村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「村上春樹」の紀行『雨天炎天 ―ギリシャ・トルコ辺境紀行―』を読みました。
「坂本達」の自転車紀行エッセイ『やった。―4年3ヶ月の有給休暇で「自転車世界一周」をした男』に続き、旅の本で現実逃避です。
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「女」と名のつくものはたとえ動物であろうと入れない、ギリシャ正教の聖地アトス。
険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。
一転、若葉マークの四駆を駆って、ボスフォラス海峡を抜け、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ一周の旅へ―。
雨に降られ太陽に焙られ埃にまみれつつ、タフでハードな冒険の旅 -
Posted by ブクログ
以前ギリシャ旅行をした時のお供として、友人の勧めで。
東京でセカセカと仕事を終わらせて旅立ったギリシャの島。
嘘みたいに静かで蒼く美しい海をたたえていて、人々はのんびりとしていて、重たいスーツケースもどこからか現れた少年達が隣町まで歩いて運んでくれるような…素朴な雰囲気がヨーロッパとは思えない、世界の裏側感を感じた。
春樹さんが80年代バブルまっさかりの日本を離れてギリシャを点々としていた事は、彼の中でかなり大きなことになっているのだろうと思った。
石垣が嵐で倒れても、また倒れるだろうことは予想できるのに、また同じ場所に石垣をみんなで作る
効率優先、無駄な事と認識されるものが排除されていく現 -
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5と6は一気に読めた。
1Q84は読み終えた後の爽快感は村上春樹の作品の中で一番だった。
物語が一つになって、突然語り手が不自然に入ってくるのも、それはそれで面白かった。
読み始めた人は最後まで読んでほしい。
社会問題に切り込んだ作品ではあるけれども、この本を読んでも作者の考えは多くわからない。
でも、親子の関係については共通点がある。
親の思想は子どもに良くも悪くも影響を与えるけども、青豆も天吾もふかえりも、親とは違う人生を歩むことができた。
村上春樹のどの作品もそうであるように、この作品も音楽を文学に触れながら読むことができる。
ペーパームーンや、シンフォニッタをこのように物語に組み込むな -
Posted by ブクログ
えっらい昔の話ですよ、コレ。
作者が35〜6歳の時ですよ。
国電なんて走ってますよ。
切符ですよ。
それでも変わらないものは変わらないし、真理は真理だし、村上春樹も安西水丸も面白いし、つまりいいものはいいって話。
「どんな風に書くかというのは、どんな風に生きるかというのとだいたい同じだ」p.35
「いちばんヤバイのが専門家の話、その次にヤバイのがかっこいいキャッチ・フレーズである。このふたつはまず信用しない方がいい。」p.38
「年をとってから思いかえしてみると自分がすごくはりつめた青春時代を送ってきたような気がするものなのだが、実際にはそんなことはなくて、みんな馬鹿なことを考えながら -
Posted by ブクログ
ちょっと評価をつけるのが難しいけども、、ノルウェイの森を読み終え、1Q84の途中でのこの本。
大事な友達が色々と気分が落ち込んでた時に貸してくれた本です。
分からない短編はほんとに分からなかったですが、読んで良かったです。
村上春樹さんを全部読んだことがあるわけではないので、一概には言えないけれど、読んだ感想として「村上春樹は、分からないやつはほんとに分からないけど、響くやつはほんとに響く」
と思いました。特に、我らの時代のフォークロアと眠りはすごい好きだったし、加納クレタ、ゾンビも面白く読めました。
「深い哀しみにはいささかの滑稽さが含まれている」
う~ん。分かる。
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Posted by ブクログ
「村上春樹」の旅エッセイ『辺境・近境』を読みました。
久しぶりの「村上春樹」のエッセイ。
もう20年くらい前になりますが『ノルウェイの森』が大ヒットした前後に「村上春樹」という作家と出会い、何作か読んでいるうちに、小説よりもエッセイや紀行文の方が好きになったんですよね。
題名は失念してしまいましたが、、、
イタリアやギリシャに滞在した際のエッセイ(紀行文?)は、今でも断片的ながら覚えていますね。
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久しぶりにリュックを肩にかけた。
「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町…。
NY郊外の超豪華コ