984年のジュリアが可愛くないんです…!僕の原作読んだイメージのジュリアは活発な美人というイメージだったのですが、この漫画だと全然可愛くない(笑)
    可愛いからこそ、最後の変貌ぶりにインパクトがあると思うんですけどね。何で可愛く描かなかったんだろ。

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    2021年02月11日
  • さよなら、愛しい人

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    はじめてのレイモンド.チャンドラー 
    私立探偵フィリップ・マーロウシリーズ第2弾
    村上春樹新訳版
    「タフでなければ生きて行けない。」
    「優しくなれなければ生きている資格がない」
    「さよならをいうのは、少し死ぬことだ」
    1940年に書かれたハードボイルドの世界観は
    女性蔑視、人種差別表現満載で、今日発表したら
    炎上間違いなしかも。



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    2021年02月11日
  • ノルウェイの森

    ach

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    グッとくる瞬間がある

    スッと枝を広げる真冬のひややかな木のように そこにあるのにどうもつかめない淋しさがある 本全体を取り巻く完璧じゃない不完全さが、心惹かれ逃れられなくなる魅力であると感じた 輪郭のぼやけた余韻がずっと残って消えない

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    2021年02月07日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    気になった言葉は以下、

    ちょっと道がずれていれば逆の主張もありうる

    家族というものは絶妙なバランスで生きている

    一に健康二に才能
    水平的選択においては軽く、垂直的選択においては重く


     総括して、1人の頭の中でもこれだけ色々考えるからやはり人間は面白い。

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    2021年02月07日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    この本をきっかけに苦手意識のあったベートーヴェンを聴くようになった。ピアノコンチェルト3番が大好きになり丁度アニバーサルイヤーだった昨年生で聴けたのは感慨深く縁を感じた。ご本人達はおそらく" (レコード収集家の人たちには) 興味のない聴き方"といった話をされてたが自分は好きな曲や人軸で聴き比べするのがクラシックの醍醐味たる聴き方だと思っているのでこの本に出てきた曲をspotify podcastでプレイリストも作って色々と聴き比べている。マエストロの昔話を交えた前半の聴き比べをもっとやってほしかった。後半はどちらかというとマエストロの現在の活動(執筆当時)にフォーカスされ

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    2021年01月11日
  • 意味がなければスイングはない

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    シダー・ウォルトンを最初にもってくることをはじめ、取り上げたミュージシャン・作曲家がいかにも村上春樹氏らしい。

    本人が「あとがき」に書いているように、多少の偏りがあるのかもしれないが、そもそもこの手のものでは「偏りが無い」ものを書く必要はないのだから、これで良いのではないか。

    村上春樹氏は、キース・ジャレットはあまり評価していないようだ。

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    2021年01月10日
  • プレイバック

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    "タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない"というセリフが有名な作品。ややプロットが強引で納得しかねる部分とかあるんだけど、全般ハードボイルドなカッコいい感じ

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    2021年01月29日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    安西水丸さんの絵に見覚えがあった。1995年に絵本として出版されていたらしい。そのとき書店でじっくり読んだのだが、話の内容は何も覚えてない。つまり絵を見ていただけらしい。
    短い短篇集。たしかに短い。短すぎる。でもそこがいい。いつどこから読んでもいい。そしてこんなに短いのにどこから読んでも春樹節(勝手に命名)。意味がわからない話も多いのにじわじわ面白い。

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    2020年12月25日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

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    ぜひ横向きで

    タブレット端末などで読むのでしたら、ぜひ横向きで読んだ方が良いです。字は少々小さく表示されてしまいますが、文章とTシャツの写真が同時に表示されます。縦向きだと文章と写真が別々なので、雰囲気が出ません。個人的には「ハンバーガーとケチャップ」の話が好きで、Tシャツは、ハワイのサーフショップのグリーンのものがいい味が出ていますね。あと、ルイ・ヴィトンが後援したマラソン大会のTシャツって、フルーツオブザルームのTシャツにヴィトンのロゴを付けただけみたいだけど、権利関係とか大丈夫だったのかなwww

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    2020年12月23日
  • 羊をめぐる冒険

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    風化

    やれやれ。

    さすがに吸い過ぎだし,飲み過ぎだろう。

    とんでもない状況なのに,ジョギングしたり,ヒゲを剃ったり,食にこだわったりできるのはなぜ。

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    2020年12月07日
  • 辺境・近境

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    この人の文章が好きなんですよ。
    だから読んでいてすごく楽しかった。
    そして何より、うどんを食べに香川県に行きたくなる。

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    2020年11月25日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    国語教材にもなっている「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」を始め、さまざまな短編が集結されていて一つの物語も短く読みやすい。

    作品中のオススメは、「コロッケ」「ビール」「ことわざ」「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」

    しょーもない話から、なんの話、と言うようなくだらない話も多くあるが、それは何処か親しみが有り笑えるような所があるのがこの作品の面白いところである。

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    2020年11月24日
  • ダンス・ダンス・ダンス

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    羊男

    『羊をめぐる冒険』のその後。
    不思議なストーリーは悪くないけれど,五反田くんは嫌いだ。
    いくらハンサムでも,有名人でも,動物を虐待する人はみんな大嫌い。
    羊男は結構気に入っている。
    果たして無事なのだろうか。
    謎は解けないままだし,生きているのか死んでいるのかさえわからない。
    「僕」はいろんなものを持て余しすぎている。

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    2020年11月20日
  • 高い窓

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    全体に地味ではあるが、複雑すぎないプロットで読みどころがわかりやすい点、マードック夫人やマールなど印象的な登場人物が多い点がシリーズでも出色。樋口有介『夏の口紅』はこの作品の影響を受けているのではないかと勘繰っているのだがどうだろう。

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    2020年11月01日
  • 大いなる眠り

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    チャンドラーの作品を読むのは2冊目。おもしろいですね。マーロウの冷静でシュールな姿が素敵です。今回もミステリアスな内容になっていて、どうストーリーが展開されるのか楽しみながら読みました。

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    2020年10月26日