村上春樹のレビュー一覧

  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    30年以上前のムラカミ青年がやたらと気に入ってしまって、読み終えた今も再読している。

    この気弱で身勝手なセイネンは、今もこうしてみんなに待ち焦がれられていると思っていたでしょうか。
    なんだかんだで、素直なのでしょう。

    安西水丸氏との文章と絵の中でのひっそりとした掛け合いも実に良きであります。

    0
    2022年08月03日
  • TVピープル

    Posted by ブクログ

    村上春樹の短編集の中でもリズミカルな文体で読みやすい。我らの時代のフォークロアー高度資本主義前史ーと眠りがよかった。

    0
    2022年07月15日
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

    Posted by ブクログ

    「村上春樹」の紀行『雨天炎天 ―ギリシャ・トルコ辺境紀行―』を読みました。

    「坂本達」の自転車紀行エッセイ『やった。―4年3ヶ月の有給休暇で「自転車世界一周」をした男』に続き、旅の本で現実逃避です。

    -----story-------------
    「女」と名のつくものはたとえ動物であろうと入れない、ギリシャ正教の聖地アトス。
    険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。
    一転、若葉マークの四駆を駆って、ボスフォラス海峡を抜け、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ一周の旅へ―。
    雨に降られ太陽に焙られ埃にまみれつつ、タフでハードな冒険の旅

    0
    2022年06月27日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    相変わらずのエッセイのおもしろさ。
    村上春樹苦手〜って人多いけど、エッセイはまじでしょーもなくて最高だから(褒めてます)、1回読んでみてーーー。
    けど、個人的にはこの本じゃなくてもいい!なぜならこの本はちょっと小言みたいなのが多いから、村上春樹のエッセイ初心者が読むと、またよくない印象を植え付けてしまう気がするので。


    内容に関して、間違った日本語への不信感、めっちゃ同意!

    0
    2022年06月21日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    1話あたり3ページくらいの非常に短い話が収められています。癒されたり、不思議な気持ちになったり、笑えたりと、ストーリーによって色々な気持ちになりました。単純なストーリーのようだけど、想像力豊かな作品が多く、よくこんな話を書けるなあと関心しました。イラストにも癒されました!たまにはこんなショートストーリーを読むのもいいなと思いました。

    0
    2022年06月06日
  • 遠い太鼓

    Posted by ブクログ

    以前ギリシャ旅行をした時のお供として、友人の勧めで。
    東京でセカセカと仕事を終わらせて旅立ったギリシャの島。
    嘘みたいに静かで蒼く美しい海をたたえていて、人々はのんびりとしていて、重たいスーツケースもどこからか現れた少年達が隣町まで歩いて運んでくれるような…素朴な雰囲気がヨーロッパとは思えない、世界の裏側感を感じた。

    春樹さんが80年代バブルまっさかりの日本を離れてギリシャを点々としていた事は、彼の中でかなり大きなことになっているのだろうと思った。
    石垣が嵐で倒れても、また倒れるだろうことは予想できるのに、また同じ場所に石垣をみんなで作る
    効率優先、無駄な事と認識されるものが排除されていく現

    0
    2022年06月04日
  • さよなら、愛しい人

    Posted by ブクログ

    〈私立探偵フィリップ・マーロウ〉シリーズ第2段。チャンドラー作品は『ロング・グッドバイ』に続き2作目である。相変わらず正義感が強く、かつハードボイルドな主人公マーロウであった。伊坂幸太郎作品に出てくる屈強な殺し屋のような、個性豊かな人物がたくさん出てくるところも読みどころ。マーロウは私立探偵なので、どんなに苦境に立たされても人を殺めることは絶対にしない。そこが非常に好感が持てる。そして何より、独特のシニカルな口調が個人的にとても癖になる。彼のような才能があれば、世の中を上手く渡れるかもしれない。

    0
    2022年05月27日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上春樹のエッセイはまじでくだらなくて(褒めてる)、めっちゃおもしろいし気楽に読めるから、みんな読んだらいいと思う。
    水丸さんのイラストもよき。

    虫が大嫌いな水丸さん。毛虫の話の挿絵を描きたくなさすぎて「村上さん、きもちわるいよ」のメッセージを描いちゃうの、めっちゃジワった。可愛い。
    でも毛虫の話とナメクジの話はまじでキモイから要注意です。

    0
    2022年05月25日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    安西水丸の画集に村上春樹の雑文が付いてきたという印象。ただおなじみの羊男や双子の女の子が登場したり、巻末対談の読み応えだったり、見逃せない作品。1999年発行の新版には未収録作品とあとがきが追加されているので、そちらも必携である。

    0
    2022年05月16日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     主人公と免色との仕組まれた不思議な縁から物語は不思議な展開へと繋がっていく。例えばそうしたストーリーテリングであったり「騎士団長」の正体であったり、なぜそういう発想になりそうした表出になるのか摩訶不思議。ほか作品と比べると事象の説明が丁寧で早い段階で諸々回収しながら進んでいる気がするが、第2部に続く。

    0
    2022年05月07日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    5と6は一気に読めた。
    1Q84は読み終えた後の爽快感は村上春樹の作品の中で一番だった。
    物語が一つになって、突然語り手が不自然に入ってくるのも、それはそれで面白かった。
    読み始めた人は最後まで読んでほしい。
    社会問題に切り込んだ作品ではあるけれども、この本を読んでも作者の考えは多くわからない。
    でも、親子の関係については共通点がある。
    親の思想は子どもに良くも悪くも影響を与えるけども、青豆も天吾もふかえりも、親とは違う人生を歩むことができた。
    村上春樹のどの作品もそうであるように、この作品も音楽を文学に触れながら読むことができる。
    ペーパームーンや、シンフォニッタをこのように物語に組み込むな

    0
    2025年11月09日
  • 若い読者のための短編小説案内

    Posted by ブクログ

    小説とは自己と外部(社会?)との関わり方、摩擦、軋轢が基部にあって、それをどう受け入れるか、解決するか、もしくはどう逃れるか、ということと深く関わっていて、基本的にある種の狂気が含まれている。
    さすがに村上春樹の読み、人物・事象が何を象徴するかといったことを掴む力は高い。
    よく観察し、何度も繰り返し、疑問点を挙げる。この三点が重要。

    0
    2022年04月12日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    えっらい昔の話ですよ、コレ。
    作者が35〜6歳の時ですよ。
    国電なんて走ってますよ。
    切符ですよ。

    それでも変わらないものは変わらないし、真理は真理だし、村上春樹も安西水丸も面白いし、つまりいいものはいいって話。

    「どんな風に書くかというのは、どんな風に生きるかというのとだいたい同じだ」p.35

    「いちばんヤバイのが専門家の話、その次にヤバイのがかっこいいキャッチ・フレーズである。このふたつはまず信用しない方がいい。」p.38

    「年をとってから思いかえしてみると自分がすごくはりつめた青春時代を送ってきたような気がするものなのだが、実際にはそんなことはなくて、みんな馬鹿なことを考えながら

    0
    2022年04月04日
  • TVピープル

    Posted by ブクログ

    ちょっと評価をつけるのが難しいけども、、ノルウェイの森を読み終え、1Q84の途中でのこの本。

    大事な友達が色々と気分が落ち込んでた時に貸してくれた本です。

    分からない短編はほんとに分からなかったですが、読んで良かったです。
    村上春樹さんを全部読んだことがあるわけではないので、一概には言えないけれど、読んだ感想として「村上春樹は、分からないやつはほんとに分からないけど、響くやつはほんとに響く」

    と思いました。特に、我らの時代のフォークロアと眠りはすごい好きだったし、加納クレタ、ゾンビも面白く読めました。

    「深い哀しみにはいささかの滑稽さが含まれている」
    う~ん。分かる。

    0
    2022年04月01日
  • 辺境・近境

    Posted by ブクログ

    「村上春樹」の旅エッセイ『辺境・近境』を読みました。


    久しぶりの「村上春樹」のエッセイ。
    もう20年くらい前になりますが『ノルウェイの森』が大ヒットした前後に「村上春樹」という作家と出会い、何作か読んでいるうちに、小説よりもエッセイや紀行文の方が好きになったんですよね。

    題名は失念してしまいましたが、、、
    イタリアやギリシャに滞在した際のエッセイ(紀行文?)は、今でも断片的ながら覚えていますね。

    -----story-------------
    久しぶりにリュックを肩にかけた。
    「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町…。
    NY郊外の超豪華コ

    0
    2022年03月29日
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち

    Posted by ブクログ

    ものっすごい久しぶりに村上春樹のエッセイを読んだ。あぁそうだ、そうそう、こんな感じだった。読むといつも謎に心が落ち着くんだった。ほとんど得るものはないし、どの本でも同じようなことが書いてあると言えばそうなんだけど、読んでてなぜか大変心地よい。ホント不思議。
    今回も大変穏やかな気持ちで読むことができた。
    小説よりもむしろエッセイの方が好きかもしれない。

    0
    2022年03月24日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

    Posted by ブクログ

    結婚して幸せになるなんて、そんな馬鹿な話があるか。結婚とは共に苦しむこと。「井戸掘り」をすること。それを、こんなに面白いことはない、という。

    0
    2022年03月22日
  • やがて哀しき外国語

    Posted by ブクログ

    30年近く前に書かれたとは思えない

    ということは、日本のあまりの進歩の遅さにがっかりする

    特に男と女について

    0
    2022年03月21日
  • さよなら、愛しい人

    Posted by ブクログ

    初レイモンドチャンドラー。
    訳者はあの村上さん!
    ハードボイルドな世界観にめくるめくミステリー。
    魅力的なマーロウをはじめとするキャラクター達。
    読んでいてプリンが食べたくなってしまった。

    0
    2022年03月21日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんの長編小説はだいぶ前から読んでるが、エッセイは始めて。
    こんな人だと思わんかった。

    個人的には、ネコの当たりとハズレの話が印象に残った。
    あ、あと、電車の切符を耳に入れておくの。

    また別のエッセイも読もう。

    0
    2022年03月20日