村上春樹のレビュー一覧
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作者は1984のビッグブラザーの対比として、1Q84のリトルピープルという名前をつけている部分が興味深かった。
リトルピープルは実在の何かを比喩したものなのか、小説から出てくるような空想の存在がこの1Q84の中には存在するのか気になった。
青豆がつばさちゃんと会ったあと人間は人生の奇妙さについて思いを巡らせている部分が好き。確かに私たちの存在意義は何なのかという気持ちになる。
いったいさきがけはどんな団体で中では何が行われているのか?
ふかえりの両親との関係は?
天吾のいる世界はどちら側なのか?
気になる
チェーホフのサハリン島について読んでみたくなった。 -
Posted by ブクログ
エッセイはあまり読まないのに、何故春樹氏のエッセイは何度も読んでしまうのだろうか?
実家に帰ったときに本棚を覗いていて目に入ってきた「やがて哀しき外国語」何回も読んではずなのにどんな話だっけかな、今英語を勉強しているのに哀しくなってしまうと困るなと思い、持って帰って読む。
そうだ、著者がアメリカで暮らしていたときに体験した、経験したことのエッセイだった。床屋の話は何度読んでも笑う。
鋭い考察をわかりやすく説明し、たまに抜くところが、読んでいて楽しいし、疲れないんだろうなと思う。
学生の頃はこれを読んでいて、私もいつか外国で暮したいなと思ったり、今回読んだ時はそうだよな、昔はそういう時代 -
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Posted by ブクログ
「日刊アルバイトニュース」(今は「an」という名前に変わっているらしい)に1年9ヵ月にわたって連載されていたもの。1984年(昭和59年)発行からの文庫本、平成8年4月15日 25刷
実家に行ったとき持参の本を読み終わってしまい、弟が残していった段ボール箱を漁ったら素敵なものが入っていた。(小池真理子なんかも入っていたから、昔のカノジョ箱かもしれない)
この先も続けて村上春樹エッセイを読もうと思う(弟所蔵の)。
およそ40年前くらい、春樹さん、33歳〜35歳頃のコラム。
世相を反映しているかというとそうでもなく、やはりここは村上ワールドだ。
時代を感じるのはモノの値段くらいかな?
安西水丸氏 -
Posted by ブクログ
ネタバレ探偵フィリップ・マーロウは、酔って駄目になっているテリー・レノックスに出会い、「なにか」に惹かれる。おそらくその「なにか」は彼にとって欠落というべきものだろうと思われる。その「なにか」がなんなのかについて彼自身がどのくらい理解しているのかは、小説を読む限りでは分からない。ただ、彼はその「なにか」のために、テリー・レノックスの死に執着する。その過程で、彼以外の、周囲の人の心にあるわだかまりは少し明らかになったりするし、事件の真相も明らかになる(予想以上にミステリ小説してたので驚いた)が、結局彼の欠落した「なにか」には1mmも近づかない。
最終的に、”ミステリ的な仕掛け”としてテリー・レ -
購入済み
読みやすい
カンガルー日和なのに、羊男さんが出てきて
後々の羊を巡るや、図書館のお話に続いていく
著者自身が語ってみえる、長編を描ける実力が
備わってなかった時代のお作品?。
近年の雰囲気ではなく、訳のわからない
シュールな会話が沢山出てきて読みやすい作品でした。
著者の電子書籍版は殆ど読み尽くしてしまったので
いよいよ村上ラジオの続きを読み出すことにします。 -
Posted by ブクログ
7つの短編からなる村上春樹ワールド、不思議な物語。独特なユーモラスな描写や心の奥底の的確な表現によって、物語に引き込まれていく。
ピアノ調律士であるジェレミーが住んでいるレキシントンのアパートで不思議な出来事。決してホラーではない。後半は深みのある哀愁を感じさせられる。
緑色の獣は何を伝えたかったのだろう。人の心に潜む獣の形は実は自分自身なのかもしれないと感じてしまう。
沈黙では、本当の怖さは迎合する人の本能のようなものが上手く表現され、疑問を提起している。メッセージ性の強さを感じる。
氷男、なぜ氷男なのだろう。深掘りすると面白い。髪の毛の白さ、物理的な冷たさや歴史上の凍結の話題、時空を超え -
Posted by ブクログ
村上春樹のエッセイ集『村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―』を読みました。
村上春樹の作品は3年前に読んだ『村上さんのところ』以来ですね。
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なぜ、アボカドはむずかしい?
究極のジョギング・コースってどこだろう。
アザラシのくちづけの味、ギリシャの幽霊、ロシアと日本のかぶをめぐる昔話の違い……etc。
小説家の抽斗(ひきだし)から飛び出す愉しいエピソードの数々。
長編小説『1Q84』刊行後、雑誌「アンアン」に連載された人気エッセイ・シリーズ52編を収録する。
『おおきなかぶ、むずかしいアボカド―村上ラヂオ2―』改題。
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