村上春樹のレビュー一覧
-
購入済み
読みやすい
カンガルー日和なのに、羊男さんが出てきて
後々の羊を巡るや、図書館のお話に続いていく
著者自身が語ってみえる、長編を描ける実力が
備わってなかった時代のお作品?。
近年の雰囲気ではなく、訳のわからない
シュールな会話が沢山出てきて読みやすい作品でした。
著者の電子書籍版は殆ど読み尽くしてしまったので
いよいよ村上ラジオの続きを読み出すことにします。 -
Posted by ブクログ
村上春樹のエッセイ集『村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―』を読みました。
村上春樹の作品は3年前に読んだ『村上さんのところ』以来ですね。
------
なぜ、アボカドはむずかしい?
究極のジョギング・コースってどこだろう。
アザラシのくちづけの味、ギリシャの幽霊、ロシアと日本のかぶをめぐる昔話の違い……etc。
小説家の抽斗(ひきだし)から飛び出す愉しいエピソードの数々。
長編小説『1Q84』刊行後、雑誌「アンアン」に連載された人気エッセイ・シリーズ52編を収録する。
『おおきなかぶ、むずかしいアボカド―村上ラヂオ2―』改題。
------
マガジンハウスの発行している雑誌 -
購入済み
それぞれの
お話しに、現長編作品のワードが出てきて
影だったり、突然のダンスだったり、
箱の闇への入り口だったり、
相変わらずの性の描写もあり
消化不良の未回収放置もあり、
発刊当時に読んでいたら
また違う感じ方をしていたかも知れなかったかな?
-
Posted by ブクログ
今だからこそ読みたい、読んでおくべき作品だと感じました!そして、読んでよかったと思いました。作はジェームズ・サーバーさん作、訳を村上春樹さんが手がけられています。
ストーリーは、第十二次正解大戦後の何もない世界からはじまります。何もない世界では、生きている人間も何も感じない無の世界…。そんな中、1人の女性が世界に残った最後の花を見つけ、その花を1人の男性と一緒に育てることになるのだが…。
過ちを繰り返すのが人間…でも、繰り返さないようにできるのも人間なのではないでしょうか…。先の大戦も、今まさに起きているウクライナ侵攻も、何のためなんでしょう?そこにあるのは大きな犠牲だけ…みんなわか -
購入済み
現在の
長編お伽噺とは違う現実的でちょっとだけ
お伽噺も含まれる小説でした。
そんな中でも、素敵でエッチな春樹節が
随所に散りばめられて相変わらずの雰囲気。
残り香程度のモヤモヤ感と、きちんと伏線回収
されて読みやすかったです。
ホントの禿げたかと禿げわしの違いを検索して
スッキリしました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ物語は、第12次世界大戦後の荒廃した文明、そして原始的な生活に回帰した人間たちの姿に始まる。 残されたただ1つの花を愛で、平和に暮らし始めた男女が家族を作り、さらに人口が増えて文明化した途端、また戦争を始める人間が現れ…
絵は全体的にとぼけたタッチのラフな線描だが、兵隊が列を成して現れる場面は5ページにも渡り、破滅を予感させる不気味さが際立っている。
「なぜ人間は戦争を繰り返すのか?」をテーマにしたこの絵本は、ナチスドイツがポーランドに侵攻した1939年に刊行されたという。
日本では1983年に『そして、一輪の花のほかは…』という邦題で出版され、その後絶版となっていたものが、最近 村上春樹 -
Posted by ブクログ
読む前はページ数と二段組の構成に怖気をなしていたが、さすが村上春樹、非常に読みやすい文章。しかし本書は地下鉄サリン事件について「こうだからこうです」とわかりやすい結論や正解を与えてくれる本ではない。62人へのインタビューを通し、善良な市民と異常なカルト教団という二分化に走ってしまう私たちの認識が本当に正しい見方なのか、という揺らぎを与えてくれる内容。社会には本当にたくさんの人々がいて、それぞれの人生があり、色々な痛みを抱えているんだということに実感を持つことができたし、とても意味のある一冊だったと思います。あとは時代もあるのか、ラッシュアワーの地下鉄に乗る人々だからなのか、とにかく仕事を頑張る