村上春樹のレビュー一覧

  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    青豆と天吾が出合いそうで出会わない、ちょっとやきもきする展開が続きます。そして牛河がどんどん存在感を際立させてきます。表現のうまさもさることながら、ときどき意味が分からない表現が出て着るのも村上春樹さんの良さなのでしょうね。

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    2025年08月05日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    著者村上春樹が訪問した国(日本も含む)で見聞きしたことをつづった紀行文。アメリカ、イタリアと過去に住んでいた国に旅をしたり、フィンランドやアイスランドと初訪問した国で驚いたことを語ったり、さらにはラオスという国名以外何もわからないところにあえて旅行するなど、本書を読むことで、実際に旅をしたような気分になれる。

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    2025年08月04日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    第一部の馬の話が印象に残ってて、本作の重要な場面で再登場したのが良かった。無意識中に、記憶に残るような書き方がなされているのだと思った

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    2025年08月04日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    時々、悪い夢を見ます。
    どんなに探しても大切なものが見つからないとか、道に迷って目的地にどうしても辿り着かないとかです。このような夢は、心理的に「模索中」「停滞感」「不安感」を抱えている可能性が高いらしいです。この小説は、そんなわたしの心のうちと重なるようなきがしました。でも、重さや暗さは感じませんでした。

    ロッシーニの『泥棒かささぎ』の序曲を主人公の岡田亨(オカダトオル)が口笛で吹きながらスパゲティーをゆでているときに、知らない女の声で電話がかかってくるという書き出しから物語に引き込まれました。そして、ねじでも巻くようにギイイイッと鳴く鳥を、主人公とその妻は「ねじまき鳥」と呼び、ねじまき鳥がねじを巻く静かな世界がユニークに描かれています。姿を見た者はいないけれど、毎朝、木の上で世界のねじを巻くのがねじまき鳥です。

    印象的だったのは、主人公と16歳の少女が人生について語る場面です。
    少女は言います。「人生ってみんなどこかしら暗いところに閉じ込められて、食べるものや飲むものを取り上げられて、だんだんゆっくり死んでいくものじゃないかしら」
    主人公は、ペシミスティックな考え方だと笑います。すると少女は、ペシミスティックじゃない世の中の大人はみんな馬鹿だと返します。
    わたしはペシミスティックじゃない馬鹿な大人ではありますが、この本の終盤のノモンハン戦争の長い話を読みながら、ゆっくりと時間をかけて少しずつ死んでいく生の怖さと不思議さが頭の中を巡りました。
    第2部「予言する鳥編」も楽しみです。

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    2025年08月04日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編―(新潮文庫)

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    先の展開が気になり、読むスピードが、上がってきます。天悟も青豆もふかえりもふわっとイメージできるだけで、どんなイメージかわからないけど、そこを想像するのがいいんだろうな。

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    2025年07月31日
  • パン屋再襲撃

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    ピンボールの双子の登場にはテンションが上がった。村上春樹作品は、つながっているようでつながっていないようでつながってる感じがする。個人的にこの短編集では、喪失がテーマだと感じた。我々は失った瞬間悲しむのではなく、気づいた時に悲しむ。

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    2025年07月26日
  • カンガルー日和

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    短編のひとつひとつの話が村上春樹らしいクスッとしてしまうけど、時にはドキッとする文章で書かれている。話の最後の23行で心を掴まれる。とても好きな作品。カンガルー日和は実際の動物園を思い出しながら読んだ。

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    2025年07月24日
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

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    お二人の対談形式で、小澤征爾氏のこれまでの演奏にまつわるエピソードや、様々な演奏のレコード(CD・DVD)を聴きながら、その演奏に対してマニアックなやり取り、想い出話が繰り広げられる。村上春樹氏がこんなにクラシックをはじめとした音楽に造詣が深いとは知らなかったが、お二人の会話のキャッチボールの中で、小澤征爾氏の音楽哲学や音楽への思い、お人柄が浮かび上がる。大西順子氏とのやり取りはとても印象的。

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    2025年07月20日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    5つの短編どれも楽しめた。特に『ハナレイ・ベイ』が良かった。話としては普通だし他の4つの短編に比べると不可思議さは少なめかもしれない。それでも何故か『ハナレイ・ベイ』に惹きつけられる自分がいました。最後の終わりかたも良くて文章のリズムとおだやかに流れるような情景とハナレイ・ベイという文字で締めくくる感じがすごくグッと来た。

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    2025年07月19日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    "こういうのは飛行機や新幹線や自動車をつかう忙しい旅行者の目にはまずとまらない。ほこりをかぶり、汗でぐしょぐしょになり、馬鹿みたいに何日もてくてく歩いていると少しずつ見えるようになってくるのだ。"

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    2025年08月28日
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ

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    トランプとコロナでフェイクと陰謀論に覆われた国、アメリカ

    裏切りと絶望で真実なき人生を歩むと決めた主人公が、利己的な人との交わりで現実に引き戻され、生きる意味を見つけていく

    著者が「虚言(ミソメイニア)の国」と化したかつての「自由の国」の末路を憂いているようで、なんとも考えさせられる物語でした

    村上春樹の翻訳は最高です

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    2025年07月09日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    (全巻同じレビューを入れています)

    ・・・
    なんだか本作、キャラの作り・彩りが他の作品より豊富かつ精緻であったと感じました。

    ・・・
    一番感じたのは天吾。
    天吾は、これまでの村上作品でいうところの「僕」に当たると思います。

    たいてい「僕」は文筆・広告関連、或いは飲食関連を生業にしつつ、音楽好き・思想や文学をそらんじ、気怠く生きつつも(あるいは彼なりに模索をしつつ)女性と交わりつつ、そして世の中のフシギと対峙し、最終的に大団円を迎える、みたいな感じでした。そんな彼ですが、不思議とどういう背格好かとか、そういうのは記述がなかったんですよね。まあそれはそれで味がありました。自分を重ねて読むこともできました。

    でも今回の天吾は家族構成、身体的特徴(柔道耳!)、大柄でスポーツも数学的センスも(実際は音楽センスも)あり、とにかく器用であることなど、非常に細かい設定であったと思います。よくも悪くも、自分を投影するキャラではなく、外から眺めるべき主人公でありました。

    ・・・
    もう1人の主人公青豆はややラフな作りこみで、彼女の家族の話は余り描かれず、むしろ柳屋敷の女主人やタマルなど、遊び友達の中野あゆみなど、周囲の際立ったキャラとともに物語を彩り深いものにしていたと思います。

    もう1人、やはり出色のキャラは牛河でしょう。本作で一番印象深いトリックスター(という程ではない!?)だったかと。実は司法試験合格者とか医者の家の子だとか。こういうのは初めて読んだときに記憶に残りませんでした。

    でも彼のこと、他の作品でどっかで読んだ気がしたけどどこで見たんだろうと、気になって仕方なく、googleで検索したら『ねじまき鳥クロニクル』 (1994)で出ていました。そうそう、「僕」の元を離れた奥様の兄の綿谷ノボルの秘書としてでした。

    ・・・
    その他、ふかえりの育ての親の戎野先生、編集者の小松など、かなりエッジのたったキャラが自然な形でそのポジションを占めていたと思います。

    あと、17歳で文学賞を受賞したふかえり、あれは綿矢りささんが高校生で芥川賞を受賞したことの影響じゃないかとか、さきがけ・あけぼのってのもオウムの影響じゃないかとか、諸々想像させるところがありましたね。

    ・・・
    もう一つ。終わり近くまで殆ど考えませんでしたが、タイトルについて。

    本タイトル、もちろんかのディストピア小説の『1984』を承けたものでありますが、本作は「9」「Q」になっており、一種のパラレルワールドへ迷い込んだという設定です。実際にはパラレルではないとの説明がありましたが。

    で、天吾と青豆は会えそうで会えないすれ違いを、結構延々と、最後の最後まで繰り返すのですが、最終巻の第三巻に至ってまだ会えないところで、私気づきました。
    そう、この物語は年末までに終わらねばならない。なぜならば、タイトルがそうだから。85年を跨がないように、タイトルが84年となっている。

    実は第一巻は4-6月、第二巻`は7-9月、第三巻は10-12月とサブタイトルが振られています。そしてキチンをけりをつけるべく、収束していったことに感心した次第です。

    上手く表現できませんが、何というか、タイトルの制約を内容に反映させた?ような作りが面白いと思いました。

    ・・・
    ということで村上作品でした。いやー長かった。10日間弱、読むのにかかりました。

    ところで、私の初めて読んだ村上作品は『ノルウェイの森』(1987)でした。そして帯には『究極の純愛』とか何とか書いてあったと記憶します。

    そこから20年を経て上梓された本作、これもまた『究極の純愛』と呼んでも良い作品であったと思います。

    堪能致しました。

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    2025年07月07日
  • 1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    (全巻同じレビューを入れています)

    ・・・
    なんだか本作、キャラの作り・彩りが他の作品より豊富かつ精緻であったと感じました。

    ・・・
    一番感じたのは天吾。
    天吾は、これまでの村上作品でいうところの「僕」に当たると思います。

    たいてい「僕」は文筆・広告関連、或いは飲食関連を生業にしつつ、音楽好き・思想や文学をそらんじ、気怠く生きつつも(あるいは彼なりに模索をしつつ)女性と交わりつつ、そして世の中のフシギと対峙し、最終的に大団円を迎える、みたいな感じでした。そんな彼ですが、不思議とどういう背格好かとか、そういうのは記述がなかったんですよね。まあそれはそれで味がありました。自分を重ねて読むこともできました。

    でも今回の天吾は家族構成、身体的特徴(柔道耳!)、大柄でスポーツも数学的センスも(実際は音楽センスも)あり、とにかく器用であることなど、非常に細かい設定であったと思います。よくも悪くも、自分を投影するキャラではなく、外から眺めるべき主人公でありました。

    ・・・
    もう1人の主人公青豆はややラフな作りこみで、彼女の家族の話は余り描かれず、むしろ柳屋敷の女主人やタマルなど、遊び友達の中野あゆみなど、周囲の際立ったキャラとともに物語を彩り深いものにしていたと思います。

    もう1人、やはり出色のキャラは牛河でしょう。本作で一番印象深いトリックスター(という程ではない!?)だったかと。実は司法試験合格者とか医者の家の子だとか。こういうのは初めて読んだときに記憶に残りませんでした。

    でも彼のこと、他の作品でどっかで読んだ気がしたけどどこで見たんだろうと、気になって仕方なく、googleで検索したら『ねじまき鳥クロニクル』 (1994)で出ていました。そうそう、「僕」の元を離れた奥様の兄の綿谷ノボルの秘書としてでした。

    ・・・
    その他、ふかえりの育ての親の戎野先生、編集者の小松など、かなりエッジのたったキャラが自然な形でそのポジションを占めていたと思います。

    あと、17歳で文学賞を受賞したふかえり、あれは綿矢りささんが高校生で芥川賞を受賞したことの影響じゃないかとか、さきがけ・あけぼのってのもオウムの影響じゃないかとか、諸々想像させるところがありましたね。

    ・・・
    もう一つ。終わり近くまで殆ど考えませんでしたが、タイトルについて。

    本タイトル、もちろんかのディストピア小説の『1984』を承けたものでありますが、本作は「9」「Q」になっており、一種のパラレルワールドへ迷い込んだという設定です。実際にはパラレルではないとの説明がありましたが。

    で、天吾と青豆は会えそうで会えないすれ違いを、結構延々と、最後の最後まで繰り返すのですが、最終巻の第三巻に至ってまだ会えないところで、私気づきました。
    そう、この物語は年末までに終わらねばならない。なぜならば、タイトルがそうだから。85年を跨がないように、タイトルが84年となっている。

    実は第一巻は4-6月、第二巻`は7-9月、第三巻は10-12月とサブタイトルが振られています。そしてキチンをけりをつけるべく、収束していったことに感心した次第です。

    上手く表現できませんが、何というか、タイトルの制約を内容に反映させた?ような作りが面白いと思いました。

    ・・・
    ということで村上作品でした。いやー長かった。10日間弱、読むのにかかりました。

    ところで、私の初めて読んだ村上作品は『ノルウェイの森』(1987)でした。そして帯には『究極の純愛』とか何とか書いてあったと記憶します。

    そこから20年を経て上梓された本作、これもまた『究極の純愛』と呼んでも良い作品であったと思います。

    堪能致しました。

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    2025年07月07日
  • カンガルー日和

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    カンガルー日和については何が言いたいか、何を示唆しているのかよくわからなかった。ただ、100%と鏡は個人的には好み。

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    2025年07月06日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

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    紀行文。もちろん春樹さんが書いているので、なんだか短編でも読んでいるんじゃないかとすら最初らへんは感じる。
    あと「そういえば春樹さんは随分年上のひとなんだなぁ」って思い出す。

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    2025年07月06日
  • ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)

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    第二部になってようやくこの物語の大筋、トオルのすべきこと(?)がわかって来た。居なくなったクミコを“連れ戻すこと”。待ってても絶対帰ってこないし、クミコの手紙は事情を説明してるようで核心は隠している。
     物語がどんどん進んで来たぞーと思ったら、新しい人物•新しい要素•新しい謎がどんどん追加されて、もうこの物語がどこにどう着地するのか全く検討がつかないよ!!
     間宮中尉からの手紙、ノモンハンでの出来事は違う作品を読んでるのかってくらいその時代その場所に引き込まれた。急に戦争の話??!と思ったけど、まあこれも後々関係があるんだろうなあ。と思ってたら井戸!!
     何!どういうこと!全くわからない、けど面白い。

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    2025年06月29日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    心理学フィールドにいる私にとって河合隼雄の存在感は大きく、言わずもがな現代における村上春樹の影響も大きいわけで、この本が1998年に出版されたということに気づけなかった。

    スマホも、(少なくとも今のような)インターネットも無い時代で、コロナの経験も持ち合わせていない。対談の中で掘り下げられる生き方は、今のそれとは大きく違う。そして何より大きな違いは、当時の「臨床心理士」、心の専門家の社会の中での位置付けかもしれない。人のあり方を、心や行動に還元せずに全体として、あたかも唯一の答えがあるかのように語り得る専門家が、この時代には存在していたのだろう。

    時代を超えて読みに耐える普遍性を携えた一冊に見えて、案外この時代、この瞬間にしか生まれ得なかった奇書なのかもしれない。

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    2025年06月26日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

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    流れるような文章で引き込まれた。
    ハルキストじゃないけど、何故か読みたくなる。
    長編だとクドい時もあるけど、短編だとさらさらっと読める。
    どの人も魅力的だった。
    リーマンショック前の本だけどメリルリンチとか証券アナリストっていう職業が出てきて、村上さんはその頃から外資証券会社って胡散臭いってわかっていたのか。
    品川猿が少し不思議だけど、平和で面白かった。品川区役所、私も北品川に住んでいた時、仕事を辞めて国民健康保険になったらどうなるかよく聞きにいったけど、親切だったな。懐かしい。

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    2025年06月23日
  • 遠い太鼓

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    春樹ファンを自称していながら、このエッセイの存在を知りませんでした。。
    執筆された頃の著者の年齢と、自分の現在の年齢がほぼ一致していることも相まって、まるで自分がその場にいるように楽しく読み進めることができました。

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    2025年06月22日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    工場見学記というジャンル自体が自分にとっては新鮮だった。水丸さんの優しいタッチで図解があるのもグッド。牧場に行ったら牛に喋らせてみたり、結婚式の費用決めのカップルの会話をシュールに描く感じとか村上節が出ててよかった。

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    2025年06月22日