村上春樹のレビュー一覧

  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上朝日堂が、『日刊アルバイトユース』から『週刊朝日』に移って続編。
    ページ数も増しまし、文庫版で1篇5ページとなった。
    以前は、ちょっと尖った若者が言いたいこと言ってる風だったのが、文章も洗練され、ちょっと寝っ転がっては読めない感じ。
    でもまだ36歳の、若い頃の村上さんなのだが。

    記憶力の悪い私でも印象に残る話多し。
    村上さんは、肉はあまり食べないんだー?厚揚げが好きなんだー!猫派か、good!
    早・遅のゲームは、みなさん身の回りのものでやってみると面白いと思う。
    新しいものに疎い私なんかは、結果として「遅」「遅遅」のゲームになってしまいそうですが。
    正月からつけ始めた日記というのはまず長

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    2023年12月23日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    5でほんとに結末までいくのか?って思うけど牛河の時間軸が新しく登場したことで切迫した感じは伝わってくる。
    牛河編を入れたのは大正解だったな。

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    2023年12月17日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    空気サナギからドウタがでてくるとしたら、あそこから出てきた10歳の青豆は今の青豆の心の闇を抜き取った存在なのかな。
    でも青豆が生きてるから同時に存在できないのか、逆に生きてるからオリジナルがその場にいないと存在することができなかったのか。
    青豆と天悟がようやく会えそうですれ違う場面が出てきて心が苦しかった

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    2023年12月17日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    青豆のマッサージはとてもわくわくする。
    ふかえりの意味ないのかあるのかよくわからない意味深な喋り方はおもしろい。
    リトルピープルという単語の元に青豆、天悟の運命が交わっていくのがどきどきする。

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    2023年12月13日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    読み始めて1時間少しで読み切ってしまった。すごく心地いい気持になれた。冬の早朝から音楽を聴きながら文章と絵を楽しむことも小確幸!

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    2023年12月07日
  • 辺境・近境

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    ネタバレ

    村上春樹の旅行記。普段の小説もおもしろいから、これも面白くないはずがないと踏んで読んでみた。
    笑えるような話もあれば、考えさせられる話もあってとても読み応えがあった。
    香川旅行編は面白かった。前々から香川のうどんを食べてみたいと思ったことがあり、この話を読んでさらに行きたくなった。水丸さんの挿絵が絶妙にシュールで、香川のローカルうどん屋の勝手さに驚く村上春樹が想像できた。
    「神戸まで歩く」は想像していたよりもっと現実的で真面目な話だった。震災の後の神戸はどれだけ空虚で悲しみに溢れていたのだろうか。私は生まれていなかったし、関西出身でもないから震災の記憶はほぼないが災害が起こった後のやるせなさが

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    2023年12月06日
  • カンガルー日和

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    最初から最後までずっと誰かの夢の中を見ているようなお話ばかりで想像力をすごく掻き立てられた。
    『チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏』が特に好き。好きな人と猫を抱いて眠るって最高の幸せ。

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    2023年12月05日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    免色はまるでナボコフ「ロリータ」に出てくるハンバート・ハンバートのようだというのが文庫版3冊目いちばんの感想。

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    2023年12月01日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    大作家による小エッセー集。
    村上春樹の個性ともいえるシニカルな視点で、彼の日常の些細なことを綴っている。ただそれだけ。ただそれだけど、それはそれで面白い。

    その中で心に残った言葉。

    というわけで、貴重な燃料をため込むためにも、若いうちにせっせと恋をしておいた方がいいと思う。お金も大事だし、仕事も大事だけど、本気でじっと星を眺めたり、ギターの調べに狂おしく引き込まれたりする時期って、人生にはほんの少ししかないし、それはなかなかいいものだ。放心してガスを消し忘れたり、階段から転げおちたりというようなことも、そりゃたまにはあるけどね。

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    2023年11月30日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    大橋歩の絵が好き。村上春樹の文章に良い感じにアクセントを加えてくれている。エッセイって、書き手を好きなら心地よく読めるけど、そうじゃないとちょっと息苦しいので。村上春樹初心者の私にはちょうどいい一冊でした。

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    2023年11月28日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    不思議な短編小説
    冒頭のこの小説のスタンスについての説明がとても好きだ
    あくまでどこにもいかない、ただただ書かれることを望んだ物語たち
    こういうのもっと読んでいたい

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    2023年11月26日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    村上春樹らしい言い回しが随所に見られつつ、ユーモアも楽しめる。やや尖っているかも。
    寝る前に少し本を読みたい時、お風呂に浸かって10-15分本を読みたい時にオススメです。

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    2023年11月11日
  • やがて哀しき外国語

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    エッセイはあまり読まないのに、何故春樹氏のエッセイは何度も読んでしまうのだろうか?

    実家に帰ったときに本棚を覗いていて目に入ってきた「やがて哀しき外国語」何回も読んではずなのにどんな話だっけかな、今英語を勉強しているのに哀しくなってしまうと困るなと思い、持って帰って読む。

    そうだ、著者がアメリカで暮らしていたときに体験した、経験したことのエッセイだった。床屋の話は何度読んでも笑う。

    鋭い考察をわかりやすく説明し、たまに抜くところが、読んでいて楽しいし、疲れないんだろうなと思う。

    学生の頃はこれを読んでいて、私もいつか外国で暮したいなと思ったり、今回読んだ時はそうだよな、昔はそういう時代

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    2023年11月09日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    用事と用事の間の1時間でサクッと読めた。親子の関係が良好とは言えなかったものの、筆者の親への愛と尊敬が感じられた。私も父を亡くしているから、父との思い出を辿るきっかけとなった。思い出を文字として残すことの大切さに気付かされた。

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    2023年11月08日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    「日刊アルバイトニュース」(今は「an」という名前に変わっているらしい)に1年9ヵ月にわたって連載されていたもの。1984年(昭和59年)発行からの文庫本、平成8年4月15日 25刷
    実家に行ったとき持参の本を読み終わってしまい、弟が残していった段ボール箱を漁ったら素敵なものが入っていた。(小池真理子なんかも入っていたから、昔のカノジョ箱かもしれない)
    この先も続けて村上春樹エッセイを読もうと思う(弟所蔵の)。

    およそ40年前くらい、春樹さん、33歳〜35歳頃のコラム。
    世相を反映しているかというとそうでもなく、やはりここは村上ワールドだ。
    時代を感じるのはモノの値段くらいかな?
    安西水丸氏

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    2023年11月06日
  • 大いなる眠り

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    ネタバレ

    読むのは結構しんどいが、心地よい疲れだ。
    一応ミステリだが、謎解きにあまり意味はない。ちょっととってつけたような種明かしだし。独特の比喩に一言多い登場人物、一筋縄でいかない会話。そしてとにかく行動する探偵フィリップ・マーロウ。一匹狼で妥協がない。その行動と言葉が本作の魅力。

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    2023年10月27日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    探偵フィリップ・マーロウは、酔って駄目になっているテリー・レノックスに出会い、「なにか」に惹かれる。おそらくその「なにか」は彼にとって欠落というべきものだろうと思われる。その「なにか」がなんなのかについて彼自身がどのくらい理解しているのかは、小説を読む限りでは分からない。ただ、彼はその「なにか」のために、テリー・レノックスの死に執着する。その過程で、彼以外の、周囲の人の心にあるわだかまりは少し明らかになったりするし、事件の真相も明らかになる(予想以上にミステリ小説してたので驚いた)が、結局彼の欠落した「なにか」には1mmも近づかない。

    最終的に、‪”‬ミステリ的な仕掛け‪”‬としてテリー・レ

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    2023年10月25日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    94冊目『村上春樹 雑文集』(村上春樹 著、2015年11月、新潮社)
    小説家デビュー時から近年まで、村上春樹が書いたエッセイや超短編小説、文学賞受賞時の挨拶など、単行本未収録の雑多な文章を一つ所に纏めて収録したもの。
    ものすごくマニアックな内容で、村上春樹のコアなファンに向けられたものではあるのだが、一つ一つの雑文は短いながらも読み応えがあり退屈しない。
    巻末には安西水丸×和田誠の対談が収録。

    〈もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます〉

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    2023年10月25日
  • 遠い声、遠い部屋

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    現実の世界と死後の世界の狭間にたつような不思議な印象を持つ作品と感じた。言葉がとても良くて最後まですぅっと読めた。

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    2023年10月24日
  • カンガルー日和

    購入済み

    読みやすい

    カンガルー日和なのに、羊男さんが出てきて
    後々の羊を巡るや、図書館のお話に続いていく
    著者自身が語ってみえる、長編を描ける実力が
    備わってなかった時代のお作品?。

    近年の雰囲気ではなく、訳のわからない
    シュールな会話が沢山出てきて読みやすい作品でした。

    著者の電子書籍版は殆ど読み尽くしてしまったので
    いよいよ村上ラジオの続きを読み出すことにします。

    #エモい

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    2023年10月23日