村上春樹のレビュー一覧

  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    毎晩寝る前に一章ずつ読むつもりが、先が気になって読み進めてしまうので、寝る時間が遅くなっています。困ります。

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    2023年12月01日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)

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    免色はまるでナボコフ「ロリータ」に出てくるハンバート・ハンバートのようだというのが文庫版3冊目いちばんの感想。

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    2023年12月01日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    大作家による小エッセー集。
    村上春樹の個性ともいえるシニカルな視点で、彼の日常の些細なことを綴っている。ただそれだけ。ただそれだけど、それはそれで面白い。

    その中で心に残った言葉。

    というわけで、貴重な燃料をため込むためにも、若いうちにせっせと恋をしておいた方がいいと思う。お金も大事だし、仕事も大事だけど、本気でじっと星を眺めたり、ギターの調べに狂おしく引き込まれたりする時期って、人生にはほんの少ししかないし、それはなかなかいいものだ。放心してガスを消し忘れたり、階段から転げおちたりというようなことも、そりゃたまにはあるけどね。

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    2023年11月30日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    大橋歩の絵が好き。村上春樹の文章に良い感じにアクセントを加えてくれている。エッセイって、書き手を好きなら心地よく読めるけど、そうじゃないとちょっと息苦しいので。村上春樹初心者の私にはちょうどいい一冊でした。

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    2023年11月28日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    不思議な短編小説
    冒頭のこの小説のスタンスについての説明がとても好きだ
    あくまでどこにもいかない、ただただ書かれることを望んだ物語たち
    こういうのもっと読んでいたい

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    2023年11月26日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    村上春樹らしい言い回しが随所に見られつつ、ユーモアも楽しめる。やや尖っているかも。
    寝る前に少し本を読みたい時、お風呂に浸かって10-15分本を読みたい時にオススメです。

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    2023年11月11日
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編―(新潮文庫)

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    作者は1984のビッグブラザーの対比として、1Q84のリトルピープルという名前をつけている部分が興味深かった。
    リトルピープルは実在の何かを比喩したものなのか、小説から出てくるような空想の存在がこの1Q84の中には存在するのか気になった。
    青豆がつばさちゃんと会ったあと人間は人生の奇妙さについて思いを巡らせている部分が好き。確かに私たちの存在意義は何なのかという気持ちになる。
    いったいさきがけはどんな団体で中では何が行われているのか?
    ふかえりの両親との関係は?
    天吾のいる世界はどちら側なのか?
    気になる
    チェーホフのサハリン島について読んでみたくなった。

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    2023年11月09日
  • やがて哀しき外国語

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    エッセイはあまり読まないのに、何故春樹氏のエッセイは何度も読んでしまうのだろうか?

    実家に帰ったときに本棚を覗いていて目に入ってきた「やがて哀しき外国語」何回も読んではずなのにどんな話だっけかな、今英語を勉強しているのに哀しくなってしまうと困るなと思い、持って帰って読む。

    そうだ、著者がアメリカで暮らしていたときに体験した、経験したことのエッセイだった。床屋の話は何度読んでも笑う。

    鋭い考察をわかりやすく説明し、たまに抜くところが、読んでいて楽しいし、疲れないんだろうなと思う。

    学生の頃はこれを読んでいて、私もいつか外国で暮したいなと思ったり、今回読んだ時はそうだよな、昔はそういう時代

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    2023年11月09日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    用事と用事の間の1時間でサクッと読めた。親子の関係が良好とは言えなかったものの、筆者の親への愛と尊敬が感じられた。私も父を亡くしているから、父との思い出を辿るきっかけとなった。思い出を文字として残すことの大切さに気付かされた。

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    2023年11月08日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    「日刊アルバイトニュース」(今は「an」という名前に変わっているらしい)に1年9ヵ月にわたって連載されていたもの。1984年(昭和59年)発行からの文庫本、平成8年4月15日 25刷
    実家に行ったとき持参の本を読み終わってしまい、弟が残していった段ボール箱を漁ったら素敵なものが入っていた。(小池真理子なんかも入っていたから、昔のカノジョ箱かもしれない)
    この先も続けて村上春樹エッセイを読もうと思う(弟所蔵の)。

    およそ40年前くらい、春樹さん、33歳〜35歳頃のコラム。
    世相を反映しているかというとそうでもなく、やはりここは村上ワールドだ。
    時代を感じるのはモノの値段くらいかな?
    安西水丸氏

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    2023年11月06日
  • 大いなる眠り

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    ネタバレ

    読むのは結構しんどいが、心地よい疲れだ。
    一応ミステリだが、謎解きにあまり意味はない。ちょっととってつけたような種明かしだし。独特の比喩に一言多い登場人物、一筋縄でいかない会話。そしてとにかく行動する探偵フィリップ・マーロウ。一匹狼で妥協がない。その行動と言葉が本作の魅力。

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    2023年10月27日
  • ロング・グッドバイ

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    ネタバレ

    探偵フィリップ・マーロウは、酔って駄目になっているテリー・レノックスに出会い、「なにか」に惹かれる。おそらくその「なにか」は彼にとって欠落というべきものだろうと思われる。その「なにか」がなんなのかについて彼自身がどのくらい理解しているのかは、小説を読む限りでは分からない。ただ、彼はその「なにか」のために、テリー・レノックスの死に執着する。その過程で、彼以外の、周囲の人の心にあるわだかまりは少し明らかになったりするし、事件の真相も明らかになる(予想以上にミステリ小説してたので驚いた)が、結局彼の欠落した「なにか」には1mmも近づかない。

    最終的に、‪”‬ミステリ的な仕掛け‪”‬としてテリー・レ

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    2023年10月25日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    94冊目『村上春樹 雑文集』(村上春樹 著、2015年11月、新潮社)
    小説家デビュー時から近年まで、村上春樹が書いたエッセイや超短編小説、文学賞受賞時の挨拶など、単行本未収録の雑多な文章を一つ所に纏めて収録したもの。
    ものすごくマニアックな内容で、村上春樹のコアなファンに向けられたものではあるのだが、一つ一つの雑文は短いながらも読み応えがあり退屈しない。
    巻末には安西水丸×和田誠の対談が収録。

    〈もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます〉

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    2023年10月25日
  • 遠い声、遠い部屋

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    現実の世界と死後の世界の狭間にたつような不思議な印象を持つ作品と感じた。言葉がとても良くて最後まですぅっと読めた。

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    2023年10月24日
  • カンガルー日和

    購入済み

    読みやすい

    カンガルー日和なのに、羊男さんが出てきて
    後々の羊を巡るや、図書館のお話に続いていく
    著者自身が語ってみえる、長編を描ける実力が
    備わってなかった時代のお作品?。

    近年の雰囲気ではなく、訳のわからない
    シュールな会話が沢山出てきて読みやすい作品でした。

    著者の電子書籍版は殆ど読み尽くしてしまったので
    いよいよ村上ラジオの続きを読み出すことにします。

    #エモい

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    2023年10月23日
  • ロング・グッドバイ

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     チャンドラーの本は集中力が続かないことが多くて、最後まで読めないのが普通なのだが、このストーリーは気になって読破した。推理小説としてはとても上出来だと思う。

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    2023年10月16日
  • レキシントンの幽霊

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    7つの短編からなる村上春樹ワールド、不思議な物語。独特なユーモラスな描写や心の奥底の的確な表現によって、物語に引き込まれていく。

    ピアノ調律士であるジェレミーが住んでいるレキシントンのアパートで不思議な出来事。決してホラーではない。後半は深みのある哀愁を感じさせられる。
    緑色の獣は何を伝えたかったのだろう。人の心に潜む獣の形は実は自分自身なのかもしれないと感じてしまう。
    沈黙では、本当の怖さは迎合する人の本能のようなものが上手く表現され、疑問を提起している。メッセージ性の強さを感じる。
    氷男、なぜ氷男なのだろう。深掘りすると面白い。髪の毛の白さ、物理的な冷たさや歴史上の凍結の話題、時空を超え

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    2023年10月13日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイ集『村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―』を読みました。
    村上春樹の作品は3年前に読んだ『村上さんのところ』以来ですね。

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    なぜ、アボカドはむずかしい? 
    究極のジョギング・コースってどこだろう。
    アザラシのくちづけの味、ギリシャの幽霊、ロシアと日本のかぶをめぐる昔話の違い……etc。
    小説家の抽斗(ひきだし)から飛び出す愉しいエピソードの数々。
    長編小説『1Q84』刊行後、雑誌「アンアン」に連載された人気エッセイ・シリーズ52編を収録する。
    『おおきなかぶ、むずかしいアボカド―村上ラヂオ2―』改題。
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    マガジンハウスの発行している雑誌

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    2023年10月03日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

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    ナチス・ドイツ軍のポーランド侵攻から第二次世界大戦が勃発した年に刊行されている。
    人間は何度も同じ過ちを繰り返している…。
    兵隊さんや弁舌家さんたちはいらないのでは?
    国を牛耳ってる偉い人達にこそ読んでもらいたい
    「大人のための寓話」

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    2023年10月01日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    いい意味でゆるくて読みやすかった。

    執筆当時の80年代が、現在と変わらないものもあれば
    もう失われてしまったものもあり、私はどちらかといえば80年代がうらやましく感じた。

    さまざまな情報がリアルタイムで取得出来る現代と
    アナログでいろんな事が不便だった昔。
    どちらがいいかわからないけれど、
    お金なくても楽しくて、ささやかな事で幸せになれた80年代を20代で経験してみたかったな。

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    2023年10月01日