村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
5と6は一気に読めた。
1Q84は読み終えた後の爽快感は村上春樹の作品の中で一番だった。
物語が一つになって、突然語り手が不自然に入ってくるのも、それはそれで面白かった。
読み始めた人は最後まで読んでほしい。
社会問題に切り込んだ作品ではあるけれども、この本を読んでも作者の考えは多くわからない。
でも、親子の関係については共通点がある。
親の思想は子どもに良くも悪くも影響を与えるけども、青豆も天吾もふかえりも、親とは違う人生を歩むことができた。
村上春樹のどの作品もそうであるように、この作品も音楽を文学に触れながら読むことができる。
ペーパームーンや、シンフォニッタをこのように物語に組み込むな -
Posted by ブクログ
えっらい昔の話ですよ、コレ。
作者が35〜6歳の時ですよ。
国電なんて走ってますよ。
切符ですよ。
それでも変わらないものは変わらないし、真理は真理だし、村上春樹も安西水丸も面白いし、つまりいいものはいいって話。
「どんな風に書くかというのは、どんな風に生きるかというのとだいたい同じだ」p.35
「いちばんヤバイのが専門家の話、その次にヤバイのがかっこいいキャッチ・フレーズである。このふたつはまず信用しない方がいい。」p.38
「年をとってから思いかえしてみると自分がすごくはりつめた青春時代を送ってきたような気がするものなのだが、実際にはそんなことはなくて、みんな馬鹿なことを考えながら -
Posted by ブクログ
「村上春樹」の旅エッセイ『辺境・近境』を読みました。
久しぶりの「村上春樹」のエッセイ。
もう20年くらい前になりますが『ノルウェイの森』が大ヒットした前後に「村上春樹」という作家と出会い、何作か読んでいるうちに、小説よりもエッセイや紀行文の方が好きになったんですよね。
題名は失念してしまいましたが、、、
イタリアやギリシャに滞在した際のエッセイ(紀行文?)は、今でも断片的ながら覚えていますね。
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久しぶりにリュックを肩にかけた。
「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町…。
NY郊外の超豪華コ -
Posted by ブクログ
この本、タイトルだけ読むと村上春樹が好きな短編をおもしろおかしく紹介してくれる本に思える。 いや実際にそうなのである。しかし、本書は他の作家の作品の評論を通して、村上春樹的小説あるいは小説家の在り方を示した作品と言える。その意味では「職業としての小説家」に近いものはあるだろう。
自己について語るとき自己自身について語るよりむしろ、他者について深く深く掘り下げていき、他者に対しての自分のスタンスを示すことがかえって自分自身についての解像度をあげる。
だからこそ、村上春樹自身が紡ぐ長編と同じくらいエッセイや本書のような非小説も同じくらい好きなのだ。
もちろん吉行淳之介や丸谷才一の作品は是非とも読ん -
Posted by ブクログ
村上春樹ファンにとって、村上春樹を知れる嬉しい一冊。
印象深かったのは、なんといっても、村上春樹が小説家になったきっかけの逸話。
そんなささいなことで、天才は目覚めるのだなと思った。
そして、そういった出来事は、誰にでも起こるかもしれない、という言葉は、とても勇気づけられた。
また、村上春樹からの何かを書きたいと思っている若い人へのアドバイスとして、
「書けないときにはべつに無理に書かなくてもいいんじゃないか」と言っていることに、村上春樹もそう思ってるのかと嬉しくなった。
その他のことでいうと、海外暮らしでの、日本との違い、アメリカという国のことを知ることができて、とても面白かった。