村上春樹のレビュー一覧

  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    ネタバレ

    読んでいるうちに忘れてしまって、レビューを見て思い出した。
    この話全部本当の話なの?
    これほど不思議で奇妙な話を持っている人がいることにも驚くが、やはりそれを文章化して引き込ませる村上春樹がすごい。どの話もオチらしいオチはないし、びっくり!と言いたくなるような話もない。
    だけど、現実の話だからしっかり現実味があって、でもどこか現実離れしている。特に「嘔吐1979」なんかそうだ。まず題名から気に入った。これを読むにあたって、主人公がなぜ嘔吐し続けたのか。電話の主は一体誰だったのか。を考えることは意味がない気がして、読んでいる時は考えなかった。

    野球場が1番好きな話だ。人間の汚さと言うか自己中心

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    2023年04月18日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    色褪せない オーディブルにて

    18年前に読んで以来の2度目
    一切合切内容を忘れていたので、普通に楽しめた
    次から次へ話が展開していくので飽きない

    2つの物語が並行して進んでいくのは絶妙

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    2025年12月12日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    牛河のパートがここにきて加わる。
    BOOK1,2のような感じとは変わって進み方が変わった。どちらかといえば丁寧に今までの出来事をちゃんと振り返って、これから何が起こるのか起ころうとしているのかという感じ。それを楽しみにBOOK3後半に行こうと思う。

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    2023年04月16日
  • ロング・グッドバイ

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    初のチャンドラー。良かった。なかなかのボリュームだけど村上春樹訳というのもあって、思いの外スラスラ読めた。元々ハードボイルドとか古典的なミステリーに惹かれるところがあり、私的には非常に満足度が高かったけど、好みは分かれるだろうなぁ。小洒落た言い回し、キザな台詞、無駄に細かい描写そのものを愉しめないと苦行かと思う。謎解きを求める方もハマらないに違いない。場面場面を愉しむ、夜中にJAZZの名盤を聴きながら、酒と煙草をお供に読みたい1冊でした。巻末の村上春樹氏の気合の入ったあとがきも読み応えあり。

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    2023年04月16日
  • 大いなる眠り

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    ロンググッドバイに続き、チャンドラーを読むのはこれが2作目。こちらが1939年に発表されたシリーズ第一作とのことで、フィリップ・マーロウはまだ33歳と若手。村上春樹の新訳も手伝って、全く古さを感じることなく、映画を楽しむように読めた。自分にはこの魅力をうまく表現出来そうにない。あっと驚く伏線回収があったり、ロジカルな推理が繰り広げられるようなところは無く、何となくモヤっとするところもあるんだけど、まんまとハマってしまった。本作の訳者あとがきもチャンドラーへのリスペクトと愛情が感じられて良いです。

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    2023年04月15日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    村上春樹さんのエッセイは、人柄や人間らしさを感じるし、人を惹きつける文章だなあ。自分が生まれる前の時代の話は新鮮に読めて面白い。
    安西水丸さんの挿絵も素敵です。
    電車の切符を失くす話、面白くて好き。

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    2023年04月09日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    「村上春樹」のエッセイ集『村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―』を読みました。

    『村上春樹 雑文集』に続き、「村上春樹」作品です。

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    「村上春樹」の抽斗(ひきだし)の中には、日々の小さな発見がいっぱい! 
    「小確幸」エッセイ・シリーズ。

    日々の暮らしの中で体験した愉快な話から、人生の深淵に触れる不思議なエピソードまで、小説家の頭の中の抽斗には、話題がいっぱい! 
    「どうして寝る前に限ってネタを思いつくんでしょうね?」と悩みつつ、つぎつぎ繰り出されるユーモア溢れるエッセイ52編。
    「大橋歩さん」のおしゃれな銅版画も楽しい人気エッセイ・シリーズ第

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    2023年10月02日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    「村上春樹」の雑多な作品を収録した『村上春樹 雑文集』を読みました。

    「村上春樹」作品は1年ちょっと前に読んだエッセイ集『やがて哀しき外国語』以来ですね。

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    1979-2010 未収録の作品、未発表の文章から著者自身がセレクトした69篇。

    デビュー作「風の歌を聴け」受賞の言葉。
    エルサレム賞スピーチ「壁と卵」。
    『海辺のカフカ』中国語版に書いた序文。
    ジャズ、友人、小説について。
    そして二つの未発表超短編小説。
    「1995年」の考察、結婚式のお祝いメッセージ。
    イラスト・解説対談=「和田誠」・「安西水丸」
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    2023年04月07日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    とても読みやすい。面白かった。
    一つ二ついいこと言っていたが忘れてしまった。なんだっけな、もう一回読もうかなと思う本。

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    2023年03月29日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

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    文春文庫 東京するめクラブ 「 地球のはぐれ方 」 村上春樹 吉本由美 都築響一


    村上春樹のサハリン旅行記は 文学者の目線で とても面白い。完成度が高いが、何かの作品の材料になったのか?

    「初期のサハリンは〜ワイルドな場所〜ロシア人にとって物理的な辺境であるばかりでなく、心理的な辺境でもあった」

    「北海道が艱難辛苦を乗り越えて発展した屯田兵的性格を残した開拓地だとしたら、サハリンは荒々しさと絶望に彩られた流刑地的性格を残した開拓地と言える」

    「そこはとても素敵な世界の端っこである〜自分の身体の中のスイッチみたいなものを切り、その静けさの中心に心を溶け込ませる。そこはとても安らかな

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    2023年03月24日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    シリーズ1に引き続き
    軽〜く読めて面白い
    小田原厚木道路ネタが
    出てくると
    足柄に住んでた頃の事を
    思い出す

    ブロックオフ武蔵新城店にて購入

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    2023年03月21日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    旅行のお供に持って行く本にはいつも悩む。もし外しても替えがきかないので。
    小難しいのは頭に入らないし、かと言って面白すぎてストーリーをどんどん追いかけたくなるのも向いていない。
    その点ではこの本は正解だった、と稚内行きの飛行機の中で最初の短編を読み終えて安堵した。
    後日、この本を読み返した時には、空色と白い雲のツートンになった窓の外の景色と機内サービスの珈琲の味を思い出すだろう。

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    2024年08月31日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    ギリシャ・アトスには行きたくなり、トルコには行きたくない(読むだけで十分)という読後。
    残念、アトスは女人禁制の島なんだった…
    状況としては深刻で冗談も通じないようなシリアスな場面でも村上春樹の描く文章は何か状況を滑稽に伝える。

    2023.3.2

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    2023年03月02日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    いつも村上春樹さんの小説は自分の話なのに、客観的というか、別のもう1人が自分を眺めているようで、その感覚がとても好き。
    こちらも同様で自分と父親の話なのに、不思議な視点で語られているように感じた。
    父親の語られなかった部分を無理矢理掘り下げて語ろうとしていないところも、春樹さんと父親の関係を示しているようでした!!
    猫のエピソード2つがなんとも言えない余韻をもたらしてくれました。

    余談ですがイラストがとても好き!!

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    2023年03月02日
  • 一人称単数

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    初めて読んだ村上春樹さんの作品。
    細かい描写も多く、短い短編ひとつ読んだだけでもかなりの満足感があった。
    それぞれ全く話の系統は違うけれど、筆者独自の雰囲気のようなものは共通して強く感じた。
    村上春樹節の洗礼を受けた気分。
    村上春樹さんの代表作もぜひ読みたい。

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    2024年12月25日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上春樹さんのエッセイって、引っかかりなくサラサラ読める…が良い方向に作用してて好んで読んでしまいます。
    こちらはエッセイだけでなく、祝電や受賞の挨拶、インタビューなども収められていて楽しかった。
    「ビリー・ホリデイの話」は物悲しい煌めきが素敵でした。エルサレム賞のスピーチはこれは伝説になるでしょうねと思ったし、スティーヴン・キング評が嬉しいです。「彼の考える恐怖の質は『絶望』」。
    あとやっぱり「アンダーグラウンド」関連もの凄い。オウム真理教を始め、カルトにはまる人たちの心理を的確に掴んでると思うのは村上春樹さんだけな気がしています。最近の旧統一教会関連のニュースでもカルトにはまる心理とは…み

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    2023年02月26日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    さて、最後どのような形で終わるのか。。全く想像がつかない。青豆の子どもはどうなるのか?青豆と天吾は出会うのか?戎野先生は核心に迫っているのか?

    ここにきて牛河のパーソナリティが明らかになってきた。一人現実的に着実に物事の確信に迫っていてこれがなかなか優秀でやっかい。恐怖。登場してきた時は謎が多い不思議なキャラクターだったがちょっとイメージ変わってきた。

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    2023年02月24日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

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    春樹くんにしては意味のわかる短編ばかり。
    普通に面白くて一瞬で読めてしまう。
    特に『プールサイド』や『ハンティング・ナイフ』など、凡人が書いたら小話にもならないような平々凡々な話を小説に昇格させているのは天才としか言いようがなく、自分には小説は書けないと読めば読むほど強く思う。

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    2023年02月23日
  • 猫を棄てる 父親について語るとき

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    自分の父親について語る、というのはどうしてこうも気恥ずかしく、抵抗感があるのだろう、と村上春樹自身もそんなようなことを言っている。
    これまで語ったことのない亡くなった父親についての物語、ということで、センチメンタルで情緒的な文章かと思いきや、いつもの通りのドライな村上春樹調。感傷的に流れず、あくまで自身の文体は崩さない。


    僕は別に作家でもなんでもないが、父親との関係というものには、たしかに一筋縄ではいかないものを感じる。映画監督のスピルバーグだって、父性的な要素を自分の映画にあまり取り入れないことで有名だ。

    印象に残った文章を一つ。
    「おそらく僕らはみんな、それぞれの世代の空気を吸い込み

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    2023年02月21日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一気に読み終えた。だんだん謎が少しずつだが明らかになってきた。青豆と天吾の距離もどんどん近くなってきた。でもこれから何が起こるのか全く想像がつかない。リーダーをなくしたリトルピープルはどうするのか?青豆や天吾やふかえりにどんなことが起こるのか?完全に月2つの1Q84の世界に引き込まれている。

    説明しないと分からないことは説明しても分からない。
    明るい言葉は鼓膜を明るく震えさせる。

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    2023年02月18日